JPS6011758Y2 - ブラシレスモ−タの正逆回転制御装置 - Google Patents

ブラシレスモ−タの正逆回転制御装置

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JPS6011758Y2
JPS6011758Y2 JP1977152206U JP15220677U JPS6011758Y2 JP S6011758 Y2 JPS6011758 Y2 JP S6011758Y2 JP 1977152206 U JP1977152206 U JP 1977152206U JP 15220677 U JP15220677 U JP 15220677U JP S6011758 Y2 JPS6011758 Y2 JP S6011758Y2
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JP1977152206U
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JPS5477908U (ja
Inventor
重利 納田
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ソニー株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はブラシレスモータの正逆回転制御装置の改良に
関する。
従来のブラシレスモータの正逆回転制御装置としては、
例えば第1図及び第2図に示す如<ロータの磁極位置検
出素子M□〜M3(4端子磁気抵抗効果素子等)の制御
電流の方向を切換えるようにしたものが周知である。
第1図及び第2図においてW1〜W3は固定子巻線、A
□1〜ん、は差動増幅器、D□□〜D31はダイオード
、T1.T2はトランジスタ、R11〜R41,R5□
は抵抗、Eは直流電源、Slはスイッチである。
今、第1図の装置で、スイッチS□の切換に応じてトラ
ンジスタT1. T2は交互にオンオフし、これに応答
して位置検出素子M1〜M3の制御電流の方向が変り、
周知の如く、ロータ(図示せず)の回転トルク方向も変
化する。
また第2図の装置においては、スイッチS□の切換に応
じてトランジスタT□がオンオフし、トランジスタT1
がオンの場合には制御電流は抵抗R4□、位置検出素子
M□〜M3、抵抗R3゜、トランジスタT1を介して流
れ、トランジスタT1がオフの場合には抵抗R2゜、位
置検出素子M1〜M3、抵抗R,を介して流れるので、
ロータの回転トルクの方向もこれに応じて正又は逆方向
に変化する。
このように従来の装置では、制御電流は直流電源Eから
第1図の抵抗R21,R11又は第2図の抵抗R2□、
R4□を介して供給されるが、第1図に示す如くトルク
むら軽減のために、差動増幅器A1□〜A31とダイオ
ードD11〜D31から成るインターロック回路(駆動
回路)を各相に設けている場合には、第1図から明らか
なように位置検出素子の内部等価回路は抵抗網であるた
め、インターロック回路のダイオードがオンオフする毎
に、位置検出素子M1〜M3から戊る電源端子1,2間
の並列合成抵抗値は当然変化し、上記端子間の電圧は変
動する。
かくして各相が順次切換わるのに伴ない位置検出素子M
1〜M3の電源端子1,2間にクロストーク信号が発生
する。
その結果、例えば位置検出素子M□の出力電圧が少し負
になり、差動増幅器A1□の出力が低レベルになるポイ
ントでは、このA□□の出力が電源端子1,2の中点電
位を超えると、ダイオードD3□がオンになり、差動増
幅器A31の入力をロックするので、差動増幅器A31
の出力は低レベルから高レベルに、またダイオードD2
□はオンからオフに移行する。
上述した動作をとる時間帯、即ち、第6図に示す如くダ
イオードD31がオンになり、D21がオフになる迄の
t1〜t2の時間帯では、第1図の回路構成から明らか
な如く、電源端子1,2の端子電圧が変動するので、ク
ロストーク信号(電源端子1の大きな電位変動)が発生
し、これに伴なって位置検出素子M1の出力も変動する
この出力電圧の変動が、内部構成上、例えば負の不平衡
電圧を有していた場合には、正に移行する場合があり、
この場合には差動増幅器A□1の出力は高レベルに移行
し、以下順次同様の動作をくり返し、差動増幅器A□□
及びん、のスルーレート等で決まる周波数で発振するこ
とになる。
上述のようにインターロック回路の影響で位置検出素子
の電源端子間のクロストークを原因とする発振点があれ
ば、最初からこの点に相当する位置にロータが位置して
いて、負荷をかけた状態で電源投入後に、その発振が原
因で始動トルクが激減し、始動が困難になる欠点があっ
た。
本考案者は先にかかる従来装置の欠点を解消して上記ク
ロストークを除去すると共に安定かつコンパクトに構成
したブラシレスモーフの正逆回転制御装置に関する考案
(実願昭52−9829崎(実開昭54−2602吋公
報))を出願した。
次に上記考案を説明すると、第3図において、A工。
は演算増幅器(比較器)で、その出力端子と負側入力端
子とを接続して強い負帰還をかけているため、出力イン
ピーダンスはほとんど零であり、その出力電位は抵抗R
13,R23で分割された一定電位ER□3/R13+
R23に保持され、一種の定電源回路を構成している。
演算増幅器A1gの出力端子は位置検出素子M1〜M3
の一方の電源端子1に接続されている。
他方の電源端子2は直接スイッチS□に接続されている
而してスイッチS1を直流電源Eに切換えれば、制御電
流は電源Eの端子3から位置検出素子M1〜M3を介し
て演算増幅器AI3の出力端子に流れこみ、また零電位
に切換えれば、演算増幅器A13の出力端子から位置検
出素子M□〜M3を介して電源Eの端子4に流れこむの
で、従来と同様にロータの回転トルクの方向を、正又は
逆方向に変化させることができる。
この場合、本装置では、制御電流を電源Eから抵抗を介
して供給せず、内部インピーダンスがほとんど零の定電
源回路を介して供給しているため、従来のようにインタ
ーロック回路による位置検出素子の電源端子間のクロス
トークを原因とする発振はほとんど発生しない。
上述した如く第3図の回路は従来の欠点を改善し優れた
動作特性を有しているが、なお次のような改良の余地を
残している。
即ち位置検出素子M□〜M3のバイアス電流は前記定電
圧源から供給されており、しかもダイオードD1□〜D
31でインターロックをかけている場合には、ホール素
子等の内部抵抗の小さい位置検出素子を使用すると、該
素子に大きな電流が流れる。
このためかかる電流を制限すべく、位置検出素子の電源
側に直列に抵抗を挿入することが考えられる。
しかしながら、このようにすると、各位置検出素子を互
いに並列に接続しているため、インターロックのかかつ
ていない相の位置検出素子のバイアス電流が極端に少な
くなって感度が低下する。
本考案はかかる事由に鑑みて、第4図及び第5図に示す
ような更に改良したブラシレスモーフの正逆回転制御装
置を提案するものである。
第4図において、第3図と相異する点は比較器A□3と
各位置検出素子M□〜M3との接続関係である。
即ち各位置検出素子M1〜M3の一方の入力は比較器A
□3の出力に、また他方の入力は比較器A□3の負入力
に接続し、A□3の正入力に抵抗R,23゜R13で決
まる基準電位が印加されるようになっている。
今、スイッチS□を端子a又はbに切換えた場合、比較
器A13は高レベル又は低レベルに飽和し、その出力は
Vcc又は接地電位にほぼ等しくなり、A13の出力又
はVccから位置検出素子M1〜鳩を介して接地又はA
13の出力に向って流れ、モータを正又は逆方向に回転
せしめることになる。
かくして位置検出素子には第3図の回路よりも2倍の電
源電圧が印加されることになるので、その感度も2倍改
善される。
なお位置検出素子としてホール素子等のように内部抵抗
の小さな素子を使用する場合は1.第5図に示す如く抵
抗R3,R4を挿入すればよい。
従って内部抵抗の異なる位置検出素子でも併用できる。
以上説明したように本考案によれば本考案者の先に出願
した回路の利点を全て有する他に、位置検出素子の感度
を2倍改善し、かつ内部抵抗の異なる位置検出素子でも
併用でき、回路全体が極めてコンパクトになるのでブラ
シレスモータ内に組み込むことも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は夫々従来のブラシレスモーフの正逆
回転制御装置を示す回路図、第4図は本考案の一実施例
の主要部を示す回路図、第5図は本考案の他の実施例を
示す回路図、第6図は第1図の装置の動作説明用タイム
チャートである。 E・・・・・・直流電源、S工・・・・・・スイッチ、
A□3・・・・・・比較器、M□〜M3・・・・・・位
置検出素子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ブラシレスモータのロータを駆動する複数の固定子巻線
    と、該各固定子巻線に各差動増幅の出力を接続し、かつ
    該各差動増幅器間においてその一つの入力と他方の出力
    との間にダイオードを接続してなるインターロック回路
    と、該インターロック回路に夫々接続されるとともに上
    記ロータの磁極位置を検出してその検出出力を上記夫々
    の差動増幅器の他方の入力に与える位置検出素子とを設
    け、該位置検出素子の検出出力に応じて上記インターロ
    ック回路を開閉制御することにより上記各固定子巻線に
    順次駆動電流を出力して上記ロータを駆動する装置にお
    いて、前記位置検出素子の一方の入力を比較器の出力に
    接続すると共に他方の入力を上記比較器の一方の入力に
    接続し、該入力を比較器の他方の入力に印加される基準
    電位よりも高又は低電位点に切換えて接続するように構
    成したことを特徴とするブラシレスモータの正逆回転制
    御装置。
JP1977152206U 1977-11-15 1977-11-15 ブラシレスモ−タの正逆回転制御装置 Expired JPS6011758Y2 (ja)

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JP1977152206U JPS6011758Y2 (ja) 1977-11-15 1977-11-15 ブラシレスモ−タの正逆回転制御装置

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JP1977152206U JPS6011758Y2 (ja) 1977-11-15 1977-11-15 ブラシレスモ−タの正逆回転制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5477908U JPS5477908U (ja) 1979-06-02
JPS6011758Y2 true JPS6011758Y2 (ja) 1985-04-17

Family

ID=29138197

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1977152206U Expired JPS6011758Y2 (ja) 1977-11-15 1977-11-15 ブラシレスモ−タの正逆回転制御装置

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