JPS5983330A - 陰極線管 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は防爆用のテンションバンドヲ改良しｆｔ−陰
＜ｍ線管に関するものである。

開用のように陰極線管は内部が真空であり、しかもかな
りの体積を有するため、万−割れたりした場合には、多
量のガラス片が速力に飛び散り、非常に危険である。そ
こで、このような危険な現象の発生を防止するため、画
面が映し出されるパネルフェイスの周辺スカート部の外
周を一金属かうする通常テンションバンドと呼ばれる環
体により締め付けること７５Ｅ’行われている。上記テ
ンションバンドは一般に断面形状が一様な鋼の帯状材か
らなるもので、上記スカート部の外周に巻き付けられ、
適当な張力が与えられた状態で、溶接またはカシメによ
り環状に接続され、所定の締１」力（張力）全維持する
か、または始めからスカート部の外周ケー周する長さよ
り少し小さめの周長を有する環状に溶接により組立てら
れたのち、いわゆる悦ばぬの方法でスカート部の外周（
こはめ込まれ、所定の締付力（張力）を維持するように
なっている。

上記方法Ｃ特に設計的に注意すべき手頃に−テンション
バンドの張力分布とスカート部からの脱落１’１４’ｔ
）の問題がある。すなわち、テンションバンドでスカー
ト部ｋ　ｌ＋’６め伺けるといつＣも、どこ”Ｃも良い
力・ら絞め付けさえすれば良いというものではなく、防
爆効果を最大限に得るには好ましい締１１力の分布を実
現する必要がある。

一般的（こいって、パネルフェイスとスカート部との接
続点１」近の締付力を最大とし、これより遠ざかる＋８
１）分、すなわちファンネルに近い部分は徐々に弱い締
イ」力とするのが望ましい、、さらＯこ、テンションバ
ンドは光分な強度Ｃスカート部に固着し一普油のショッ
クや温度サイクルでは絶対に外れノよいことが必要であ
る。このためには、テンションバンドはスカート部のテ
ーパーとの関係Ｃなるべく広い屹囲にわたって安定良く
締め付けるのがＶ全Ｃあるが−かかる締付方法では先に
述べた理想旧なｒ］６付力の分布ケ得ることが非常にむ
ずかしく、一様７よ断■の帯状材からなるテンションバ
ンドｔよ上（こ述べた２条件を満足させるのがなかなか
むすかしい。

この発明は上記問題を解消するためになされたもので、
テンションバンドをパネルフェイスのスカート部に安定
良く固着させるとともに、良好な防爆効果の得られる陰
極線管を提供することを目的としている。

以下、この発明の実施例を図面にもとづいて説明する。

第１図はこの発明の一実施例にかかる陰極線管の概略側
面図である。この図において、（１）はガラスからなる
真空容器であり、画像が映し出されるパネルフェイス（
２）、パネルフェイス（２）の周辺に形成されたスカー
ト部（３）、スカート部（３）にＭ　ＫＲサれた錐形の
ファンネ／ｌ／　＋４）−ファンネ／ｌ／　（４）のｆ
ｆｌ方へ突出したネック部（５）とからなり、ネック部
（５）の中には電子銃（６）が配置されている。

（７）は一部が切欠されて示されたテンションバンドで
あり、スカート部（３）の外周をテープなどからなる緩
衝材（８）を介して適当な張力で締め付けている。テン
ションバンド（７）は、一様な厚さの帯状金属力・らな
り、張力ｒ保つためには、上記帯状金属金スカート１市
（３）に巻き付けたのち、張力を保ったまま両端１ｌｌ
ｓ　全溶接したり、金具でカシメ固定したり−または削
ちって適当な周長を有する環状に溶接により組立てたの
ち、いったん加熱して熱膨張させ、スカート部（３）の
所定位置Ｇこはめ込み、冷却するなどの方法がとられる
が−その方法は図には具体的には示していない。緩衝材
（８）はガラスからなるスカート部（３）に傷が付くの
を防止するために設けるものびある。

（９）はテンションバンド（７）に設けられた張力分布
調整用の孔である。この孔（９）は複数個設けられ、個
々の孔（９）は第２図の拡大図に示すようＧこテンショ
ンバンド（７）の長さ方向の径ｔがこれに直角な方向つ
まりバンド巾方向の径Ｗより大きいように設けられてい
る。また、孔（ｉ＋＞の位置はテンションノくンド（７
）の＋１１全体にわたってのスカート部（３）を締め１
」ける締１４力の分布が所望する値となるようＧこ設け
られている。すなわち、孔（９）はテンションノ（ン１
−（７１の全＋４Ｊのうち−ファンネル（４）に近い側
に偏在して設けられている。

一般にテンションバンド（７）には、充分な防爆効果を
得るために、充分な張力（締付力）を特にパネルフェイ
ス（２）とスカート部（３）との接続部付近に加えるこ
とが要求されるが、スカート部（３）とファンネル（４
）との接続部付近には、むしろあまり張力（締付力）を
ｊＪｔｌｌえない方が良い。しかるに・テンションバン
ド（γ〕を充分な強度でスカート部（３）に固着させる
ためには、ある程度以上の巾が必要である。このことは
、いま問題としている真空容器（１）の部分拡大断面図
ケ示す第６図を参照し、て、一般にスカート部（３）が
これを成形する鋳型の関係でモールドマツチと呼ばれる
最大外径、１４（３ａ）と、これよりパネルフェイス（
２）側（こある前部テーパ部（ろｂ）および最大外径線
（６ａ）のファンネ＃＋４）　［１＆こある鏝部テーバ
部（６ｃ）とからなり、両テーバ部（５ｂ）。

（６Ｃ）が管軸（ネック部の中心軸）２に対して互いＧ
こ逆の方向に傾いていることからも理解できる。

さて、先に述べたように、光分な防爆効果を得るために
は、前部テーバ部（６ｂ）の部分を充分に締めイ」ける
必要がある。そのためには、テンションバンド（７）は
充分強い材料を用いて充分な厚さに形成しなけれはなら
ないが、一方、スカート部Ｉ３）との固着性の点からは
充分な巾であることが要求される。そこＣ１同じ材料で
巾を広（とると、今後は後部テーバ部（６ｃ）が不必要
に締め付けられることＧこなり、防爆効果がかえって減
少する。

この発明では−テンションバンド（７）の比較的ファン
ネ／ｌ／　＋４）に近い側すなわち後部テーパ部（６０
）の１］近に張力分布調整用の孔（９）が設けられてい
るのＣ１テンションバンド（７）の一定巾当たりの張力
（締付力）ｔよファンネ／Ｌ／　（４）に近い側では小
さく・この部分の過度な締め付けは防止され、前述の相
反する防爆性と固着性とは両立可能となる。すなわち、
テンションバンド（７）を充分な巾と厚さを有するＨ料
Ｃ形成して、このバンド（７）をスカート部（３）の広
い１ｉｑＪ囲にわたって安定良く固着させるとともに、
０口部テーバ部（３ｂ）ｆ充分締めイ」けて良好な防爆
効果ｆ：得ることができる。

なお−札（９）のバンド渋さ方向の径ｌはバンド巾方向
の径Ｗより大としたが、これはテンションバント（７）
の孔（９）を設けた付近に過度な応力集中が起こってテ
ンションバンド（７）が切断するのをさけるためであり
、普通、楕円形またはいわゆるさつま手形が望ましい。

第４図はこの発明の別の実施例を示す。この図において
、孔（９）はスカート部（３）の最大外径線（３ａ）ま
たはその付近に設けられている。一般に、テンションバ
ンド（γ）のスカート部（３）に対するＷＹｔ性はテン
ションバンド（７）がスカート部（３）の＝部テーパ部
（６ｂ）および後部テーバ部（６Ｃ）の両方に沿うこと
によってより完全となる。そのためには、テンションバ
ンド（７）ラスカート部（３）に装着した際、最大外径
線（５ａ）に当接する部分が相対的に延びて、その付近
の同長が他の部分より長くなることが必要であるが、最
大外径線（６ａ）またはその付近に伸び分布調整用の孔
（９３を設ければ、この部分を伸びやすくすることがで
き、上述の条件を実現できる。

この場合の孔（９）は必ずしも一断面当り一個でな（て
俟数個でも良い。

９ケＧこ、螢光面、したがってパネルフェイス（２）が
はけ長方形をなす陰極線管にあっては、第４図のような
孔（９）ｒこの長方形の各コーナＭｌｉに対応させて」
内当数設けることによって、一層の効果金あげることが
できる。すなわち、このような構成では従来困難であっ
た上記各コーナ部Ｃのテンションバンド（′ｒ）の長さ
方向（スカート部の周方向）にそつｒｔ　４ｊｒり曲げ
と、第４図のような巾方向（スカート部の＋ＩＪ方向）
にそったすｉり曲げとが容易になり、テンションバンド
（７）は上記スカート部（３）の上記各コーナ部に充分
’ＭＷする。テンションバンド（７）カ」二６己各コー
ナ部に′＠看すると、このテンションバント（７）は」
二記長方形の４辺の中央部においてもスカート部（３）
Ｇこ九分密清し、充分な張力（締付力）を有することに
なるのＣ１これによっても一前述の相反する防爆性と固
着性と７両立させることが′Ｃきる。すなわち、テンシ
ョンバンド（７１ｆニスカートｒｌｔｓ　１３１に安定
良く両肩させ、かつ充分な防爆効果ケ得ることができる
。

ナオーテンンヨンバンド（７）の孔（９）を設ける前の
細断１ｆｌｌｌは必ずしも一足でなくて、全周にわたっ
て菱形していてもよい。つまり、この発明はテンション
バンド（７）の横ｆｌｕ［面積をパネルフェイス（２）
側で大、ファンネル（４）側で小として、スカート部（
３）のパネルフェイス（２）仙ｊの張力（４ｉｆｉ　ｉ
；ｊカ）がファンネ／１／（４）側のそれより小さくな
るようにしＺａものに眼用して、そのテンションバンド
に上記のような張力または伸びの分布全調整する孔（９
）を設けることもできる。

以上説明したように、この発明によれば、テンションバ
ンドに、張力または伸びの分布を副整する孔ヲ設けるこ
とにより、このテンションバンドをパネルフェイスのス
カート部に安定良く固着させるとともに、良好な防爆効
果の得られる陰極線管が提供される。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一天施例にかかる陰極線管の概略側
面図、第２図は第１図の一部拡大図、第６図は真壁容器
の部分拡大断面図、′ｆ；４図はこの発明の他の実施例
を示す断面図である。 （２）・・・バ小ルフェイス、Ｉ３し・スヵー）　ｉ、
（３ａ）・・・ｉｒ＆　大外径ｍ、（４）・・・７アン
ネル、（ア）・・・テンションバンド、（９）・・・孔
。 ／ｒお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。 代理人葛野信−（外１名） 第１図 第２図 第３図 第４図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）パネルフェイスの周辺に形成され、かつファンネ
   に接続されたスカート部の外周を環状の帯状金属からな
   るテンションバンドにより締めｆｎケる１ｍ　４ｍ　１
   ｍ　管において、上記テンションバンドに、張力または
   伸びの分布を調整する孔を設けたことを特徴とする陰極
   線管。 （２）上記孔のバンド長さ方向の径はバンド巾方向の径
   より大きい特許請求の範囲第１項記載の陰極線管。 １ｄｌ上記孔ｔバンド巾方向のファンネｌＶ側に偏在し
   て設けた持ａ′ｆ　Ｋｎ求の範囲第１項または第２項記
   載の陰画線管。 （４）上記孔をスカート部の最大外径線またはその１」
   近に位置して設けた特許請求の範囲第１項または第２項
   記載の陰極線−ｇ！、。