JPS5997527A - 高純度アルミナ粒子の製造方法 - Google Patents
高純度アルミナ粒子の製造方法Info
- Publication number
- JPS5997527A JPS5997527A JP57205088A JP20508882A JPS5997527A JP S5997527 A JPS5997527 A JP S5997527A JP 57205088 A JP57205088 A JP 57205088A JP 20508882 A JP20508882 A JP 20508882A JP S5997527 A JPS5997527 A JP S5997527A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- powder
- purity alumina
- alumina
- high purity
- purity
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- Pending
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- Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は高純度アルミナ粒子の製造方法に関し、更に詳
細には流動性に優れた高純度アルミナ粒子の製造方法に
関するものである。
細には流動性に優れた高純度アルミナ粒子の製造方法に
関するものである。
従来、アンモニウムミョウバンの熱分解法やアルミニウ
ムの水中放電法、アルミニウムアルコキサイドの熱分解
法等多くの高純度アルミナ粉末の製造方法が知られてい
るが、これらの方法により得られた高純度アルミナ粉末
は極めて流動性か悪く、サファイア等の単結晶製造分野
では使用し難いとされていた。
ムの水中放電法、アルミニウムアルコキサイドの熱分解
法等多くの高純度アルミナ粉末の製造方法が知られてい
るが、これらの方法により得られた高純度アルミナ粉末
は極めて流動性か悪く、サファイア等の単結晶製造分野
では使用し難いとされていた。
このため該粉末をいったんプレス成形し、その後位結成
は溶融し、さらに粉砕粒状化して使用したり、又は該粉
末をスプレィドライ法でいったん顆粒化した後焼結して
粒状原料とする方法等の手段が取られて来た。
は溶融し、さらに粉砕粒状化して使用したり、又は該粉
末をスプレィドライ法でいったん顆粒化した後焼結して
粒状原料とする方法等の手段が取られて来た。
しかしながらこれらの粒状化方法はプロセスが繁雑であ
るばかりか成形、焼成、粉砕等の作業過程で鉄分、硅素
分、ソーダ分等の不純物の混入を招きやすいという欠点
を有する。
るばかりか成形、焼成、粉砕等の作業過程で鉄分、硅素
分、ソーダ分等の不純物の混入を招きやすいという欠点
を有する。
かかる事情下に鑑み本発明者らは、原料として使用する
高純度アルミナ粉末を何等汚染することなくかつ、流動
性のすぐれた高純度アルミナ粒を得るべく鋭意検討を行
なった結果、特定の条件下に高純度アルミナ粉末を処理
する場合には流動性は勿論のこと、得られる高純度アル
ミナ粒は出′発原料アルミナよりも史に純度が向上する
ことを見い出し、本発明を完成するに至った。
高純度アルミナ粉末を何等汚染することなくかつ、流動
性のすぐれた高純度アルミナ粒を得るべく鋭意検討を行
なった結果、特定の条件下に高純度アルミナ粉末を処理
する場合には流動性は勿論のこと、得られる高純度アル
ミナ粒は出′発原料アルミナよりも史に純度が向上する
ことを見い出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は酸素過剰の高温火炎中に同純度アルミ
ナ粉末を投入し、該粉末表面を溶除Ｉ或は半溶融するこ
とを特徴とする高純度アルミナ粒子の製造方法、この際
好ましくは高温火炎中に投入する原料粉末として高純度
アルミナ１００重量部に塩酸０．１〜１重量部を添加し
た原料粉末を用い、上記方法により該粉末の表面を溶融
或は半溶融することによる高純度アルミナ粒子の製造方
法を提供する蚤こある。
ナ粉末を投入し、該粉末表面を溶除Ｉ或は半溶融するこ
とを特徴とする高純度アルミナ粒子の製造方法、この際
好ましくは高温火炎中に投入する原料粉末として高純度
アルミナ１００重量部に塩酸０．１〜１重量部を添加し
た原料粉末を用い、上記方法により該粉末の表面を溶融
或は半溶融することによる高純度アルミナ粒子の製造方
法を提供する蚤こある。
以下、本発明方法を更に詳細に説明する。
本発明方法１こ適用するアルミナ粉は通常純度約９９．
８％以上、好ましく９９．９％以上、平均粒径０．１〜
５０μｍ程度の高純度アルミナであり、その製法として
はアンモニウムミョウバンの熱分解法やアルミニウムの
水中放電法、アルミニウムアルコキサイドの熱分解法、
バイヤー法等の公知方法によれはよい。
８％以上、好ましく９９．９％以上、平均粒径０．１〜
５０μｍ程度の高純度アルミナであり、その製法として
はアンモニウムミョウバンの熱分解法やアルミニウムの
水中放電法、アルミニウムアルコキサイドの熱分解法、
バイヤー法等の公知方法によれはよい。
次いで本発明方法に実施に当っては高純度アルミナ粉末
原料を可燃性ガス、例えば水素、プロパン、アセチレン
等を原料とする火炎発生装置内に供給し、火炎中で該原
料粉末表面を溶融或は半溶岬；するが、この際処理は必
ず酸素過剰の状態下に処理しなけれはならない。
原料を可燃性ガス、例えば水素、プロパン、アセチレン
等を原料とする火炎発生装置内に供給し、火炎中で該原
料粉末表面を溶融或は半溶岬；するが、この際処理は必
ず酸素過剰の状態下に処理しなけれはならない。
火炎発生装置内の酸素濃度を可燃性ガスを完全に燃焼せ
しめ得る童以上存在せしめない場合１こはアルミナ粒子
中に可燃性ガスの熱分解１こよって生じた炭素が取り込
まれ、原料アルミナの純度低ｆを招いたり、或はアルミ
ナの結晶欠陥多発の原因となって、遷移アルミナの生成
が著しくなり、主としてα−アルミナが要望される前記
のごとき単結晶製造分野の原材料としては使用できない
こととなるので適さない。
しめ得る童以上存在せしめない場合１こはアルミナ粒子
中に可燃性ガスの熱分解１こよって生じた炭素が取り込
まれ、原料アルミナの純度低ｆを招いたり、或はアルミ
ナの結晶欠陥多発の原因となって、遷移アルミナの生成
が著しくなり、主としてα−アルミナが要望される前記
のごとき単結晶製造分野の原材料としては使用できない
こととなるので適さない。
又酸素過剰の高温火炎中にて処理される原料制純度アル
ミナ粉末としては所要の純度を有する高純度アルミナ粉
末単味でもよいが、高純度アルミナ粉末１００車を部当
り０．１〜１屯遺部の塩酸を予め添加したものを原料粉
末として火炎中ｆこ投入処理する場合には原料粉本中の
不純物が処理前よりも減少し、更に高純度化されるとと
も（こ遷移アルミナの生成率も低下するので好抜しい態
様である、アルミナ粉末に対する塩酸の添加量が０．１
％未７．７この場合（こは添加効果が顕著ではなく、他
方１直鍛％を越える場合にはそれに見合う添加効果の発
現がな（、むしろ発生する塩素ガス１こより装置材料が
腐食されるので好ましくない。
ミナ粉末としては所要の純度を有する高純度アルミナ粉
末単味でもよいが、高純度アルミナ粉末１００車を部当
り０．１〜１屯遺部の塩酸を予め添加したものを原料粉
末として火炎中ｆこ投入処理する場合には原料粉本中の
不純物が処理前よりも減少し、更に高純度化されるとと
も（こ遷移アルミナの生成率も低下するので好抜しい態
様である、アルミナ粉末に対する塩酸の添加量が０．１
％未７．７この場合（こは添加効果が顕著ではなく、他
方１直鍛％を越える場合にはそれに見合う添加効果の発
現がな（、むしろ発生する塩素ガス１こより装置材料が
腐食されるので好ましくない。
本発明方法において原料高純度アルミナ粉末に塩酸を添
加すること１こより何故遷移アルミナの生成が低いのか
詳らかではないが、高純度化１こついてはアルミナ中ｌ
こ含有される鉄、シリカ、゛ノーズ等が塩酸と共存し、
２０００℃以上の温度で高温加熱されること（こより揮
発性塩化物を形成し、蒸発除去されるものと推測される
。
加すること１こより何故遷移アルミナの生成が低いのか
詳らかではないが、高純度化１こついてはアルミナ中ｌ
こ含有される鉄、シリカ、゛ノーズ等が塩酸と共存し、
２０００℃以上の温度で高温加熱されること（こより揮
発性塩化物を形成し、蒸発除去されるものと推測される
。
以上計述した本発明方法にょＪｌ、は（・ハめてｒ１１
単な方法で純度低下がなく、遷移アルミナ晶への転移を
少なくして流動性の優れた高純度アルミナを得ることを
可能としたものであり、その工業的価値は頗を大なるも
のである。
単な方法で純度低下がなく、遷移アルミナ晶への転移を
少なくして流動性の優れた高純度アルミナを得ることを
可能としたものであり、その工業的価値は頗を大なるも
のである。
以下本発明方法を実施例シこより気蚤こ詳細に説明する
。
。
実施例
ミョウバン法Ｖこより合成した篩純度α−アルミテ粉末
（平均粒径１ｏμｉｌｌ 、純度９９、９５ ？６ ）
を粉末供給手段を介してプロパン−酸素火炎中Ｉこ投入
した。溶射条件はプロパンｌ Ｏｎ？ ／ １１． ？
＋ｆ素６０ｙｙ／／ｈ、殿料アルミナ粉末投入Ｍ １０
ｋＱ ／ ｌｌとした。
（平均粒径１ｏμｉｌｌ 、純度９９、９５ ？６ ）
を粉末供給手段を介してプロパン−酸素火炎中Ｉこ投入
した。溶射条件はプロパンｌ Ｏｎ？ ／ １１． ？
＋ｆ素６０ｙｙ／／ｈ、殿料アルミナ粉末投入Ｍ １０
ｋＱ ／ ｌｌとした。
（粉末キャリアガス、酸素１ ｍ” ／ ｂ ）溶１寸
されたアルミナ粉末は中空のステンレスパイフ（１００
ｙｗ×１０００＊＊ｅ ）ヲａａシた後水中に捕集した
。
されたアルミナ粉末は中空のステンレスパイフ（１００
ｙｗ×１０００＊＊ｅ ）ヲａａシた後水中に捕集した
。
取得されたアルミナ粒子はＸ線的Ｉこ９０％以上かα−
アルミナ粒子で、一部γ−アルミナの生成がみられた。
アルミナ粒子で、一部γ−アルミナの生成がみられた。
平均粒径は８μｍでほぼ球形であった。この粒子の重装
密度は２．８０ｒ／ｙ、軽装密度は２．１２ｒ／ｅａで
あり、この粒子の安息角を測定した結果３０度であり、
溶射処理前の粉末の安息角は３５°であり、流動性が改
良されていることか分った。
密度は２．８０ｒ／ｙ、軽装密度は２．１２ｒ／ｅａで
あり、この粒子の安息角を測定した結果３０度であり、
溶射処理前の粉末の安息角は３５°であり、流動性が改
良されていることか分った。
実施例２
第１表に示す条件で実施例１と同様に高純度アルミナ粉
末の溶射処理を行なった。
末の溶射処理を行なった。
処理条件、得られた＾純度アルミナ粒子の特性を第１表
１こ示す。
１こ示す。
第１表
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ｌ）酸素過剰の篩部火炎中に高純度アルミナ粉末を投入
し、該粉末表面を溶融或は半溶融することを特徴とする
高純度アルミナ粒子の製造方法。 ２）酸素過剰の高温火炎中に投入する高純度アルミナ粉
末が高純度アルミナ１００重量部に対し塩酸０．１〜１
重量部添加したものであることを特徴とする特許請求の
範囲第１項記載の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57205088A JPS5997527A (ja) | 1982-11-22 | 1982-11-22 | 高純度アルミナ粒子の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57205088A JPS5997527A (ja) | 1982-11-22 | 1982-11-22 | 高純度アルミナ粒子の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5997527A true JPS5997527A (ja) | 1984-06-05 |
Family
ID=16501223
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57205088A Pending JPS5997527A (ja) | 1982-11-22 | 1982-11-22 | 高純度アルミナ粒子の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5997527A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62191420A (ja) * | 1986-02-17 | 1987-08-21 | Showa Alum Ind Kk | 球状コランダム粒子の製造方法 |
| JPH05294613A (ja) * | 1991-11-28 | 1993-11-09 | Showa Denko Kk | 球状コランダム粒子 |
-
1982
- 1982-11-22 JP JP57205088A patent/JPS5997527A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62191420A (ja) * | 1986-02-17 | 1987-08-21 | Showa Alum Ind Kk | 球状コランダム粒子の製造方法 |
| JPH0432004B2 (ja) * | 1986-02-17 | 1992-05-28 | ||
| JPH05294613A (ja) * | 1991-11-28 | 1993-11-09 | Showa Denko Kk | 球状コランダム粒子 |
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