JPS60100421A - イオンビ−ム装置 - Google Patents

イオンビ−ム装置

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JPS60100421A
JPS60100421A JP20743383A JP20743383A JPS60100421A JP S60100421 A JPS60100421 A JP S60100421A JP 20743383 A JP20743383 A JP 20743383A JP 20743383 A JP20743383 A JP 20743383A JP S60100421 A JPS60100421 A JP S60100421A
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clusters
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克郎 水越
Akira Shimase
朗 嶋瀬
Ryohei Sato
了平 佐藤
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    • H01L21/02Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
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    • H01L21/02365Forming inorganic semiconducting materials on a substrate
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    • H01L21/02617Deposition types
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、イオンビームを用いる装置に係り、特にイオ
ンビームを応用して成膜する装置において、イオンビー
ムの電荷を利用してこれを集束し、必要部分に選択的に
成膜するに好適な装置に関する。
〔発明の背景〕
第1図は従来技術のイオンブレーティングの一例である
。排気バイブ1から真空ポンプ(図示せず)により減圧
できるようにした真空容器2の中に蒸着物質3を入れた
坩堝4と蒸着される基板5が納められている。坩堝4と
基板5を支える基板ホルダ6aの間には電圧を印加する
ようにしである。蒸着を行う場合、蒸着物質3を加熱装
置7aにより加熱し、蒸発させる。蒸着物質5と基板5
0間には坩堝4と基板ホルダ6aを介して電圧が印加さ
れているため、蒸着物質の蒸気paは電荷をもらいイオ
ンとなって基板に飛んでいって付着する。これは、蒸気
としての熱エネルギーとイオンとしての加速エネルギー
の両方をもって基板に衝突して付着するイオンブレーテ
ィングである。この場合、蒸着物質3は基板5の全面に
一様に付着するため、特定の場所にイオンブレーティン
グが必要な場合、この方法で全面的に付着させ、次に光
露光によるパタニング等を用い不要部分を選択的に除去
し所望の部分に蒸着物質を残すという複雑で長い工程が
必要である。
第2図は従来技術のクラスタビーム蒸着技術の一例であ
る。排気パイプ1から真空ポンプ(図示せず)により減
圧できるようにした真空容器2の中に蒸着物質3を入れ
た坩堝4と蒸着される基板5が納められている。基板ホ
ルダ6bは通電加熱により高温に保つことができるよう
になっておシ、またアースとの間に電圧を印加し、基板
5を高電圧に保つようにしである。坩堝4け電子ビーム
照射等の加熱手段(図示せず)により加熱できるように
なっており、蒸着物質6を溶融蒸発させることができる
。坩堝4には蒸着物質の蒸気を吹き出すノズル7bが設
けられており、ノズル形状寸法と坩堝の内外の数桁の圧
力差によシ、ノズル7bから吹き出された蒸気は数十〜
数千個の原子のゆるい結合したクラスター8bとなり、
基板に飛んでいく。その途中で電子のシャワーをあびせ
ると、クラスターの一部がイオン化し、高電位に保たれ
た基板5に向って加速され高いエネルギで基板に付着す
る。従って、ノズル7bから吹き出されたままの大部分
のクラスターは1eV程度の低いエネルギーで付着堆積
し、イオン化されたクラスターは数KeVの加速エネル
ギがカあって基板に付着する。このようにして蒸着物質
3を加熱された基板5に付着させることによシ、膜質の
よい膜を制御性よく形成することができる。
この場合、第1図の例と同様、基板全面に一様に付着す
るため、特定の場所に蒸着させたいときは、先ず全面に
付着させ、次に光露光によるパタニング等を用い、不要
部分を選択的に除去し1所望の部分に蒸着物質を残す等
の複雑で長い工程が必要である。
第3図は、従来技術のクラスタビーム蒸着技術の他の一
実施例である。排気パイプ1から真空ポンプ(図示せず
)により減圧できるようにした真空容器2の中に、蒸着
物質6を入れた複数の坩堝4と基板5が納められている
。基板5を取付ける基板ホルダ6bは通電加熱により高
温に保つことができるようになっており、またアースと
の間に電圧を印加し、基板5を高電圧に保つようにしで
ある。複数の坩堝4は電子ビーム加熱等の手段にょシ加
熱し、蒸着物質6を溶融蒸発させることができる。坩堝
4には蒸着物質3の蒸気を吹き出すノズル7bが設けら
れており、ノズル形状寸法と坩堝の内外の数桁の圧力差
により、ノズル7bから吹き出す蒸気は数十〜数千個の
原子がゆるい結合をしたクラスター8bとなシ、基板の
同一部分に飛んでいく。その途中で電子シャワーをあび
せると、クラスターの一部がイオン化し、高電位に保た
れた基板5に向って加速され、高いエネルギで基板に付
着する。イオン化されなかったクラスターはそのまま1
eV前後の低いエネルギーで付着する。蒸着物質3を坩
堝4によって例えば、Ga 、!:ASのように変える
と、GaAsというように、化合物の膜を形成すること
ができ、また同じ物を入れておくと膜形成速度を坩堝が
1つの時より早くすることができる。
この場合も、第1図及び第2図と同様全面成膜であり、
選択的に所望の部分に成膜するには多くの追加工程が必
要である。
第4図は従来のクラスタイオンビーム蒸着技術の他の一
実施例である。排気パイプ1から真空ポンプ(図示せず
)によシ減圧できるようにした真空容器2の中に蒸着物
質3を入れた坩堝9と坩堝内で生じた蒸気を誘導し、吹
出させる多孔ノズル10が設けられている。またこの多
孔ノズル10に対向して通電加熱機能を有した基板ホル
ダ6があり、蒸着される基板5が取付けられている。
坩堝3は電子ビーム照射装置11により加熱され、蒸着
物質ろは溶融蒸発する。そして、多孔ノズル10の各ノ
ズルの形状寸法と坩堝内外の数桁の圧力差によ沙ノズル
10から吹き出す蒸気は数十〜数千個の原子がゆるい結
合をしたクラスターとなり1eV前後の低いエネルギで
基板7に飛んでいき、付着する。この途中で電子ビーム
シャワーをクラスタに浴びせるとその一部がイオン化し
、高電位に保たれた電極12によって加速され、数Ke
Vの高いエネルギで基板5に付着する。
この場合、第1図乃至第6図と同様全面成膜であり、選
択的に所望の部分に成膜する1こは多くの追加工程が必
要である。
〔発明の目的〕
本発明の目的は上記のようなりラスタイオンビーム蒸着
技術の欠点をなくシ、所要の部分ζこ選択的に成膜する
集束クラスタタイプのイメーンビーム装置を提供するこ
とにある。
〔発明の概要〕
所要の部分に選択的にクラスタイオンビームをつける方
法として、イオン化したクラスタビームを静電レンズに
よシ集束し、または集束してこれを偏向させて所要部分
に導き付着させる。
このようにすることによりビーム密度すなわち蒸着密度
は所要部分で高くなり、他の部分は低くナル。従ッて軽
くエツチングすることにより、所要部分のみに蒸着膜を
残すことができ、ノ<タニングのだめの多くの工程を省
略することができる。
〔発明の実施例〕
第5図は本発明のクラスタイオンビーム装置の一実施例
を示す図である。真空容器(図示せず)の中に蒸着物質
3を入れた坩堝4と基板5が入っている。基板5を取付
ける基板ホルダ6bは通電加熱(ランプ加熱も可)によ
り高温に保つようになっており、ルツボと基板ホルダの
間に電圧を印加し基板例を高電圧に保てるようになって
いる。坩堝4は電子ビーム等の手段(図示せず)で加熱
し、蒸着物質3を溶融蒸発させる。坩堝4には蒸着物質
3の蒸気を吹き出すノズル71)が設けられており、ノ
ズル形状寸法と坩堝の内外の数桁の圧力差により、ノズ
ル7bから吹き出す蒸気は数十〜数千個の原子がゆるい
結合をしたクラスター8bとなシ基板に飛んでいく。
この途中で電子シャワーを浴びせるとクラスターの一部
がイオン化し、高電位に保たれた基板5に向って加速さ
れ、高いエネルギで基板に付着する。このとき基板表面
をたたいて清浄化するとともに、ゆるい結合が破れて基
板にそって蒸着物質ろの原子が移動し、安定な位置に停
止する。またイオン化しないクラスターはそのまま低い
エネルギで基板に付着し、ゆるい結合が破れて同様に基
板にそって原子が移動し安定な位置に停止する。このノ
ズル7bと基板50間で、イオン化のあとの部分に静電
し/ズ13を配置するとイオン化したクラスターはこの
静電レンズ13により集束され、高エネルギの微小スポ
ットとなって基板に到着し、そこで同上と同様の過程で
最も安定な位置に停止する。この場合、基板5上の集束
された微小スポット部分と、そのままの拡散角で付着す
る中性のクラスタビームによる部分では得られる膜の厚
さが著しく異なる。
いま、100mm#でビームが基板に付着するとし、こ
れをイオン化した5%のクラスタビームを1朋φに絞っ
て付着した膜と比較すると成膜速度は約0.2チである
。従って、所要の場所に100%付着した基板の他の部
分には0.2%の厚さで不要部分に蒸着物質3が付着す
る。よってこの02%をエツチングすることにより、所
要部分のみに膜をつけた基板を得ることができ、複雑な
工程を要するリソグラフィーエツチング工程を不要にす
ることができる。
また、偏向電極14を一対用いるとイオン化したビーム
、を左右に走査することができ、固定の点だけでなく、
直線状に所望の箇定に成膜することができる。これを2
対用いると前後左右にビームを走査することができ所望
の形状に成膜することができる。偏向電極を用いる代り
に、基板ホルダをX、Yに移動しても同様のことができ
るが、実用上は偏向電極14を用いるとはるかに取扱い
が容易で、走査速度も高くできる。
偏向を高速lこ大きな角度で行うことにより、ビームを
外してしまb成膜を中断するブランキングを行うことも
でき、自由度が著しく向上する。
基板を高電位に保つと都合の悪い場合は、別に加速用電
極15を設ければよい。以後のすべての実施例でも同様
である。
第6図乃至第8図は本発明の装置に用いる静電レンズの
実施例を示したものである。第6図(a)は、円板の中
心に穴をあけたものでルツボ4ツノスルフbを出たクラ
スタビームのうチ、イ茅ン化されたものは円孔レンズ1
6に印加された電圧v1によシその周辺に構成された電
場分布17によってまげられ、焦点面18に集束される
。第6図(b)杜、円孔の代りに円筒電極19と円孔電
極2゜を組合せ電圧V、とv2を印加するようにした、
パイポテンシャルレンズの例である。第6図(C)は、
2つの円筒を同軸にならべ、+V1と−V、に印加する
ようにした円筒加速レンズの場合の実施例である。
また、第7図(a)は、円筒の代りに2つの円板を+V
1と−■、に印加した円板加速レンズの実施例である。
また第7図(I))は、幾何収差を最小にするような等
電位面になるように曲面を構成した、2枚パトラ−加速
レンズの実施例で、(V、と−■、に印加している。ま
た第7図(C)は円筒を3と用い−V1.→、V、 、
 −V、の電圧を印加した円筒3枚アインツエルレンズ
型の実施例である。また第7図(d)は3枚の円筒にV
、 、 V2. V、の三種類の電圧を印加するように
した円筒3枚非対称レンズの実施例である。
また第8図(a)は、−V、 、 +V2.−Vl に
印加した3枚の円孔を組合せた円板3枚アインツエルレ
ンズの実施例である。また第8図(b)はV、 、 V
2゜v3に印加した6枚の円孔を組合せた円板3枚非対
称レンズの実施例である。また第8図(d)は−■、。
+V、 、−Vlに電圧印加した3枚対称パトラ−レン
ズの実施例である。
以上のように種々の静電レンズを用いることができる。
第9図は第5図によシ形成された付着膜の形状を示LJ
:ものである。基板5の中央部には集束されたクラスタ
ビームによシ厚い膜21が形成され、周辺の中性ビーム
のみがくる部分は薄い膜22となっている。これを軽く
エツチングすると薄い膜部分と厚い膜の表面が除去され
、必要な中心部のみの膜25が残されて目的の工程が°
完了する。
第10図は本発明の他の一実施例である。蒸着物質6け
坩堝4に入れられ電子ビーム等の加熱手段(図示せず)
で加熱され、ノズル7bから真空容器(図示せず)の中
に断熱膨張で噴出され、クラスター8bとなり、電子シ
ャワーにより一部イオン化される。そして偏向電極24
によりイオン化したクラスター25はまげられて静電レ
ンズ1!Iの方向に導かれる。そして絞られて高電圧に
保たれた基板5の上に加速集束照射され成膜される。一
方イオン化されなかった中性クラスター26はビームス
トッパー27に達し、そこでブロックされる。このよう
にすると最初から必要ケ所のみ蒸着物質3を付着させる
ことができ、周辺の不要部をエツチングする手間が不要
となる。
第11図は第5図の応用例で、クラスタビーム源を複数
個設けたものである。ビーム源28と29の材料を同じ
ものにすると成膜速度を上げることができる。また異な
る物質(例えばGaとAs)とすると化合物や合金膜を
マイクロに形成することができる〇 第12図は本発明の他の一実施例である。坩堝(図示せ
ず)より生じた蒸着物質の蒸気50は導管31を通って
複数個の一列に設けられたノズル324こ導かれ、断熱
膨張状態で真空中に噴出され、クラスターとなる。そし
て各ノズルごとに設けられた電子ビーム照射部分63に
よシ、一部はイオン化される。そしてやはシ各ノズルご
とに設けられた静電レンズ13によりイオン化クラスタ
は集束され、紙面に直角方向に移動中の基板5の上に照
射され必要部分に蒸着される。蒸着位置は偏向電極14
の印加電圧、極性の制御により、任意に選べる。このよ
うにするととにより、移動中の基板に連続的に選択的に
極部成膜をすることができる。またイオン化クラスタの
加速はレンズ15の一■、の高電圧を利用している。
第16図は上記第12図の実施例によって得られた基板
5の上の蒸着膜21の断面で、軽くエツチングすること
により、下図の如く必要な部分のみに必要な厚さの膜2
3を残すことができる。
第14図は本発明のマルチノズルビームソースにおける
実施例である。ルツボ(図示せず)から発生した蒸着物
質の蒸気30は導管31を導かれて複数のノズル32よ
シ断熱膨張状態で高真空中に吹出し、クラスタビームに
なす、電子ビーム照射部35で一部がイオン化さ第1、
静電柱状レンズ66により一方向のみが集束され、基板
5に付着する。基板5はノズルの並んでいる方向に移動
するため、基板を高速で送っても十分必要な膜厚がえら
れる。仁のように軸対称の円形レンズでなく、柱状のレ
ンズを用いることIこより狭い巾の基板をマルチノズル
方式で高速に成Hfることかできる。イオン化クラスタ
の加速jc//′i柱状静電レンズの一方の一■、の高
電圧を利用している。
第15図は本発明の他の一実施例である。蒸着物質3を
入れた坩堝4は電子ビーム等の加熱手段(図示せず)で
加熱されて高温になり蒸着物質5の蒸気がノズル76よ
#)断熱膨張の状態で吹き出しクラスタを形成する。ぞ
して電子ビーム照射部40で一部がイオン化され、#電
しンズ13でイオン化したり2スタのみが曲げられて集
束する。そこにピンホール41を有する空間フィルター
42を設けて、おくと中性化したクラスタの大部分は空
間フィルター42で遮ぎられ、ピンホール41を通過す
るのは大部分がイオン化クラスタビームである。このよ
うにして通過したビームを基板5に付着させることによ
り、加速エネルギを有するクラスタのみによる成膜が可
能となり、非常に高品質で緻密な膜が得られるようにな
った。ここで静電レンズ13の第1電極−■、と第3電
極−■1および空間フィルター42は負の高圧に保ち、
加速用電極として作用している。
第16図は空間フィルター42のあとに第2段の集束レ
イズ46を設けた本発明の実施例である。
このようにすることにより、基板5上の所要部分に選択
的にイオン化クラスタのみを用いた高品質の膜を形成す
ることができる。
第17図は本発明の他の実施例である。空間フィルター
42の直後にフィルム状の基板44を配して連続的に巻
き取ることにより従来得られなかった高品質の膜をイオ
ン化クラスタのみを用いることによシ得られるようにな
った。
更に本発明の実施例として第18図に示すことが考えら
れる。45は出入り可能iこ形成されたシャッタ、46
は電子シャワーである。47はスクリーンで拡縮できる
ように構成されている。48は坩堝4を加熱段を示す。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によればイオン化したクラ
スタビームを静電レンズにより集束させることにより成
膜位置のマイクロ化、選択化が可能となりイオン化クラ
スタの割合増化による膜質向上がはかれるようζこなっ
た。また、空間フィルタで中性クラスタの大部分を除く
ことにより一段と膜質が向上し、ビームの制御性が上り
、周辺のエツチングlこよる除去という後工程も不要と
なった。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は従来技術の説明図、第5図は本発明
の一実施例を示す構成図、第6図乃至第8図は本発明に
用いた静電レンズの各実施例を示す図、第9図は第5図
1こ示す装置により形成された付着膜の形状を説明する
ための図、第10図は本発明の他の一実施例を示した図
、第11図は第5図の応用例を示した図、第12図は更
に本発明の他の一実施例を示した図、第13図は第12
図の示す実施例によって得られた基板上蒸着膜の断面を
示す図、第14図は本発明のマルチノズルビームンース
における実施例を示した図、第15図は更に本発明の他
の一実施例を示した図、第16図、第17図、及び第1
8図は各々更に本発明の他の一実施例を示した図である
。 4・坩堝、 5・・・基板、 6b 基板ホルダ、 7b ノズル、 8b・・・クラスター、13・・・静電レンズ、14 
偏向電極、15・・・加速用電極。 第 I 図 2 簡 2 図 第3図 第 5図 第6図 (b) 拓 711D 第12え 閉 /3 月 (O−) 第ts r2N 第760 第1’7 I28 磐

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 高真空領域内に物質蒸気発生炉、電子放射源とイ
    オン引出し電極および薄膜を被着すべき基板を配置し、
    前記炉と前記引出電極との間には前者が正、後者が負と
    なるように加速電圧が印加され、前記物質蒸気発生炉内
    の蒸着物質は加熱により蒸気化され、その蒸気圧と前記
    高真空領域との間に圧力差を保持すると共に前記炉に設
    けられた小孔より前記蒸気を高真空中に噴射して断熱膨
    張による過冷却状態によって発生した塊状原子集団(ク
    ラスター)に対し、前記電子放射源より電子ビームを照
    射してクラスターを部分的にイオン化し、これを加速し
    て前記基板に薄膜を付着させる装置であって、クラスタ
    ーをイオン化する部分と基板との間にイオンの軌道を変
    える静電光学系を配置し、クラスターイオンを集束させ
    て薄膜を基板に付着させることを特徴とするイオンビー
    ム装置。 2、 偏向電極により中性クラスタからイオン化クラス
    ターを分離し、これを集束させて基板1こ付着させるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のイオンビー
    ム装置。 6 集束させたクラスタイオンの集束部分に開口を有す
    る空間フィルターを設け、集束したクラスタイオンを選
    択的に取り出してこれを基板に付着させることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載のイオンビーム装置。
JP58207433A 1983-11-07 1983-11-07 イオンビーム装置 Expired - Lifetime JPH0817154B2 (ja)

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EP84113348A EP0141417B1 (en) 1983-11-07 1984-11-06 Apparatus for forming film by ion beam
DE8484113348T DE3485563D1 (de) 1983-11-07 1984-11-06 Vorrichtung zur herstellung eines filmes mittels ionenstrahl.
US06/668,843 US4687939A (en) 1983-11-07 1984-11-06 Method and apparatus for forming film by ion beam

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