JPS598390Y2 - 共同受信機器用ケ−ス - Google Patents

共同受信機器用ケ−ス

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Publication number
JPS598390Y2
JPS598390Y2 JP8364379U JP8364379U JPS598390Y2 JP S598390 Y2 JPS598390 Y2 JP S598390Y2 JP 8364379 U JP8364379 U JP 8364379U JP 8364379 U JP8364379 U JP 8364379U JP S598390 Y2 JPS598390 Y2 JP S598390Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piece
case body
lid
opening
overhang
Prior art date
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Expired
Application number
JP8364379U
Other languages
English (en)
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JPS562286U (ja
Inventor
隆史 為実
Original Assignee
マスプロ電工株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by マスプロ電工株式会社 filed Critical マスプロ電工株式会社
Priority to JP8364379U priority Critical patent/JPS598390Y2/ja
Publication of JPS562286U publication Critical patent/JPS562286U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はテレビ信号のブースター回路、分岐回路、分
配回路その他を収納する為に用いられるケース、更に詳
しくは屋外において用いられるケースに関し、その目的
とするところは、ケース内部の防水性を良好に維持する
ことができるケースを提供することである。
以下本願の実施例を示す図面について説明する。
1はケース本体で、周知の如く上板2、底板3、側板4
及び背板5でもって前側面6を開口させた凹状に形威し
てあり、内部には種々の電子回路の収容空間7が備わっ
ている。
8は電線引出用の筒体で、底板3に穿設された透孔を囲
むように形或してある。
9は周知の取付具で、このケースを屋外に立設されたマ
ストに取付ける為のものである。
10は前側面の開口部の周縁に張出状に周設した張出部
で、壇状に形威された膨出部11と、膨出部11の前縁
から鍔状に張出させた張出片12とから戊る。
次に15は蓋体で、ケース本体1の開口部を覆うに充分
な大きさの板状に形威してある。
16は蓋体15の周縁に周設した包囲片で、蓋体15の
周縁からケース本体1の奥行方向に延設させた持出片1
7と、持出片17の先端からケース本体1における上板
2及び側板4に向けて延設させた防水片18とにより、
前記張出部10を包囲するに充分な大きさに形或してあ
る。
また防水片18の先端部18 aは、その先端面18a
′及び内面18 a“共にケース本体1の外表面に(面
18a′は非張出部の外表面に、また面18a”は膨出
部11の後面に)夫々当接させてある。
19は上記膨出部11,張出片12、持出片17及び防
水片18によって囲まれた空間で、第5図に明示される
ような環状に形威されており、またその下端19 aは
大気中に開口させてある。
上記構戊のものの使用中において降雨があった場合、ケ
ース本体1の開口部は蓋体15で覆われており、更に張
出部10は包囲片16によって包囲されてしまっている
為、雨水が収容空間7に入り込むことはない。
また上記の場合において符号AあるいはBで示される部
分に付着した水滴が、ケース本体1の外表面と防水片先
端部18 aの先端面18a′との間の微細なすき間や
、膨出部11の後面と先端部18aの内面18a”との
間の微細なすき間を毛細管現象により伝わって、空間1
9に入って来るようなことがあっても、空間19の断面
積は毛細管現象を阻止するに充分な大きさにしてあり、
また空間19は第5図に示されるような環状に形威しそ
の下端19 aを大気中に開口させてある為、上記空間
19に入り込んだ雨水は矢印21あるいは22で示され
るように流れて下端19 aから排出されてしまう。
従って収容空間7内への侵水は防止される。
以上のようにこの考案にあっては、ケース本体1の周囲
の張出部12は正面形状を■状に構戒する一方、蓋体1
5の周囲の包囲片16も上記張出部12に対応して下側
を開放させた■状に形或しているから、本体1の前面の
開口部6を蓋体15で覆う場合、本体1の開口部6の左
右両側の張出部12をガイドにして蓋体15を開口部6
に沿って下降させることで覆うことができ、しかも蓋体
15の自重で閉蓋状態を維持できる特長がある。
このことは、第1に、止具を用いて閉蓋状態を維持する
作業が不要でその操作が簡便である効果がある。
第2に、蓋体15を開くときも蓋体15をするすると持
上げるだけで簡便に操作を行ない得る効果がある。
第3に、そのように前面の開口部6に沿って上下動する
簡便な蓋体であるから、小雨の降る場合においても蓋体
15を半分乃至7〜8割持ち上げ、上記川状の張出部1
0及び半持上状態の蓋体15に庇の役割をさせて内部の
電子回路に雨水がががらないようにした状態で前面の開
口部6がらケース本体内の電子回路の点検、調整を行な
い得る有益な効果もある。
更に蓋体15を閉じた状態にあって降雨のあった場合に
は、上記のように蓋体15を単に下降させただけであっ
ても、蓋体15の周縁部分と持出片17と防水片18と
で張出片12の三方を囲み、しかも防水片18はその内
面18 a“を膨出部11の後面と重合させているから
、雨水が張出片12へ向けて侵入することを確実性高く
防止でき、当然のことなから張出片12を越えてケース
本体1の内部にその雨水が侵入することを防止して雨水
による電子回路の損傷を未然防止できる効果がある。
しかも上記の場合雨水が強い風雨に押圧されて上記防水
片18の内面18 a“と膨出部11の後面との重合部
を通って押込まれてきても、その雨水が押込まれてきた
場所は環状空間19となっておりしかもその空間19は
一状に形戊してその下端19aを大気中に開口させてあ
るから、上記押込まれてきた雨水の圧力を無くしてしま
って上記張出片12の先端部へは行かないようにし、し
かもその圧力を無くした雨水を環状空間19を第5図に
矢印21.22で示す如く横向きや下向きに流して下端
19aの開口部から排出してしまうことができ、ケース
内の防水状態を堅持できる効果がある。
更に上記の場合、仮に雨水が張出片12の先端部にまで
至っても、その雨水は上記のようにして既に圧力を無く
されており、しかも張出片12の前面には蓋体15にお
ける周縁部分の後面が重合しているから、上記雨水がケ
ース本体1の内部にまで入り込むことをその重合部分に
よって阻止することができる効果もある。
更にその上、万が一上記重合部分を雨水が通り抜けても
、蓋体15は立壁状となっている為、上記雨水はその蓋
体15の後面を伝わらせて下降させてしまい、包囲片1
6の設けられていない(前述の如く蓋体の上下開閉を可
能にする為に包囲片が設けられていない)下縁から外へ
落としてしまうことができ、ケース本体1内に備えられ
る電子回路に上記雨水が降りかかることを防止できる効
果がある。
以上のように本考案は、本体1の前面開口部をそれに沿
って上下動させる蓋体15で覆うようにした構造によっ
て、開閉操作が簡便で、小雨中でも内部の電子回路の点
検、調整を可能にでき、その上パッキン等を用いる必要
なく内部の電子回路を雨水から完璧に保護し得る大きな
実用効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本願の実施例を示すもので、第1図は一部破断後
方斜視図、第2図はII 一II線断面図、第3図はI
II− III線断面図、第4図は開蓋状態の斜視図、
第5図は■−V線断面図。 1・・・・・・ケース本体、10・・・・・・張出部、
19・・・・・・環状空間、15・・・・・・蓋体、1
6・・・・・・包囲片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前面を開口させた箱状でしかも内部には電子回路を収納
    し得るようにしたケース本体と、上記ケース本体の開口
    部を開閉し得るようその開口部の前面側に上下動可能に
    配設した蓋体とから戒る共同受信機器用ケースにおいて
    、上記ケース本体における開口部の周囲において上側及
    び左右両側の周縁には正面形状が一状の張出部を付設し
    、しかも上記張出部は、上記上側及び左右両側の各周縁
    から外方向へ壇状に膨出させた膨出部と、膨出部の前縁
    から鍔状に張出させた張出片とから戊り、一方上記蓋体
    は上記開口部を覆いかつその上側及び左右両側の縁部が
    上記張出片と重合する大きさに形或し、更に上記蓋体の
    周縁において上側及び左右両側の周縁には背面形状が上
    記張出部の正面形状と対応する一状の包囲片を付設し、
    しかも上記包囲片は、上記上側及び左右両側の周縁から
    ケース本体の奥行方向へ延設された持出片と、持出片の
    先端から上記膨出部の後側におけるケース本体の外表面
    に向けて延設させた防水片とから戊り、更に上記蓋体に
    おける縁部の後面と上記張出片の前面、及び上記防水片
    の内面と上記膨出部の後面とは、蓋体を下降させて閉蓋
    した状態で夫々重合当接させてあり、しかもその閉蓋状
    態では、上記張出部における膨出部と張出片及び包囲片
    における持出片と防水片の間に、正面形状が川でしかも
    下端が大気中に開口した環状空間が形或されるようにし
    てあることを特徴とする共同受信機器用ケース。
JP8364379U 1979-06-19 1979-06-19 共同受信機器用ケ−ス Expired JPS598390Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8364379U JPS598390Y2 (ja) 1979-06-19 1979-06-19 共同受信機器用ケ−ス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8364379U JPS598390Y2 (ja) 1979-06-19 1979-06-19 共同受信機器用ケ−ス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS562286U JPS562286U (ja) 1981-01-10
JPS598390Y2 true JPS598390Y2 (ja) 1984-03-15

Family

ID=29316847

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8364379U Expired JPS598390Y2 (ja) 1979-06-19 1979-06-19 共同受信機器用ケ−ス

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Families Citing this family (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6588202B2 (ja) * 2014-12-05 2019-10-09 株式会社デンソーテン 電子装置

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Publication number Publication date
JPS562286U (ja) 1981-01-10

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