JPS59723Y2 - 避雷器 - Google Patents
避雷器Info
- Publication number
- JPS59723Y2 JPS59723Y2 JP7238178U JP7238178U JPS59723Y2 JP S59723 Y2 JPS59723 Y2 JP S59723Y2 JP 7238178 U JP7238178 U JP 7238178U JP 7238178 U JP7238178 U JP 7238178U JP S59723 Y2 JPS59723 Y2 JP S59723Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elements
- insulating plate
- column
- lightning arrester
- series
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Thermistors And Varistors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は金属酸化物を主成分とする非直線抵抗体より構
成される避雷器に関する。
成される避雷器に関する。
近年、金属酸化物を主成分とする非直線抵抗体よりなる
非直線抵抗体素子（以下、素子と略称する）を定格電圧
に応所要個数積み重ねて形成される特性要素を容器に収
納してギャップを内蔵しない避雷器が構成されている。
非直線抵抗体素子（以下、素子と略称する）を定格電圧
に応所要個数積み重ねて形成される特性要素を容器に収
納してギャップを内蔵しない避雷器が構成されている。
一方、例えば絶縁媒体としてＳＦ６ガスを封入した密閉
形開閉装置用避雷器のようにＳＦ６ガスとともに素子を
収納する絶縁容器の高さは気中まり耐電圧が向上するの
で素子のｌ柱直列構成で決まる寸法より相当低くするこ
とが可能である。
形開閉装置用避雷器のようにＳＦ６ガスとともに素子を
収納する絶縁容器の高さは気中まり耐電圧が向上するの
で素子のｌ柱直列構成で決まる寸法より相当低くするこ
とが可能である。
したがって素子を２柱又は３柱以上の多柱構成とし、各
素子は全体として直列接続となるような組合せ構成とす
れば、避雷器高さは大幅に縮少化することが可能である
。
素子は全体として直列接続となるような組合せ構成とす
れば、避雷器高さは大幅に縮少化することが可能である
。
例えば第１図は２柱構成による直列接続例を示す。
図示では４個の素子であるがこの素子１を各柱複数個積
み重ね毎に絶縁板２を挿入し、両柱間の素子の連結は接
続板３及び接続線４によって直列に接続される。
み重ね毎に絶縁板２を挿入し、両柱間の素子の連結は接
続板３及び接続線４によって直列に接続される。
これらの構成単位を所要数積み重ね絶縁容器内に収納し
、素子全体はばね圧で押え固定されるか、これだけでは
輸送中の振動衝撃等により素子がずれ、素子のエツジ部
から内部コロナを誘発したり隣接する素子間の間隙せま
くなりせん絡するおそれが生じる。
、素子全体はばね圧で押え固定されるか、これだけでは
輸送中の振動衝撃等により素子がずれ、素子のエツジ部
から内部コロナを誘発したり隣接する素子間の間隙せま
くなりせん絡するおそれが生じる。
このようにギャップを内蔵しない避雷器は常時素子に微
少な電流が流れているので、素子のずれにより合い接す
る素子間の通電面積の減少より電流集中による素子の熱
劣化を起す等によって避雷器の寿命を縮めることが懸念
される。
少な電流が流れているので、素子のずれにより合い接す
る素子間の通電面積の減少より電流集中による素子の熱
劣化を起す等によって避雷器の寿命を縮めることが懸念
される。
この対策として例えば第２図に示すような複数個のエポ
キシ樹脂系ロッド５を素子の側面に直接当てて固定する
方法とか、又はテフロンチューブ等で素子を覆う等の方
法が考えられるが、これら有機物を素子側面に接触させ
る方法は信頼性の点で問題が残り、改良すべき点がある
。
キシ樹脂系ロッド５を素子の側面に直接当てて固定する
方法とか、又はテフロンチューブ等で素子を覆う等の方
法が考えられるが、これら有機物を素子側面に接触させ
る方法は信頼性の点で問題が残り、改良すべき点がある
。
本考案の目的は上記の問題点を除去するためになされた
もので、２柱の直列接続構成において素子のいずれを防
止することのできる信頼性のある避雷器を提供すること
である。
もので、２柱の直列接続構成において素子のいずれを防
止することのできる信頼性のある避雷器を提供すること
である。
以下、本考案を第３図及び第４図に示す実施例を参照し
て説明する。
て説明する。
第１図及び第２図と同一部分は同符号を付した。
第３図に示すように図では素子１は４個単位で、ある定
格電圧例えば７ＫＶを構成するものとして、素子柱１０
．２０を設け、柱１０側の素子単位群１１．１２，１３
．１４及び柱２０側の素子単位群２１．２２，２３．２
４を夫々絶縁板３０を介して区分し、夫々の素子単位と
絶縁板の間に設けられる接続板３及び接続線４を介して
、素子単位群１１．２１．１２，２２，１３，２３．１
４の順に直列接続されている。
格電圧例えば７ＫＶを構成するものとして、素子柱１０
．２０を設け、柱１０側の素子単位群１１．１２，１３
．１４及び柱２０側の素子単位群２１．２２，２３．２
４を夫々絶縁板３０を介して区分し、夫々の素子単位と
絶縁板の間に設けられる接続板３及び接続線４を介して
、素子単位群１１．２１．１２，２２，１３，２３．１
４の順に直列接続されている。
このような２柱は図示されていないが、端部に接触ばね
又は間隔片を設は絶縁容器又は金属容器に収納され避雷
器が構成される。
又は間隔片を設は絶縁容器又は金属容器に収納され避雷
器が構成される。
絶縁板３０にはこれをはさんで対向する素子のずれ防止
のためガイドつば３０ ａが設けられている。
のためガイドつば３０ ａが設けられている。
又絶縁板３０のつば３０ ａと反対側には素子径より若
干大きい径を有するガイド孔３０ ｂを設け、この孔に
他柱の素子の少なくとも２個の一部が装着され、この素
子のいずれ防止のガイドとなる。
干大きい径を有するガイド孔３０ ｂを設け、この孔に
他柱の素子の少なくとも２個の一部が装着され、この素
子のいずれ防止のガイドとなる。
ここでは絶縁板３０に多柱それぞれ素子４個積み重ね毎
に挿入され、丁度その中間部には他柱からの絶縁板のガ
イド孔３０ ｂが配置されるよう、各柱間の絶縁板は交
互に位置をずらして配置される。
に挿入され、丁度その中間部には他柱からの絶縁板のガ
イド孔３０ ｂが配置されるよう、各柱間の絶縁板は交
互に位置をずらして配置される。
多柱の素子単位群は接続板３及び接続線４により連結さ
れ、電気的に直列接続される。
れ、電気的に直列接続される。
このような構成単位を多段に積み重ねて必要な電圧定格
が得られる。
が得られる。
このように素子と絶縁板の組合せ方をすれば、全ての素
子はその両端面の内どちらか片方が絶縁板３０のつば３
０ａ又は孔３０ｂにより側面で固定されるので素子のず
れのおそれがなくなる。
子はその両端面の内どちらか片方が絶縁板３０のつば３
０ａ又は孔３０ｂにより側面で固定されるので素子のず
れのおそれがなくなる。
特に第４図に示すような絶縁板３０の形状のものは、例
えばマイカレックス（商品名）、ガラス又はセラミック
ス等の無機絶縁材料で製作できるので、一部素子側面と
接触しても長期間、両者の絶縁を低下させるおそれはな
い。
えばマイカレックス（商品名）、ガラス又はセラミック
ス等の無機絶縁材料で製作できるので、一部素子側面と
接触しても長期間、両者の絶縁を低下させるおそれはな
い。
又組立上からも一段より順に素子と絶縁板を積み重ねて
いけば必然的に素子のセンター出しができ、又絶縁板が
柱間を機械的に連結する支持物の役目をする等の組立上
の利点となる。
いけば必然的に素子のセンター出しができ、又絶縁板が
柱間を機械的に連結する支持物の役目をする等の組立上
の利点となる。
なお素子の積み重ね単位が５枚以上になる場合にはガイ
ドつばの高さを積み重ね枚数に応じ適宜伸ばすことによ
って本考案と同様の構成が可能である。
ドつばの高さを積み重ね枚数に応じ適宜伸ばすことによ
って本考案と同様の構成が可能である。
以上本考案によれば絶縁板を介して素子単位群を直列接
続し、かつこの絶縁板により各柱交互に素子を支持する
ことによって、避雷器の高さをおさえかつ素子のずれ防
止のできる避雷器を提供することができる。
続し、かつこの絶縁板により各柱交互に素子を支持する
ことによって、避雷器の高さをおさえかつ素子のずれ防
止のできる避雷器を提供することができる。
第１図は従来の避雷器の要部を示す縦断面図、第２図は
第１図のＩＩ −ＩＩ線矢視断面図、第３図は本考案の
避雷器の要部を示す縦断面図、第４図は第３図のＩＶ−
ＩＶ線矢視断面図である。 １・・・・・・素子、２，３０・・・・・・絶縁板、３
・・・・・・接続板、４・・・・・・接続線、１０．２
０・・・・・・素子柱、１１．１２，１３，１４，２１
．２２゜２３・・・・・・素子単位群、３０ ａ・・・
・・・ガイドつば、３０ ｂ・・・・・・ガ゛イド孔。
第１図のＩＩ −ＩＩ線矢視断面図、第３図は本考案の
避雷器の要部を示す縦断面図、第４図は第３図のＩＶ−
ＩＶ線矢視断面図である。 １・・・・・・素子、２，３０・・・・・・絶縁板、３
・・・・・・接続板、４・・・・・・接続線、１０．２
０・・・・・・素子柱、１１．１２，１３，１４，２１
．２２゜２３・・・・・・素子単位群、３０ ａ・・・
・・・ガイドつば、３０ ｂ・・・・・・ガ゛イド孔。
Claims (1)
- 金属酸化物を主成分とする非直線抵抗体からなる素子と
、この素子を複数個直列に積み重ねた素子単位群と、こ
の単位群毎に絶縁板を挿入して多段積みして２個の素子
柱を形成し、この各素子柱の前記絶縁板の前後に挿入し
た接続部材を介して全ての前記素子単位群を直列に接続
し、前記絶縁板の片側にはこの絶縁板をはさむ前記素子
の端部側面を押えるガイドつばを設けるとともに他端に
は素子径より若干大きいガイド孔をあけ、このガイド孔
に少なくとも他柱の素子２個の側面が挿入保持され、か
つ各柱交互に前記絶縁板のガイド孔を配置して形成され
る前記２個の素子柱を容器内に収納してなる避雷器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7238178U JPS59723Y2 (ja) | 1978-05-30 | 1978-05-30 | 避雷器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7238178U JPS59723Y2 (ja) | 1978-05-30 | 1978-05-30 | 避雷器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54173940U JPS54173940U (ja) | 1979-12-08 |
| JPS59723Y2 true JPS59723Y2 (ja) | 1984-01-10 |
Family
ID=28984018
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7238178U Expired JPS59723Y2 (ja) | 1978-05-30 | 1978-05-30 | 避雷器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59723Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-05-30 JP JP7238178U patent/JPS59723Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54173940U (ja) | 1979-12-08 |
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