JPS5976202A - 人工化粧単板の製法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は人工化粧単板の製法に関するものであり、その
目的とするところは夏材相当部を表現するインク層を比
較的、太く見せ且つ素材単板を透過してくる影も無くし
、天然木に酷似した人工化粧単板を簡便に得る方法を汎
く提供し、もって斯界の発展に寄与せんとするものであ
る。

以下、本発明の人工化粧単板の製法１こついて、第１図
乃至第５図の実施例に基いて詳細化説明する。

本発明はアガチス材、ラブラ材、セピャ材、シナ材等の
原木をロータリー切削するとともに所定の大きさに裁断
して作成した厚み０．２論乃至３．０ｍの素材単板（１
）を作成する。向該素材単板Ｕ）は必要により湯洗処理
、脱脂処理、脱色処理、染色処理等の一連の前処理をあ
らかじめ施しておいても良い。次いで該素材単板（１）
の表面にフェノール樹脂接着剤、ウレタン樹脂接着剤等
の接着剤を塗布するとともに、該接着剤層（２）上に素
祠単＆（１）の色彩より濃色のインク／ａ　（３）を形
成する。該インク層（３）の形成方法としてはポリプロ
ピレンフィルム、ポリエステルフィルム等のフィルム上
にインクを塗布しておき、該インクを伎看剤層（２）上
に抑圧転写して行えば良い。次いで該インク塩（３）上
に、プロピレンカーボネートで混線した酸化第二鉄入り
の、該インク層と同色又は略同色（インク層（３）の色
彩と素材単板αンの色彩との略中間色でも良い。

）の顔料（４）を、１−当り２■φの大きさで４乃至５
ケ配在されるように塗布する。尚、この時の顔料の塗布
量はａｏｇ／ｎ？乃至４ｏｇ／ｒｒｒが最も望ましい数
値である。次いで多数枚の該素材単板（１）をそれぞれ
着色ウレタン樹脂接着剤（顔料（４）よりも淡色の色彩
）を介在して積層し、上下方向より、それぞれの内面に
雌雄の関係にある凹凸を有する一対のプレス（５）　（
５）でもって圧締し、該堝色ウレタン樹脂接着剤を硬化
せしめ人工フリッチ（６）を作成する。尚、着色ウレタ
ン樹脂接着剤の塗布量は１ｏｏｇ／ｎ？乃至１１０ｇ／
ｒｆｌ’が望ましい。次いで該人工フリッチ（６）を薄
片にスライス切削して木目模様を有する人工化粧単板（
７）を得るものである。

本発明は上記の如く構成されており、本発明によれば夏
材相当部が太く表現されるとともに、夏材相当部から春
材相当部への移行も極めて自然感１と溢れたものとなる
効果を有している。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第５図は本発明の人工化粧単板の製法に係る
図面であり、第１図は素材単板の斜視図、第２図は素材
単板上に接着剤、インク、顔料をそれぞれ積層した状態
を示す要部断面図、第３図は人工フリッチを作成する状
態を示す側面図、第４図及び第５図は人工化粧単板の斜
視図及び要部断面図である。 １・・・素材単板、２・・・接着剤層、３・・・インク
層、４・・・顔料、５・・・プレス、６・・・人工フリ
ッチ、７・・・人工化粧単板。 特許出願人 松下電工株式会社 代理人弁理士　　竹　元　敏　丸 （ばか２名）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）素材単板の表面に接着剤を塗布するとともに、該接
   着剤層上に、素材単板の色彩より潟色のインク層を形成
   し、次いで該インク層上に、インク層と同色又は略同色
   の顔料を塗布したのち、多数枚の該素材単板をそれぞれ
   接着剤を介在して積層し、圧締して人工フリッチを作成
   し、該人工フリッチを薄片にスライス切削して成ること
   を特徴とする人工化粧単板の製法。