JPS6010204Y2 - 車両におけるエアクリ−ナへの泥水浸入防止装置 - Google Patents
車両におけるエアクリ−ナへの泥水浸入防止装置Info
- Publication number
- JPS6010204Y2 JPS6010204Y2 JP17573780U JP17573780U JPS6010204Y2 JP S6010204 Y2 JPS6010204 Y2 JP S6010204Y2 JP 17573780 U JP17573780 U JP 17573780U JP 17573780 U JP17573780 U JP 17573780U JP S6010204 Y2 JPS6010204 Y2 JP S6010204Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air cleaner
- frame plate
- rear fender
- seat
- muddy water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案はオフロード三輪車或いは三輪バギー車と呼ばれる
自動三輪車等の不整地走行用エンジン付車両に適するエ
アクリーナへの泥水浸入防止装置に関する。
自動三輪車等の不整地走行用エンジン付車両に適するエ
アクリーナへの泥水浸入防止装置に関する。
この種の車両殊に三輪車は、ステアリングヘッドに連な
る左右2本のフレーム管1a、lbが後方に延び、その
左右のフレーム管1a、lb間の後部にフレーム板1c
を渡し、フレーム管1a。
る左右2本のフレーム管1a、lbが後方に延び、その
左右のフレーム管1a、lb間の後部にフレーム板1c
を渡し、フレーム管1a。
lb、フレーム板1c上に、一体結合されたシート2と
リヤフェンダ3が取付られる。
リヤフェンダ3が取付られる。
従来この種の三輪車に於ては、エアクリーナ4の吸入口
4aは、リヤフェンダ3下側に開口させるためリヤタイ
ヤ等でかき上げた泥水等を吸いこみエアクリーナの機能
低下を来たすことが多い。
4aは、リヤフェンダ3下側に開口させるためリヤタイ
ヤ等でかき上げた泥水等を吸いこみエアクリーナの機能
低下を来たすことが多い。
本案は上記の問題点を防止することを目的とする。
本案を図面に示す実施例について説明すると、リヤフェ
ンダ3に開口窓3aを設けてシート底板2aとフレーム
板1cとの間に空間部Sを形成し、フレーム板1cの下
方に備えたエアクリーナ4の吸入口4aをフレーム板1
cに、シール部材5を介して気密的に取付けて上記空間
部Sに開口させ、リヤフェンダ3の上記開口窓3aの周
縁部をフレーム板1cにシール部材6を挾んで当接させ
ている。
ンダ3に開口窓3aを設けてシート底板2aとフレーム
板1cとの間に空間部Sを形成し、フレーム板1cの下
方に備えたエアクリーナ4の吸入口4aをフレーム板1
cに、シール部材5を介して気密的に取付けて上記空間
部Sに開口させ、リヤフェンダ3の上記開口窓3aの周
縁部をフレーム板1cにシール部材6を挾んで当接させ
ている。
シート2とフレーム管1a、lbとの取付は、2本のフ
レーム管1a、lb間の前部に前部弾性受7を設け、前
記フレーム板1cに後部弾性受8.8を設け、シート2
の前部下面に設けたフック9を前記前部弾性受7に係合
させ、後部弾性受8.8に設けた孔にシート2の後部に
設けた突子10.10を差し込み係合させる。
レーム管1a、lb間の前部に前部弾性受7を設け、前
記フレーム板1cに後部弾性受8.8を設け、シート2
の前部下面に設けたフック9を前記前部弾性受7に係合
させ、後部弾性受8.8に設けた孔にシート2の後部に
設けた突子10.10を差し込み係合させる。
そして本案は上記空間部Sを、車両に既設のシート底板
2a・リヤフェンダ3・フレーム板10等のそれぞれ独
自の機能を持っている部品を組合せて形成したので、空
間部形成のためにケース等の特別の部品を必要としない
と共に、その空間部Sはシート底板2aの下に配置した
のでシートのクッション機能に影響を与えることはない
。
2a・リヤフェンダ3・フレーム板10等のそれぞれ独
自の機能を持っている部品を組合せて形成したので、空
間部形成のためにケース等の特別の部品を必要としない
と共に、その空間部Sはシート底板2aの下に配置した
のでシートのクッション機能に影響を与えることはない
。
又エアクリーナ4の吸入口4aを空間部Sに気密的に接
続する場合、吸入口4aは強度のある部材に支持させる
必要があるが、本案は車体の強度メンバーの一部である
フレーム板ICがあることに着目し、そのフレーム板I
Cにエアクリーナの吸入口4aを取付けたので、相互の
気密がよく保される。
続する場合、吸入口4aは強度のある部材に支持させる
必要があるが、本案は車体の強度メンバーの一部である
フレーム板ICがあることに着目し、そのフレーム板I
Cにエアクリーナの吸入口4aを取付けたので、相互の
気密がよく保される。
又リヤフェンダ3の開口窓3aの周縁部もフレーム板I
Cの上面に重ねたので、同様にリヤフェンダ3の開口窓
3aの周縁部の気密性もよく保たれる効果がある。
Cの上面に重ねたので、同様にリヤフェンダ3の開口窓
3aの周縁部の気密性もよく保たれる効果がある。
シート2とリヤフェンダ3の結合は、図示例の場合両フ
レーム管1a、lbに跨がるリヤフェンダ3の中央部3
bとシート底板2aの各一部を密着させて適宜手段で固
定し、シート2のリヤフェンダ3の後部はフレーム管1
a、lbから浮かしている。
レーム管1a、lbに跨がるリヤフェンダ3の中央部3
bとシート底板2aの各一部を密着させて適宜手段で固
定し、シート2のリヤフェンダ3の後部はフレーム管1
a、lbから浮かしている。
このフレーム管1a、lbからシート2を浮かしている
部分に、リヤフェンダ3に前記開口窓3aを形成して空
間部Sを設ける。
部分に、リヤフェンダ3に前記開口窓3aを形成して空
間部Sを設ける。
リヤフェンダシール部材6は第3図に示すようにゴム等
により横断面略凸字形で、開口窓3aの平面形状と相似
の図の場合四辺形状とし、前記フレーム板1cの上面に
接着させる。
により横断面略凸字形で、開口窓3aの平面形状と相似
の図の場合四辺形状とし、前記フレーム板1cの上面に
接着させる。
エアクリーナシール部材5は第4図に示すようなゴム等
のブツシュである。
のブツシュである。
本案は上記のように、フレーム板ICとシート2の下面
との間の空間部Sにエアクリーナ4の吸入口4aを開口
させ、リヤフェンダ3の開口窓3aの周囲は下面のシー
ル部材6でシールしたから、空間部S1リヤフェンダ上
面とシートとの間の隙部を通じて外気が吸入されること
になり、後輪ではね上げた泥水が吸入口4aに入ること
がない。
との間の空間部Sにエアクリーナ4の吸入口4aを開口
させ、リヤフェンダ3の開口窓3aの周囲は下面のシー
ル部材6でシールしたから、空間部S1リヤフェンダ上
面とシートとの間の隙部を通じて外気が吸入されること
になり、後輪ではね上げた泥水が吸入口4aに入ること
がない。
図中11はフレーム板1cに下向きに設けたツールボッ
クス、12はツール収納バッグ、13はシート底板2a
に取付けたバック押さえを示すものでこれ等を図のよう
に設けるとバッグ12内のツールに泥水がかかることも
防げる。
クス、12はツール収納バッグ、13はシート底板2a
に取付けたバック押さえを示すものでこれ等を図のよう
に設けるとバッグ12内のツールに泥水がかかることも
防げる。
14はシート2の後部に取付けたロック用フック、15
はこのフック14の保合段部に係合するロックレバ−1
16は燃料タンク、7aは前部弾性受7を支持する受台
でフレームla、lbに取付ける。
はこのフック14の保合段部に係合するロックレバ−1
16は燃料タンク、7aは前部弾性受7を支持する受台
でフレームla、lbに取付ける。
第1図は本案泥水浸入防止装置を用いた自動三輪車のシ
ート部の縦断側面図、第2図は第1図■−■線に沿う横
断面図、第3図・第4図は夫々リヤフェンダシール部材
・エアクリーナシール部材の斜視図。 la、lbはフレーム管、1cはフレーム板、2はシー
ト、3はリヤフェンダ、3aはその開口窓、4はエアク
リーナ、4aはその吸入口、5はエアクリーナシール部
材、6はリヤフェンダシール部材、Sは空間部。
ート部の縦断側面図、第2図は第1図■−■線に沿う横
断面図、第3図・第4図は夫々リヤフェンダシール部材
・エアクリーナシール部材の斜視図。 la、lbはフレーム管、1cはフレーム板、2はシー
ト、3はリヤフェンダ、3aはその開口窓、4はエアク
リーナ、4aはその吸入口、5はエアクリーナシール部
材、6はリヤフェンダシール部材、Sは空間部。
Claims (1)
- 左右の車体フレームと、この車体フレームを跨ぐフレー
ム板上に、リヤフェンダと、シートを取付け、リヤフェ
ンダに開口窓を設けてシート底板とフレーム板との間に
空間部を形成し、フレーム板の下方に備えたエアクリー
ナの吸入口をフレーム板に気密的に取付けて上記空間部
に開口させ、リヤフェンダの上記開口窓周縁部をフレー
ム板に気密的に当接させた車両におけるエアクリーナへ
の泥水浸入防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17573780U JPS6010204Y2 (ja) | 1980-12-08 | 1980-12-08 | 車両におけるエアクリ−ナへの泥水浸入防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17573780U JPS6010204Y2 (ja) | 1980-12-08 | 1980-12-08 | 車両におけるエアクリ−ナへの泥水浸入防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5797724U JPS5797724U (ja) | 1982-06-16 |
JPS6010204Y2 true JPS6010204Y2 (ja) | 1985-04-08 |
Family
ID=29533111
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17573780U Expired JPS6010204Y2 (ja) | 1980-12-08 | 1980-12-08 | 車両におけるエアクリ−ナへの泥水浸入防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6010204Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6036325U (ja) * | 1983-08-22 | 1985-03-13 | スズキ株式会社 | 自動二輪車の空気吸入装置 |
JPH0242431Y2 (ja) * | 1984-12-21 | 1990-11-13 |
-
1980
- 1980-12-08 JP JP17573780U patent/JPS6010204Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5797724U (ja) | 1982-06-16 |
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