JPS5974401A - ド−ナツ状の沸湯面を有する和釜蒸気発生装置 - Google Patents

ド−ナツ状の沸湯面を有する和釜蒸気発生装置

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JPS5974401A
JPS5974401A JP57184682A JP18468282A JPS5974401A JP S5974401 A JPS5974401 A JP S5974401A JP 57184682 A JP57184682 A JP 57184682A JP 18468282 A JP18468282 A JP 18468282A JP S5974401 A JPS5974401 A JP S5974401A
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JP
Japan
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japanese
combustion chamber
steam generator
profit
kettle
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JP57184682A
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English (en)
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康夫 大谷
島岡 利雄
敏夫 北川
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は清酒製造工程等におけ石和釜を用いる蒸気発
生装置に関するものである。詳述すれば、蒸し米の品質
を向上させるため和釜内の沸湯面がドーナツ状を形成し
、蒸気の飛沫同伴が極めて少ない和釜蒸気発生装置に関
するものである。
従来より米の蒸煮に和釜蒸気発生装置が用いられてきた
。最近ではボイラーを使用する例も多いが、和釜蒸気発
生装置は取り扱いが極めて簡便で、設備費が安いという
ことから、小規模す生産者に適しているばかりか、以下
のようにボイラーにはみられない利点も有するO(イ)
構造が極めて簡単で、伝熱面に付着したスケールの除去
が容易であるため、ボイラーのように水を軟化させたり
、清鑵剤を使用したりする必要がな(蒸し米が薬品で汚
染されることがない。
(ロ)例えば、酒の仕込みは毎年111月頃ら翌年の3
月頃までの冬期のみ行なわれるのが通例である。従って
運転期間に対して休転期間が極めて長く、その長い休転
期間、和釜はボイラーのような複雑な休転保存処置が不
要である0(ハ)米の蒸煮工程において、最初はややぬ
れた蒸気で、蒸し上がりに近づくにつれて乾き気味の蒸
気が要求されるのが通例である。利益蒸気発生装置はボ
イラーとは異なり、途中で水をださないので蒸煮時間の
経過に伴ない湯面が下がり、蒸気は乾き気味となるから
、構造的にみても米の蒸煮に適している。
従って、古来からの一見原始的ではあるが、利益蒸気発
生装置の需要はいまだ多いばかりではなく、最近になっ
てそのよさが再認識されてきている。しかしながら利益
は上記のような利点がある反面で、熱効率が悪いこと、
利益から発生される蒸気の飛沫同伴により蒸し米が煮熟
現象を起こす欠点も有している。
この発明は上述の点にかんがみてなされたもので、熱効
率がよく、しかも利益から発生される蒸気の飛沫同伴を
少なくし蒸し米の品質の向上を図った利益蒸気発生装置
を提供することを目的とする。
このためこの発明は、燃焼室を大地と完全に離隔された
鋼板製の外殻内に、利益受熱面積に対して反射面積の割
合を充分に大きくし、かつ反射面の全面積を高耐熱繊維
で覆った構造として熱効率の向上を図ると共に、利益の
中心を燃焼室中心から自由に移動できるような構造とし
て利益内にドーナツ状の沸湯面ができるようにして蒸気
の飛沫同伴を少なく1−だものである。
以下、図面に基づいてこの発明の詳細な説明するO 第1図(a)は従来の利益発生装置を示す断面図であり
、同図(I))は同図(a)のA−X線上断面図、同図
(C)は同図(a)のB−B’線上断面図である。同図
において、■は公知の利益、2は炉壁3と炉床4と利益
1の底部とで形成される燃焼室である。どれら炉壁3や
炉床4はいずれも耐火レンガで構成されている。5は炉
壁3と利益1の側部で形成される燃焼ガス通路である。
6はバーナで、焚ロアから燃料を燃焼室2内に噴射して
燃焼させるものである。8は耐火レンガの仕切りで、燃
焼ガスが燃焼室2の出口より直接煙道9に排出されるの
を防ぐためのものである。利益1は同図(C)に示され
るように炉壁3の支持部3aにより利益1の底側部1a
を燃焼室2の燃焼ガス出口部2aを除(全周で支持され
る。また、利益1と炉壁支持部3aの燃焼ガス出口部2
aを除く接触線は燃焼室2と燃焼ガス通路5との仕切り
線でもある。
以上が従来の利益蒸気発生装置の構造であく)が、次に
その燃焼、伝熱、燃焼ガスの移行について説明する。バ
ーナ6から水平に噴射された燃料は燃焼室2で燃焼する
。燃焼ガスは第1図(1))に示すように炉壁3と利益
1の側部とで構成される燃焼ガス通路5を矢印方向に利
益1の側部に沿って旋回して煙道9から炉外へ放出され
るのである。
以上のような燃焼、燃焼ガスの移行過程において利益の
受熱は行なわれるのである。第1図(a)、(1))、
(C)に示すような従来の利益蒸気発生装置は、炉壁3
や炉床4が全゛て耐火レンガで構成され、しかも第1図
(1))に示されるように大地10中に埋められた構造
になっているため炉の蓄熱容量が極めて大きく、さらに
大地中の水分5− が耐火レンガで構成される炉壁3や炉床4 K侵透する
。一方、清酒製造過程においては通常、米の蒸煮は毎朝
2時間程度行なわれるにすぎないので、利益蒸気発生装
置は休転時間が運転時間の10倍にもなる間欠運転であ
る。従って、前述のように炉の蓄熱容量の大きいこと、
炉壁3や炉床4に水分が侵透することは、著しく熱効率
を低下させることは当然ながら、燃焼室の温度が上昇し
がたく、燃焼が不安定となっていた。そこで、この対策
として少しでも燃焼を安定させるため、やむなく燃焼室
2の空間を必要以上に小さくして、利益受熱面、すなわ
ち、利益1の燃焼室2に面する部分と炉壁3および炉床
4で構成される反射面の割合を1〜1.2倍にするのが
通例であった。しかしながら、このように燃焼室2の空
間が小さすぎるために燃焼しきれなかった燃料が燃焼室
2の出口部分2aおよび燃焼ガス通路5の入口部分で激
しく燃焼し、そのため燃焼室2の出口部分2aおよび燃
焼ガス通路50入口部分の熱交換が極めて多(=6一 なり、第2図(a)、(1))のXで示すようにその部
分に沸湯が局部的に起き、それにより大量の水滴が発生
し、それが蒸気に同伴されて蒸し米を煮熟し、蒸し米の
品質を著しく低下させていた。
この発明は前述のように、このような従来め利益蒸気発
生装置の欠点をなくしたものである。
以下この発明に係ろ利益蒸気発生装置の一実施例を図面
に基づき説明する。
第3図は、この発明に係るドーナツ状の沸湯面を有する
利益蒸気発生装置の一実施例を示す図で、同図(a)は
側断面図、同図(5)は同図(a)のA−X線上断面図
、同図(C1は同図(a)のB−I3′線上断面図であ
る。同図において1は利益で、第1図と同様、公知のも
のである。21は燃焼室で、この燃焼室21は鋼板製の
炉殻22内に形成された炉壁23と炉床24で囲まれた
構造になっている。炉壁23と炉床24は高耐熱繊維材
、たとえばセラミックファイバ等からなる。
22aは支持台で鋼板でできており、支持台22aと炉
殻22は溶接等で一体に結合されている。25は支持片
で利益1の底部を支持するものであり、耐火物でできて
いる。この支持片25は断面が逆り字状の姿勢で、同図
(blに示すように支持台22a上に、支持台22aを
支持片25で挾持するように配設する。利益は同図(1
])に示すように支持台22aおよび支持片25これを
一点以上にすることもできる。また、支持片25はその
寸法の種々のものを用意し、各支持点に組み合わせるこ
とてより利益の中心を同図(l〕)のPに示すように自
由に移動することができる構造とする。26はバーナで
同図(a)に示すように焚口27より燃焼室21の内部
へ燃料を噴射し、燃焼させるものである。26aは燃焼
室21に形成される火焔の姿を示す。28は煙道で、同
図(a)に示されるように利益1をはさみバーナ26の
取り付は側と反対側がら横方向へ燃焼ガスを排出するよ
うに設けられている029は炉を支持するベースである
。燃焼室21の大きさは利益1の受熱面すなわち利益1
の燃焼室21に面する部分の面積と反射面ずなわち炉壁
23と炉床24で形成される面積の割合1:2以上にな
るようにする。以上がこの発明べ係る利益蒸気発生装置
の構成であるが、次にその燃焼、伝熱、燃焼ガスの移行
について説1明する。
従来の利益蒸気発生装置では、沸湯がi%′1丁述の第
2図(a)、(b)のXK示すように局部的におこり、
それにより発生した大量の水滴が蒸気に同伴されて蒸し
米の煮熟をもたらし品質を著しく低下させていたのであ
る。従ってこれを防ぐためには局部沸湯の発生を抑え、
第4図(a)、(1))に示ずような利益1の内側面全
周にわたりドーナツ状の沸湯が起こる゛ようにして湯面
をおだやかにすればよいことになる。バーナ26から燃
料が噴射され第3図(a)の26aに示すように火焔を
形成して燃焼する。火焔26aおよび高温燃焼ガスと利
益1との間の熱交換はその大半が放射伝熱により行なわ
れ、対流伝熱による熱交換量は放射伝熱による熱交換量
の1側根度にすぎない。
9− 利益の受熱面を第3図(c)に示すように側面部分と底
面部分に分けて面積を比べると、側面部分の面積は底面
部分の面積の2倍となっている。
このことは利益内側面に沿った第4図(a)、(1))
に示すようなドーナツ状の沸湯Xを得るのに適した構造
、すなわち受熱面積が大きく利益側部での受熱の平均化
が図られることを意味する。第3図に示ず利益蒸気発生
装置は、従来の利益蒸気発生装置のように局部沸湯の主
原因となっている!第1図(a)に示されるような燃焼
室2と燃焼ガス通路5からなる二室構造ではなく、−図
(a)に示すように燃焼室21のみの一室とし、炉の反
射面を利益受熱面の2倍以上とすると共に燃焼室21に
燃焼ガス通路の役割も果たせるようにしたものである。
以上詳細に説明したように、この発明に係るドーナツ状
の沸湯面を有する利益蒸気発生装置は、大地と完全に離
隔された鋼板製の炉殻内に利益受熱面積に対する反射面
積の割合を少な(とも2倍以上になるように構成し、か
つ反射面=10− の全表面積を高耐熱繊維で覆った燃焼室と、鋼板製の支
持台と、この支持台の上に配置される種々の寸法の耐火
物製の支持片とを設け、利益底部を前記支持片で支持す
ると共に寸法の異なる支持片の適宜な組み合わせにより
利益中心を燃焼室中心から自由に移動できるようにした
の翻 で、蓄熱損失、放l損失は激減されて燃焼室の燃焼火焔
は高温に保たれ燃焼が安定する。さらには、利益内側面
に沿ってドーナツ状の全周沸湯が得られ、利益内での局
部沸湯はなくなり、水蒸気による飛沫同伴は激減し、蒸
し米の品質の向上が得られるという極めてすぐれた効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の利益蒸気発生装置で、同図(a)は側断
面図、同図(1))は同図(a)のA−X線上断面図、
同図(C)は同図(a)のB−B’線上断面図、第2図
(a)、(blは従来の利益蒸気発生装置の沸湯状態を
示す図、第3図はこの発明に係る利益蒸気発生装置で、
同図(a)は側断面図、同図(1))は同図(a)のA
−A′線上断面図、同図(clは同図(atのB −B
’線上断面図、第4図はこの発明に係る利益蒸気発生装
量の沸湯状態を示す図である。 図中、1は利益、21は燃焼室、22は炉殻22aは支
持台、23は炉壁、24は炉床、25は支持片、26は
バーナ、27は焚口、28は煙道である。 代理人 弁理士 熊 谷  隆 第1図 (と2.ン 4− 第2図 (α) (b) 第3図 (め 笛4−面 (ど之ン (b) 5−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 大地と完全に離隔された鋼板製の炉殻内に、和釜受熱面
    積に対する反射面積の割合を少なくとも2倍以上になる
    ように構成しかつ反射面の全表面積を高耐熱繊維で覆っ
    た燃焼室と、鋼板製の支持台と、この支持台の上に配置
    される種々の寸法の耐火物製の支持片とを設け、和釜底
    部を前記支持片で支持すると共に寸法の異なる支持片の
    適宜な組み合せにより和釜中心を燃焼室中心から自由に
    移動できるようにしたことを特徴とするドーナツ状の沸
    湯面を有する和釜蒸気発生装置。
JP57184682A 1982-10-22 1982-10-22 ド−ナツ状の沸湯面を有する和釜蒸気発生装置 Pending JPS5974401A (ja)

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JP57184682A JPS5974401A (ja) 1982-10-22 1982-10-22 ド−ナツ状の沸湯面を有する和釜蒸気発生装置

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ID=16157520

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JP57184682A Pending JPS5974401A (ja) 1982-10-22 1982-10-22 ド−ナツ状の沸湯面を有する和釜蒸気発生装置

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JP (1) JPS5974401A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110200512A (zh) * 2018-09-25 2019-09-06 华帝股份有限公司 嫩烤模式的控制方法

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