JPS5982597A - 容量可変型圧縮機 - Google Patents

容量可変型圧縮機

Info

Publication number
JPS5982597A
JPS5982597A JP19275882A JP19275882A JPS5982597A JP S5982597 A JPS5982597 A JP S5982597A JP 19275882 A JP19275882 A JP 19275882A JP 19275882 A JP19275882 A JP 19275882A JP S5982597 A JPS5982597 A JP S5982597A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compression
pressure
chamber
spool
compression chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19275882A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunifumi Gotou
後藤 邦文
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Jidoshokki Seisakusho KK
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Jidoshokki Seisakusho KK, Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Jidoshokki Seisakusho KK
Priority to JP19275882A priority Critical patent/JPS5982597A/ja
Publication of JPS5982597A publication Critical patent/JPS5982597A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C28/00Control of, monitoring of, or safety arrangements for, pumps or pumping installations specially adapted for elastic fluids
    • F04C28/10Control of, monitoring of, or safety arrangements for, pumps or pumping installations specially adapted for elastic fluids characterised by changing the positions of the inlet or outlet openings with respect to the working chamber
    • F04C28/16Control of, monitoring of, or safety arrangements for, pumps or pumping installations specially adapted for elastic fluids characterised by changing the positions of the inlet or outlet openings with respect to the working chamber using lift valves

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は室内における冷房負荷の変化に伴い圧縮容量を
自動的に制御することの出来る圧縮容量可変型の圧縮機
に関するものである。更に具体的には、吸入行程圧力P
L(吸入室内若しくは圧縮室内の吸入行程における圧力
)と、圧縮行程圧力PH(圧縮室内の圧縮行程における
圧力)との間に生ずる差圧の変化を利用して制御弁を自
動開閉可能に設け、同制御弁の自動開閉を介して低冷房
負荷時において圧縮室内の圧縮途中にある冷媒ガスの一
部を吸入室側に逃すことによって圧縮室におけるその圧
縮容量を自動的に調整することが出来る様に設けられる
容量可変型圧縮機のその制御弁機構の改良に関するもの
であって、その制御機能を高めること、更に詳しくは吸
入行程圧力PLと圧縮行程圧力PH間に生ずる差圧の変
動幅を抑制することによって制御弁の誤作動を防止する
ことをその目的とするものである。
従来室内における冷房負荷の変化に伴い圧縮容量全自動
的に制御する様にした容量可変型の圧縮機としては吸入
室内の吸入圧力と、圧縮室内の圧縮行程中の圧力間に生
ずる差圧の変化ケ利用する方法、更に具体的には吸入室
内の圧力と圧縮室内の圧縮行程中の圧力との間に生ずる
差圧の変化を比較した場合において吸入行程における圧
力の旨さに比例してその差圧の変化が大きくなることに
鑑み、この差圧の変化全利用して制御弁機構を自動開閉
させ、圧縮途中にある冷媒ガスの一部を吸入室に逃す様
にすることによりその圧縮容量を調整する方法が先に提
案されている(例えば特開昭57−122191号)0 しかして上記提案にあっては吸入行程圧力PL(吸入室
内の圧力)と圧縮行程圧力PHとの間に生ずる差圧の変
動幅が大きく絞り作用等による減衰が不十分だとスプー
ルの開閉に誤作動を生じ易い点に問題点を有する。
即ち回転軸の1回転に対して第9図に示す様に吸入行程
圧力PL  (吸入室内の圧力)はほとんど変ずししな
いのに対して圧縮行程圧力PH+ハ回転軸の回転角度の
変化にともない大きく変動する。更に具体的には例えば
スライドベーン型の圧縮機において、圧縮室内に4枚の
べ−7か出没自在に設けられ、同ベーンによって圧縮室
内が4個の圧縮ブロックに区画され各圧縮ブロックが、
吸入側より吐出側に向けて連続移行する場合において、
特定のベーンが圧縮行程中に設けられる圧縮行程圧力P
Hの圧力検出部を通過した直後においては、その検出圧
力は最も低い状態にあり、後続のベーンが同圧力検出部
に接近するに従って次第にその検出圧力は高められ、同
ベーンか圧力検出部全通過する直前において最も高い圧
力状態が検出されるとともに同ベーンが圧力検出部を通
過すると同時にその圧力は急激に低下し、再び最も低い
圧力状態が検出されるというパターンが回転軸の1回転
に対して4回に亘って繰り返されるのである。
そしてこの様に圧縮行程圧力pHにおける検出圧力が大
きく変動することにより圧縮行程圧力pHと吸入行程圧
力PL間に生ずる差圧ΔPも又ΔPm!□。
からΔPma、x間に亘って大幅に変動することとなる
のであるが、この様に差圧が大幅に変動することにより
スプールに誤作動を生じ、大冷房負荷時にスプールが開
き圧縮容量がダウンしたり、あるいは小冷房負荷時にス
プールが閉じ圧縮容量がアップする等の不具合を生ずる
こととなるのである。
本発明は上記の様な従来の実情に鑑みてその改善を試み
たものであって、吸入行程圧力PLの圧力検出部を圧縮
室内の吸入行程中(圧縮作用の初期段階も含む位置)に
設け、同吸入行程圧カPLの検出圧力を圧縮行程圧力P
Hの検出圧力と同期して変動させる様にすることによっ
て、雨検出圧力間に生ずる差圧の変動幅を可及的に小さ
く抑えることが出来る様にしたことをその特徴とするも
のである。
そして本発明の要旨は圧縮室を複数個の圧縮ブロックに
区画し、各圧縮ブロックを吸入側より吐出側に向けて連
続移行可能な如く設けて成る圧縮機において、圧縮室と
吸入室間を連通ずるバイパス孔に対してスプールを開閉
自在に設け、同スプールは常時は開き方向に向けて付勢
するとともに同スプールの両端部には一対の圧力室を対
峙させて設ける一方、上記圧縮室には上記両圧力室の圧
力検出部を、その夫々の圧力検出部が別の圧縮ブロック
に臨むことが可能な如く設は且つ両正力検出部は面圧縮
ブロックに対してその位相を一致させるとともに低圧側
の圧力検出部を圧縮作用の初期段階にある圧縮室に臨む
ように構成したことにある。
以下に本発明の具体的な実施例全例示の図面について説
明する。
第1図乃至第5図は第1の実施例を表わす図面であって
、各図面において(1)は圧縮機の外殻を構成するハウ
ジングを示す。同ハウジング(llifフロントハウジ
ング(IA)とリヤハウジング(IB)により形成され
、同フロントハウジング(IA)に(ハフリンダ−ブロ
ック(2)が、又同ソリンダーブロノク(2)ヲ間に挾
んでその両側にフロントサイトグレート(3A)とりャ
サイドプレート(3B)が内嵌される。/リンダーブロ
ック(2)は前後両端部に開口部を存して中空円筒状に
形成され、同中空部の内壁面は/リンダーブロック(2
)の外周面と同心円の円筒状jr(l形成される。同ノ
リンダーブロノク(2)の前後両開口部は上記両サイド
プレート(3A)(3B)によって遮蔽される。そして
両サイドプレート(3A)(3B)間には駆動軸(4)
が横架される。同駆動軸(4)はシリンダーブロック(
2)に対してその中心線を偏寄させて設けられ、同1駆
動軸(4)にはローター(5)が一体重に固着される。
同ローター(5)はシリンダーブロック(2)ノ内壁面
に対してその外周壁の一部が摺接可能な如く設けられ、
同ローター(5)の外周壁とシリンダーブロック(2)
の内壁面間には圧縮室(6)が形成される。
又ローター(5)には4枚のベーン(8)・・・が圧縮
室(6)に対して出没自在に嵌挿される。そして各べ−
7(8)・・・は圧縮室(6)を4個の圧縮ブロック(
6a)(6b ) (6c ) (6d )に区画し、
各圧縮ブロック(6a)(6b)(6c)(6d)を吸
入側より吐出側に向けて連続移行させ乍ら圧縮室(6)
内を回転する如く設けられる。
フロントハウジング(IA)とフロントサイドグレート
(3A)間には吸入室(9)が設けられ、同吸入室(9
)にはフロントバウシング(IA)側に吸入管路(図示
省略)に接続する吸入口(9)′が設けられる。又同フ
ロントサイドダレ−1−(3A)には圧縮室(6)の一
端、即ちローター(5)の回転方向に沿う始端部と相対
応して吸入孔(10)が開口される。そして又同フロン
トサイドプレート(3A)には圧縮室(6)の吸入行程
と圧縮行程の略中間(圧縮行程初期に位置してバイパス
孔(]l)が貫設される。(バイパス孔は/す/ダーブ
ロノクにあけ、スプールを同シリンダーブロック内に組
み込むことも可能である。)同バイパス孔(11)は圧
縮室(6)と吸入室(9)間を連通する如く設けられ、
フロントサイドブレー)(3A)内には制御弁機構(1
21が上記バイパス孔(印と直交する方向に向けて設け
られる。(制御弁機構(12)については後述する。) 一方圧縮室(6)の他端、即ちローター(5)の回転方
向に沿う終端部と相対応する位置に(はシリンダーブロ
ック(2)の一部を切欠いてフロ/トノ・ウジフグ(I
A)の内壁面との間に吐出室03)が形成さ71.同吐
出室(13)と圧縮室(6)の終端部間は吐出孔旧)に
よって連通される。(15)は同吐出孔Q4) k N
う吐出弁、(IGIは同吐出弁(15)の開き角度を規
制するりテーナーを示ず0 又リヤハウジング(IB)にはリヤサイトプレート(3
B)との間に潤滑油の分離室07)が形成される。
同分離室071はりャサイドプレート(3B)に開口す
る通孔(18)e介して上記吐出室(12)と連通ずる
如く設けられる。同通孔08)の開口部にはフィルター
(図示省略)が設けられる一方、分離室(I7)内には
同フィルターによって分離される潤滑油の溜り部が設け
られる。そして又同分離室07)にはリヤ/・ウジング
(IB)側に吐出管路(図示省略)に接続する吐出口θ
7)′が設けられる。
前記制御弁機構(12)にはバイパス孔旧)と相対応し
て同バイパス孔(11)開閉用のスプール09)がバイ
パス孔(団に対して直交する方向に向けて摺動自在に設
けられる。そして同スプール09)の両端部には高圧室
(20)と低圧室(21)より成る一対の圧力室が対峙
させて設けられる。低圧室(21)内にははね(22j
が介装され、スプール09)は同ばね(22)’を介し
て常時は高圧室(20)方向に向けて付勢されてバイパ
ス孔Cl1)全開放する状態にある様に設けられる。そ
して高圧室(20)から(は第1導圧孔(23)が延設
され、その先端部(圧力検出部(231’ )は圧縮室
(6)の圧縮行程中に、又低王室(21)からは第2導
圧孔(24)が延設され、その先端部(圧力検出部(2
41”Jは圧縮室(6)の吸入行程中(圧縮作用の初期
段階をも含む位置)に夫々臨丑ぜるに面圧力検出部(2
3)’(24)iは相互に90度の位相角を存して(即
ち各ベーン(8)・・・間の位相角と同じ)設けられる
。換言すれば面圧力検出部(23)′(2(イ)′は同
時に同一の圧縮ブロック内に臨むことなく圧縮途中にあ
って隣接する圧縮ブロックに対して夫々臨む状態が得ら
れる様に設けられる。そして又同圧力検出部(23)’
(24)′ハ圧縮ブロックに対して同一の位相角を存し
て臨む状態にある様に設けられる0換言すれは一力の圧
力検出部(231′が特定の圧縮ブロック内に臨む状態
が得られるのと同期して他方の圧力検出部(24)’も
又隣接する圧縮ブロック内に臨む状態が得られる様に設
けられる。
第6図及び第7図は第2の実施例を表わす図面であって
、両図面において(31)は圧縮機の外殻を構成するハ
ウジングを示す。同ノーウジング(31)はフロントハ
ウジング(3渇とリャノ・ウジフグ(33)により構成
され、フロントノ1ウジング(32)は前壁部(32a
)  と、同前壁部(32a)の外周縁を囲繞する周壁
部(32b)を存して有底円筒状に形成される○そして
リャノ・ウジング(33)も又後壁部(33a)と、同
後壁部(33a)の外周縁を囲繞する周壁部(33b)
 ’を存して有底円筒状に形成される。
そしてフロントノ・ウジング02)内はその略中間部に
嵌着する仕切り盤(341’に介して二室に分割される
即ち前壁部(32a )側に位置して吸入室(35)が
設けられ、開口部側に位置して圧縮作用室(36)が設
けられる。吸入室(35)と圧縮作用室(36)間は仕
切り盤(34)に開口する通孔(34)’・・・を介し
て連通可能に設けられ圧縮作用室(36)には固定スク
ロール(37)と後述する回転スクロール(38)が設
けられる。固定スクロールC37)はフロントハウジン
グ(32の開口縁に沿ってその内壁面に嵌着する基盤(
37a)と、同基盤(37a)よりフロントハウジング
(3つの前壁部(32a)方向に向けて渦巻き状に突設
するスクロール片(37b)により形成される。吸入室
(35)には周壁部(32b)に吸入管路(図示省略)
に接続する吸入口(=IO)が開口され、前壁部(32
a)には軸受は部(41)が設けられる。そして軸受は
部6+11には駆動軸(42)が回転自在に支承される
○同側動軸(42)はフロントノ・ウジング(32)外
に突出する一端を電磁クラッチ(図示省略)に接続する
一方、フロントハウジング(321内に延在する他端に
はクランク軸部(42)’が圧縮作用室(36)内に臨
む如く設けられ、同クランク軸部G42)’には前述の
回転スクロール(38)が揺動回転自在に軸架される。
回転スフロー ルC38)は基盤(38a)と、同基盤
(38a)より前記固定スクロール(、司方向に向けて
41′、i巻き状に突出するスクロール片(38b)に
より形成され、同スクロール片(38b)id固定スク
ロール(3ηのスクロール片(37b)に対してその巻
き方向を相違させて設けられる。
そして又同スクロール片(38b) H固定スクロール
(37)側の基盤(37a)に対して摺接可能な如く設
ける一方、基盤(38a)に対しては固定スクロールC
37)側のスクロール片(37b)が摺接可能な如く設
けられ、両スクロール片(37b ) (38b )間
には渦巻き状に圧縮室6つが形成される。そして同圧縮
室(イ)は両スクロール片(37b)(38b)の摺接
作用を介して複数個の圧縮ブロック(55a)(55b
)(55cH55dH55e)  に分割され、各圧縮
ブロックは吸入側より吐出側に向けて連続移行可能に設
けられる。
一方前記の様にフロントノ・ウジング(3渇の開口部に
固定スクロール(3γ)の基盤(37a)が嵌着される
ことにより、リャノ・ウジング(33)側には同基盤(
37a)と後壁部(33a)間に吐出室(431及び通
孔(,3・1)′ヲ介して圧縮作用室(36)と連通さ
せて吸入室(39′が形成される。
同吐出室(431,Kは周壁部(33b)に吐出管路(
図示省略)に接続する吐出El (441が設けられる
。そして基盤(37a)にはスクロール片(37b)に
より形成される渦巻きの中心部と相対応して吐出孔(4
5)が開口され、同吐出孔(45)には吐出弁(45)
’が開閉自在に設けられる。(4G)は同吐出弁(4ツ
′の開き角度を規制するためのりテーナーを示す。
そして又固定スクロール(3力の基盤(37a)には上
記吸入室(,35)’と圧縮室(4)(吸入行程寄り)
間を連通する如くバイパス孔(39)が貫設され、同バ
イパス孔(39)には同バイパス孔(39)の制御弁機
構t=17+が設けられる。同制御弁機構(47)には
スプール(48)がバイパス孔(39)に対して直交す
る方向に向けて摺動自在に設けられる。そして同スプー
ル(48)の両端部には高圧室6191と低圧室(50
)より成る一対の圧力室が対峙させて設けられる。低圧
室(50)にはばね◎1)が介装され、スプール(18
1iよ同ばね(51)によって常時は高圧室(=19)
方向に向けて伺勢されて上記バイパス孔(39) を開
く状態にある様に設けられる。そして高圧室(49) 
力)らは第1導圧孔tbsか延設され、その先端部(圧
力検出部6ツ′)は圧縮室(へ)の圧縮行程中に、又低
圧室(50)からは第2導圧孔■が延設され、その先端
部(圧力検出部(イ)′)は圧縮室(5ツの吸入行程中
(圧縮作用の初期段階をも含む位置)に夫々臨ませるに
同圧力検出部0→′Q′は中心部より半径方向に延出す
る直線上に一列状に配設することにより設けられる。換
言すれば同圧力検出部6つ′Q′は同時に同一の圧縮ブ
ロック内に臨むことはなく、圧縮途中にあって両スクロ
ール片(37b)(38b)の摺接を介して半径方向に
隣接する圧縮ブロック(55a )(55c )に対し
て夫々臨む状態が得られる様に設けられる。なお、スク
ロール片(37b ) (38b )のうず巻き回数が
多いj賜金には、1つおいた圧縮ブロックにそれぞれ臨
1せる様にしてもよい。
次にその作用について説明する。
第1図乃至第5図に示す第1の実施例において、電磁ク
ラッチ(図示省略)の接続操作を介してエンジンの駆動
力を駆動軸(4)に伝達し、同駆動力を介してローター
(5) ff:回転させることにより、同ローター(5
)及Dベーン(8)・・・の回転作用を介して圧縮室(
6)内に送り込まれた冷媒ガスが、同圧縮室(6)内を
吐出側に向けて圧送される。そしてこの様にして圧縮室
(6)内を圧送される冷媒ガスの一部はバイパス狂的)
が開放状態にあることにより、その圧縮途中において同
バイパス孔(II)を経て吸入室(9)側に流出する。
又圧縮室(6)内をその終端位置迄送られた冷媒ガスは
吐出孔(141,吐出室(13)、通孔(18)、分離
室(17)を経て吐出口07)′より吐出管路内をコン
デンサー(図示省略)方向に向けて送り出される。
そして上記の様な作用が繰り返されることにより、圧縮
室(6)内の圧縮圧力は次第に高められる一方、同圧縮
室(6)内の圧力変化は同圧力検出部(23+’(24
)’において検出される。そして同圧力検出部(23+
’(241’において検出された側圧力(圧縮行程圧力
PHと吸入行程圧力PL  )間に生ずる差圧か、制御
弁機構(12)においてばね(22)の設定圧力を上回
った状態においてスプール09)はばね(22)の付勢
圧に打ち勝って低圧室(2υ方向に押圧されてバイパス
孔(印を塞ぐ状態が得られる。そしてこの様にスプール
(19)によってバイパス狂的)が塞れることにより圧
縮室(6)内の冷媒ガスはその一部がこれ迄の様にバイ
パス孔fll+’i経て吸入室(9)側に流出すること
なくその全てが圧縮されて100%運転状態が得られる
一方室内の冷房負荷が減少し、吸入室(9)内の圧力が
低下するのに伴ない吸入行程圧力PL と圧縮行程圧力
pH間の差圧も小さくなる。そしてその差圧がばね(2
2)の設定圧力を下回った状態においてこれ迄上記差圧
によって低圧室(21)側に押圧されてバイパス孔(l
lla−塞ぐ状態にあったスプール09)ばばね+22
)’を介して高圧室(20)方向に向けて付勢されてバ
イパス狂的)を開放する状態が得られる。即ち圧縮室(
6)において圧縮途中にある冷媒ガスの一部が吸入室(
9)側に流出することによって圧縮室(6)内における
圧縮圧力が低下し圧縮容量を減らす作用が得られる。
しかして上記同圧力検出部(2場′(24)′は各ベー
ン(8)・・・の位相角と一致させて90度の位相角を
存して配設されているととKより、圧力検出部(23)
’において同圧力検出部(23)’に対してベーン(8
)が接近するに従って次第に圧力が高められ、その検出
圧力はベーン(8)が圧力検出部(23)’を通過する
直前において最高となると同時に同ベーン(8)が圧力
検出部(23)’を通過した直後においてその圧力は急
激に低下し、最低値となる(第8図におけるpH)。そ
して又後続のベーン(8)が接近するに従って再O・圧
力が次第に高められるというパターンかローター(5)
のち回転毎に連続的に繰り返される一方、圧力検出部C
24J’においても上記と同様のパターンが上記パター
ンと同期して繰り返される(第8図におけるPL)。
そしてこの様に同圧力検出部+231′(2,I)’に
おいて上記の様な圧力変動のパターンが同期して繰り返
されることにより、両者間に生ずる差圧の変動幅を縮め
ることが出来る。即ち同圧力検出部t23)’(’(イ
)′において検出される圧縮行程圧力PHと吸入行程圧
力PL間に生ずる差圧の変動幅(ΔPm1n→ΔPma
x )を小さくすることが出来、これによりスプール0
9)の動きを安定させることが出来る。
第6図及び第7図に示す第2の実施例において、駆動軸
(口の一端に設けられる電磁クラッチ(図示省略)の接
続操作を介してエンジンの駆動力を、駆動軸(42)に
伝えることにより、同駆動軸(42)のクランク軸部(
12+’に軸架する回転スクロール(38)がその自転
全規制された状態にて揺動回転(公転)する状態が得ら
れる。即ち回転スクロール(:(8)のスクロール片(
38b)が固定スクロール(371側のスクロール片(
37b)に摺接し乍ら渦巻きの中上・方向に向けて揺動
回転する状態が得られる。そしてこの様に回転スクロー
ル(38)がそのスクロール片(38b)を固定スクロ
ール(37)側のスクロール片(37b)に摺接させ乍
ら揺動回転することにより圧縮室鰻)ヲ複数個の圧縮ブ
ロック(55a)(55b)(55c)(55dH55
e)に区画し、各圧縮ブロックを中心部方向に向けて連
続移行させ乍ら冷媒ガスを圧縮する作用が得られる。そ
して各圧縮ブロックの吐出側に向けての連続移行を介し
て中心部方向に向けて圧送される冷媒ガスの内、その一
部は圧縮途中においてバイパス孔(39) k経て吸入
室(35)’側に流出する。そして又両スクロール(3
7)(38)の中心位置迄圧送された冷媒ガスはその圧
縮圧力を介して吐出弁(45)’を押し開き、吐出室(
43)に送り込まれる。
そしてこの様な作用が連続的に繰り返さね、ることによ
って圧縮室(へ)内の圧力は次第に高められる。
そして両圧力検出部U’(52’において検出された圧
力(吸入行程圧力PLと圧縮行程圧力PH1間に生ずる
差圧がばねり9の設定圧を上回った状態において制御弁
機構(旬においてスプール(48)は同ばね(5I)の
付勢圧に打ち勝って低圧室(50)方向に抑圧さね、て
・・イ・2ス孔(39)を塞ぐ状態が得られる。これに
より100%運転状態が得られる。
一方室内の冷房負荷が減小し、吸入室(35!内の圧力
が低下することにより、圧縮行程圧力PHと吸入行程圧
力PLも相対的に低下することとなるのであるが、この
様に両圧力が低下するのに伴いその差圧かばね(51)
の設定圧を下回った状態において、これ迄上記差圧によ
って低圧室(50)側に押圧されてバイパス孔(39)
を塞ぐ状態にあったスプール(=1811はばね(5]
)を介して高圧室(49)方向に向けて付勢さね、てバ
イパ□ス孔(3つ)を開放する状態が得らハる。これに
より圧縮容量を減らす作用が得られる。
しかして圧縮室印に臨1せて設けらねる両圧力検出部c
ツ′ハに針いては回転スクロール(38)の回転を介し
て各圧縮ブロックが連続移行するのにともないその度毎
に圧力変動が繰り返されるのであるが、両圧力検出部←
2’6”i’は半径方向に隣接する圧縮ブロック内に臨
む如く設けられ、且つ両検出部62’ E、(l’は同
圧縮ブロックに対してその位相を一致させて設けられて
いることにより、両圧力検出部Gψ’63’において圧
力変動のパターンを同期させて得ることが出来る。そし
てこの様に圧力変動のパターンを同期させて得ることが
出来ることにより、検出部ばにおける検出圧力(圧縮行
程圧力Po)と検出部6艷′における検出圧力(吸入行
程圧力Pt、)間に生ずる差圧のその変動幅を相殺させ
ることが出来、第1の実施例と同様スプール(48)の
動きを安定させることが出来る。
尚」二記の様にローター(5)若しくは回転スクロール
(38)の回転角度が変化するのに伴って生ずる圧力変
動に対しては制御弁機構における第1導圧孔及び第2導
圧孔の直径寸法を可及的に小さく形成し、回部に絞り効
果を与えることによっても一応解決することは可能であ
る。しかしてこの絞り効果に期待する方法にあっては高
速回転時には有効に作用する反面、低速回転時あるいは
構造的に絞り効果を期特出来ない場合にはその効果を期
特出来ない点に問題点を有する。これに対して本発明に
あってローター(5)若しくは回転スクロール片38)
の回転速度に左右されることなく、又構造的に絞り効果
を期特出来ない場合においてもスプールの動きを安定さ
せる作用を得ることが可能である。
又従来差圧の変動幅が大きいことに起因して発生する処
の脈動を吸収する手段としてはmi制御弁機構における
圧力室を大きく形成し、これを第1導圧孔及び第2導圧
孔と組合せることによってマフラー効果を期待する方法
が用いられているのであるが、本発明にあっては差圧の
変動幅自体を小さく抑えることが出来ることにより、上
記の様に圧力室を大きく形成する必要はなく、その分だ
け制御弁機構をコンパクトに形成することか可能である
本発明は以上の様に構成されるものであって、上記の様
に圧縮行程圧力PH・の検出部と、吸入行程圧力P+−
の検出部において生ずる圧力変動のパターンを同期させ
て得る様にしたこと1/こより、圧縮行程圧力PHと吸
入行程圧力PL間に生ずる差圧の変動幅を相殺させて小
さく抑えることが出来るに至り、その結果スプールの動
きを安定さぜ、その誤作動を防止することが出来るに至
った。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は第1の実施例を表わす図面であって
、第1図はスライドベーン型圧縮機の側断面図(第3図
におけるA−B−C線断面図)、第2図は第1図におけ
るD−D線断面図、第3図は同F、E線断面図、第4図
及び第5図は制御弁機構における作用状態を示す断面図
である。第6図及び第7図は第2の実施例を表わす図面
であって、第6図はスクロール型圧縮機の側断面図、第
7図は第6図におけるF−F線断面図である。又第8図
は本発明に係る差圧の変動幅を表わすグラフ図、第9図
は従来構造に係る差圧の変動幅を表わすグラフ図である
。 (])ハウジング、(iA)フロントノ・ウジング、(
IB)リヤハウジング、(2)シリンダーブロック、(
3A)フロントサイドプレート、(3B)リヤサイトプ
レート、(4)駆動軸、(5)ロークー、(6)圧縮室
、(6a)(6b ) (6c ) (6d )圧縮ブ
ロック、(7)ベーン溝、(8)ベーン、(9)吸入室
、(9)′吸入口、(10)吸入孔、(印バイパス孔、
(12)制御弁機構、(13)吐出室、(14)吐出孔
、(15)吐出弁、(16)リテーナ−1(17)分離
室、(17)’吐出口、(18)通孔、09)スプール
、(20)高圧室、(21)低圧室、(22)ばね、(
23)第1導圧孔、(24)第2導圧孔、(231′(
2・1ど圧力検出部、(31)ハウジング、(32)フ
ロントハウジング、(32a)前壁部、(32b)周壁
部、(33)リヤハウジング、(33a)後壁部、(3
3b)周壁部、(34)仕切り盤、(34)’通孔、(
35)(351′吸入室、(3G)圧縮作用室、(37
)固定スクロール、(37a)基盤、(37b)スクロ
ール片、(38)回転スクロール、(38a)基盤、<
3sb)スクロール片、(39)バイパス孔、(=I(
It吸入口、(刊軸受は部、(42)駆動軸、(42ト
クランク軸、(1131吐出室、G14)吐出口、(4
5)吐出孔、(45)’吐出弁、(4G)リテーナ−1
j47j制御弁機構、(48)スプール、(49)高圧
室、(50)低圧室、の1)ばね、6■第1導圧孔、鏝
第2導圧孔、Gの′G■′圧力検出部、霞圧縮室、(5
5a)(55bH55c)(55d)(55e)圧縮ブ
ロック。 特許出願人 株式会社豊田自動織機製作所2 ED 第2図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)圧縮室を吸入側より吐出側に向けて連続移行可能
    な如く複数個の圧縮ブロックに区画する圧縮機であって
    、圧縮室と吸入室間を連通ずるバイパス孔に対してスプ
    ールを開閉自在に設け、同スプールは開き方向に向けて
    付勢するとともに同スプールの両端部には一対の圧力室
    を対峙させて設ける一方、上記圧縮室には上記両圧力室
    の圧力検出部をその夫々の圧力検出部が別の圧縮ブロッ
    クに臨むことが可能な如く設け、且つ面圧力検出部は両
    圧縮ブロックに対してその位相を一致させるとともに低
    圧側の圧力検出部を圧縮作用の初期段階にある圧縮室に
    臨むように設けて成る容量可変型圧縮機。
  2. (2)  ローターより圧縮室内に向けて出没自在に設
    けられるベーンによって圧縮室を複数個の圧縮ブロック
    に区画するスライドベーン型圧縮機であって、上記面圧
    力検出部は上記各ベーン間の位相角と同一の位相角を存
    して配設させて成る特許請求の範囲第1項に記載の容量
    可変型圧縮機。
  3. (3)  固定スクロールと、同固定スクロールに対し
    て揺動回転自在に設けられる回転スクロールによって、
    圧縮室を複数個の圧縮ブロックに区画するスクロール型
    圧縮機であって、上記面圧力検出部は異なる圧縮ブロッ
    クに配置され半径方向に沿って直列させて設けて成る特
    許請求の範囲第1項に記載の容量可変型圧縮機。
JP19275882A 1982-11-02 1982-11-02 容量可変型圧縮機 Pending JPS5982597A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19275882A JPS5982597A (ja) 1982-11-02 1982-11-02 容量可変型圧縮機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19275882A JPS5982597A (ja) 1982-11-02 1982-11-02 容量可変型圧縮機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS5982597A true JPS5982597A (ja) 1984-05-12

Family

ID=16296557

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19275882A Pending JPS5982597A (ja) 1982-11-02 1982-11-02 容量可変型圧縮機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5982597A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200102834A (ko) * 2019-02-22 2020-09-01 엘지전자 주식회사 베인 로터리 압축기
US11499555B2 (en) 2019-02-28 2022-11-15 Lg Electronics Inc. Vane rotary compressor

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200102834A (ko) * 2019-02-22 2020-09-01 엘지전자 주식회사 베인 로터리 압축기
US11346344B2 (en) 2019-02-22 2022-05-31 Lg Electronics Inc. Vane rotary compressor
US11499555B2 (en) 2019-02-28 2022-11-15 Lg Electronics Inc. Vane rotary compressor
US11971032B2 (en) 2019-02-28 2024-04-30 Lg Electronics Inc. Vane rotary compressor with pressure reducing member inserted into the oil supply passage

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5993177A (en) Scroll type compressor with improved variable displacement mechanism
KR101253135B1 (ko) 피스톤 조립체를 가지고 있는 압축기
EP3812591B1 (en) Slide valve, slide valve adjustment mechanism and screw compressor
JPH0756274B2 (ja) スクロール式圧縮機
US4222716A (en) Combined pressure matching and capacity control slide valve assembly for helical screw rotary machine
US5015161A (en) Multiple stage orbiting ring rotary compressor
JPH0419395B2 (ja)
KR102442466B1 (ko) 로터리 압축기
US4737090A (en) Movable vane compressor
JPH0833158B2 (ja) 能力制御コンプレツサ
JPS5982597A (ja) 容量可変型圧縮機
JPS59105994A (ja) スクロ−ル型圧縮機における容量制御機構
USRE31379E (en) Combined pressure matching and capacity control slide valve assembly for helical screw rotary machine
JPS59108896A (ja) スクロ−ル型圧縮機における容量制御機構
US4890986A (en) Variable capacity compressor
JPS58222994A (ja) 容量可変型圧縮機
JPH024796B2 (ja)
JPH03202691A (ja) 容量可変スクロール型圧縮機
JPS5968593A (ja) 容量可変型圧縮機
JPS601397A (ja) 圧縮容量可変型圧縮機
JPS5999089A (ja) 容量可変型圧縮機
US4948345A (en) Variable capacity compressor having a widened variable range of capacity
JP3599762B2 (ja) 可変容量型ポンプ
JPH02227590A (ja) 可変容量圧縮機
JPS6176782A (ja) スクロ−ル型圧縮機における容量制御機構