JPS5989514A - 引込柱装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、電灯線や電話線等の電線を住宅等に引き込
むための引込柱装置に関するものである。

一般に、住宅への電線の引き込みは、つぎのようにして
行われている。すなわち、第１図に示すように、中空の
住宅用引込柱１の上部に引止め金具２を取り付け、引込
用架空電線３の引込線４を引込柱１の電線引込口５から
引込柱１の内部に引き込み、ついでこの電線４を引込柱
１の中間部に設けられた引出口５−から再び引込柱１の
外へ引き出して引込柱１に取り付けられたボックス６の
底部開口よりボックス６内に引き込み、内蔵されている
ワットアワーメータに結線する。そして、ワットアワー
メータに接続されている電線７をボックス６の底部開口
から外部へ引き出して引込柱１の引込口８内に配挿し、
引込柱１の内部および地中を通して住宅９内へ到達させ
るということによシ行われている。しかしながら、この
ようにする場合は、引込柱１に引き込まれた′ｖＬ線４
を一旦外部に引き出しそれからボックス６内に引き込み
、またボックス６からの電線７も同様に外部へ引き出し
たのち引込柱１内に配装するため、電線４゜７の保護が
不充分となるうえに外観も悪く、シかも外へ引き出す分
だけ余分に電線４，７が盛装（１〜２ｍ程度）になると
いう難点が生じていた。

この発明は、このような事情に鑑みなされたもので、１
部に電線引込口を有し中間部に開口を有する電線引込柱
と、電気計器を内蔵していてそれ自身の１＆向開口を上
記電線引込柱の開口に合わせて上記電線引込柱に取り付
けられるボックスと、上記電線引込柱の開口および上記
ボックスの開口を連通状態で防水する防水パツキンを備
え、上記電線引込柱に内装された電線を上記連通状態の
開口を通して上記ボックス内に引き込んで電気計器番こ
結線し、かつ電気計器の導線を上記連通状態の開口を通
して電線引込柱内番こ配装しうるようにしたことを特徴
とする引込柱装置をその要旨とするものである。

すなわち、この引込柱装置は、引込柱やボックスから電
線を外へ出さずに引き込みしうるため、電線の保護が完
全になるとともに外観の向１を実現でき、しかも電線の
節約も達成しうるようになる。

つぎに、この発明を実施例にもとづいて説明する。

第２図はこの発明の一実施例の構成図である。

図において、１０は中空の１１Ｌ線引込柱で、Ｌ部に引
込口１１が形成され、中間部に開口１２が形成されてい
る。・１３はボックスで、その裏面板１４に設けられた
開口１５を引込柱１０の開口１２に合わした状態で取付
金具１６によって引込柱１０に収り付けられている。１
７はボックス１３に収容されているワットアワーメータ
で、メータ取付用木板１８を介してボックス１３の裏面
板１４に固定されている。上記引込柱１０の開口１２の
形成位置は、ボックス１３の天板１３ａが地上から１．
８〜２．０ｍになるように設定されている。１９はキャ
ップ、２０は引込用架空電線、２１は電線（ケーブル）
、２２はメータ１７に接続されている電線である７、２
３は防水パツキンで、引込柱１０の開口１２とボックス
１３の６ｉ４０１５を連通状態で防水している。すなわ
ち、この防水パツキン２３は、第３図のように、縦長円
筒状をしていて、中央部がつば部２４になっておシ、上
端部が引込柱側ブッシング部２５１こ、下端部がボック
ス側ブツシング部２６になっていて、引込柱側ブッシン
グ部２５を引込柱１０の開口１２に、ボックス側ブツシ
ング部２６をボックス１３の開口１５に嵌合して装着さ
れる。上記つは部２４は、引込柱１０番こボックス１３
を取り付けた時にできる引込柱１０゜ボックス１３間の
隙間よりも大きな厚みに設定されていて、つば部２４の
引込拝側の端面２５ｍが、引込柱１０の外周に沿うよう
に曲面形状に形成されボックス側の端面２７がボックス
１３の裏面板１４に沿うように平面形状に形成されてい
る。そして、防水パツキン２３あ取付状態において引込
柱側の端面２５ａが、第４図１こ示すように、引込柱１
０の外周面番こ圧接するとともにボックス側の端面２７
がボックス１３の裏面板１，４に圧接し、引込柱１．０
およびボックス１３の、開口１２．１５を防水する。ｊ
８４図において、１８はメータ取付用木板１．２８は、
木板取付用ボルト！ある。

ボックス１３の引込柱１０への、取り付けは、引込柱１
０の開口１２に防水パツキン２３の引込柱側ブッシング
部２５を嵌合しておき、つぎに防水（５） パツキン２３のボックス側ブツシング部２６をボックス
１３の開口１５に嵌合し、その状態でボックス１３を引
込柱１０方向に押圧しながら行われる。その結果、ボッ
クス１３の裏面板１４と引込柱１０の外周向とで防水パ
ツキン２３のつｄ部２４が圧縮され、前記やように、開
口１２．１５の防水が達成される。

この引込柱装置は、上記のように構成されているため、
引込柱１０への電ｆ１４２１の引き込みは従来と同じで
あるが、引込柱１０からのｔｌ１Ｍ２１の引き出しは、
引込柱１０およびボックス１３の一口１２．１５から行
い、またボックス１３から引込柱１０への電線２２の引
き込みもｔ記開口１２゜１５から行い、電線２１．２２
が外部に出ない。

そのため、電線２１　、２２．の保護が完全になり、ま
た外観もスッキリと仕上がる。そのうえ、余分な電線が
不要になるたや電線の節約も実状しうるようになる。

以とのように、この発明の引込柱装置は、引込柱やボッ
クスから電線を外へ出さずに引き込みしく６） うるため、電線の保護が完全になるとともに外観の向上
を実現でき、しかも電線の節約も達成しうるようになる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来レリの説明図、第２図はこの発明の一実施
例の構成図、第３図はそれに用いる防水パツキンの斜視
図、第４図は防水バツキ／による防水状態説明図である
。 １０・・・電線引込柱　１１・・・引込口　１２．１５
・・・開口　１３・・・ボックス　１４・・・裏面板　
１７・・・ワットアワーメータ　２１．２２・・・電線
　２３・・・防水パツキン 代理人　弁理士　松　本　武　彦

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　上部に電線引込口を有し中間部に開口をイｊ
   する電線引込柱と、電気計器を内蔵していてそれ自身の
   裏面開口を上記電線引込柱の開口に合わせて上記電線引
   込柱に取り付けられるボックスと、上記電線引込柱の開
   口および上記ボックスの開口を連通状態で防水する防水
   パツキンを備え、上記電線引込柱に内装された電線を上
   記連通状態の開口を通して上記ボックス内に引込んで電
   気計器に結線し、かつ電気計器の導線を上記連通状態の
   開口を通して電線引込柱内に配装しうるようにしたこと
   を特徴とする引込柱装置。