JPS5970740A - 刷子用摺動接点材料 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、摺動接点材料の改良に関する。

従来、摺動接点材料としては各イー藷材料が用いられ、
とりわけ刷子接点用の材料とし′Ｃは、Ａ　ｕ　９〜１
１重量％、Ｉ）ｔ９〜１１重景％、重量３４〜３６重量
％、Ａｇ２９〜３１重景重量Ｃｕ１３〜１５ｆｆ１％、
　　Ｚｎ０．５〜１．５重量％より成る合金材料が広く
用いられていた。

然し乍ら、この合金材料で製作した刷子接点では軟化温
度が低く、整流子との摺動時に錨着しやずいため接触抵
抗が不安定で、ノイズ発生の原因となっていた。

本発明は、斯かる欠点を解消すべくなされものであり、
前記合金材料を基材としてこれに特定の元素を添加させ
て軟化温度を＾め、耐凝着性を向上させた摺動接点材料
を提供せんとするものである。

本発明の１８動接点材料は、Ａｕ９〜１１重量％。

１）　ｔ　９〜１１重量％、Ｐｄ３４〜３６重量％、Ａ
ｇ２！］〜３１車量％、Ｃｕ１３〜１５１１ｉ量％、　
　ＺｎＯ１５〜１．５ｉ１’Ｔ量％より成る合金材料に
、その組成比に変更を加えずに、ＡＩ、Ｇａ、Ｍｎ、Ｎ
ｉの少なくとも一種を０．５〜１５重量％添加して成る
ものである。

本発明の摺動接点材料に於いて、Ａｕ９〜１１重量％、
Ｉ）ｔ９〜１１市量％、Ｉ）ｄ３４〜３６重量％、Ａｇ
２９〜３１重量％、Ｃｕ１３〜１５重量％、Ｚｎ０．５
〜１．５重量％より成る合金材料に、その組成比に変更
を加えずに、ＡＩ、Ｇａ、Ｍｎ。

Ｎｉの少なくとも一種を０．５〜１ｏｉｒ＋量％添加し
ている理由は、前記合金材料の軟化畠度？Ｌ−１１１１
めて１ｌｌＩ凝着性を向上さ・ｌる為で、０，５重量％
未ｌ、ｔ’７−Ｃ４よその効果を発揮できず、１５車量
％を超えると酸化物の発生量が多くなり、接触抵抗が＋
ｌ’ｌｉ　＜なり、その」二手安定となるものである。

次に下記の左欄に示す成分組成の不発１９目こ」、る摺
動接点材料と従来の摺動接点材料を用いＣ人々線径０．
７ｍｍの刷子線材を作り、これを各々にさ８關に切断し
、２本並列させて一端を幅１　（１＊謝、　Ｉ：ｃさ１
３１．厚さ０．２１の合材に溶接し、他端に２１ンの円
弧状の接触部を曲成して刷子接点を作った。

そして人々の刷子接点を円盤状の整流−ｒに接触させ、
整流子を正逆回転させて下記のｄｌ（験条イ′１に°Ｃ
摺動試験を行い、＋′Ｊ耗量及び接触抵抗を１ｌｌｌ＋
定した処、下記の表の右欄に示すような結果を得た。

試験条件 電　　　　　流　　：　　　　０．６Ａ電　　　　圧　
　：　　１２ｖ 負　　　倚　：　抵抗負荷 回転数：　１０００ｒ　ｐ　ｒｎ １、’、Ｉ　　　　　速　　：　　　１３０〜１２０　
ｍ／ｍｉｎ接触ＩＪ：１００１ 」二記の表で明らかなように実施例１〜４の刷子接点は
従来例の刷子接点に比し摩耗量が著しく少なく、接触抵
抗が同等に低く安定し′ζいることが判る。これはひと
えに実施例１〜４の刷子接点の刷子線材を構成している
本発明の摺動接点材料が摺動時の軟化をＡＩ、Ｇａ、　
Ｍｎ、Ｎｉによって防止され耐凝着性が向上されるから
に他ならない以上詳記した通り本発明による摺動接点材
料によれば、従来の摺動接点材料に比べ著しく耐摩耗性
に優れ、摩耗粉の発生量が極めて少なく、ノイスの発生
が殆んど無く、また従来の摺動接点材料による場合と同
等の接触抵抗を有する刷子［鎧点を得ることができると
いう効果がある。

出願人　　田中貴金属工業株式会ン１ ２

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 Ａｕ９〜１１重量％、Ｐｔ９〜１１重量％、Ｐｄ３４〜
   ３６重量％、Ａｇ２９〜３１重新％、　Ｃｕｔ３〜１５
   ｉＲ量％、ＺｎＯ，５〜１．５重量％より成る合金材料
   に、その組成比に変更を加えずにＡＩ。 Ｇａ、Ｍｎ、Ｎｉの少なくとも一種を０．５〜１５重量
   ％添加して成る摺動接点材料。