JPS5987076A - 均一な塗膜表面を有する焼付塗装鋼板の製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 一般に圧延された鋼板及び纒金された鋼板などの塗装原
板を所定の前処理をした上で塗装し、さらに焼付処理さ
れた塗装鋼板においては、あらかじめ調質処理をされて
いても焼付工程で一定時間高温下に保持されるために降
伏点の回復をお・こして時効硬化をおこす。

この欠点を解消するために、焼付処理された後にスキン
パス加工又はレベラー加工をしている。

本発明は、上記した節句塗装鋼板の製造方法に関するも
ので、塗装原板の板巾、板厚、板拐質等（以−ト原板条
件という。）が異なっても塗装された塗膜表面の状態を
猟に容易に均一に仕上けることを目的とした製造方法で
ある。

不発り−ＩＶｉ上記目的達成のために種々検削の結果、
焼料処理後になされるスキンパス加工のしかたつまシス
キンバスロールの表面形状が塗膜表面の平滑さ、光沢、
艶消仕上（ダル仕上げ）状態等の表面状態の均一性に大
きく影響することに着目したものである。すなわち第１
図に示すようにスキンバスロール１の軸線が鋼板２の通
板時に調質圧延イ）・“１重によシたわむが、このＪＱ
板条件が、かわれはスキンバスロールのたわみ状態がか
わる、これらのロールのたわみを適正に修正しないと、
塗ｌＩ９表面のｒｌｊ方向において均一に加圧されない
状態となシ、塗膜表面の平滑さ、光沢又は艶消仕上（ダ
ル仕上）状態の均一度、あるいは塗膜の原板面に対う“
る密着性の均一・度等が悪くなる。

本発明は、前記問題点を解決するものであつ−〔、その
構成ｔよ鋼板を焼料塗装し、次いてロール内部に油圧を
発生させてロール胴部の軸線方向の表面形状を変形させ
るようにしたクラウンｔ５Ｊ変ロールを配設したスキン
パス装置でスキンパスすることを特徴とする均一な４秋
表面を廟する焼付塗装鋼板の製造方法である。

次に本発明の実施例を図ｉＩｉ＋に基づいて説明する。

製造工程は第２図に示ずように、前処理され次いでポリ
エステル樹脂、アクリル１．１ｌｌ）￥、フッ素樹脂等
の塗料を塗装された鋼板１０を焼付炉１１で板温か１８
０°Ｃ〜２５０°Ｃになるように焼付し、冷却部１２で
常温近く迄冷却する。この塗膜厚は、ｌＯ〜３０μであ
る。

次いでプライドルロール１３．１３を通しスキンパスロ
ール１４．１４’からなる本発明のスキンパス荷重１５
で表面調整及び調質をする。この時、鋼板の伸び率が０
１〜３％のね囲になるようＶＣする。

次いでプライドルロール１６．１６を通し、テンション
レベラー１７で形状修正及び調質をし、プライドルロー
ル１８．１８を通し巻取りを行なう。

鋼板ＩＯへの張力付与は、プライドルロール１８．１８
の上のロールで行なう。又テンションレベラーにおいて
は鋼板の伸び率が０１〜２．５％の範囲になるようにう
る。

本発明のスキンパス装置の下のスキンパスロール１４′
は油圧を発生させてロール胴部の軸線方向の表面形状を
変形させるようにしたクラウン可変ロールであシ第３図
〜第６図に示すようなロールの胴部−し゛ある円筒状の
シェル２０にンヤフト２１を回心的に挿通させた状態で
シェル２０の両端部をベアリング２２，２２を介して、
シャフト２１に回転自在に支持させて、両者２０．２１
の対向周面間に円ｆｔｊ’ｌ状の中間室を形成しである
。そしてこの中間室を周方向において、上下に略２等分
して上位の中間室部分を周方向両端部及び軸線方向両端
部がンヤフ（・２１に設けたシール機構２３．２４でも
って遮蔽プールせしめらＪｌ）こ加圧室２５に形成しで
ある。ンヤフ）２１にｅ：１送油機構（図示せず）に連
結され、加圧室２５に連通ずる圧入通路２６と排油室２
７Ｖｃ連通する排油通路２８が形成されている。

前記シール機構２３は第４図、第５図に示すように軸線
方向にのびる各シール体２９．２９を一端縁部をシャツ
）２１に形成せる段部２１ａに支持させると共に他端縁
部を板バネ３０でもってシェル２０の内周面に圧接させ
て配設してあって、加圧室２５の油圧によって各シール
体２９．２９がシェル内周面に押圧されシールするよう
に構成されている。

前記シール機構２４は、第３図、第６図に示すごとく、
シャフト２１の端面に形成せる凹溝３１Ｋ加圧室２５に
沿って周方向に延びる／−１１体３２を軸方向に搦動自
在に嵌挿支持させシール体３２をバネ３３を介してシー
ル受面３４に圧接させてあって、加圧室２５の油圧が連
通孔３５を介してシール体３２がシール受面３４に押圧
せしめられるように構成され１いる。

塗装される原板は、種々の板巾、板厚、材質のものがあ
る。板巾については、７１１ｍｍ、７６０ｍｍ９１４ｍ
＋ｎ、１０００ｍｍ１１１００ｍ、１２３０ｗｎ等のも
のを塗装するが、この板ＩＩＪのちがいによって第１図
に７Ｊテずスキンパスロール表面の軸線方向のたわみが
、それぞれ異なる。板ｊ早については、０１６刷〜ａ、
　ｏ　ｍｍの間で釉々なノ早さのものを塗装するが、板
厚によってスキンパス彷ｊＭＥ、が異なるため板厚がか
われば、スキンパスロール表面の軸線方向のたわみがか
イつる。板利賀は、鋼種が５ＡＤ１００８−８ＡＥＩ（
１５０であって、冷間圧延されたもの又は亜鉛釧金をさ
れたものを塗装するが、板祠質によってスキンパス荷重
が異なり、スキンパスロール表［ｈｌの軸線方向のたわ
みが異なる・Ｃｉｔらのスキンパスロール表面の軸線方
向のたわみつまりロール胴部の軸線方向の表面形状の変
形ヲ前記油圧式スキンパスロール１４′を用いることに
よって解決し均一な圧下刃を塗装鋼板に与えるようにす
る。すなわち第７図に７１′：、ずように前配油圧式ス
キンパスロール１４’の油圧室２５に油圧を発生させ、
ロール胴部表面１４０の軸線方向の表面形状実線のよう
にたわんだ状態を点線のような状態にする。これによっ
て塗装鋼板ｔｊ、＋ｌＪ方向において均一に圧下される
ことになる。

尚、スキンバス装置の上のロールのみ又は上、下ロール
共前記油圧式スキンパスロールとしてもよい。

次に本発明の効果を列記する。

（１）本発明によるスキンバスロールの使用によって塗
装鋼板は１〕方向において、均一に圧下されることよシ
、塗膜表面に均一に力が加わることに′／Ｌシ、塗膜表
面の光沢及び平滑さが均一になり、美鵬な塗装鋼板が得
られる。

（２）又スキンバス効果が均等になされるの１゛、不適
正なスキンバスによっておこる塗装鋼板ののび、そり等
の生じる事を解消することができ、さらに加工性がよく
なシ、又スキンバスのあとでなされるテンションレベラ
ー加工をなされる時には、レベラーブレイク　（レベラ
ー加工によっておこるしわ）の表出を抑制でき平滑な塗
装鋼板が得られる。

（３）　　ＩＪＡ板条件がかわっても油圧室２５の油圧
を調整するだけで、対応でき原板条件によって倒木もロ
ールを用意しておかなくてよいし、又ロールをたわませ
ないようにする機構たとえばバックアップロール等が不
要になり、設備コスト及びランニングコストが安くなる
。

しかもよシ適正に即時調整ができる。

（４）塗料によっては、艶消しのものけ塗装作業性がむ
つかしく、艶ムラを生じる場合がある。

この場合は油圧式スキンバスの上ロール１４をダルロー
ルとすることにより、いかなる原板条件であっても、巾
方向において均一な艶消しく艶消しとは６０１面反則率
で３０％以下をいう）仕上けをすることができる。

冑、油圧式スキンバスロール１４は第８〜１０図にそれ
ぞれ示すような別異の構造にしたロールでも、同様の効
果を生じる。

第８図ｔよシェル２００の内面とンヤフ）２１０の外周
面間の間隙を全周油圧室２５０としたロールである。

第９図はロールを中空とし、この中空部全部を油圧室２
５０としたロールである。

第１Ｏ図はンヤフト２１Ｏに油圧￥２５０を設はピスト
ン状押圧月４０をシェル２００の内面に押圧させるロー
ルである。

【図面の簡単な説明】

ａＳ図は通板時のスキンバスロールの状態を説明するだ
めの正面図である。 第２図〜第１θ図は、本発明の実施例をｙＪ＋ずもので
あって第２図は塗装ラインの部分側面図第３図はクラウ
ン可変ロールの縦断正面同第４図Ｆｉ第３図のＡ−Ａ断
面図 第５図は第４図のシール部拡大断面図 第６図は第３図の端部シール部拡大断面図第７図は調整
状態を説明する／ζめの正面図である。 第８〜ｌＯ図は各々他の実施例のクラウン可変ロールの
縦断側面図である。 〔伺号の説明〕 ｌＯ・・・・・・鋼板 １４．１４０・・・・・・クラウン可変ロール１５・・
・…スキンパス装置 ２０．２（１０・・・・・・ロールｊ１１（シェル）２
５．２５０．２５θ、２５ｏ・・・・・・油圧室特許出
願人 株式会社　淀川製鋼所 第ｊ′３図 ｉ’￥５９１ｔす

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 鋼板を焼料塗装し、次いでロール内部に油圧を発生させ
   てロール胴部の軸線方向の表面形状を変形させるように
   したクラウン可変ロールを配設したスキンパスｉｆでス
   キンノ（スすることを特徴とする均一な塗膜表面を有す
   る節句塗装鋼板のＷＱ　、、ｔＡ７方法