JPS6011232A - 酸化物磁性粒子の製造方法 - Google Patents
酸化物磁性粒子の製造方法Info
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- JPS6011232A JPS6011232A JP58113631A JP11363183A JPS6011232A JP S6011232 A JPS6011232 A JP S6011232A JP 58113631 A JP58113631 A JP 58113631A JP 11363183 A JP11363183 A JP 11363183A JP S6011232 A JPS6011232 A JP S6011232A
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- magnetic
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- carbonates
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、酸化物磁性粒子の製造方法に関し特にＷ組型
の結晶構造を呈する六方晶ンエライト粒子の磁気特性を
改善すること並に粒子の大きさを０．１〜０３μｍ程度
にそろえることを目的とする。
の結晶構造を呈する六方晶ンエライト粒子の磁気特性を
改善すること並に粒子の大きさを０．１〜０３μｍ程度
にそろえることを目的とする。
近年、磁気ディスクの出現以来、高密度な磁気記録の技
術の開発が急速に進展し数多くの研究がなされている。
術の開発が急速に進展し数多くの研究がなされている。
このような高密度な磁気記録の一つとして垂直磁気記録
方式が提案されている。
方式が提案されている。
垂直磁気記録方式の磁気媒体として要求される条件とし
ては概略的には。
ては概略的には。
（イ）記録面に垂直な磁気異方性を有すること。
（ロ）ある程度の保磁力を有すること。
（ハ）高い飽和磁化を有することが要求される。
本発明者の一部は、このような要求を満足できる磁性粒
子として、Ｗ組型の六方晶フェライト粒子を用いた磁気
記録媒体を特願昭５７−２１６６５８号特開昭 号で提
案している。
子として、Ｗ組型の六方晶フェライト粒子を用いた磁気
記録媒体を特願昭５７−２１６６５８号特開昭 号で提
案している。
Ｗ組型の六方晶フェライト粒子（以下Ｗ相２エライトと
呼ぶ）は、一般式ｎ ａＭｅ ２ Ｆｅ １６０２７
（ただしＭ−は２価金属）で表わされる。このフェライ
ト粒子の磁化容易軸は板状面に垂直な方向であるから磁
気配向させながらベーステーノに塗付すれば。
呼ぶ）は、一般式ｎ ａＭｅ ２ Ｆｅ １６０２７
（ただしＭ−は２価金属）で表わされる。このフェライ
ト粒子の磁化容易軸は板状面に垂直な方向であるから磁
気配向させながらベーステーノに塗付すれば。
テープ面に垂直な一軸異方性をとることができる。
ところでＷ相フェライトは一般に１２５０℃以上という
高温で焼成するため、粉末間での焼結が起こり２粒径が
５μｍ以上の大きさになる。その為０．１〜０．３μｍ
程度の微粉末を得るためにはボールミルや振動ミルなど
による物理的な粉砕工程を経なければならない。その結
果９機械的歪１表面の変化極微粉末による超常磁性化、
粉砕機からの不純物混入の影響などによって飽和磁化Ｃ
８保磁力ＩＨＣおよび角型比σｒ／／ａ８が小さくなる
という欠点があった。
高温で焼成するため、粉末間での焼結が起こり２粒径が
５μｍ以上の大きさになる。その為０．１〜０．３μｍ
程度の微粉末を得るためにはボールミルや振動ミルなど
による物理的な粉砕工程を経なければならない。その結
果９機械的歪１表面の変化極微粉末による超常磁性化、
粉砕機からの不純物混入の影響などによって飽和磁化Ｃ
８保磁力ＩＨＣおよび角型比σｒ／／ａ８が小さくなる
という欠点があった。
本発明の目的は、このような点に鑑み磁気特性を劣化さ
せることなくＨＣｔ、Ｈ２ＳＯ４等の酸処理によシ上記
の欠陥を除去し、σ ＩＨｃ 、および角形性を大幅に
向上させ得る製造方法を提供することにある。飽和磁化
σ８は６０ （ｅｍｕ、／ｇｒ）以上、 ＩＨｃは６０
０ （Ｏｅ）以上、 １５００ （Ｏｅ）以下であるこ
とが高い記録密度を得るために必要であジ、また角型比
はテープに塗布した時の垂直磁気異方性に比例するもの
で、大きいことが望ましい。
せることなくＨＣｔ、Ｈ２ＳＯ４等の酸処理によシ上記
の欠陥を除去し、σ ＩＨｃ 、および角形性を大幅に
向上させ得る製造方法を提供することにある。飽和磁化
σ８は６０ （ｅｍｕ、／ｇｒ）以上、 ＩＨｃは６０
０ （Ｏｅ）以上、 １５００ （Ｏｅ）以下であるこ
とが高い記録密度を得るために必要であジ、また角型比
はテープに塗布した時の垂直磁気異方性に比例するもの
で、大きいことが望ましい。
本発明による酸化物磁性粒子の製造方法は、出発原料と
して、Ｂａ、Ｓｒ、ＰｂおよびＣａの炭酸塩の少なくと
も一種と、 Ｃｕ 、ｚｎ 、Ｎｉ 、 Ｃｏ 、Ｍｎ
、ＭｇおよびＦｅの酸化物の少なくとも一種との混合
物を焼成し、物理的に粉砕した後、酸処理することによ
って板状めＷ相を含むフェライト粒子を得ることにある
。
して、Ｂａ、Ｓｒ、ＰｂおよびＣａの炭酸塩の少なくと
も一種と、 Ｃｕ 、ｚｎ 、Ｎｉ 、 Ｃｏ 、Ｍｎ
、ＭｇおよびＦｅの酸化物の少なくとも一種との混合
物を焼成し、物理的に粉砕した後、酸処理することによ
って板状めＷ相を含むフェライト粒子を得ることにある
。
ここで、酸処理は磁気特性を劣化させる要因を取シ除く
とともにＷ相フェライト粒子の大きさを０．１〜０．３
μｍ程度にそろえるような酸濃度および酸処理時間で行
なう。
とともにＷ相フェライト粒子の大きさを０．１〜０．３
μｍ程度にそろえるような酸濃度および酸処理時間で行
なう。
以下本発明の実施例について詳細に説明する。
実施例−１
出発原料として炭酸バリウムＢ ａ ＣＯ３および酸化
鉄Ｆｅ２Ｏ３を２モル比でＢａＣＯ３”、 Ｆｅ２Ｏ３
＝＝ １ ： ９となるようにそれぞれ秤量し、ボール
ミルで一様に混合後、１２５０℃で５時間酸素分圧１０
’ａｔｍのＮ２ガス中で焼成しＷ型の六方晶フェライ
トとした。
鉄Ｆｅ２Ｏ３を２モル比でＢａＣＯ３”、 Ｆｅ２Ｏ３
＝＝ １ ： ９となるようにそれぞれ秤量し、ボール
ミルで一様に混合後、１２５０℃で５時間酸素分圧１０
’ａｔｍのＮ２ガス中で焼成しＷ型の六方晶フェライ
トとした。
この後粗粉砕して篩分は後、−３２５メソシユの粉末を
スチールゴールと一緒にボールミルで粉砕した。
スチールゴールと一緒にボールミルで粉砕した。
最終粉砕時間（３２５ｈｒ）まで粉砕したフェライト粒
子の単位重量当シの飽和磁化モーメントσ８と保磁力Ｉ
Ｈｃと乾式磁場配向させた粉末の角形比σｒＡＩ８を逐
次振動磁力計で測定した。さらに走査型電子顕微鏡によ
シ粒径の分布状態を観察した。
子の単位重量当シの飽和磁化モーメントσ８と保磁力Ｉ
Ｈｃと乾式磁場配向させた粉末の角形比σｒＡＩ８を逐
次振動磁力計で測定した。さらに走査型電子顕微鏡によ
シ粒径の分布状態を観察した。
またこれらのフェライト粒子をそれぞれ濃度を変化させ
た希塩酸中で５分間溶かした後同様にＣ８■Ｈｃと角型
比σｒ”ａを測定し、さらに粒径の分布状態を第１表に
まとめて示す。
た希塩酸中で５分間溶かした後同様にＣ８■Ｈｃと角型
比σｒ”ａを測定し、さらに粒径の分布状態を第１表に
まとめて示す。
第 １ 表
Ｗ相 １ ｇｒ
時間 ５分間
第１表から明らかなように塩酸濃度が濃くなるとσＢｌ
ＩＨｃ 、σｒＡ＆３が著しく向上するが希薄溶液に
なるとそれ程改善されない。又粒径は処理前のボールミ
ルよシでは０．０５〜０．７μｍと分布の幅が広かつた
が酸処理することによって分布の幅は小さくなシ、そろ
った角板状のＷ相フェライト粒子が得られた。
ＩＨｃ 、σｒＡ＆３が著しく向上するが希薄溶液に
なるとそれ程改善されない。又粒径は処理前のボールミ
ルよシでは０．０５〜０．７μｍと分布の幅が広かつた
が酸処理することによって分布の幅は小さくなシ、そろ
った角板状のＷ相フェライト粒子が得られた。
垂直磁気記録用の磁気媒体としては、実用的にはＣ８は
６０ （ｅｍｕ／ｇｒ ）以上、 ＩＨｃは６００（Ｏ
ｅ）以上が良＜、シかも両者が大きいことが良いとされ
ていることに照して酸処理による効果の大きいことが理
解される。また第１表から角形比σ７６ｓが大幅に向上
していることがわか９．最高で９０％近くまで達してい
る。このことは、この粒子をテープに磁界中に塗布した
時には、くれ以上の角−膨比を得ることが可能なことを
意味している。
６０ （ｅｍｕ／ｇｒ ）以上、 ＩＨｃは６００（Ｏ
ｅ）以上が良＜、シかも両者が大きいことが良いとされ
ていることに照して酸処理による効果の大きいことが理
解される。また第１表から角形比σ７６ｓが大幅に向上
していることがわか９．最高で９０％近くまで達してい
る。このことは、この粒子をテープに磁界中に塗布した
時には、くれ以上の角−膨比を得ることが可能なことを
意味している。
実施例−２
出発原料として炭酸バリウムＢａＣＯ３，酸化銅Ｃｕｂ
。
。
酸化亜鉛ＺｎＯおよび酸化鉄Ｆｅ２Ｏ３をモル比でＢａ
Ｃ０： ＣｕＯ： ＺｎＯ： Ｆｅ２Ｏ３，＝１ ：ｏ
、ｓ ：１２： ８となるようにそれぞれ秤量し、ボー
ルミルで一様に混合後、１２５０℃で１時間、大気中で
焼成しＷ型の六方晶フェライトとした。前記実施例−１
と同様に粗粉砕篩分けしボールミルで粉砕した。
Ｃ０： ＣｕＯ： ＺｎＯ： Ｆｅ２Ｏ３，＝１ ：ｏ
、ｓ ：１２： ８となるようにそれぞれ秤量し、ボー
ルミルで一様に混合後、１２５０℃で１時間、大気中で
焼成しＷ型の六方晶フェライトとした。前記実施例−１
と同様に粗粉砕篩分けしボールミルで粉砕した。
最終粉砕時間（３６０ｈｒ）まで粉砕したフェライト粒
子およびそれらを希塩酸中で５分間溶かした時の磁気特
性（σＢ ＋ 、ＩＨｃ ｒσｒ／”ｓ）と粒度分布を
実施例−１と同様に測定し、その結果を第２表にまとめ
て示す 第 ２ 表 第２表からも明らかなように塩酸譲度の濃くなるとσ、
ｐ ＩＨｃ 、σｒ／％が著しく向上するが薄いとそ
れ程改善はされない。又粒度も酸処理によってｈらつき
が小さくなっている。
子およびそれらを希塩酸中で５分間溶かした時の磁気特
性（σＢ ＋ 、ＩＨｃ ｒσｒ／”ｓ）と粒度分布を
実施例−１と同様に測定し、その結果を第２表にまとめ
て示す 第 ２ 表 第２表からも明らかなように塩酸譲度の濃くなるとσ、
ｐ ＩＨｃ 、σｒ／％が著しく向上するが薄いとそ
れ程改善はされない。又粒度も酸処理によってｈらつき
が小さくなっている。
以上本発明の実施例をＨＣｌで説明゛したがＨ２ＳＯ４
等の酸類でも同様に可能であシ、温度上昇させての酸処
理も含まれる。
等の酸類でも同様に可能であシ、温度上昇させての酸処
理も含まれる。
上記実施例から明らかなように２本発明の方法によれば
飽和磁化、保磁力および角型比ともに大巾に改善された
Ｗ組型の六方晶ノエライト粒子を得ることができる。
飽和磁化、保磁力および角型比ともに大巾に改善された
Ｗ組型の六方晶ノエライト粒子を得ることができる。
従って本発明によって得たフェライト粒子を磁気記録媒
体用の磁性粒子へ用いた場合、高密度な垂直磁気記録方
式による磁気記録を塗布型テープで達成することができ
る。
体用の磁性粒子へ用いた場合、高密度な垂直磁気記録方
式による磁気記録を塗布型テープで達成することができ
る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、 出発原料として、Ｂａ、Ｓｒ＋ＰｂおよびＣａの
炭酸塩の少なくとも一種と、 Ｃｕ 、Ｚｎ、Ｎｔ 、
Ｃｏ＋Ｍｎ。 ＭｇおよびＦｅの酸化物の少なくとも一種との混合物を
焼成し物理的に粉砕した後酸処理することによって板状
のＷ相を含むフェライト粒子を得ることを特徴とした酸
化物磁性粒子の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58113631A JPS6011232A (ja) | 1983-06-25 | 1983-06-25 | 酸化物磁性粒子の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58113631A JPS6011232A (ja) | 1983-06-25 | 1983-06-25 | 酸化物磁性粒子の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6011232A true JPS6011232A (ja) | 1985-01-21 |
Family
ID=14617123
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58113631A Pending JPS6011232A (ja) | 1983-06-25 | 1983-06-25 | 酸化物磁性粒子の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6011232A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60225404A (ja) * | 1984-04-23 | 1985-11-09 | Shin Kobe Electric Mach Co Ltd | 樹脂磁石成形材料の製造法 |
| EP0220586A2 (de) * | 1985-10-23 | 1987-05-06 | Bayer Ag | Feinteilige isometrische Hexaferritpigmente mit W-Struktur, Verfahren zu ihrer Herstellung und deren Verwendung |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56155023A (en) * | 1980-04-28 | 1981-12-01 | Toshiba Corp | Preparation of ba-ferrite |
-
1983
- 1983-06-25 JP JP58113631A patent/JPS6011232A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56155023A (en) * | 1980-04-28 | 1981-12-01 | Toshiba Corp | Preparation of ba-ferrite |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60225404A (ja) * | 1984-04-23 | 1985-11-09 | Shin Kobe Electric Mach Co Ltd | 樹脂磁石成形材料の製造法 |
| EP0220586A2 (de) * | 1985-10-23 | 1987-05-06 | Bayer Ag | Feinteilige isometrische Hexaferritpigmente mit W-Struktur, Verfahren zu ihrer Herstellung und deren Verwendung |
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