JPS601207Y2 - エンジンのブロ−バイガス処理装置 - Google Patents
エンジンのブロ−バイガス処理装置Info
- Publication number
- JPS601207Y2 JPS601207Y2 JP12908779U JP12908779U JPS601207Y2 JP S601207 Y2 JPS601207 Y2 JP S601207Y2 JP 12908779 U JP12908779 U JP 12908779U JP 12908779 U JP12908779 U JP 12908779U JP S601207 Y2 JPS601207 Y2 JP S601207Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- introduction passage
- blow
- passage
- blowby gas
- gas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、自動車等のエンジンのブローバイガス処理装
置に関するものである。
置に関するものである。
一般に、例えば実公昭５１−２７３８０号公報に開示さ
れているように自動車エンジンのクランクケースおよび
シリンダヘッドカバー等の内部に発生するブローバイガ
スを、このシリンダヘッドカバーと気化器絞り弁下流側
の吸気通路とを連通したブローバイガス導入通路を経て
吸気通路に吸引させているが、このブローバイガス導入
通路の中間部には、前記吸気通路の吸気負圧に応じて開
閉するｐｃｖ （ポジティブ・クランクケース・ベンチ
レーション）弁が介設されており、気化器絞り弁の全開
域においては、吸気負圧が小さいために、ＰＣＶ弁はブ
ローバイガス導入通路を閉じるように作動する。
れているように自動車エンジンのクランクケースおよび
シリンダヘッドカバー等の内部に発生するブローバイガ
スを、このシリンダヘッドカバーと気化器絞り弁下流側
の吸気通路とを連通したブローバイガス導入通路を経て
吸気通路に吸引させているが、このブローバイガス導入
通路の中間部には、前記吸気通路の吸気負圧に応じて開
閉するｐｃｖ （ポジティブ・クランクケース・ベンチ
レーション）弁が介設されており、気化器絞り弁の全開
域においては、吸気負圧が小さいために、ＰＣＶ弁はブ
ローバイガス導入通路を閉じるように作動する。
そのため、絞り弁全開域で多量に発生するブローバイガ
ス中のオイルミストは、シリンダヘッドカバーとエアク
リーナとを連通せしめた空気導入通路を経てエアクリー
ナに吹き上げられ、エアクリーナ内に装着したスポンジ
等の捕集材に捕集される。
ス中のオイルミストは、シリンダヘッドカバーとエアク
リーナとを連通せしめた空気導入通路を経てエアクリー
ナに吹き上げられ、エアクリーナ内に装着したスポンジ
等の捕集材に捕集される。
ところが、捕集材に捕集されたオイルミストは、しだい
に液状のオイルとなってエアクリーナ内に滞溜してエア
クリーナの目詰りを起し、エンジン出力の低下を招くと
ともに、エアクリーナを汚じて商品価値を損なう欠点が
ある。
に液状のオイルとなってエアクリーナ内に滞溜してエア
クリーナの目詰りを起し、エンジン出力の低下を招くと
ともに、エアクリーナを汚じて商品価値を損なう欠点が
ある。
本考案は、かかる欠点に□鑑みなされたものであって、
ＰＣ■弁上流のブローバイガス導入通路に、ブローバイ
ガス中のオイルミストを捕集する捕集材が内装された捕
集容器を介設し、捕集容器とエアクリーナを連通するど
ともに前記捕集材を介してブローバイガス導入通路と連
通する空気導入通路を設け、かつ空気導入通路の通路径
を捕集容器上流のブローバイガス導入通路の通路径より
小さくして、オイルミストがエアクリーナに吹き上げら
れるのを捕集材によって防止し、かつブローバイガスを
吸気通路に積極的に吸入させるようにしたエンジンのブ
ローバイガス処理装置を提供することを目的とする。
ＰＣ■弁上流のブローバイガス導入通路に、ブローバイ
ガス中のオイルミストを捕集する捕集材が内装された捕
集容器を介設し、捕集容器とエアクリーナを連通するど
ともに前記捕集材を介してブローバイガス導入通路と連
通する空気導入通路を設け、かつ空気導入通路の通路径
を捕集容器上流のブローバイガス導入通路の通路径より
小さくして、オイルミストがエアクリーナに吹き上げら
れるのを捕集材によって防止し、かつブローバイガスを
吸気通路に積極的に吸入させるようにしたエンジンのブ
ローバイガス処理装置を提供することを目的とする。
以下、本考案を図面の実施例に基づいて詳細に説明する
。
。
１はエンジン、２はヘッドカバーである。
３は該ヘッドカバー２内およびクランクケース１３内に
発生するブローバイガスを、気化器絞り弁４下流の吸気
通路５に導入するブローバイガス導入通路であって、該
ブローバイガス導入通路３に、ブローバイガス導入通路
３内を流れるブローバイガス量を吸気負圧の大きさに応
じて制御するＰＣ■弁６を介設し、かつ該ＰＣＶ弁６上
流のブローバイガス導入通路上流部７に、ブローバイガ
ス中のオイルミストを捕集するスポンジ等の捕集材８を
内装した捕集容器９を介設し、該捕集容器９とエアクリ
ーナ１０とを連通するととも、に前記捕集材８を介して
ブローバイガス導入通路上流部７と連通する空気導入通
路１１を設け、該空気導入通路１１の通路径り、を、捕
集容器９上流のブローバイガス導入通路上流部７の通路
径Ｄ２より小さく底形し、さらに、前記空気導入通路１
１が捕集容器９に開口する側の捕集材８を一部削除して
空隙１２を設け、該空隙１２の介在によ、つて捕集材８
に捕集：されているオイルミストが、ブローバイガスの
流動に同伴して捕集材８から離脱するのを防止している
。
発生するブローバイガスを、気化器絞り弁４下流の吸気
通路５に導入するブローバイガス導入通路であって、該
ブローバイガス導入通路３に、ブローバイガス導入通路
３内を流れるブローバイガス量を吸気負圧の大きさに応
じて制御するＰＣ■弁６を介設し、かつ該ＰＣＶ弁６上
流のブローバイガス導入通路上流部７に、ブローバイガ
ス中のオイルミストを捕集するスポンジ等の捕集材８を
内装した捕集容器９を介設し、該捕集容器９とエアクリ
ーナ１０とを連通するととも、に前記捕集材８を介して
ブローバイガス導入通路上流部７と連通する空気導入通
路１１を設け、該空気導入通路１１の通路径り、を、捕
集容器９上流のブローバイガス導入通路上流部７の通路
径Ｄ２より小さく底形し、さらに、前記空気導入通路１
１が捕集容器９に開口する側の捕集材８を一部削除して
空隙１２を設け、該空隙１２の介在によ、つて捕集材８
に捕集：されているオイルミストが、ブローバイガスの
流動に同伴して捕集材８から離脱するのを防止している
。
次に、本考案の作用について説明すると、エンジン１の
作動時、吸気通路５の吸気負圧がｐｃｖ弁６に作用する
と該ＰＣＶ弁６が開作動してブローバイガス導入通路３
を開く。
作動時、吸気通路５の吸気負圧がｐｃｖ弁６に作用する
と該ＰＣＶ弁６が開作動してブローバイガス導入通路３
を開く。
その際、捕集容器９上流のブローバイガス導入通路上流
部７の通路径Ｄ２が空気導入通路１１の通路径Ｄ１に比
して大きいため、吸気通路５の吸気負圧は前記ブローバ
イガス導入通路上流部７に効果的に作用してブローバイ
ガスを吸気通路５に積極的に吸入している。
部７の通路径Ｄ２が空気導入通路１１の通路径Ｄ１に比
して大きいため、吸気通路５の吸気負圧は前記ブローバ
イガス導入通路上流部７に効果的に作用してブローバイ
ガスを吸気通路５に積極的に吸入している。
しか腰気化器絞り弁４の全開域では、吸気負圧が小さい
ためにＰＣＶ弁６はブローバイガス導入通路３を閉じる
ように作動して吸気通路５にブローバイガスが吸入され
なくなる。
ためにＰＣＶ弁６はブローバイガス導入通路３を閉じる
ように作動して吸気通路５にブローバイガスが吸入され
なくなる。
その際、気化器絞り弁４全開域で多量に発生するブロー
バイガス中のオイルミストは捕集材８に完全に捕集され
るため、該オイルミストが空気導入通路１１を経てエア
クリーナ１０に吹き上げられるのを防止でき、液状のオ
イルがエアクリーナ１０内部に滞溜するのを未然に防止
できる。
バイガス中のオイルミストは捕集材８に完全に捕集され
るため、該オイルミストが空気導入通路１１を経てエア
クリーナ１０に吹き上げられるのを防止でき、液状のオ
イルがエアクリーナ１０内部に滞溜するのを未然に防止
できる。
本考案は上記の説明から明らかなように、捕集容器上流
のブローバイガス導入通路の通路径が、空気導入通路の
通路径に札して大なるために、吸気通路の吸気負圧が前
記ブローバイガス導入通路に効果的に作用してブローバ
イガスを吸気通路に積極的に吸入しており、また、ＰＣ
Ｖ弁がブローバイガス導入通路を閉じるように作動する
気化器絞り弁の全開域では捕集容器の捕集材によってオ
イルミストが完全に捕集されるので、オイルミストが空
気導入通路を経てエアクリーナに吹き上げられるのを防
止できて液状のオイルがエアクリーナ内部に滞溜するの
を未然に防止でき、エアクリーナの商品価値を向上でき
るとともに、エンジンの出力障害をも解消できるという
優れた効果をもつものである。
のブローバイガス導入通路の通路径が、空気導入通路の
通路径に札して大なるために、吸気通路の吸気負圧が前
記ブローバイガス導入通路に効果的に作用してブローバ
イガスを吸気通路に積極的に吸入しており、また、ＰＣ
Ｖ弁がブローバイガス導入通路を閉じるように作動する
気化器絞り弁の全開域では捕集容器の捕集材によってオ
イルミストが完全に捕集されるので、オイルミストが空
気導入通路を経てエアクリーナに吹き上げられるのを防
止できて液状のオイルがエアクリーナ内部に滞溜するの
を未然に防止でき、エアクリーナの商品価値を向上でき
るとともに、エンジンの出力障害をも解消できるという
優れた効果をもつものである。
図面は本考案の実施態様を例示した自動車エンジンの吸
気系統概略図である。 １・・・・・・エンジン、３・・・・・・ブローバイガ
ス導入通路、４・・・・・・気化器絞り弁、５・・・・
・・吸気通路、６・・・・・・ｐｃｖ弁、８・・・・・
・捕集材、９・・・・・・捕集容器、１０・・・・・・
エアクリーナ、１１・・・・・・空気導入通路、Ｄｌ、
Ｄ２・・・・・・通路径。
気系統概略図である。 １・・・・・・エンジン、３・・・・・・ブローバイガ
ス導入通路、４・・・・・・気化器絞り弁、５・・・・
・・吸気通路、６・・・・・・ｐｃｖ弁、８・・・・・
・捕集材、９・・・・・・捕集容器、１０・・・・・・
エアクリーナ、１１・・・・・・空気導入通路、Ｄｌ、
Ｄ２・・・・・・通路径。
Claims (1)
- エンジン内に発生するブローバイガスを、気化器絞り弁
下流の吸気通路に導入するブローバイガス導入通路に、
該ブローバイガス導入通路内を流れるブローバイガス量
を、吸気負圧の大きさに応じて制御するＰＣＶ弁を介設
し、かつ該ＰＣＶ弁上流のブローバイガス導入通路に、
ブローバイガス中のオイルミストを捕集する捕集材を内
装した捕集容器を介設し、該捕集容器とエアクリーナと
を連通するとともに前記捕集材を介してブローバイガス
導入通路と連通する空気導入通路を設け、該空気導入通
路の通路径を捕集容器上流のブローバイガス導入通路の
通路径より小さくしたことを特徴とするエンジンのブロ
ーバイガス処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12908779U JPS601207Y2 (ja) | 1979-09-17 | 1979-09-17 | エンジンのブロ−バイガス処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12908779U JPS601207Y2 (ja) | 1979-09-17 | 1979-09-17 | エンジンのブロ−バイガス処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5645112U JPS5645112U (ja) | 1981-04-23 |
| JPS601207Y2 true JPS601207Y2 (ja) | 1985-01-14 |
Family
ID=29360869
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12908779U Expired JPS601207Y2 (ja) | 1979-09-17 | 1979-09-17 | エンジンのブロ−バイガス処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS601207Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-09-17 JP JP12908779U patent/JPS601207Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5645112U (ja) | 1981-04-23 |
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