JPS6010285Y2 - コネクタ装置 - Google Patents

コネクタ装置

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JPS6010285Y2
JPS6010285Y2 JP1982098121U JP9812182U JPS6010285Y2 JP S6010285 Y2 JPS6010285 Y2 JP S6010285Y2 JP 1982098121 U JP1982098121 U JP 1982098121U JP 9812182 U JP9812182 U JP 9812182U JP S6010285 Y2 JPS6010285 Y2 JP S6010285Y2
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JP
Japan
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connector
printed circuit
circuit board
support cylinder
pin
Prior art date
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Expired
Application number
JP1982098121U
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English (en)
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JPS593486U (ja
Inventor
昭 磯部
貞夫 鈴木
Original Assignee
ソニー株式会社
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Publication date
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【考案の詳細な説明】 本考案はコネクタ装置に関し、特にプリント基板にコネ
クタを取り付けるに好適なものである。
例えばテレビジョンセットにビデオテープレコーダを組
合せてオーディオ−ビジュアルシステムを構成する場合
のように機器相互間を電気的に接続するための接続端子
としてコネクタや用いられている。
しかるにこのコネクタはシステムに組み込まれ、各機器
のメーカ、型式などが異っていても接続ができるように
仕様が規格化されており、例えばヨーロッパではDIN
規格(ドイツ工業規格)が採用されている。
この種のコネクタ(例えば8ピン)として従来第1図及
び第2図の構成のものが用いられている。
コネクタ1は合成樹脂材をモールド底形して作られた円
柱状コネクタ本体2を有し、その上面中央部3にプラグ
の接続ピンを挿通させる8個の透孔4が穿設され、この
透孔4内にプラグのピンと電気的に接触する接触片が装
着されている。
この接触片にはこれを外部へ電気的に導出するためのピ
ン5が接続され、これがコネクタ本体2の下面から下方
に突出している。
コネクタ1の上面における中央部3を取り囲むように円
形溝6Aが形成され、この溝6Aにプラグの円筒状案内
カバーが嵌め込まれる。
なお6Bはロック板である。
コネクタ本体2の上端周縁にはフランジ7が設けられ、
このフランジ7に下側から対向するように複数例えば2
個の係止片8A及び8Bがコネクタ本体2の胴部分2A
の外面に設けられている。
この係止片8A及び8Bはコネクタ本体2の胴部分2A
に対して半径方向に撓むことができるように根元部をコ
ネクタ本体2に片持ち固定されている。
かかる構成のコネクタ1を必要に応じて機器に取り付け
るために従来は第3図又は第5図の方法が用いられてい
た。
第3図の場合はコネクタ1を端子板11に機械的に固着
すると共に、コネクタ1のピン5に内部配線用の導線1
2を半田付けすることにより電気的に接続するようにな
されている。
すなわち機械的に固着するために、コネクタ本体2を端
子板11に穿設された取付孔13に上方から押し込むこ
とによって係止片8A及び8Bを内方に押し撓めながら
取付孔13位置を通過させる。
ここで取付孔13は第4図に示す如く、コネクタ本体2
の胴部2Aに対向する部分13A(この部分は胴部2A
の外径より僅かに大きい直径をもっている)と、係止片
8A及び8Bに対応する切欠13B及び13Cと、ロッ
ク板6Bに対応する切欠13D(ロック板6の突出長さ
より僅かに大きい深さをもっている)とを形成している
切欠13B及び13Cの深さは、コネクタ本体2が取付
孔13に押し込まれたときその途中で切欠13B及び1
3Cが係止片8A及び8Bに当接し、さらにコネクタ本
体2が押し込まれたときこれに応じて係止片8B及び8
Cを内方に押し撓わめるように選定されている。
従って係止片8A及び8Bが切欠13B及び13Cと当
接できなくなる位置までコネクタ本体2が押し込まれる
と、係止片8A及び8Bが外方に戻ることによりその先
端とフランジ7の下面との間に端子板11を挟着保持し
、これによりコネクタ1が端子板11に機械的に固着さ
れる。
か(して係止片8A及び8Bはフランジ7と共にコネク
タ1を外部に取り付けるための取付子を形成する。
この固着状態において電気的接片から延長するピン5が
本体2から下方に突出し、このピン5に内部配線用導線
12が半田付けされる。
この構成のコネクタ1はフランジ7と係止片8A及び8
Bとの間に十分な強度で端子板11を挟着できるのでコ
ネクタ1に対して端子板、11の上方からプラグを差し
込み又は引き抜く際にコネクタ1に対して力が作用して
もこの力がピン5及び内部配線用導線12の接続箇所に
は伝わらず、従って電気的な導通不良の原因になるおそ
れはない。
しかし第3図のように構成すると、内部配線用導線12
をピン5に接続する際の半田付は作業が煩雑になり、量
産には適しない問題がある。
因みに実際上プリント基板には小型部品が高い密度で配
設されているため、線材を所定位置に半田付けする作業
はかなりの困難さを伴う。
この困難さはコネクタ1のピン数が多くなればなる程大
きくなり、そのため誤配線をしてしまうおそれもある。
この問題を回避し得る構成として第5図の構成がある。
この場合コネクタ1自体は第3図の構成と全く同じもの
を使用し、コネクタ1のピン5を利用してこれをプリン
ト基板15に設けた取付孔16を貫通させ、このピン5
の突出端をプリント基板15の下面に付着されている導
電性パターン17に半田によって接続する。
かくして半田18によってピン5がプリント基板15の
パターン17に電気的に接続されると共に、ピン5従っ
てコネクタ1を機械的にプリント基板15に固着する。
第5図の構成によればコネクタ1のピン5をプリント基
板15の取付孔16に差し込んで半田ディツプによって
半田18を所定位置に一挙に付着させることができ、従
って第3図の場合と比較して作業性を格段的に改善でき
ると共に、ピン5に対する誤配線のおそれをなくし得る
しかし第5図の構成の場合コネクタ1に対してプラグを
差し込み又は引き抜く際にコネクタ1に力が作用すると
これが直接プリント基板15に与えられる。
そのためプリント基板15に付着されているパターン1
7が基板からはがれていわゆるパターン切れを生じるお
それがある。
因みにコネクタ1のピン5をプリント基板15に固定す
るための固着力はピン5とパターン17との間を半田1
8で機械的に固着したことにより得られているため、プ
ラグの抜き差し操作を行うごとにピン5から半田18を
通じてパターン17に局部的なこじりが与えられ、かく
してパターン17に機械的な疲労が生じてやがてパター
ン切れに到ると考えられる。
以上の点を考慮して本考案においては、第5図のように
コネクタのピン5を直接導電性パターン17に接続する
ことにより得られる効果を十分発揮させながら、パター
ン切れの生ずるおそれを実際上十分に軽減できるように
したコネクタ取付装置を提案しようとするものである。
以下図面について本考案の一実施例を詳述するに、第6
図において、コネクタ1は第1図及び第2図について上
述したものを用いる。
従って第6図において第1図及び第2図との対応部分に
同一符号を附して示す。
コネクタ1のピン5はプリント基板19に附着された導
電性パターン20に半田21によって接続される。
またコネクタ1の周囲にはコネクタ1をプリント基板1
9に機械的に固定するための支持筒体22が配設されて
いる。
支持筒体22は第7図及び第8図に示す如く、先端面に
閉塞板部23を有し、この閉塞板部23にコネクタ本体
2の外径より僅かに大きい内径をもつ取付孔13が設け
られ、この取付孔13に上方からコネクタ本体2を係止
片8A及び8Bを押し撓めながら差し込むことにより、
係止片8A及び8Bの先端及びフランジ7間に閉塞板部
23を挟着保持するようになされている。
なおこの取付孔13は第4図について上述したと同様の
構成をもっている。
支持筒体22の下縁には複数例えば2個の固定子24A
及び24Bが下方に突出するように設けられ、プリント
基板19に設けられた固定用孔25A及び25Bに固定
子24A及び24Bを差し込むことにより支持筒体22
をプリント基板19に固定できるようになされている。
この実施例の場合固定子24A及び24Bは先端に断面
直角三角形状の爪部26を底形すると共にこれを支持筒
体22の半径方向に撓むように板部27によって支持筒
体22の下端面28に連結し、かくして固定子24A及
び24Bを固定用孔25A及び25Bに差し込んだとき
爪部26の斜辺部26Aが固定用孔25A及び25Bに
摺接することを利用してこれを内側に撓めながら固定用
孔25A及び25Bを通過させるようにし、かくして通
過し終ったとき爪部26の斜辺部26Aが固定用孔25
A及び25Bとの摺接をはずれることにより外方に戻る
ことを利用して水平面部26Bを閉塞板部23の下面に
係止させる。
従って爪部26の水平面部26Bと支持筒体22の下端
面28との間の距離をほぼプリント基板19の厚さに選
定しておけば、支持筒体22をプリント基板19上にガ
タなく固定することができる。
以上の構成において、コネクタ1に対してプラグが抜き
差しされたときコネクタ1に与えられる力は、コネクタ
本体2に設けられた係止片8A及び8Bとフランジ7と
の間に支持筒体22の閉塞板部23を挟着していること
により、支持筒体22に伝えられる。
そしてこの支持筒体22は爪部26と下端面28との間
にプリント基板19を挟着していることにより、コネク
タ本体2から支持筒体22に伝えられた力をこの支持筒
体22が受ける。
このときコネクタ本体2から突出するピン5に伝えられ
る力は十分に小さくなり、実用上ピン5及び導電性パタ
ーン20との接続点にはほとんど伝えられない。
実際上ピン5はコネクタ本体2内の電気接触片と一体と
なされているが、このピン5をコネクタ本体2に装着す
るにつき所定のガタを生ずるようにしておけば、プラグ
をコネクタ1に抜き差しする際にコネクタ本体2が多少
動いても(コネクタ本体2及び支持筒体22間、ないし
支持筒体22及びプリント基板19間にガタがある場合
にこうなる)、この動きはコネクタ本体2及びピン5間
のガタで吸収されるのでピン5から導電性パターン20
へこれをはがすような力としては作用させないようにで
きる。
上述の実施例においては支持筒体22をプリント基板1
9に固定するにつき断面三角形状の爪部24A及び24
Bを用いたが、例えばねじ止めしたり、固定金具を使用
したりする等種々の固定手段を適用し得る。
また上述においてはピン5の数が8本の場合について述
べたが、その数はこれを種々変更し得、例えば2本であ
っても上述の場合と同様の効果を得ることができる。
さらに上述においてはコネクタ1が円柱状のコネクタ本
体2を有し、これに応じて支持筒体22の形状を円筒状
にした場合の実施例を述べたが、これに限らず支持筒体
22の形状又は少なくとも取付孔13の形状はコネクタ
1の外形形状に応じて選定すれば良い。
例えばコネクタ1が長方形であれば支持筒体22を長方
形にすれば良い。
また支持筒体22の外形を円筒状にしかつ取付孔13を
長方形にするようにしても良い。
このように取付孔13の形状をコネクタ1の形状に応じ
て任意に選定すれば、プリント基板19への固定の仕方
が決っている場合にも種々の形状のコネクタを固定させ
得る。
以上のように本考案に依れば、コネクタ1にプラグを抜
き差しする際にコネクタに与えられる力を支持筒体22
によって受けるようにしたことにより、コネクタ1のピ
ン5からプリント基板の導電性パターン20に不要な力
が作用するのを未然に防止できる。
従ってコネクタ1のピン5を直接プリント基板19に接
続するようにしても、電気的接続が疲労によって不良に
なるおそれを有効になくし得る。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はコネクタを示す平面図及び正面図、
第3図は従来のコネクタ装置を示す正面図、第4図はそ
の取付孔を示す路線図、第5図は従来の他のコネクタ装
置を示す正面図、第6図は本考案に依るコネクタ装置の
一実施例を一部を断面にして示す正面図、第7図はその
支持筒体を示す平面図、第8図はその■−■線上にとっ
て示す断面図である。 1・・・・・・コネクタ、2・・・・・・コネクタ本体
、5・・・・・・ピン、7・・・・・・フランジ、8A
、8B・・・・・・係止片、11・・・・・・端子板、
12・・・・・・導線、15・・・・・・プリント基板
、16・・・・・・取付孔、17・・・・・・パターン
、1訃・・・・・半田、19・・・・・・プリント基板
、20・・・・・・パターン、21・・・・・・半田、
22・・・・・・支持筒体、24A、24B・・・・・
・固定子、25A、25B・・・・・・固定用孔、28
・・・・・・下面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外部へ電気的に接続するためのピン及び外部へ機械的に
    取り付けるための取付子をコネクタ本体から突出させて
    なるコネクタと、上記コネクタ本体を内部に嵌め込んだ
    状態で上記取付子を介して係止支持すると共にプリント
    基板に機械的に固定するための固定子を有する支持筒体
    とを具え、上記コネクタのピンを上記プリント基板の導
    電性パターンに電気的に接続すると共に、上記支持筒体
    の上記固定子を上記プリント基板に固定することにより
    上記コネクタにプラグを抜き差しした際に当該コネクタ
    に与えられる力を上記支持筒体によって受けることを特
    徴とするコネクタ装置。
JP1982098121U 1982-06-29 1982-06-29 コネクタ装置 Expired JPS6010285Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982098121U JPS6010285Y2 (ja) 1982-06-29 1982-06-29 コネクタ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982098121U JPS6010285Y2 (ja) 1982-06-29 1982-06-29 コネクタ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS593486U JPS593486U (ja) 1984-01-10
JPS6010285Y2 true JPS6010285Y2 (ja) 1985-04-09

Family

ID=30233103

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JP1982098121U Expired JPS6010285Y2 (ja) 1982-06-29 1982-06-29 コネクタ装置

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