JPS6011950B2 - 粘着テ−プ - Google Patents

粘着テ−プ

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JPS6011950B2
JPS6011950B2 JP12741677A JP12741677A JPS6011950B2 JP S6011950 B2 JPS6011950 B2 JP S6011950B2 JP 12741677 A JP12741677 A JP 12741677A JP 12741677 A JP12741677 A JP 12741677A JP S6011950 B2 JPS6011950 B2 JP S6011950B2
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史朗 五明
高秀 小堀
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Shin Etsu Chemical Co Ltd
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Adhesive Tapes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は粘着剤層の支持体への投錨性がすぐれており
、かつ、接着力が大きい粘着テープに関するものである
従来、テープ状の支持体上に、Si02単位と(CQ)
3Si○o.5単位とからなる共重合体と分子鎖両末端
が水酸基で封鎖された高重合度ジオルガノポリシロキサ
ンとを縮合させて得られるシリコーン粘着剤の層を設け
てなる粘着テープが知られている。
このシリコ−ン粘着剤は粘着力、接着力、凝集力にすぐ
れているとともにシリコーン本来の特徴である耐熱性、
電気特性、低温特性、耐水性にも顕蓄にすぐれていると
いう特徴を有するが、反面このものは前記支持体が有機
ふつ素樹脂、ポリィミド樹脂、ポリアミドィミド樹脂、
ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂などで作られたもの
であると、それら支持体への投錨力が劣るという欠点を
有する。すなわちこのような粘着テープはゴムロールな
どの部分的な包被あるし、はその他各種の目的に適用す
ると、粘着剤層が粘着面へ移行し、作業上いろいろな支
障をきたすほか、これをロール状に巻かれた状態のまま
で長期間保存したのちに使用する場合にも粘着剤層がテ
ープの背面に移行し、粘着テープとしての機能を果せな
いなどの難点があった。このため、かかる粘着テープに
ついては、その製造時に支持体の表面をあらかじめナト
リウムアミドやナフタリン溶液または重クロム酸カリウ
ム溶液などを用いて化学処理する方法、支持体の表面を
あらかじめ電気的に処理する方法、機械的に表面をエッ
チング(組面化)する方法、および前述の方法で処理ま
たは禾処理の表面に、カーボンファンクショナルシラン
類などのプライマーを下塗りする方法など種々の改良方
法が提案されている。
しかしながら、これらの方法によっても該投錨性の十分
な向上は達成されず、粘着剤層の貼着面、テープ背面へ
の移行現象はなお解消されなかった。特に貼着面がシリ
コーンゴムなどの材質であると、この移行現象が顕著に
起る。この発明はかかる従来の欠点を除去した粘着テー
プを提供しようとするもので、これはテープ状支持体上
に、{ィ}一般式(式中のRは置換もしくは非置換の一
価炭化水素基、R′は水酸基、アルコキシ基または置換
もしくは非置換の一価炭化水素基を表し、nは30〜1
0000の整数である。
ただし、RおよびR′で示される全有機基のうち0.0
02〜20モル%はアルケニル基である。)で示される
ジオルガノポリシロキサンの30〜7の重量部と、Si
02単位とR′SiQ.5単位(R′は前記と同様の意
味を表す)とのモル比が1:0.3〜1:1.2であり
、1分子中にけし、素原子に直結した水酸基を少なくと
も1個有する共重合体70〜3値重量部とを部分縮合さ
せてなるオルガノポリシロキサン、‘ロー前記‘ィ)成
分中のビニル基1個あたり1〜3の固のSi−日結合を
与えるに充分な量のオルガノハイドロジエンポリシロキ
サン、およびN触媒量の白金系触媒からなるオルガノポ
リシロキサン組成物の処理層を介してシリコーン粘着剤
の層を形成してなる粘着テープに関するものであり、こ
のものは粘着剤層の支持体への投錨性がきわめてすぐれ
ており、しかも貼着面への接着力が大きく、また、ロー
ル状に巻かれた状態のままで長期間保存したのちに使用
する場合にも粘着剤層がテープの背面に移行することが
ないという特徴を有する。以下本発明を詳しく説明する
本発明に使用される下塗り剤としてのオルガノポリシロ
キサン組成物は、前記‘ィ}〜し一成分から横成されて
いるが、まず、この【ィ}成分は前記一般式(1)で示
されるジオルガノポリシロキサン30〜7の重量部と、
Si02単位とR′3Si○o.5単位との共重合体7
0〜3匹重量部とを混合加熱して、部分的に縮合反応さ
せることにより得られるものである。
(1)式中のRは置換もしくは非置換の一価炭化水素基
をまた(1)式中および共重合体におけるR′は水酸基
、アルコキシ基または置換もしくは非置換の一価炭化水
素基を表し、これらの置換もしくは非置換の一価炭化水
素基としてはメチル基、エチル基、ブロピル基などのア
ルキル基、ビニル基、アリル基などのアルケニル基、フ
ェニル基などのアリール基、およびこれら炭化水素基の
炭素原子に縮合している水素原子が部分的にハロゲン原
子、シア/基等で置換した基が例示される。(1)式で
示されるジオルガノポリシロキサンについては、その重
合度を示すnの値が30〜10000、好ましくは10
00〜8000の範囲であることが必要とされるが、こ
れは【ィー〜内成分よりなるオルガノポリシロキサン組
成物によって形成される下塗りとしての処理層が凝集力
が大きく、かつ接着力、粘着力にすぐれたものとするた
めである。
また、{ィ}成分は‘ロ}成分であるオルガノハイドロ
ジェンポリシロキサンと白金系触媒の存在下に付加反応
して凝集力、粘着力にすぐれた処理層を形成することが
必要とされ、このためには(1)式で示されるジオルガ
ノポリシロキサンのけし、素原子に結合している全有機
基のうち0.002〜20モル%好ましくは0.1〜5
モル%がアルケニル基であることが必要とされる。この
アルケニル基の量が少なすぎると架橋密度が4・さくな
るため凝集力にすぐれた処理層を得ることができず、他
方、これが多すぎると架橋密度が大きくなって処理層が
硬くなり粘着性に劣るものとなる。このような(1)式
のジオルガノポリシロキサンは、前記RおよびR′の定
義からも明らかなとおり、その分子鎖末端の構造として
はヒドロキシジメチルシリル基、ヒドロキシジフェニル
シリル基、ヒドロキシメチルフェニルシリル基、ヒドロ
キシメチルビニルシリル基、ヒドロキシフェニルビニル
シリル基などのヒドロキシジオルガノシリル基、トリメ
チルシリル基、トリフェニルシリル基、ビニルジメチル
シリル基、ビニルジフェニルシリル基などのトリオルガ
ノシリル基のいずれであってもよく、また、分子鎖中の
構造としてはそれを構成するジオルガノシロキサン単位
が1種類に限定されず、これは2種またはそれ以上のジ
オルガ/シロキサン単位の共重合体であってもよいこと
はもちろんである。
つぎに、上記した(1)式のジオルガノポリシロキサン
と部分的に縮合反応される、Si02単位とR′3Si
○o.5単位との共重合体は、従来当業者によく知られ
ているものであって、これはたとえばSi02単位を構
成する水ガラス、オルソェチルシリケート、エチルポリ
シリケートの少なくとも1種と、R′3Si0岬単位を
構成するトリメチルクロロシラン、トリメチルメトキシ
シラン、トリフエニルクロロシラン、フエニルジメチル
クロロシラン、フエニルジメチルメトキシシラン、ジメ
チルビニルクロロシラン、ジメチルビニルメトキシシラ
ンなどのシランの少なくとも1種とを共加水分解縮合さ
せることにより得られる。
このSi02単位とR′3Si0o.5単位との共重合
体については、Si02単位が多すぎると(1)式のジ
オルガノポリシロキサンとの相溶性に劣るようになって
それと部分縮合させることが困難となり、少なすぎると
凝集力にすぐれた処理層を得ることが困難となるので、
Si02単位:R′3Si○o.5単位のモル比が1:
0.3〜1:1.2であることが必要とされる。
また、(1)式のジオルガノポリシロキサンと上記共重
合体とを部分縮合反応させるにあたって、ジオルガノポ
リシ。
キサンの量が多すぎる場合には、粘着力、接着力にすぐ
れた処理層を得ることができず、他方少なすぎる場合に
は凝集力にすぐれた処理層を得ることができないので、
これは前記したようにジオルガノポリシロキサンの30
〜7の重量部に対して共重合体の量を70〜3の重量部
とすることが必要とされる。‘o}成分としてのオルガ
ノハイドロジェンボリシロキサンは、前記{ィ}成分と
架橋化反応する成分であり、これには下記のものが例示
される。
い/a\卓 /b Rは前記と同様の意味、Meはメチル基、a=2〜4、
b=0〜4、ただしa+b=3〜8RおよびMeは前記
と同様の意味、R′は水素原子または一価炭化水素基、
p=0〜300リq=0〜3000ただし1分子中けし
、素原子に結合した水素原子を2個以上有するものとす
る。
RおよびR″は前記と同様の意味、c=1または2、d
=2または3、ただしc十d=4〔RSi○,.5〕単
位と〔(R)(H)Si○〕単位とさらに場合により〔
R2SiO〕単位とからなる樹脂構造のオルガノハイド
ロジェンポリシロキサンレ一成分としての白金または白
金化合物は、従釆、ピニル基含有オルガノポリシロキサ
ンとオルガノハイドロジェンポリシロキサンとの付加反
応用触媒として公知とされているものでよく、これには
塩化白金酸、アルコール変性塩化白金酸、塩化白金酸と
オレフインとのコンプレックス、白金、黒、ァルミナ、
シリカなどの坦体に固体白金を担持させたものなどが例
示される。
本発明の粘着テープは、以上述べた{ィー〜し一成分か
らなるオルガノポリシロキサン組成物をテ−プ状支持体
の面に下塗りとして塗布し、この塗布層を必要に応じ加
熱処理した後、この面に従来公知のシリコーン粘着剤の
層を形成することにより製造される。
上記オルガノポリシロキサン組成物の塗布にあたってそ
の塗布し易くする目的のため、溶剤でうすめたり、また
、塗膜をさらに補強する目的のために微粉末シリカ系の
充填剤や、これら充填剤と前述の必須成分との混合を容
易にし、また一体化する目的で徴量添加するシリコーン
系の濡れ剤(界面活性剤)および着色を目的として添加
する無機質、有機質の顔料、染料などの添加混合は、こ
の発明の目的、効果を妨げない限り、差支えない。
一方、この発明の方法に適用されるシリコーン粘着剤と
しては従釆公知のもの、たとえば、Si02単位と(C
H3)3Si○o.5単位とのモル比が1:0.4〜1
:1である英重合体30〜70重量部とジメチルポリシ
ロキサン生ゴム70〜3の重量部とより成るもの、ある
いはこのジメチルポリシロキサン生ゴムとして部分的に
フェニル基を含むものを使用して成るもの(特公昭30
−5186号公報、同32−5099号公報参照)が例
示され、これには市販品として信越化学社製KR−10
1、ダウコーニング社製DC−280などがある。
この発明に使用されるテープ状支持体としてはポリテト
ラフルオロエチレン、ポリトリフルオロモノクロロエチ
レン、テトラフルオロエチレンとへキサフロロプロピレ
ンとの共重合体などのような有機ふつ素系重合体から作
られたもの、あるいはこれらの有機ふつ素系重合体で表
面被覆したガラス繊維布テープ、ならびにそれらのシー
ト状物などが例示される。
この発明にかかわる粘着テープはこのようなテープの表
面に、まず前記した‘ィ}〜し一成分からなる組成物の
処理層を形成させ、ついでこの処理層上に各種有機溶媒
に溶解してなるシリコーン粘着剤の塗布液を適宜の方法
でコーティングして粘着剤層を形成させることにより製
造される。
{ィー〜し一成分からなるオルガノポリシロキサン組成
物の塗布量は、これを支持体に対して、0.02夕/〆
以上、とくには0.2タ′め以上とし、またシリコーン
粘着剤のそれを膜厚でおおむね0.001〜0.5帆の
範囲となるようにすればよい。
本発明にかかわる粘着テープは、下塗り層としての【ィ
ー〜し一成分よりなるオルガノポリシロキサン組成物が
、シリコーン粘着剤層に対してすぐれたプライマー的効
果を示すので、シリコーン粘着剤層の支持体への投錨力
が大きく、したがって、いわゆる“糊はがれ”、“糊の
うき”と称している好ましくない現象を起さないという
すぐれた特長をもっている。
もう一つの特長として、従釆のシリコーン粘着テープ類
は、長期間の保存中に大気の温度、湿度の影響をうけて
、“糊はがれ”や粘着剤層のはみ出し、および支持体と
粘着剤層とのずれによろいわゆる“タケノコ”現象を起
しがちなため、長期にわたる保存に耐えず、また保存の
管理も非常に大変であるなどの問題点をもっていたが、
この発明により得られる粘着テープは、支持体に対する
該オルガノポリシロキサン組成物の密着性、および該組
成物に対するシリコーン粘着剤の密着隆が非常にすぐれ
ているために、シリコーン粘着剤として凝集力の比較的
大きいタイプの粘着剤でも使用することができるなどの
理由で、前述の欠点が全く起らないすぐれた特長をもっ
ているほか、このものは種々の材質の面に対してきわめ
てすぐれた接着力を示し、さらにこの発明本来の主目的
である種々の材質面に対する長期間の貼着後に剥離した
場合、貼着面に全く粘着剤層の移行が認められないとい
うきわめてすぐれた利点を示す。
つぎに、本発明の実施例をあげる。ただし、以下の記載
における各データの測定条件はつぎのようである。
〔粘着力〕
傾斜角300の斜面で助走距離10弧のところから鋼球
(JISG4805のSUJ2)をころがして、粘着剤
層10伽の範囲内で止る鋼球の最大の直径(インチ)で
示した(傾斜)式ボールタック測定法)。
測定時の条件として温度25±2℃、相対湿度65±5
%である。〔接着力〕 SUS27CPのステンレス板(厚さ1.仇吻、中30
肌、長さ160肌)の中央に、試験片の粘着剤層側を下
側にして軽く貼り、この上からローラー(厚さ約6側の
ゴムの層で被覆された重さ2000±50夕の金属製の
もの)で、圧着速度を約300側/分で1往復して試験
片を圧着する。
圧着し終った試験片は30分以上25q0±2℃、65
±5%RHの垣温恒温室に放置した後、遊びの部分を1
800に折り返し、30仇舷/分の速度で連続して引き
剥がしたときの剥離力で示した。〔凝集力〕 ステンレス板に、高さ2仇肋、中仙肋の面積で試験片を
貼りつけ、荷重lk9をかけ、25土2℃、65±5%
RHのふん囲気中に30分放置した後のズレ距離をもっ
て示した。
〔粘着剤層のテープ背面への移行性〕
ボビンにロール巻さした粘着テープを50qot 90
%RHのふん囲気中に7日間放置したのち、25±20
0、65±5%RHのふん囲気中に30分間放置し、つ
ぎに、巻き戻し速度、50〜100の/分に相当する速
度で急激に巻き戻したとき、粘着剤層がテープ背面に移
行したり、粘着剤層にウキが発生するか否かを肉眼で判
定した。
参考例 塗布液1〜Wをつぎのように調製した。
塗布液1: Me3Si○o.5単位0.7モルとSi02単位1モ
ルとの割合からなるメチルポリシロキサン樹脂5碇部(
部は重量部を示す。
以下同様)と、Me2Si○単位98モルと(C母=C
H)(Me)Si0単位2モルとの割合からなる生ゴム
状ジオルガノポリシロキサン5碇都とをトルェンととも
に混合し、これを100〜130午0の温度で約6時間
部分縮合反応させて、ビニル基含有オルガノポリシロキ
サンの60%トルェン溶液を得た。このトルェン溶液に
対して、分子鎖両末端がトリメチルシリル基で封鎖され
、平均重合度が200で、けし、素子に直結した水素原
子の含有量が100タ中0.5個であるメチルハイドロ
ジエンポリシロキサンを2重量%添加し、これに白金量
が1強風となるように塩化白金酸を加え、さらにトルェ
ンで不揮発分が3の重量%となるように希釈して塗布液
1を調製した。塗布液0: シリコーン系粘着剤KRIOI−10(信越化学社商品
名)10碇部‘こ、過酸化ペンゾィル1.2部およびト
ルェン10碇郡を加え塗布液Dを調製した。
塗布液m:Me3Si○■単位0.55モルとSi02
単位1モルとの割合からなるメチルポリシロキサン樹脂
45部と、Me2Si○単位99モルと(CH2=CH
)(Me)Si0単位1モルとの割合からなる生ゴム状
ジオルガノポリシロキサン55部とをトルェンとともに
混合し、これを約120℃で1畑時間部分縮合反応させ
て、ビニル基含有オルガノポリシロキサンの60%トル
ェン溶液を得た。このトルェン溶液100部に対して、
Me3Si○o.5単位とMe2Si0単位と(Me)
(H)Si0単位とからなり、平均重合度が360で、
けい素原子に直結した水素原子の含有量が100多中0
.25個であるメチルハイドロジヱンポリシロキサンを
4部加え、これに白金量が20肌となるように塩化白金
酸を加え、さらにトルェンで不揮発分が3の重量%とな
るように希釈して塗布液mを調製した。
塗布液N: Me3Si○o.5単位0.9モルとSi02単位1モ
ルとの割合からなるメチルポリシロキサン樹脂60部と
、Me2Si○単位と(Me)(C6日5)Si○単位
と(CH2=CH)(Me)Si○単位とからなる生ゴ
ム状ジオルガノポリシロキサン(全有機基中ピニル基3
モル%、フェニル基1モル%)4戊都とをトルェンとと
もに混合し、これを約110q0で12時間部分縮合反
応させて、ビニル基含有オルガノポリシロキサンの60
%トルェン溶液を得た。
このトルェン溶液100部に対して、(Me)2(H)
Si○小5単位と(Me)(H)Sj○単位とC64S
i0,.5単位とMe2SiO単位とからなり、平均重
合度が50で、けし、素原子に直結した水素原子の含有
量が100タ中0.針圏、全有機基中フェニル基が2モ
ル%であるオルガノハイドロジエンポリシロキサンを6
部加え、これに白金量が3奴血となるように塩化白金酸
を加えて塗布液Wを調製した。
実施例 1厚さ0.08側のポリテトラフルオロェチレ
ン片面を、ナトリウムアミドで処理したテープ、および
ポリエステルテープ、ポリイミドテープ、ガラスクロス
テープに、参考例で調製した塗布液1を塗布し、150
ooで15分間乾燥硬化させ厚さ0.05側の処理層を
形成し、ついでこの上に塗布液0を塗布して18000
で10分間乾燥して厚さ0.035柳の粘着剤層を形成
させ、粘着テープを作った。
これらのテープの諸特性を第1表に示す。第1表中にあ
る比較例1は、塗布液1を全く使用しない場合を示した
ものである。第1表から、本発明による効果が明確であ
り、得られた粘着テープは、粘着剤層の貼着面への移行
が全くなく、作業性、性能とも極めてすぐれてし、た。
第1表 ○印 移行性が全く認められるいo △〃 一部移行性が認められる。
×〃 全面移行性が認められるo 実施例 2 参考例に示した塗布液mを、実施例1で用いた材質のテ
ープに塗布し、150こ○で10分間乾燥硬化させて、
更に塗布液0を塗布して粘着剤層を作り、160qoで
15分間乾燥して得られた粘着テープの諸性能を第2表
に示す。
なお、第2表中の比較例3は、塗布液Wの代りにシリコ
ーン系粘着剤SH−4280〔トーレシリコーン社製商
品名〕に過酸化ペンゾイルを1.2%とトルェンを10
0%混合したものを用いた。
第2表実施例 3 実施例1で開いたテープと同じテープに塗布液vを実施
例1と同じ条件で処理し、ついで、この上に実施例1で
用いた塗布液ロを塗布し実施例1と同じ条件で処理して
作った粘着テープの性能を第3表に示す。
なお、第3表中の比較例4は、塗布液Vを全く使用せず
に、塗布液Dのみを塗布して、粘着剤層を形成させた場
合のデータ−を示したものである。
第3表

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 テープ状支持体上に、(イ)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中のRは置換もしくは非置換の一価炭化水素基、R
    ′は水酸基、アルコキシ基または置換もしくは非置換の
    一価炭化水素基を表わし、nは30〜10000の整数
    である。 ただし、RおよびR′で示される全有機基のうち0.0
    02〜20モル%はアルケニル基である。)で示される
    ジオルガノポリシロキサンの30〜70重量部と、Si
    O_2単位とR′_3SiO_0_._5単位(R′は
    前記と同様の意味を表す)とのモル比が1:0.3〜1
    :1.2であり、1分子中にけい素原子に直結した水酸
    基を少なくとも1個有する共重合体70〜30重量部と
    を部分縮合させてなるオルガノポリシロキサン、(ロ)
    前記(イ)成分中のビニル基1個あたり1〜30個のS
    i−H結合を与えるに充分な量のオルガノハイドロジエ
    ンポリシロキサン、および(ハ)触媒量の白金系触媒か
    らなるオルガノポリシロキサン組成物の処理層を介して
    シリコーン粘着剤の層を形成してなる粘着テープ。
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