JPS5993645A - 外面を熱収縮フイルムで保護したガラス容器とその製造方法 - Google Patents

外面を熱収縮フイルムで保護したガラス容器とその製造方法

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JPS5993645A
JPS5993645A JP20013682A JP20013682A JPS5993645A JP S5993645 A JPS5993645 A JP S5993645A JP 20013682 A JP20013682 A JP 20013682A JP 20013682 A JP20013682 A JP 20013682A JP S5993645 A JPS5993645 A JP S5993645A
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JP
Japan
Prior art keywords
heat
glass container
paint
tube
foamed
Prior art date
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Pending
Application number
JP20013682A
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English (en)
Inventor
務 松原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamamura Glass KK
Kanebo NSC KK
Original Assignee
Yamamura Glass KK
Kanebo NSC KK
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Publication date
Application filed by Yamamura Glass KK, Kanebo NSC KK filed Critical Yamamura Glass KK
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は壜のようなガラス容器の外面を熱収縮フィルム
で採機する方法とそれにより得られたガラス容器に関す
るものである。
ガラス容器の表面を熱収縮フィルムで保護する従来法と
しては、非発泡性の収縮性フィル1・による方法と、発
泡性の収縮性フィルムによる方法の二Qがあるが、前者
は傷付き防止、飛散防止効果を持つが緩衝性に欠け、後
者は傷付き防止、緩衝性はあるが飛散防止効果がなく、
いずれも一長一短があって、充分な保護を果していない
のが現状である。
本発明はこの点を解決したもので、本発明は従来品に比
して充分な緩衝性をもち、しかも優れた傷付き防止、飛
散防止効果を具備するガラス容器とその製造方法を提供
するものである。
本発明のガラス容器は、外面に設けた発泡クツジョン材
層を介して熱収縮フィルムを有するものである。発泡ク
ツジョン材層は、普通容器全体に設けるがビール壜のよ
うな長い胴部を有する容器では、胴部の上方及び下方の
三箇所に例えば帯状に、まだ、中間部が最も大きい容器
では、直径が最大な一箇所のみに例えば帯状に設けるこ
ともできる。−ここで、発泡クッション材層とは、発泡
性塗料を塗布した後、加熱発泡させて得られた発泡緩衝
材層であり、また、熱収縮フィルムとは、容器にかぶせ
た熱収縮性チューブを加熱収縮させて得られるフィルム
層である。
本発明で使用する発泡性塗料は、発泡剤を各種エマルジ
ョン中に均一に分散させ、必要に応じて、界面活性剤、
増粘剤、着色剤を添加したものである。代表的な発泡剤
としては塩化ビニリデンとアクリロニトリル共重合物を
殻壁とし、低沸点炭化水素(ブタンガス等)を内包した
微少球体がある。
各種エマルジョンとしては、アクリル樹脂、酢酸ビニル
、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ウレタン樹脂、スチ
レン樹脂、エポキシ樹脂、オレフィン系樹脂等の微粒子
を水中に分散した樹脂エマルジョンを使用する。樹脂固
形分は約50〜60%である。但し、樹脂固形分の割合
は、樹脂の種類、性能等に応じて適宜変更できる。
発泡剤の配合はエマルジョン中の樹脂固形分に対して5
〜30%、好ましくは約10%である。
界面活性剤は塗料のガラス容器へのぬれ性を改善するだ
めに添加するもので、アニオン系、カチオン系いずれの
ものも使用でき、その添加量は1容量チ以下が特に適当
である。
上記塗料の粘度は500〜10000センチボイズで使
用する。着色料はすべての染料、顔料を自由に使用でき
る。
塗料の塗布は、容器の形状と塗布方法及び所望の緩衝性
態に応じて、適当な範囲に塗布する。塗布方法としては
、スポンジコート、ローラーコート、スクリーンコート
、スプレィコート、ディッピングのいずれでもよい。塗
布乾燥後の厚みは、約10〜100μが好ましい。
次にインクの発泡処理として、通常、100〜200℃
で30秒〜5分間熱風を吹付けて加熱し、約50〜30
0μに発泡させて発泡クッション材層を形成する。この
際、加熱手段として熱風の代りに赤外線ヒーターを使用
すれば、加熱時間を大巾に(約15秒位まで)短縮でき
るので、特に好適である。また、樹脂エマルジョンとし
て、水の代りに溶剤を使用すれば、発泡温度をより低温
に下げることができる。また別法として、発泡性塗料を
塗布し加熱乾燥後、熱収縮性チューブをかぶせて、加熱
収縮と同時に発泡させることもできる。
この乾燥処理は発泡処理よりも低温であり、例えば、厚
みが30μの場合には、熱風の吹付により、65℃以下
で2〜3分程度である。この処理はチューブをかぶせる
前の予熱を利用して行うこともできる。さらに、発泡剤
として40〜80℃で発/mするものを使用すれば、次
工程の熱収縮性チューブをかぶせる前の容器の予熱時に
発泡させることができ、工程を簡略化することも可能で
ある。
発泡クッション材層を形成したガラス容器は、次に熱収
縮性チューブを用いて、その外面に熱収縮フィルムを形
成する。
本発明で使用する熱収縮性チューブは、ポリ塩化ビニル
、低密度及び高密度のポリエチレン、ポリフロピレン、
ポリスチレン、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリ
アミド樹脂、エチレン−酢ビ共重合体製等の延伸チュー
ブ(−軸延伸又は二軸延伸のいずれでもよい)であり、
接ぎ目なしのものでも、フィルムの両端を重ね合せて接
合したものでもいずれでもよい。二軸延伸の場合には、
延伸率は容器にかぶせた時、軸心方向に小さく、円周方
向に大きいもの、普通、円周方向が軸心方向に対して2
倍以上のものがよい。いずれの場合でも、円周方向の延
伸率が1,5倍以上のものがよい。厚みはIO〜500
μの広範囲のものが使用できるが、30〜100μが特
に好ましい。
発泡クッション材層を形成直後の、約140℃の容器に
熱収縮性チューブをかぶせると、フィルムのたれ、ンワ
等の欠点が発生するので、普通、40〜80°C1好ま
しくは、55〜65℃丑で容器を冷却した後に行なう。
熱収縮性チューブを加熱収縮させるには、公知の加熱収
縮手段を使用できるが、特願昭57−] 7101.3
号に記載したように、先づ、容器の胴部のみに比較的低
温の熱風を吹きつけて胴部のチューブを予備収縮させた
後、次いで、容器の肩部及び底部のみに比較的低温の熱
風を吹き付けて肩部及び底部のチューブを予備収縮させ
、最後に、比較的高温の熱風を容器全体に均一に吹き伺
けて仕上収縮させる方法が特に好捷しい。
しかし、本発明は、上述した製法に限定されるものでは
なく、内面に予め発泡性塗料を塗布した熱収縮性チュー
ブを使用して1、これをガラス容器にかぶせ、チューブ
の加熱収縮と同時に塗料を発泡させることもできる。こ
の方法によれば、発泡クッション制層の形成と同時に、
その外側に熱収縮フィルム層を形成でき、工程を簡略化
できる。
壕だ、別法として、内面に塗布された発泡性塗料を加熱
発泡させだ熱収縮性チューブをかぶせ、加熱収縮させる
こともできる。
次に実施例によって本発明を説明する。
〔実施例〕
エチレン−酢酸ビニル共重合体50%、水50係のエマ
ルジョンと、上記樹脂分に対し10係の発泡剤と、アニ
オン系界面活性剤1容量係と力・らナリ、粘度を200
0センチポイズに調整した発砲性塗料を用意した。この
発泡性塗料を第1図及び第2図のガラス容器1に、それ
ぞれスポンジコート法によって、第1図の容器には胴部
上方及び下方の2箇所に、寸だ、第2図の容器には、最
大直径の胴部中央部のみに、帯状2に塗布した。乾燥後
の厚さは30μであった。
次いで、140°Cで1分間加熱し、約100 ttに
発泡させ発泡クッション材層を形成した。容器を60℃
に冷却した後、厚さ50μのポリ塩化ビニル延伸チュー
ブをかぶせ、先づ胴部を150°Cで1秒、次いで、肩
部、底部を100℃で1秒、最後に、350℃で2秒全
体を加熱して、チューブを熱収縮させ、第1図及び第2
図に示す外面を熱収縮フィルム3で保護したガラス容器
を得だ。
これらのガラス容器は、発泡クッション(う1層を有し
ない熱収縮フィルムのみで保dφしたカラス?f器に比
して、いずれも、取扱い中の両′撃、衝突による破損が
犬IJに減少した許りでなく、破片か散乱することは全
くなかりた。
上記したように、本発明によるガラス容器は、従来の熱
収縮フィルムのみを施したガラス容器に比して緩衝効果
が秀れているため、取扱い中の破損が他端に減少でき、
まだ、発泡クッション材層のみを施したガラス容器のよ
うに破損した破片が散乱することも無いから、自動販売
機で充分安全に使用できる詐りでなく、運搬時にも包装
箱の中仕切、クツノヨン材料等を省略でき箱の容積も小
型化でき、極めて顕著な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、夫々長い胴部をもったガラス容器
、と、胴中央部が最大直径のガラス容器を用いた実bf
=例の説明図である。 1・・・ガラス容器 2 発泡クツジョン材層 3・・・熱収縮)・イルム 代理人 弁理士 佐々木 俊 哲

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)発泡クッション材層を介して、その外面に熱収縮
    フィルムを有することを特徴とする外面を熱収縮フィル
    ムで保護したガラス容器。 (2)発泡クッション材層を容器の胴部全体に設朝た特
    許請求の範囲第1項記載のガラス容器。 (3)発泡クツジョン材層を容器の胴部上方及び下方に
    帯状に設けた特許請求の範囲第1項記載のガラス容器。 (4)  発泡クッション材層を容器の最大直径箇所に
    帯状に設けた特許請求の範囲第1項記戦のガラス容器。 (5) ガラス容器の外面に塗布した発泡性塗料を加熱
    した後、熱収縮性チューブをかぶせて加熱収−−縮させ
    ることを特徴とする外面を熱収縮フィルムで保護したガ
    ラス容器の製造方法。 (6)発泡性塗料を加熱発泡した後、熱収縮性チューブ
    をかぶせる特許請求の範囲第5項記載の方法。 (力 発泡性塗料を加熱乾燥した後、熱収縮性チューブ
    をかぶせ、チューブの加熱収縮と同時に塗料を発泡させ
    る特許請求の範囲@5項記載の方法。 (8)内面に予め発泡性塗料を塗布した熱収縮性チュー
    ブをガラス容器にかぶせ、チューブを加熱収縮させるこ
    とを特徴とする外面を熱収縮フィルムで保護したガラス
    容器の製造方法。 (9)  チューブの加熱収縮と同時に塗料を発泡させ
    る特許請求の範囲第8項記載の方法。 (fil’  発泡性塗料を加熱発泡させだ熱収縮性チ
    ューブを、ガラス容器にかぶせる特許請求の範囲第8項
    記載の方法。
JP20013682A 1982-11-15 1982-11-15 外面を熱収縮フイルムで保護したガラス容器とその製造方法 Pending JPS5993645A (ja)

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Family

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009522138A (ja) * 2006-01-10 2009-06-11 晋▲溢▼生化科技股▲分▼有限公司 断熱、保温、火傷防止の紙製、又はプラスチック製容器の製造方法及びその製品

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009522138A (ja) * 2006-01-10 2009-06-11 晋▲溢▼生化科技股▲分▼有限公司 断熱、保温、火傷防止の紙製、又はプラスチック製容器の製造方法及びその製品

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