JPS5974249A - トロリ−線 - Google Patents

トロリ−線

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Publication number
JPS5974249A
JPS5974249A JP18369182A JP18369182A JPS5974249A JP S5974249 A JPS5974249 A JP S5974249A JP 18369182 A JP18369182 A JP 18369182A JP 18369182 A JP18369182 A JP 18369182A JP S5974249 A JPS5974249 A JP S5974249A
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JP
Japan
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layer
trolley wire
inner layer
copper
outer layer
Prior art date
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Application number
JP18369182A
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English (en)
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JPS604255B2 (ja
Inventor
Keiichi Tsuchiya
土屋 敬一
Yoshihiro Naganuma
長沼 義裕
Yoshinori Fukuda
福田 敬紀
Akira Okasato
岡里 晃
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JAPANESE NATIONAL RAILWAYS<JNR>
Fujikura Ltd
Japan National Railways
Nippon Kokuyu Tetsudo
Original Assignee
JAPANESE NATIONAL RAILWAYS<JNR>
Fujikura Ltd
Japan National Railways
Nippon Kokuyu Tetsudo
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Publication date
Application filed by JAPANESE NATIONAL RAILWAYS<JNR>, Fujikura Ltd, Japan National Railways, Nippon Kokuyu Tetsudo filed Critical JAPANESE NATIONAL RAILWAYS<JNR>
Priority to JP18369182A priority Critical patent/JPS604255B2/ja
Publication of JPS5974249A publication Critical patent/JPS5974249A/ja
Publication of JPS604255B2 publication Critical patent/JPS604255B2/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、耐摩耗性に優れ、高導電率で、強度も優れ
るトロリー線に関する。
周知のように、トロリー線にはその用途から高導電性、
耐摩耗性、高強度、耐熱性などの諸特性が要求される。
このような要求をほぼ満すトロリー線の1種に銅芯入り
トロリー線がある。この銅芯入りトロリー線は銅トロリ
ー線中心部に銅芯線を入れたもので、高強度であり、か
つ調芯部に耐摩耗性があるためトロリー線の摩耗量を減
少させるとともに摩耗量を電磁的に検知することができ
るなどの特長があるが、芯線の鋼と外層の銅との間に異
種金属による電蝕の発生の恐れがあり、また、銅芯の腐
食の進行が速くさらに導電率が低く、摩耗によって導電
率の低下が特に著しくなるという欠点がある0またSn
を0.3%程度含む銅合金よりなるトロリー線もある。
しかし、このトロリー線は、純銅トロリー線よりも強度
耐熱性、耐摩純性は高いが導電性が十分でないという欠
点がある。
この発明は上記事情に鑑みてなされたもので、特に耐摩
耗性、耐熱性に富み、導電率も十分に高く、シかも強度
に優れるトロリー線を提供することを目的とするもので
ある。
以下、図面を参照してこの発明の詳細な説明する。
第1図は、この発明のトpり一線の一例を示すもので、
図中符号1はトロリー線である。このトロリー線1はそ
の外側の外層2が純度99.9%の純銅で、またその内
層3が次の組成よりなる特定の銅合金から構成されてい
る。すなわち、内層3を構成する特定の銅合金は、 Sn0.3  % 〜2.5% AgO,1% 〜 4.0% 0dOj  % 〜2.0% AJo、5  % 〜1.5% Fe0.5  % 〜 λ0% υro、l  % 〜 2,0% Zr0.05% 〜1.0% BeO,Z  % 〜1.5% P    0.003% 〜 0.2%Gu   残部 からなり、かつOu以外の元素の添加総量が5.0%以
下であるものである。そして、外層2と内層3との断面
積の比が70〜15 : 30〜115とされている。
上記内層3を構成する銅合金中、Snは強度、耐摩耗性
、耐熱性を向上させ、その添加量が2.5%を越えると
導電性の低下が激しく0.3%未満では強度、耐摩耗性
、耐熱性が不十分となり好ましくない。Agは導電率を
あまり低下させることなく、耐熱性、強度耐摩耗性を向
上させその添加量が4゜0%を越えると添加量に対する
特性向上の割合が小となり、また0、1%未満では耐熱
性、強度、耐摩耗性が不十分となり、Cdは強度、耐摩
耗性、耐熱性を向上させ、その添加量が2.0%を越え
ると導電率と加工性が低下し、0.3%未満では、強度
、耐摩耗性、耐熱性が不十分である。
Alは耐摩耗性を向上させ、その添加量が1.5%を越
えると導電率が低下し、0.5%未満では耐摩耗性が不
十分である。
IFeは強度、耐摩耗性を向上させ、その添加量が2.
0%を越えると導電率の低下が太きく、O,S%未満で
は、強度、耐摩耗性が不十分である。
C1rは強度、耐摩耗性、耐熱性を向上させ、その添加
量が2.0%を越えると導電率の低下が太き(,0,2
%未満では強度、耐摩耗性、耐熱性が不十分である。
Zrは耐熱性、耐摩耗性、強度を向上させ、添加量が1
.0%を越えると加工性が低下し、0.05%以下では
その効果が不十分である。
Bθは強度、耐摩耗性を向上させ、その添加量が1.5
%を越えると導電率の低下が大きくなり、0.2%以下
では強度、耐摩耗性が不十分である。
Pは鋼中の酸素を除き、酸化されやすい添加元素の歩留
りを向上させる作用を持ち、さらに強度が不十分である
したがって、上記組成の銅合金は、導電率40〜99%
、引張強さ40〜80〜、硬度(ビッカース)130〜
300の特性を有し、特に耐摩耗性、耐熱性に富むもの
となる。
そして、純銅からなる外層2と上記特定の銅合金からな
る内層3との断面積の比が70:30を越えるとトロリ
ー線1として十分な引張強さが得られず、また、151
5未満では導電率が低下しすぎて好ましくない。
このような構造のトロリー線では、外層2に導電率の優
れた純銅を用い、内層3に引張強さと耐摩耗性、耐熱性
に富む上記特定の銅合向を用い、さらに外層2と内層3
との断面積比を70〜15:30〜85としているので
、トロリー線1全体としての導電率が高く、電力損失が
少なく、高い抗張力を有し、長スピンの架設が可能とな
り、耐熱性にも秀れたものが得られる。また、使用に伴
って外層2が摩耗し、第2図に示すように内層3が露出
し始めると、内層3は耐摩耗性に優れているため、トロ
リー線1としての摩耗量が著るしく低下し、寿命が延長
されるとともに、摩耗せずに残っている外層2は純銅で
あるので、高導電率が長く維持される。また、内層3が
銅合金であるため、外層2と内層3との間で電蝕が発生
する恐れがなく、また内層3自体の腐食もほとんどない
以下、実施例を示して具体的にこの発明を説明する。
〔実施例1〕 S n 1.5重量%、Ou残部よりなる銅合金を内層
とし、純銅を外層とし外層と内層との断面積比が55 
: 45である本発明のトロリー線を製造した。このト
ロリー線と、従来の純銅のみからなるトロリー線および
0.3%Sn含有鋼合金よりなるトロリー線について、
破断荷重、導電率、寿命の各項目を検討した。その結果
を第1表に示す。
第  1 表 ■寿命は摩耗量に関するもので純銅トロリー線を100
とした時の比較値である。
〔実施例2〕 A g 2.5重量%、Ou残部よりなる銅合金を内層
とし、純銅を外層とし外層と内層との断面積比が40:
60である本発明のトロリー族を製造した。このトロリ
ー線と、従来の純銅のみからなるトロリー線について、
破断、荷重、導電率、寿命の各項目を検討した。その結
果を第2表に示す。
第2表 ■寿命は純銅トロリー線を100としたときの摩耗に関
する比較値である。
〔実施例3〕 Odl、0重量%、Ou残部よりなる銅合金を内層とし
、純銅を外層とし、外層と内層との断面積比が6う:3
5である本発明のトロリー線を製造した。このトロリー
線と、従来の純銅のみからなるトロリー線について、破
断荷重、導電率、寿命の各項目を検討した。その結果を
第3表に示す。
摩耗に関する比較値である。
〔実施例4〕 Adl、0重量%、Ou残部よりなる銅合金を内層とし
、純銅を外層とし、IA層と内層との断面積比が60:
40である本発明のトロリー線を製造した。このトロリ
ー線と、従来の純銅のみからなるト四り一線について、
破断荷重、導電率、寿命の各項目を検討した。その結果
を第4表に示す。
第4表 〔実施例5〕 y s 1.5、POol、S n 0.6重量%、@
u残部よりなる銅合金を内層とし、純銅を外層とし、外
層と内層との断面積比が60 + 40である本発明の
トロリー線を製造した。このトpり一線と、従来の純銅
のみからなるトロリー線について、破断荷重、導電率、
寿命の各項目を検討した。その結果を第5表に示す。
第  5 表 〔実施例6〕 Or 1.1重量%、Cu残部よりなる銅合金を内層と
し、純銅を外層とし、外層と内層との断面積比が50ニ
ア0である本発明のトロリー線を製造した。このトロリ
ー線と、従来の純銅のみからなるトロリー線について、
破断荷重、導電率、寿命の各項目を検討した。その結果
を第6表に示す。
第   6   表 〔実施例7〕 Or 0.8、Z r O−5、S i 0.05重量
%、Cu残部よりなる銅合金を内層とし、純銅を外層と
し、外層と内層との断面積比が50 : 50である本
発明のトロリー線を製造した。このトロリー線と、従来
の純銅のみからなるトロリー線について、破断荷重、導
電率、寿命の各項目を検討した。その結果を第7表に示
す。
第   7   表 〔実施例8〕 B e 0.7、Ooo、3重量%、Cu残部よりなる
銅合金を内層とし、純銅を外層とし、外層と内層との断
面積比が60:40である、本発明のトロリー線を製造
した。このトロリー線と、従来の純銅のみからなるトロ
リー線について、破断荷重、導電率、寿命の各項目を検
討した。その結果を第8以上説明したように、この発明
のトロリー線は、外層に純銅を、内層に耐摩耗性、耐熱
性にすぐれた特定の銅合金を用いて構成したものである
ので、耐摩耗性、耐熱性と高導電率を兼備し、さらに上
記外層と内層との断面積比を70〜1.5730〜85
としたものでは、引張り強さと導電率とがバランスのと
れたものとなる。よってこのトロリー線は耐摩耗性、耐
熱性、導電性、引張強さをバランス良く保持したものと
なり、長寿命でしかも電力ロスが少なく、長スパンの架
設が可能となるなどの利点を有するものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のトロリー線の一例を示す断面図、第
2図はこのトロリー線の摩耗状態を示す断面図である。 1・・−・・トロリー線、2・・・・・外層、3・・・
・・内層。 出願人日本国有鉄道 藤倉1!線株式会社 、  ノ゛ 代理人 弁理士 志 賀 正 武゛、)、、l。 ・−リν−

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)外層が純銅よりなり、内層が次の組成の銅合金よ
    りなるトロリー線。 Sn0.3  % 〜 λラ % Ag0.3  % 〜 4.0  % Od0.3  % 〜2.0  % Ag0.3%  〜 l、5 % yeo、5  % 〜2.0  % Or0.2  % 〜 λ0 % Zr0.05% 〜1.o  % Bθ 0.2  % 〜 z、 5  %P   0.
    003%〜 0.2  %Ou   残部 で、かつ上記Ou以外の元素の総量が5.0%以下であ
    ること。
  2. (2)上記外層と内層との断面積比が70〜:L 5 
    :jO〜8うである特許請求の範囲第1項記載のトロリ
    ー線。
JP18369182A 1982-10-21 1982-10-21 トロリ−線 Expired JPS604255B2 (ja)

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JP18369182A JPS604255B2 (ja) 1982-10-21 1982-10-21 トロリ−線

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JPS604255B2 JPS604255B2 (ja) 1985-02-02

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4815309A (en) * 1986-03-18 1989-03-28 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Method of producing an electrical conductor
CN102517528A (zh) * 2011-12-09 2012-06-27 徐云管 一种单晶合金材料制造超高张力线的方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4815309A (en) * 1986-03-18 1989-03-28 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Method of producing an electrical conductor
US4859811A (en) * 1986-03-18 1989-08-22 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Electrical conductor
CN102517528A (zh) * 2011-12-09 2012-06-27 徐云管 一种单晶合金材料制造超高张力线的方法

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JPS604255B2 (ja) 1985-02-02

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