JPS5980784A - 4−アミノメチルシクロヘキサン−1−カルボン酸の製造方法 - Google Patents

4−アミノメチルシクロヘキサン−1−カルボン酸の製造方法

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Publication number
JPS5980784A
JPS5980784A JP57188244A JP18824482A JPS5980784A JP S5980784 A JPS5980784 A JP S5980784A JP 57188244 A JP57188244 A JP 57188244A JP 18824482 A JP18824482 A JP 18824482A JP S5980784 A JPS5980784 A JP S5980784A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chamber
amc
alkali
carboxylic acid
aminomethylcyclohexane
Prior art date
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Pending
Application number
JP57188244A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuji Takahashi
高橋 脩二
Sukeishi Suyama
須山 右石
Mitsutake Mihara
三原 充武
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Holdings Corp
Original Assignee
Showa Denko KK
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Publication date
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Publication of JPS5980784A publication Critical patent/JPS5980784A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Electrolytic Production Of Non-Metals, Compounds, Apparatuses Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、4−アεツメチルシクロヘキサンー1−カル
ボン酸のアルカリ塩から4−アミノメチルシクロヘキサ
ン−1−カルボン酸および苛性アルカリを電気分解によ
り、製造する方法に関する。
4−アミンメチルシクロヘキサン−1−カルボン酸(A
MC)は、医薬品および高分子原料として、有用な物質
で、種々の方法で合成さnる。特にトランス異性体は、
優れた抗プラスミン作用があり、通常シス−トランス異
性体混合物をアルカリ存在下で加熱することによって得
らnる(特公昭4l−14830)。AMCのアルカリ
塩よシ、AMCとするためには、通常のアミノ酸のアル
カリ塩より、アミノ酸へと変換する方法、即ち■陽イオ
ン交換樹脂を用いて、イオン交換する方法■無機酸によ
り、アミノ酸と無機酸塩とし、両者を、分別する方法が
とられている。しかしながら、前者の方法では、アルカ
リ除去率を高めるためには、多量の陽イオン交換樹脂を
用いる必要かあり、従って樹脂の再生に多量の酸、アル
カリが必要となる。また樹脂に吸着したAMCを回収す
るため、大量の水で洗浄しなければならず濃縮コストが
増加する。
また後者の方法にては、処理後、AMCと無機酸塩を、
分別するのに、操作上、種々の問題が生じる。
本発明は、以上の方法を改善するため、AMCのアルカ
リ塩を電気分解する方法にて、AMCを、簡便にかつ、
経済的に製造する方法を、供するものである。
以下、本発明の具体的な方法を第1図および第2図に従
って述べる。
第1図において電解槽4は陽極室1、陰極室2が陽イオ
ン交換膜3によって゛、仕切られている。
陽極室には、AMCのアルカリ水溶液を、陰極室には、
苛性アルカリ水溶液を、それぞれ、陽極液貯槽5、陽極
液供給ポンプ6、陰極液貯槽7、陰極液供給ポンプ8に
ょシ供給循環し、電気分解を、おこなう。電気分解によ
り、陽極室1にて、酸素ガスを発生することで、水素イ
オンを生じ、AMCアルカリ塩は、AMCに変換される
。AMCアルカリ塩のアルカリ金属イオンは、陽イオン
交換膜3を通過して、陰極室2に移動する。陰極室2で
は、水素ガス発生により生じた水酸基と陽極室よシ移動
してきたアルカリ金属イオンによシ苛性アルカリが生成
される。
AMCアルカリ塩よ、!l)AMCへの変換は、AMC
の等電点になるまでおこなわれ、pHの測定で等電点は
検出され、pH6〜7で終了する。生成されたAMC水
溶液は、取出口9より取出され、新たなAMCのアルカ
リ塩水溶液が、供給口10より仕込まれる。また陰極に
て生成した苛性アルカリ水溶液は、取出口11より取出
され、供給水は、水供給口12よシ供給される。
第2図において、電解槽4は、陽極室11中間室2、陰
極室3の3室からなり、各室は、それぞれ陽イオン交換
膜5、および6にて仕切られている。陽極室には、硫酸
水溶液を中間室には、AMCアルカリ塩水溶液を、陰極
室には、苛性アルカリ水溶液を、陽極液貯@7、中間液
貯槽8、陰極液貯槽9および陽極液供給ポンプ10、中
間液供給ポンプ11、陰極液供給ポンプ12によシ、各
々供給し、電気分解を、おこなう。
電気分解により、陽極室lにて、酸素ガスを発生し、生
じた水素イオンは、陽イオン交換膜5′f:通過して、
中間室2に移行する。一方、中間室2のAMCアルカリ
塩のアルカリ金属イオンは、同様に陽イオン交換膜6を
通過して、陰極室3に移動することで、中間室2のAM
Cアルカリ塩は、AMCへと変換される。陰極室3にて
は、水素ガスが発生すると共に、中間室2よシ移行した
アルカリ金属イオンによって苛性アルカリか生成され、
陰極液貯槽出口13よシ取出さ九る。
なお、陽極室1にて、発生した酸素ガスに見合う量およ
び陽極室1より中間室2に移動した量の水に見合う分は
、水供給口14よシ供給さnる。陰極室にて生成する苛
性アルカリの希釈用の水は、水供給口15よシ加えら九
る。中間室のAMCアルカリ塩のAMCへの変換は、A
MCの等電点になるまでおこなわれpHの測定によシ等
電点け、検出され、pH6〜7で終了する。生成したA
MC水溶液は取出口16より取出され、新たなAMCア
ルカリ塩水溶液は、供給口17よシ仕込まれる。
本発明における陽極としては、硫酸水溶液中の酸素発生
に対して、耐久性の優れた白金、白金族金属、および白
金メッキチタン又は、白金族メッキチタン等が適当であ
る。陰極としては、苛性アルカリ水溶液に対して耐久性
の優れた鉄、ニッケル等が適当である。陽イオン交換膜
としては、スルフォン酸基、カルボン酸基、スルフオン
酸アミド基、水酸基、リン酸基等の単独あるいは、2つ
以上を貼り合わせた複合膜を使用することができる。特
に耐薬品性、耐熱性の点からンツ素系樹脂膜が好ましい
AMCのアルカリ塩としては、ナトリウム塩、カリウム
塩、リチウム塩であfi、AMCアルカリ塩濃度として
、2〜30wt %の範囲とすることか好ましい。反応
は通常加℃〜反応液の沸点、好ましくは30〜70℃の
湯度で行なわれ、電流密度は0.1〜100A/ds2
、好ましくは1〜20A/m’、電解電圧3〜100v
程度が適当である。
実施例1゜ 陽極として、電解面積1dの白金メッキチタン、陰極と
して、電解面積1dの軟鋼金網を使用した2室型電解槽
を用い、陽イオン交換膜は、フッ素系樹脂膜、”ナフィ
オン390”(デュポン社商のを使用した。
陽極室に10.7wt%のAMCのナトリウム塩水溶液
を供給し、陰極室には、8 wt%苛性ソーダ水溶液を
供給し、それぞれの極液を、循環しながら初期電流10
A、最終電流2A、液温度30℃にて約8時間電解を、
おこなった。電解終了後、AMC溶液全回収した処、A
MCの回収率は75.8%であり、ナトリウム除去率は
、99.90%であった。陰極液における苛性ソーダ取
得の電流効率は、68.5%であった。
実施例2゜ 陽イオン交換膜をデュポン社製のフッ素系樹脂膜、”ナ
フィオン901#にした以外は、実施例1と同じ条件に
ておこなった。
AMCの回収率は、 76.6%であシ、ナトリウム除
去率ハ99゜92%であった。陰極液における苛性ソー
ダ取得の電流効率は75.6%であった。
実施例3゜ 使用した電解槽は、3室型電解檀を用い、陽極として、
電解面積ldの白金メッキチタン、陰極として、電解面
積iy軟鋼金網を使用した。陽極室と中間室を仕切る陽
イオン交換膜は、デュポン社製フッ素系樹脂膜、”ナフ
ィオン390”を使用し、中間室と陰極室を仕切る陽イ
オン交換膜も同じものを使用した。
中間室には、 10.85wt%のAMCナトリウム塩
を供給し、陽極室には、5 wtチ硫酸水溶液を、陰極
室には、10wt%苛性ソーダ水溶液を、供給し、そn
ぞれの極液を循環し、初期電流値10A1最終電流値5
Aで液温(至)℃にて約7時間電解を、おこなった。電
解終了後、回収されたAMC液を晶析し、白色結晶状A
MC粉末を取得した。AMCの回収率は、95.8%で
あり、ナトリウムの除去率は、99.94%であった。
陰極液における苛性ソーダ取得の電流効率は、77.5
%であった。抜き出さ九た苛性ソーダ水溶液は、前工程
にて、再使用した。
実施例4゜ 中間室のAMCナトリウム塩濃度を25.3wt%とじ
た以外は、実施例3と同じ条件にておこなった。
AMCの回収率は95.2%ナトリウムの除去率は99
.90チ、陰極液の苛性ンーダ取得の電流効率は76.
2%であった。
実施例5゜ 陽極室と中間室を仕切る陽イオン交換膜及び中間室と陰
極室を仕切る陽イオン交換膜をデュポン社製フッ素系樹
脂膜、゛ナフィオン117”にした以外は、実施例3と
同じ条件にておこなった。
AMCの回収率は95.9%、ナトリウムの除去率は、
99.92%、陰極液の苛性ソーダ取得の電流効率は、
74.1%であった。
実施例6゜ 陽極室と中間室を仕切る陽イオン交換膜を゛ナフィオン
309”、中間室と陰極室を仕切る陽イオン交換膜を、
”ナフィオン901″とした以外は、実施例1と同じ条
件にておこなった。
AMCの回収率は91.9%、ナトリウムの除去率は9
9.96%、苛性ソーダ取得の電流効率は、89.1俤
であった。
比較例1゜ NH4型強酸性イオン交換樹脂に、AMC−ナトリウム
塩水溶液を流し、流出するAMC−アンモニウム塩水溶
液中のナトリウムを、原子吸光法で分析した。
イオン交換樹脂の  ナトリウム流量率ナトリウム交換
率 〔%〕        〔チ〕 25         0.06 50         0.07 75         0.30 80         1.04 85         4.76 以上の結果よシ、ナトリウム除去率99.9%以上とす
るためには、イオン交換樹脂量は理論値の約2倍が必要
であることが認められた。
比較例2゜ AMC濃度19.4wt%のAMC−ナトリウム塩水溶
液をイオン交換し、ナトリウム除去率を、99゜90%
以上としたとき、AMC回収率とAMC濃度の関係は、
以下の様となった。
AMC回収率    AMC水洗液 〔饅〕       〔%〕 31.5        15.3 60.3        12.5 80.4        9.5 93.2        6゜9 97.6        5.4
【図面の簡単な説明】
第1図は、2室型電解槽による実施態様、第2図は3室
型電解槽による実施態様を示す。記号の意味については
本文中に説明しであるため省略する。 特許出願人  昭和電工株式会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)陽イオン交換膜によって仕切られた、陽極室およ
    び陰極室からなる電解槽を用い、陽極室には、4←アミ
    ノメチルシクロヘキサン−1−カルボン酸のアルカリ塩
    を含有する水浴液を、陰極室には苛性アルカリ水溶液を
    、各々供給して、電気分解することを特徴とする4−ア
    ミンメチルシクロヘキサン−1−カルボン酸の製造方法
  2. (2)陽イオン交換膜によって仕切られてbる陽極室、
    中間室および陰極室の3室からなる電解槽を用−1陽極
    室には、硫酸水溶液を、中間室には4−アミンメチルシ
    クロヘキサン−1−カルボン酸のアルカリ塩を含有する
    水溶液を、陰極室に苛性アルカリ水溶液を、各々供給し
    て、電気分解することにより、4−アミンメチルシクロ
    ヘキサン−1−カルボン酸を製造する方法。
JP57188244A 1982-10-28 1982-10-28 4−アミノメチルシクロヘキサン−1−カルボン酸の製造方法 Pending JPS5980784A (ja)

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