JPS599888B2 - 色分解光学装置 - Google Patents

色分解光学装置

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JPS599888B2
JPS599888B2 JP52008005A JP800577A JPS599888B2 JP S599888 B2 JPS599888 B2 JP S599888B2 JP 52008005 A JP52008005 A JP 52008005A JP 800577 A JP800577 A JP 800577A JP S599888 B2 JPS599888 B2 JP S599888B2
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red
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blue
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康雄 中田
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Sony Corp
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Sony Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はカラー撮像装置に使用される色分解光学装置に
関し、特に光路長を短かくしてこの色分解光学装置を小
形化できる様にすると共に光量整合用のニユートラルデ
ンシイテイフイルタを使用しなくて良い様にしたもので
ある。
従来カラー撮像装置の物体をレンズ系で撮影し、これを
赤色光R、緑色光G及び青色光Bの3つの映像に分ける
色分解光学装置として、第1図に示す如きものが提案さ
れている。
即ち、第1図に於いては入射光がこの入射光の光軸1上
に於いてこの入射光が表面に45度の角をなして入射す
る如く配された青色光を反射し、他の光を通過する青反
射ダイクロイックミラー2に供給される如くなされ、こ
の青反射ダイクロイックミラー2により反射された青色
光Bをミラー3により反射し、この反射された青色光B
を光量整合用のニユートラルデンシイテイフイルタTB
及び青色光のみを通過するトリミングフィルタ8Bを介
して撮像素子4Bに供給し、又この青反射ダイクロイッ
クミラー2を通過した他の光即ち赤色光R及び緑色光G
をこの光の光軸1上に於いて、この入射光が表面に13
5度の角をなして入射する如く配された赤色光を反射し
、他の光を通過する赤反射ダイクロイックミラー5に供
給される如くなされ、この赤反射ダイクロイックミラー
5により反射された赤色光Rをミラー6により反射し、
この反射された赤色光Rを光量整合用のニユートラルデ
ンシイテイフイルタTR及び赤色光のみを通すトリミン
グフィルタ8Rを介して撮像素子4Rに供給し、又この
赤反射ダイクロイックミラー5を通過した緑色光Gを光
量整合用のニユートラルデンシイテイフイルタTG及び
緑色光のみを通過するトリミングフィルタ8Gを介して
撮像素子4Gに供給される如くなされている。この場合
、赤色光R、緑色光G及び青色光Bの夫々の光路長を等
しくする如くする。又通常カラーカメラを使用して撮像
する場合種々の観点よりスタジオ照明光源の色温度を3
2000にとしており、この色温度32OOOK光源の
分光分布は大旨R:G:B=3:2:1であり、このR
、G、B3色分解の総合撮像特性3色光量比Ro:Go
:Boを1:1:1に整合させるのに、撮像素子4R、
4G、4Bの分光感度特性が平坦としたときにはニユー
トラルデンシイテイフイルタTR、TG、TBの光量通
過比を一:±:1としなければならない。
この為従来のガラ一撮像装置の色分解光学装置に於いて
はニユートラルデンシイテイフイルタTR、TG、TB
は不可欠のものであつた。
又更に撮像素子4R、4G、4BとしてCCD)ホトダ
イオーhン凾■g用したク 場合には青色光Bの感度が低
く例えば赤色光R、緑色光G及び青色光Bの感度比は(
2〜3):2■1でありこのニユートラルデンシイテイ
フイルタ1117R,7G,7Bの光量通過比を(一〜
−):ー: としなければならない。
又第1図に示す如き構成に於いては赤色光Rを分解する
のに青反射ダイクロイツクミラー2を通過した光を赤反
射ダイクロイツクミラー5で反射し、これをミラー6で
反射しているので光路長が比較的長くなり、他の光即ち
緑色光G及び青色光Bをこれに合致しなければならない
ので、装置全体が比較的大きくなる欠点があつた。
本発明は斯る点に鑑みこの光路長を比較的短かくしてこ
の色分解光学装置を小形化できる様にすると共に光量整
合用のニユートラルデンシイテイフイルタを使用しなく
ても良い様にしたものである。
以下第2図を参照しながら本発明色分解光学装置の一実
施例につき説明しよう。
この第2図に於いて第1図に対応する部分には同一符号
を付す。本例に於いては、レンズ系を介して得られた入
射光を光軸1上に於いて、この入射光が表面に45度の
角をなして入射する如く配した例えば60%反射、40
%通過のビームスプリツタ9に供給し、このビームスブ
リツタ9に依り反射された60%の光をこの反射光の光
軸上に於いてこの光が表面に45度の角をなして入射す
る如く配された青反射ダイクロイツクミラー2に供給し
、この青反射ダイクロイツクミラー2により反射され分
光された青色光Bをトリミングフイルタ8Bを介して撮
像素子4Bに供給する。又このビームスプリツタ9を通
過した40%の光をこの通過光の光軸上に於いて、この
光が垂直に入射する如く配した赤反射ダイクロイツクミ
ラー5に供給し、この赤反射ダイクロイツクミラー5に
より反射され分光された赤色光Rをビームスプリツタ9
の裏側(レンズ系よりの光が供給される側の反対面)に
供給し、このビームスプリツタ9の裏側にて反射された
赤色光Rをトリミングフイルタ8Rを介して撮像素子4
Rに供給し、又この赤反射ダイクロイツクミラー5を通
過した光をトリミングフイルタ8Gを介して緑色光Gを
分光しこの緑色光Gを撮像素子4Gに供給する。この場
合、色温度3200子Kに於ける分光分布比は赤色光R
:緑色光G:青色光B=Rs:Gs:Bs=3:2:1
であるので、この時の撮像素子4R,4G及び4Bの夫
々の色光に対する感度をRD.GD、及びBDとしたと
き総合撮像特性の3色光量比はRO:GO:BOは次の
通りである。赤色光Rはビームスプリツタ9を通過した
後、このビームスプリツタ9の裏側に依り反射する様に
しているので、RO=3×0.4×0.6×RD=0.
72RDとなり、緑色光Gはビームスブリツタ9を1回
通過しているので、GO=2×0.4×GD−0.8G
D となり、 青色光Bはビームスプリツタ9により反射されるので、
BO=1X0.6×BD=0.6BD となる。
従つてこの撮像素子4R,4G及び4Bの夫々の感度を
1:1:1としたときはRO:GO:BO=0.72:
0.8:0.6となり、電気回路で調整可能な比率とな
る。
以上述べた如く本発明に依れば物体よりの光を赤色光R
、緑色光G及び青色光Bの3色光に分解することができ
ると共にビームスプリツタ9を巧みに使用しているので
、ニユートラルデンシイテイフイルタを使用せずとも光
量を整合できる利益がある。又本発明に依れば光量整合
用のニユートラルデンシイテイフイルタを使用する必要
がなく且つビームスプリツタ9を巧みに使用しているの
でそれだけ赤色光R、緑色光G及び青色光Bの光路長を
短かくすることができ、この色分解光学装置をそれだけ
小形化、軽量化することができる。更に上述例では赤反
射ダイクロイツクミラー5への入射角が零度(垂直入射
)であるから赤一緑境界領域(オレンジ)に於ける偏光
特性差がなく(P波=S波)肌色再現特性が良くなる。
又青一緑境界領域(シアン)では従来と同様に偏光特性
差が生ずるが、人間の色覚特性はこの領域の色変化に対
して鈍感であるから簡易形のカラーカメラではこの偏光
特性改善をする必要がない。特にこの偏光特性が気にな
る場合は一入板を用いて改善することができる。第3図
例はこの第2図例をプリズム式としたもので、10a,
10b及び10cは夫々プリズムを示し、三角プリズム
10aの第1の面と菱形プリズム10cの第1の面とで
ビームスプリツタ8を挟み込み、このプリズム10aの
第2の面と立方体プリズム10bの第1の面とで赤反射
ダイクロイツクミラー5を挟み込み、菱形プリズム10
cの他の面に青反射ダイクロイツクミラー2を設けて第
2図と同様に構成したものである。
この第3図に於いても第2図同様の作用効果があること
は容易に理解できよう。又第4図は本発明の他の実施例
を示す。
この第4図は青色光Bを最大限に取り出す様にしたもの
であり、この第4図に於いて第2図に対応する部分には
同一符号を付しその詳細説明は省略する。この第4図例
に於いてはレンズ系を介して得られる入射光を表面に4
5度の角をなして入射する如く青反射ダイクロイツクミ
ラー2を配し、更にこの青反射ダイクロイツクミラー2
の光の入射方向とは反対側に重ねて50%反射、50%
通過のビームスプリツタ所謂ハーフミラー9aを配し、
この青反射ダイクロイツクミラー2により反射された青
色光B及びハーフミラー9aにより反射された光をミラ
ー3を介してトリミングフイルタ8Bに供給し、このト
リミングフイルタ8Bにより分光した青色光Bを撮影素
子4Bに供給し、又この青反射ダイクロイツクミラー2
及びハーフミラー9aを通過した50%の光(赤色光R
及び緑色光G)をこの通過光の光軸上に於いて、この光
が垂直に入射する如く配した赤反射ダイクロイツクミラ
ー5に供給し、この赤反射ダイクロイツクミラー5によ
り反射され分光された赤色光Rをハーフミラー9aの裏
側に供給し、このハーフミラー9aの裏側にて反射され
た赤色光Rをトリミングフイルタ8Rを介して撮像素子
4Rに供給し、又この赤反射ダイクロイツクミラー5を
通過して分光された緑色光Gをトリミングフイルタ8G
を介して撮像素子4Gに供給する。この場合、赤色光R
はハーフミラー9aを通過した後、このハーJャ~ラ一9
aの裏側に依り反射する様にしているので、RO=3×
0.5×0.5XRD−0.75RDとなり、緑色光G
はハーフミラー9aを1回通過しているので、GO=2
X0.5×GD=1GD となり、 青色光Bはハーフミラー9aを何等介していないのでB
O−1×1XBD=1BD となる。
この第4図例に於いても第2図と同様の作用効果がある
ことは容易に理解できよう。
又この第4図例に於いては青色光Bを得るのに青反射ダ
イクロイツクミラー2及びミラー3のみを使用して分光
する様にしているのでこの青色光Bを最大限に取り出す
ことができる。従つてこの第4図例をCCD、ホトダイ
オード等を使用した撮像素子を使用する場合に有利であ
る。第5図はこの第4図例をプリズム式にしたもので三
角プリズム10aの第1の面と菱形プリズム10cの第
1の面とで青反射ダイクロイツクミラ1 −2及びハー
フミラー9aの重ねたものを挟み込み、このプリズム1
0aの第2の面と立方体プリズム10bの第1の面とで
赤反射ダイクロイツクミラー5を挟み込み菱形プリズム
10cの他の面にミラー3を設けて第4図と同様に構成
したもの5である。
斯る第5図に於いても第4図と同様の作用効果がある。
第6図及び第7図は夫々本発明の他の実施例を示し、之
等第6図及び第7図に於いては第5図例に於いて青反射
ダイクロイツクミラー2に対するO光の入射角を変えプ
リズム10cの全反射を利用し、ミラー3を用いない様
にしたものである。
即ち第6図例に於いては青反射ダイクロイツクミラー2
に対する入射角を30度以下即ちプリズム10cを三角
プリズムとし、このプリズム10cの光の入射面と青反
射ダイクロイツクミラー2の設けられた面とのなす角θ
1を30度以下とする様にしたものである。又このプリ
ズム10cの角θ1を30度以下とすると共に赤反射ダ
イクロイツクミラー5に対する光軸1を垂直とせず、こ
の光軸1が赤反射ダイクロイツクミラー5に対して所定
の角をもつて入射する様にし、プリズム10aの第1の
面と第2の面とのなす角より光軸1に垂線を下したとき
この垂線と第1の面とのなす角θ2を30度以下とする
と共にプリズム10bの第1の面ど光軸1に対する垂線
とのなす角θ3を30度以下とする様にしたものである
。あとは第5図同様に構成したもので、この第6図及び
第7図に於いても第5図同様の作用効果があると共にミ
ラー3を設けなくて良い利益がある。尚本発明は上述実
施例に限るものではなく、本発明の要旨を逸脱すること
なくその他種々の構成が取り得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の色分解光学装置の例を示す構成図、第2
図は本発明色分解光学装置の一実施例を示す構成図、第
3図、第4図、第5図、第6図及び第7図は夫々本発明
の他の実施例を示す構成図である。 1は光軸、2は青反射ダイクロイツクミラー、3はミラ
ー、4R,4G及び4Bは夫々撮像素子、5は赤反射ダ
イクロイツクミラー、8R,8G及び8Bは夫々トリミ
ングフイルタ、9はビームスプリツタである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 入射光をビームスプリッタを通して赤反射ダイクロ
    イックミラーに供給し、該赤反射ダイクロイックミラー
    により反射された光を上記ビームスプリッタの裏側にて
    反射して赤色光を取り出す様にしたことを特徴とする色
    分解光学装置。
JP52008005A 1977-01-27 1977-01-27 色分解光学装置 Expired JPS599888B2 (ja)

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JP52008005A JPS599888B2 (ja) 1977-01-27 1977-01-27 色分解光学装置

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JP52008005A JPS599888B2 (ja) 1977-01-27 1977-01-27 色分解光学装置

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JPS5393026A JPS5393026A (en) 1978-08-15
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