JPS5982940A - ヒドロ・ゲルの製造法 - Google Patents

ヒドロ・ゲルの製造法

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JPS5982940A
JPS5982940A JP57193099A JP19309982A JPS5982940A JP S5982940 A JPS5982940 A JP S5982940A JP 57193099 A JP57193099 A JP 57193099A JP 19309982 A JP19309982 A JP 19309982A JP S5982940 A JPS5982940 A JP S5982940A
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gel
water
polyvinyl alcohol
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polyhydric alcohol
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南部 昌生
Tatsuo Kinoshita
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 0本発明は、と12r7・ゲルの製法に係シ、%にポリ
ビニルアルコールから従来のヒドロ・ゲルVC見られな
い優れた緒特性の保冷用ゲルの製造法を提供する。
冷却用ゲル・保冷用ゲル、保冷用熱媒体、コロイド冷媒
、保冷用具、保冷用組成物あるいは、氷のいらない氷枕
などの名称のもとに、既に各種の冷却用ゲルが提案さ肛
、 1Sl(は実用に供されている。しかし、下記に例
示するとおり、いずれも製品性状または製法に與1わが
ある。
(1)保冷用含水(ヒドロ)ゲルの安易な製法として、
寒天ゲルの製造が著名である。すなわち、80〜94℃
の熱湯または沸とう水へ、Q、]、wt係以上、例えば
1〜10wt%相堝の寒天を溶解後、室温に放冷するこ
とにより、含水率90〜99wt%程度の含水ゲル(ヒ
ドロ・ゲル)ヲ答易に得ることができる。しかし、この
ゲルを冷蔵庫の氷室で冷却後、保冷用ゲルとして、例え
ば氷枕あるいは氷袋(氷のう)代替品に供する場合、寒
天ゲルは弾性に乏しく、シかもきわめてもろいため、人
体に異物感を与え、しかも使用中にゲルが崩壊するなど
、快適な感触を与えるにはほど遠す。また、冷蔵庫の氷
室においてしばしば氷結・硬直するため、氷枕あるいは
氷袋(氷のう)代替品に供するに不都合である。
このJ易合、吸入をエチレングリコール、プロピレング
リコール等の不凍液に浸漬するが、あるいは寒天と不凍
液の双方を含む加熱水溶液を冷力jすることに」:す、
氷結温度を低下させることはできるか、このようにして
得られるゲルももろく、崩壊しやすいため、やけ少枕そ
の他保冷用ゲルとして不適当である。
(2)  ポリビニルアルコール水溶液−\ホウ酸(マ
タはホウ酸水溶液)あるいはホウ砂(ま/こはポウ砂水
溶液)を加えると、即座にゲル化することも古くから著
名である。しかし、得られるゲルは、流動性で、軟弱で
、単に指先でつまむことにより直ちに千切れる。また、
反復使用中に層漿(含有水全停IWlfl )する難点
がある(特公昭45−1  ]  2  ]、  0 
 )。
0 ポリビニルアルコール・ホウ砂ゲルを冷蔵庫(冷凍
庫)氷室で冷却することにより、ゲル内の水分が氷結し
、これに伴い、ゲルが硬直するの全回避する目的で、ポ
リビニルアルコール水溶液へ1価アルコール、多価アル
コール、クルコーヌまたは蔗糖を添加後、ホウ砂によシ
ゲル化させる方法も提案され/辷が、この場合、ゲルの
強度はかえって低下し、また、反復使用中に離漿する難
点もある(特公昭46−19602)。
ポリビニルアルコールeホウ砂ゲルの氷結点を低下させ
る別法として、このゲルをエチレングリコール、プロピ
レングリコール等の不凍液へ浸漬する方式も考えられる
が、このゲルもまり、エチレンクリコール、フロピレン
ゲリコール等により更に軟弱化し、形くずれするほか、
メタノール、エタノール、アセトン等の不凍液によって
も、ゲルが崩壊する難点を有する。
本発明者は、ポリビニルアルコールを利用して、機械的
緒特性にすぐれた水不溶性の、しかも、冷蔵庫(冷凍庫
)氷室において氷超し難いゲル全安価かつ安定に製造す
る方法を開発すべく検討した結果、ポリビニルアルコー
ルと水溶性多価アルコールを含む水溶液または懸濁水溶
液を冷却・固化・真空脱水(乾燥)することにより、弾
性に富み、柔軟性に曖h、t、かも氷結し難い固形ゲル
が得られるという知見を侍、保冷用ゲルの製造法(特願
昭56−13431.1)及び制癌剤の副作用による脱
毛防市用頭部イ呆冷ゲル(特願昭57−77502)と
して提出した。
即ち、これらにおいて、けん化度95モルチ以上、平均
重合度1,500以上のポリビニルアルコールと、分子
中に2〜6個の水酸基金有する炭素数2〜Gの水溶性多
価アルコールとを含み、且つ、該ポリビニルアルコール
と該水溶性多価アルコールの譲度を、それぞれ2.5〜
10wt%及び20〜80W七%に調整した水溶散音、
−6℃よシ低い温度に冷却・固化させ、しかる後、これ
に脱水率(冷却・固化体の重量減少率)5wt%以上、
95wt係以下0真空脱水を施すことを特徴とする保冷
用ゲルの製造法を提供した。
° これらによれば、ポリビニルアルコールと前記水浴
性多価アルコール−と含む水溶液または懸濁水浴液をゲ
ル化させることにより、弾性および柔軟性に富み、しか
も冷凍庫氷室においても氷結しないゲルが得られた。
また、このゲルは、水または温水に不溶で、粘着性が見
られないなどの点においても、ポリビニルアルコール水
溶液の放冷ゲルとは全く異なる。
即ち、従来のポリビニルアルコール水溶液の放冷ケル化
、あるいは従来知られているポリビニルアルコール水溶
液の化学的処理によるゲル化などに関する知見とは全く
異なる新規ゲル全提供した。
このゲルは、ゲル自体が生体組織に似た感触を有するこ
とから、弾性に富む保冷剤、例えば氷枕、氷袋代替品と
して利用することができるほか、粘着性の無いこと、弾
性に富み伸縮性のあることから、制癌剤の副作用による
脱毛防止を目的として、頭部保冷用ヘルメットの形に成
型し、これをそのまま直接(塩化ビニル裏装などへ充填
・封入することなく)頭部へ着用・密着させることがで
きる。
本発明者は、このゲルの製法につき、史に(df 究t
 atねた結果、ポリビニルアルコールと水溶性多価ア
ルコールとの混合水溶液を、少なくとも50℃以上の高
温に維持しつつ、これを所望形状の容器へtト人し、し
かる後、これに冷却・固化、真空・部分脱水を施すこと
により、ポリビニルアルコール濃度が]Owt%全超え
る高濃度水溶液からも、所望形状のヒドロゲルが得られ
、これにより、前記出ノ即の場合より更に丈夫なヒドロ
ゲルか製造されることを見い出し、本発明全完成した。
即ち、本発明においては、ポリビニルアルコール水溶液
のポリビニルアルコールa度が10wt%全超えること
を特徴とする。このような高濃度のポリビニルアルコー
ル水溶液が粘稠であること、したがって、ポリビニルア
ルコール濃度か高まるとともに、その取扱いに困難を伴
うことは周知のとおりである。例えばポリビニルアルコ
ール(重合度2,400 )の15wt%水溶液の粘度
は、55.000CP(25℃)にも達し、ここに水溶
性多価アルコールが共任することにより、その粘度は更
に高まる。
[7たがって、その粘閏液の取扱い、即ち、成型用銅j
型への注入操作に長時間ヲ要するほか、注入操作時に、
気泡の混入を招き、しかもその気泡が消滅し難いなどの
難点がある。しかるに、本発明によれば、ポリビニルア
ルコール濃度が10wt%を超える場合にも、上述の難
点を回避して、所望形状のヒ120ゲルを得ることがで
きる。即ち、上記ポリビニルアルコール(重合度2,4
00 )の15wt5wt%水溶液は、50℃において
19,000cP。
70℃において10+000cP 、、捷た90℃にお
いて6、QQQcPにすぎず、ここへ、水溶性多価アル
コールとして、例えばグリセリンが1〜40wt%共存
しても、その粘度は20.000〜6,100(50〜
90℃)にとど丑り、前記25℃の場合の1./9〜1
/2へ低下する。したがって、このような高温に維持さ
れたポリビニルアルコール水溶液を、成型用鋳型へ注入
するならば、この注入操作が迅速化されるとともに、気
泡の混入も軽減され、また、たとえ若干の気泡が混入し
ても、これを、比較的迅速に浮上消滅せしめることがで
きる。
本発明に用いるポリビニルアルコールのケン化度は95
モル係以上、好ましくは97モル係以上を要する。
本発明に用いるポリビニルアルコールの平均重合度は]
、500以上ケ要する。本発明においては、例えば平均
重合度1,500〜3.300程度のポリビニルアルコ
ールが使用できるが、通常市販されている高重合度品(
平均重合度1,500〜2,600 )をその丑ま用い
るのが良い。
本発明では、まず、ポリビニルアルコールと水溶性多価
アルコールを含む水溶液を調製する。ポリビニルアルコ
ールの濃度としては、10wt%を超え、25wt%以
下、好ましくi”t20wt%以下とすることができる
本発明においては、ゲルの形成に先立ち、」二記ポリビ
ニルアルコール水溶液に氷結点降下効果としての水溶性
多価アルコールを溶解させる。これは、本発明のヒドロ
・ゲルを、家庭用冷蔵庫の製氷室などに放置する場合へ
、容易(迅速)に氷結硬直化するのを防止するのに有用
である。
本発明に用いるところの、分子中に2〜6個の水酸基を
有する水溶性多価アルコールとしては、通常炭素数2〜
6程度の多価アルコールが利用される。この氷結点降下
剤として、例えばエチレングリコールが挙げられる。純
エチレングリコールの凝固点は一16℃であるか、例え
は濃度10wt係及び19wt%の水溶液の凝固点は、
それぞれ−3℃七−8℃である。この氷結点降下効果は
、エチレンクリコールに限らf、1. 2−−fロピレ
ンクリコール(プロピレングリコール) (1,0wl
;%置換、  3℃)、1.3−プロピレングリコール
(10wt%置換、−3℃)、グリセリン(10wt係
置換、−1℃)、2−メチル−2,4−ベンタンジオー
ル(10wt%置換、−2℃)などの水溶性多価アルコ
ールにも見られ、これらによりゲルの硬化温度は一〇℃
以下に低下する。
更に、グルコースの0.8〜1.8wt%水溶液、サッ
カロースの0.1〜1wt%水溶液の氷結点は、それぞ
れ−0,1〜−0,2℃、−0,01〜−0,06℃で
あシ、これら比較的少量の多価アルコールによっても、
水溶液の氷点降下効果が多少とも得られることから、本
発明においては、本発明のヒドロゲルの使用状況(冷蔵
庫内保存温度、保存時間)K応じ、氷点降下剤としての
多価アルコールの使用州を、1〜40wt%の範囲内で
適宜選定できる。
j’、 i:c2の各種水溶性多価アルコールは、本発
明ヒト゛ロゲル中に包理され、ゲルの風乾・硬直防止に
寄−IJする3、その使用−肝としては、前述のとおり
、ヒト「l・ゲルの予伶温度に応じ、水溶性多価アルコ
ールの氷点降1効果を考慮して、40wt%以下の任意
の値全選択できる。もつとも、多価アルコール便用L6
の少ない場合、即ちiQwt受以下の場合には、本発明
ヒドロゲルの風乾防止効果も著しく低Fするか、この場
合には、必要に応じ、本発明ヒ1−″目・ケル’i、1
mm化ビニル、ポリエチレンなどのフィルム、バッグ宿
に封入または包装して用いるか、あるいは、例えは、後
述する制癌剤投与時の約1時1i−il VCh fc
す、ぞのまオ(包装することなく〕便用し、しかる後、
蜜月容器またはボl) エチレン製袋内しζ保管するな
どの配慮を施すのか良い。
本発明において、ポリビニルアルコールと水溶性多価ア
ルコールを含む水溶液を調合するには、水中ヘボリビニ
ルアルコールと水溶性多1曲アルコールを姫加・溶解さ
せる方式のほか、例えば、あらかシメ、水中ヘボリビニ
ルアルコールを溶解し、しかる後、ここへ多価アルコ−
1しくまたはその水溶液)を混合する方式など全裸るこ
とができ、いずれにしても最終的に、ポリビニルアルコ
ール匿が3.Owt%全超え、しかも、多価了ルコール
濃度1〜4Qwt%に調整する。これらの場合、ボ1ノ
ビニルアルコールは、水り、外の溶剤に難溶であること
から、水溶性多価アルコールを含む水浴液中において、
しばしば、透明なミクロゲル微粒子の分散した状態(透
明懸濁水溶液状態)を・とるか、これは本発明の実施に
なんら差支えない。
本発明においては、上記ポリビニル了ルコールと水溶性
多価アルコールを含む水浴液または懸濁水溶液を、50
℃9、上の高温に維持しつつ、所望の成型用鋳型へ注入
し、冷却・同化・成型すること全特徴とする。平均重合
度1, 5 0 0以上のポリビニルアルコール濃度が
10wt%を超える場合、その粘度は著しく高1シ、通
常、上記注入操作の迅速化が困難であることは、前述の
とおりである。
更に補足・例示するならば、平均重合1i2,600の
ポリビニルアルコールを16wt%含む水溶液の粘1長
f1;l,20℃において80,OOOCP 、  4
 0℃においても36,000cPに達する。しかし、
本発明によシ、これを50℃塀、土の高温に維持するな
らば、その粘度低下は著しく、例えば90℃において]
 0,0 0 0c P  にとどめることができる。
本発明においては、このようにして、ポリビニルアルコ
ール含有水溶711、 ’tr:、鋳型へ注入後、これ
に凍結操作を加える。
この場合、上記水溶液(またけ懸濁水浴液)の白色・不
透1力化・(凍結)温1迂以下に冷却する。
1タリえは、平均重合度2,600のポリビニルアルコ
ールの16wt%水R−) ’Klの凍結(白色不凍間
化)温度は一3℃であるが、しばしば過冷却状態全招き
、−4〜−5℃においても凍結・硬直せず、透明状態を
呈するが、このような場合においても、この過冷却状態
(−3〜−5℃)に放置することにより、30分身内1
/(m正規の凍結状態(−3℃)が発現する。重合度2
,400のポリビニルアルコールの1、5wt%水浴故
についても、凍結温度−2℃(過冷却時−4〜−5℃)
が観測さt,る。これらの水溶液に多価アルコールが共
存することにより、凍結温度は更に低下し、例えばグリ
セリン濃度19wt%、ポリビニルアルコール(重合度
2.400 )濃度11wt%の水溶液の凍結温度は一
6℃(過冷却時−100)である。このように、本発明
における水溶液の凍結温度は、ポリビニルアルコールの
重合度、濃度、多価アルコールの種別及び共存濃度によ
り左右されるが、いずれにしても、本発明においては、
ポリビニルアルコールを含む水溶液を凍結するに足る温
度まで冷却する必要がある。
本発明においては上述の冷却処理恢、これ全融解させる
ことなく真空脱水する。脱水率(冷却・固化ゲルの重量
減少率)が高まるとともに、ゲルの機械的強度も更に向
上するが、ヒドロ・ゲルとしての通常の用途を考慮する
ならば、特に脱水率を高めて強固なゲルを得ることは必
夾でなく、脱水’4 5 〜9 5 wt%、好1しく
は1 0 〜8 0wt%、更に好ましくは15〜40
wt%とするのが、ゲルの柔軟性の観点ズ・)ら好まし
い。ここで言う真空脱水は、減圧で脱水することで、減
圧度は特に限定されないが、例えは2 +u+Hg以下
、好寸しくは] mm11L7.以下、更には0.1 
mm1−4g以下で行なうことができる。この脱水j−
程を省略することはできない。即ち、これを実施しない
かぎり、本発明の弾性に富む、しかも機械的強度に優れ
たゲルは得られず、脱水が進行するとともに、ゲル強度
が高捷り、し7かも非粘着性、耐水性などの諸性状が著
しく改善されることから、この部分脱水処理は本発明に
とり不可欠である。もつとも、本発明においては、注射
薬液の凍結乾燥あるいはコーヒー、ミルク、果/−11
めん力j等の含水食品の凍結乾燥に見られる十分なる脱
水(乾燥)処理を行う必要はなく、上述のとおりの部分
脱水処理によシ、十分本発明の目的が達成され、」−記
のとおり、脱水が進行するに伴ないゲル強度が冒゛マる
ことから、所望のゲル強度に応じ、脱水量を選定するこ
とができる。いずれにしても、この部分的脱水処理は、
本発明に不ti」欠で、きわめて重大な意義を有するた
め、これを省略するとき、本発明の非流動性、非粘着性
、かつ高含水性の、しかも機械的強度に優れるヒ120
ゲルは得られない。
本発明のゲルは、ゲル自体が生体組織に似た感触を有す
ることから、弾性に富む保冷剤、例えば氷枕、氷袋代替
品として利用することができ、みずみずしい感触とこん
にゃく様の弾性が発揮される。
本発明のゲルは、上述のように氷枕、氷袋代替品として
利用できる他、癌の化学療法における副作用としての脱
毛症を予防するために用いる頭部保冷ゲルに利用するこ
ともできる1、この頭部保冷ゲルは、癌患者に制癌剤を
投与することにより生ずる脱毛阻止の目的に用いるのに
好適で、特に抗生物質として多用されるダウノマイシン
(Llauno−mycin )即ちダウノルビシン(
1)aunorubicin )あるいはアドリアマイ
シン(Aariamycin )即ち14−ヒドロキン
ダウノルビシン(ドキソルビシン)(14−hydro
xy claunorubicin、 doxorub
icin )などの副作用としての激しい脱毛の予防・
阻止に多大の利用価値を発揮することができる。このう
ち、アドリアマイシンは広範囲の癌に対し、特に優れた
治療効果を示すことから、し2ばしば重要な11i11
楠剤として特筆されるが、その毒性の格段に激しいこと
も周知である。例えばアドリアマイシン’6) 25 
flごとに重力する場合、患者の90%以上に脱毛症が
見られ、これによる頭髪の表央は患者VC多大のイ11
神的苦痛全力えると共に、患者の現代の医薬に対する理
解度のいかんによっては、医療に対する不信感をも招き
かねない重大問題をも惹起する。
この脱毛の原因は、生体内へ投与された抗生物質が毛髪
細胞組織へ吸収されるためと児らft、この吸収速匿を
抑1t11する意図から、生体卸+1泡の代謝が著しく
低下する(25℃程度)まで、毛髪細胞を冷却する努力
が試みられている。投与された抗生物質は、数分後に頭
部へ到達し、30〜40m1n以内には頭部から去り、
しかもその後は頭部血流中にほとんと認められないこと
から、投与後約40分曲頭部を冷却する具体的手法が探
索されてきた。
すなわち、氷のうを頭部に巻きつける方式、多量の冷水
を含浸させたスポンジ製ヘルメット方式、更には、例え
ば塩化ビニル製中空袋により成型した帽子の中空部に、
ゼリー、寒天、ポリビニルアルコール・ホウ砂ゲルなど
に’4N人する方式が試みられた。しかし、氷のう方式
では、頭部に巻き付けた袋の下方へ、重力により水及び
氷が流下して偏在化するため、頭部全面を均一に冷却し
難く、丑だ、スポンジ製ヘルメットでは、保水面に乏し
く、多量の冷水が漏出滴下するなど、実用上船がある。
ポリ塩化ビニル袋を成型した中空帽子の中空部へ冷却媒
体としての高含水ゲルを封入する方式では、従来公知の
高含水ヒドロゲルがいずれも流動性(ポリビニルアルコ
ール・ホウ砂ゲル、カルJにキシメチルセルロース−ゲ
ル)寸たは、軟弱あるいはもろい固体(寒天、ゼリー、
カラゲナン、アルギン酸ゲル)であるため、その形状(
ヘルメット型)を保持し鉗く、更に弾性に乏しいため、
頭部に密着し難い欠点がある。冷却媒体の形くずれ・イ
堝在化全阻止するため、中空袋型へルメソトの全面にわ
たり縦横にミシンをかけ(多数の小区画全般け)、内部
充填物の移動を防止する試み、更には、中空袋内に多数
の独立小胞(小内室)を設け、それぞれに冷却媒体を封
入する試み(特開昭56−140107 )も提案され
たが、やはり、このヘルメット自体が弾性を欠くため、
頭部全面に密着せず、空隙を生じることから、実用価値
に欠ける1、 アドリアマインンによる副作用としての脱毛阻止対策と
して、頭皮をゴムバンドによシ締め付け、投与する方式
も提案されているが、頭部に外圧を加えることによる患
者への残酷な苦(A i配慮するならば、この試みも、
決して好ましいものではない。
前述の頭部保冷方式の難点は、適切な性状の保冷用材す
なわち、ゴム状弾性を有し、しかもヘルメットとしての
形状を保持しうる機械的強度を具えブこ高含水ゲル(ヒ
ドロ・ゲル)を入手できないこと(で帰する。
本発明によれば、上記ポリビニルアルコール水溶性多価
プルコールを含む水溶液または懸濁水溶液を,、ヘルメ
ットの成型用鋳型へ注入し、冷却・固化・成型すること
によシ頭部保冷ゲルを作成できる。
この場合のへルメソトの形状としては、頭髪全域を被覆
することはもちろん、衰(すなわち頭の左右側面の髪)
、更には眉毛をも被覆しうるのが望丑しく、単なる作業
現場用ヘルメット、野球における打者用ヘルメットなど
は不適当であるが、オートバイの運転、アイスホッケな
どに用いられるヘルメットの成型用鋳型に、所望の修正
を加え、本発明のゲルからなるヘルメツ)k容易に製作
することができる。
本発明においては、このようにして得られたヘルメット
状ゲルをそのまま(すなわち、ポリ塩化ビニール、ポリ
エチレン、ポリプロピレン等の袋に包装または封入する
ことなく)直ちに頭部保冷用ヘルメットとじて用いるこ
とができ、本発明のヒドロゲルの感触全直接頭部へ伝え
ることができ、このヒドロゲルが伸縮性(弾性)に富む
ことから、広範囲の頭部寸法及び形状に応じ、常に十分
な密着性が達成される。すなわち、前述のポリ塩化ビニ
ルまたはゴムなどにより製作した袋へ、ゼリー、糊状合
成ゲルなどを封入する場合に比し、こんにゃく様の(あ
るいtよくず餅様の)感触のヒドロゲルrこより頭部全
直接密着被覆する本発明が、はるかに、人間工学的治療
理念にかなうことが明白である。
本発明によれば、ヒドロ・ゲル製造用原料のポリビニル
アルコール濃度を、]、Owt%を超え、25wt%に
寸で高めることができる。これにより、得られるヒドロ
・ゲルの強度(弾性率)を高めることができ、長期反復
使用あるいは不慮の機械的衝激、粗暴々る取扱い、保管
などにも劇え乙ことのできる利点がある。
以下″本発明の実施例につき記載する。
実施例1 けん化度99.5モル%、平均重合度2,600 、4
%水溶液粘度(20℃)67cPのポリビニルアルコー
ル430g(含水率7wt%)、グリセリン175g,
’ξミラーヒドロキシ息香酸nー7’チル0、35g,
鎖酸コリスチン粉末17.5g,水分2,800gから
なる懸濁水溶液に120℃X 2 5 minの加圧ス
チーム滅菌を施し、引き続き、無菌室において攪拌し、
均一に溶解させることにより、ポリビニルアルコール1
2wt% f IJセリン5wt%、ノξラーヒドロキ
シ安息香酸nーブチル1 0 0 ppm Xa酸コリ
スチンs,ooo ppmの水溶液を得た。この水溶液
は40℃において6,OOOcPの粘度を示したが、9
0℃における粘度は、1,OOQcPに低下した。この
水溶液3,400gを70℃( 2,’000 cP 
)〜90℃(1、000cP) l/ilJfI持しつ
つ、ステンレス・スチール製の、ヘルメット成型用鋳型
(ヘルメット深さ約26cn11外径約22cm,厚さ
約2c1n)へ注入し、−25℃で8h放冷後、直ちに
真空脱水を施し、水分32 5 g’を除き(脱水率9
.5wt%)、次に室温に放置することにより融解させ
た。
これにより得られたヘルメットは、すIトラ7ク勺三と
柔軟性vc富み、しかもヘルメットとして反復着脱する
に十分な機械的強度を有し、また冷蔵庫製氷室に1時間
放置しても氷結・硬直化をきたさず、当初の柔軟性と弾
性が保持された。これを室温に放置j〜、0℃に達した
時点で、成人の頭部に着用し、頭高仰臥位をとらせた結
果、8m1n後、頭皮温度は21〜23℃に達し、その
後38 min間21〜25℃に維持された。
実施例2 ポリビニルアルコール(けん化度99,1モル係、平均
重合度2,400.4%水溶液の粘度(20℃)60 
cP )の粉末340g(含水率7wt%)、グリセリ
ン500g、水1.j60gの混合懸濁水溶液に、12
0℃X 35 minの加圧スチーム滅菌を施し、引き
続き無菌室において攪拌することにより、ポリビニルア
ルコール16wt%、クリセリン25wt%の水溶液ケ
得、ここへ、ノξラーヒドロキシ安息香酸ブチル100
mり(50J)1)m相当)と硫酸フラジオマインン粉
末10 g (5,OOOppm相当)全溶解した。
この水浴2(t’k、70〜90℃に維持しつつ、ステ
ンレヌ・スチール製の、ヘルメット成型用鋳型(ヘルメ
ット深さ約23c1n、外径約20cnrz厚み約20
71)へ注入し、−45℃で9h放冷後、直ちに真空脱
水を施し、水分210g’i除き(脱水率:10wt%
)、次に室温に放置することにより融解させた。
これにより得られたヘルメットは、弾力性と柔軟性に富
み、ヘルメットとして着脱するに十分な機械的強度を有
し、また冷蔵庫製氷室に1時間放置したが、氷結・硬直
は見られず、当初の柔軟性と弾性が保持された。これを
室温に放置し、0℃に達した時点で、成人の頭部に着用
し、水平仰臥位をとらせた結果、9 min後、頭皮温
度は21〜23℃に到達し、その後37m1n間、21
〜25℃に糸f1持された。
実施例3 けん化度99.5モル係、平均重合度2,600.4頭
水溶液粘度(20℃ン67 (!l)のポリビニルアル
コール200gを水1,260 gに溶解させ、これに
プロピレングリコール44gk混合し、ポリビニルアル
コール濃度13 wt%、フロピレンゲリコール濃度3
wt%とした。この粘度は、40℃で30,000cP
、25℃では20,000cP 、 60℃で4,00
0cP。
90℃で2,000cPであった。この水溶液1,50
0gf、60〜90℃に保持しつつ、ヘルメット成型用
鋳型へ注入し、−20℃で8h放冷後、直ちに真空脱水
を施し、水分200gを除き(脱水率:13wt%)、
次に室温に放置することにより融解させた。
これにより得られたヘルメットは、弾力性と柔軟性に富
み、しかもヘルメットとして反復着脱するのに十分な機
械的強度をも有した。
これを氷収蔵庫に収め、0℃に達した時点で、成人の頭
部に着用し、仰臥位をとらせた結果、8m1n後、頭皮
温度は20〜22℃に達し、その後33 miH間、2
0〜25℃に維持された。
実施例4 けん化度99.5モル係、平均重合度1,800.4%
 水溶液粘度(20℃)28cPのポリビニルアルコー
ル270 g (含水率7 wt%)、フロピレンゲリ
コール500g及び水1,250 gからなる懸濁水(
ポリビニルアルコール濃113wt%、ツユピレングリ
コール濃度25wt%)に120’CX30m1nの加
圧スチーム滅菌を施し、引き続き、無菌室において攪拌
し、均一に溶解させた。その粘度は、4,500cP(
20℃)、2,500cP (40℃)であったが、こ
れ全50℃に維持することにより、その粘度は1.70
0CPに低下した。この水溶液2 K5+を50〜60
℃に維持しつつ、ヘルメット成型用鋳型へ注入し、−4
0℃で6h放冷後、直ちに真空脱水を施し、水分230
gを除き(脱水率: 12wt%)、次に室温に放置す
ることにより融解させた。
これによシ得られたヘルメットは、弾力性と柔軟性に富
み、しかもヘルメットとして反復着脱するに一ニー分な
機械的強度を有した。これを冷蔵庫に収め、OLに達し
た時点で成人の頭部に着用し、仰臥位をとらせた結果、
9m1n後、頭皮温度は20〜22℃に到達し、その後
38 min間20〜25℃に維持された。
実施例5 けん化度97.5モル係、平均重合度2,200.4係
水溶液の粘度(20℃) 56cPのポリビニルアルコ
ール238gつ含水率7wt%)、グリセリ−/3oo
g(含水率8wt%)、水1,460gからなるj1廷
濁水浴液に120℃X35m1nの加圧スチーム滅菌を
j1!iL、引き続き、無菌室において攪拌し、均一に
溶mさぜることにより、ポリビニルアルコール12wt
%、グリセリン15wt%の水溶液を得た。
コノ水ts a o粘度ハ、6,000cP(20℃)
、2.500cP(40℃)、1..300cP(60
℃)であった。この水溶液1,900 gを、50〜7
0℃に維持しつつ、予め、スチーム滅菌したステンレス
・スチール製の、ヘルメット成型用鋳型(ヘルメット深
さ約21 on−、外径約17(1)、厚み約2 on
 )へ注入し、−40℃で9h放冷後、直ちに真空脱水
全施し、水分220g’を除き(脱水率12vyt%)
、次に室温に放置することにより融解させた。
これにより得られたー\ルメソトは、弾力性と柔軟性に
富み、しかもヘルメットとして反復着脱するに十分な機
械的強度を有した。これを冷蔵庫に収め、0℃に達した
時点で、子供(8歳)の頭部に着用し、(111臥位を
とらせた結果、8m1n後、頭皮温1廷は20〜22℃
に到達し、その後38 min間20〜25℃に維持さ
れた。
実施例6 けん化度97.5モル係、平均重合度2,200. 4
係水溶液の粘度(20c)56cPのポリビニルアルコ
−ル350 g(含水率7 wt%)、クリセリン16
0g、水2,685gX値酸パロモマイ/ン(paro
momycin 5ulfate )粉末1.6gの懸
濁混合水溶液に120℃X 25 minの加圧スチー
ム滅菌を施し、引き続き、無菌室において攪拌し、均一
に溶解させることにより、ポリビニルアルコール11w
t%、グリセリン5wt%、(mtll)ξロモマイシ
ン5,000 ppmの水溶液を得た。この水溶液の粘
度は、4.QOOcP(20℃)、1,500cP(4
0C)、700cP(60C)であった。その3.1に
5’を、60〜70℃に維持しつつ、ヘルメット成型用
鋳型(ヘルメット深さ約25 on %外径約22on
、厚み約2 on ) ヘ注入し、−40℃で6h放冷
後、直ちに真空脱水を施し、水分200gを除き(脱水
率: (5,5wt%)、次に室温に放置することによ
り融解させた。
これによシ得られたヘルメットは、弾力性と柔軟性に富
み、しかもヘルメットとして反復着脱するに十分な機械
的強度を有し、また冷蔵庫製氷室に1時間放置したが、
氷結・硬直は見られず、邑初の柔軟柱と弾力性が保持さ
れた。これを室温に放置し、0℃に達した時点で、成人
の頭部に着用し、半伏臥位をとらせた結果、9 min
後に、頭皮温度は21〜23℃に到達し、その後39 
min間21〜25℃に維持された。
比較例1 実施例5Vrcおいて、ヘルメット成型用w5型へ、ポ
リビニルアルコールとグリセリンの水溶液J、900I
E ’f注入後、−40℃で24h放冷し、これに本発
明の部分脱水操作を施すことなく1、室温に放置・−;
解させる。
成型体を鋳型から取出した結果は、余りにも軟弱である
ため、机」二に正立させることができす、また粘着性が
著しく、これを強いて着用する場合、1つめて不快であ
るうえ、着脱時に手がらmシ落ち易く、シカも破損し易
いことが確認された。即ち、本発明の冷却、真空・部分
脱水操作の有用性が明白である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. けん化成95モルカ以上、平均重合I11,500以上
    のポリビニルアルコールと、分子中に2〜6個の水酸基
    をイ1゛する、炭素数2〜6の水溶性多価アル:’:I
     −A、と全含み、且つ、該ポリビニルアルコールと該
    水浴性多価アルコールの濃度全、それぞれ10%を超え
    25wt%以下、および1wt%ないし40wt%に調
    繁した水溶Mk、50℃以上の高温に絹持しつつ、所望
    形状の容器へこれを注入し、しかる後、これを−5℃よ
    り低い温度において冷却・固化させ、ついで、これに脱
    水率5wt%以上、95wt%以下の真空脱水を施すこ
    とを特徴とするヒドロ・ゲルの製造法。
JP57193099A 1982-08-13 1982-11-02 ヒドロ・ゲルの製造法 Granted JPS5982940A (ja)

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EP19830107907 EP0101068B1 (en) 1982-08-13 1983-08-10 Process for the preparation of hydrogel and its use as a cooling medium
DE8383107907T DE3379588D1 (en) 1982-08-13 1983-08-10 Process for the preparation of hydrogel and its use as a cooling medium

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61252261A (ja) * 1985-05-01 1986-11-10 Bio Materiaru Yunibaasu:Kk 多孔質透明ポリビニルアルコ−ルゲルおよびその製造法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5457558A (en) * 1977-10-17 1979-05-09 Kuraray Co Ltd Manufacture of molded polyvinyl alcohol-type hydrous gel article

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