JPS596992Y2 - 主として刀剣用の電動式ハンド研磨機 - Google Patents

主として刀剣用の電動式ハンド研磨機

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Publication number
JPS596992Y2
JPS596992Y2 JP1975124027U JP12402775U JPS596992Y2 JP S596992 Y2 JPS596992 Y2 JP S596992Y2 JP 1975124027 U JP1975124027 U JP 1975124027U JP 12402775 U JP12402775 U JP 12402775U JP S596992 Y2 JPS596992 Y2 JP S596992Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
casing
rear end
motor
shaft
attached
Prior art date
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Expired
Application number
JP1975124027U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5237394U (ja
Inventor
浩 村田
Original Assignee
カブシキガイシヤ ダイコウイリヨウキセイサクシヨ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by カブシキガイシヤ ダイコウイリヨウキセイサクシヨ filed Critical カブシキガイシヤ ダイコウイリヨウキセイサクシヨ
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Publication of JPS5237394U publication Critical patent/JPS5237394U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS596992Y2 publication Critical patent/JPS596992Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【考案の詳細な説明】 刀剣の研磨には、研ぎ師が砥石を使いて手作業で行なっ
ているが、特に刃文の研磨には高度の技術に習熟してお
らねばならず、一振りの刀を研磨するのに数週間を要す
ることさえあり、研磨作業は、研ぎ師にとって肉体的、
精神的に大変な仕事である。
こうした事情から、本考案は、研ぎ師が少ない労力で研
磨できる電動式ハンド研磨機を提供できるようにした。
以下実施例図により本考案を詳述する。
図において、1は歯科医療器用などに使用される棒状の
小型ハンドモー夕、2は前記モータへ取り付けた本考案
に係る研磨機を示す。
モータ1は、駆動軸3が突出している側の前端部に、駆
動軸3と同心をなすブシュ4を突設してあって、ブシュ
の基部には、外周におねじ6を刻設した拡径鍔部5を形
戊してあり、この鍔部5の前面には複数本のピン7を突
設してある。
研磨機2の本体たる筒状ケーシング8の後端にはモータ
への接続用締着環9を回動可能に嵌めてある。
締着環9はケーシング8の後端から突出する部分の内側
にめねじ10を刻設してあって、これをモータ1におけ
る前記拡径鍔5のおねじへ螺合させることにより、モー
タヘケーシングを取り付けうるようにしてあり、11は
締着環のストッパー用スナップリング、12はケーシン
グの後部外側へ形或した保合鍔を示す。
筒状ケーシング8内には、前端面の偏心部位に突軸15
を有する回転軸14がラジアルベアリング13, 13
によって支承されて設けられていて、その後端に設けた
筒状接続子16が、モータ1の回転軸3ヘスプライン嵌
合するようにしてあり、図中、17は止めピン、18は
スプリング、7aはモータのピン7が係合する溝を示す
ケーシングの前端部内には、前端部がケーシング先端か
ら突出する揺動レバー19の基部を挿入してあり、この
レバーにおける基部のほぼ中央部は、ケーシング内へそ
の1直径方向に設けた支軸20へ回動可能に取り付けら
れている。
このレバー19の後端には、レバー19の揺動方向と直
角をなす方向に長い孔21を後端にあけた従動体22を
設けてあって、前記孔21へ、前記偏心突軸15に装着
したラジアルベアリング23を嵌まり込ませてある。
したがって、モータを駆動すると、回転軸14の偏心突
軸15とレバーの従動体22とによって、レバー19は
支軸20まわりに正逆回動させられる。
レバー19の前端には、砥材を密着させるためのスポン
ジなどの吸湿性パット24を遊端に備える竹製などのパ
ット杆25の基部を、適宜のアタッチメント26によっ
て着脱自在に取り付けてある。
なお、ケーシング内におけるレバー19の挿通部27は
、揺動時のレバーがガタつかないように、厚みがレバー
よりもわずかに大となるようにしてある。
また、図中、28は砥材、29は刀、30は制御盤、3
1は電源用コンセント、32は電源スイッチ、33はモ
ータの回転数調節用摘み、34はモータのプラグである
本考案の研磨機は上述した構造のもので、ケーシングの
後端部をハンドモータ1の前端プシュ4へ嵌合すること
により、回転軸14の接続子16をモータの回転軸3ヘ
スプライン嵌合させ、次いで締着環9を、これをまわす
ことによりモータのブシュ鍔5へ螺合せしめて、モータ
へ取り付けて使用する。
モータの回転により回転軸14は回転させられ、偏心突
軸15が偏心回動して、レバー19は支軸20まわりに
正逆に揺動させられ、パット杆25が図中矢印方向に往
復動させられる。
したがって、バット杆25のパット24へ砥材28を取
り付けて、これを刀29の被研磨部へ軽く押し当てるこ
とにより、わずかに往復動ずる砥材で刀を磨き上げるこ
とができる。
この際、レバー19がその軸線方向へ往復運動させられ
るものであると、研磨機を、刀の刃渡り方向と平行に使
用せねばならず、研磨しにくいばかりか危険ですらある
しかし本考案では、レバーは支軸20まわりに正逆回動
させられるので、刀に対して刃渡り方向と直角方向にな
るようにケーシングを把持して、しかも、砥材を刃の縁
に沿うように往復動させて、研ぎ師の場合と同じ要領で
、かつ安全に研磨できるのである。
また、刀の断面形状は両側面に若干のふくらみがあり、
したがってバット杆が剛性材のものであると、ふくらみ
に沿うように手を動かさねばならず、実際上、ふくらみ
に沿った研磨は不可能であるが、本考案のものではパッ
ト杆25を弾性材のものとしているので、手で押さえる
だけで、ふくらみに自然になじませながら刀を無理なく
適切に研磨できるのである。
なお、パット杆25にはパット24を取り付けてあるの
で、砥材は水に濡らすことにより、パット24へ容易に
貼り付けることができて便利である。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すもので、第1図は本案品を把
持した状態の斜視図、第2図は縦断側面図、第3図はI
II−III線縦断面図、第4図は横断平面図で゛ある
。 図中、1・・・・・・モータ、2・・・・・・研磨機、
3・・・・・・モータの回転軸、4・・・・・・ブシュ
、5・・・・・・鍔、6・・・・・・おねじ、7・・・
・・・ピン、7a・・・・・・係合溝、8・・・・・・
ケーシング、9・・・・・・締着環、10・・・・・・
めねし、11・・・・・・ストップリング、14・・・
・・・回転軸、15・・・・・・偏心突軸、16・・・
・・・接続子、19・・・・・・レバー、20・・・・
・・支軸、21・・・・・・孔、22・・・・・・従動
体、23・・・・・・ベアリング、24・・・・・・バ
ット、25・・・・・・バット杆。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 棒状ハンドモー夕の先端部へ後部を着脱自在に取り付け
    得るようにした筒状ケーシング内へ、後端をモータの駆
    動軸へ接続できるようにしてあるとともに先端に偏心突
    軸を有する回転軸を設けて、前記偏心突軸を、基部がケ
    ーシング内に挿入され、しかも前端部がケーシング外に
    突出させられて、基部のほぼ中央部がケーシング内に設
    けた1直径方向の支軸へ可回動に取り付けられている揺
    動レバーの後端従動体の後端面にあけた前記支軸と平行
    をなす長孔に係合させ、前記揺動レバーへ弾性材よりな
    るバット杆をアタッチメントをもって着脱自在に取り付
    け、バット杆の先端にバットを設けてなる刀剣研磨機。
JP1975124027U 1975-09-09 1975-09-09 主として刀剣用の電動式ハンド研磨機 Expired JPS596992Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1975124027U JPS596992Y2 (ja) 1975-09-09 1975-09-09 主として刀剣用の電動式ハンド研磨機

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JP1975124027U JPS596992Y2 (ja) 1975-09-09 1975-09-09 主として刀剣用の電動式ハンド研磨機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5237394U JPS5237394U (ja) 1977-03-16
JPS596992Y2 true JPS596992Y2 (ja) 1984-03-03

Family

ID=28604565

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1975124027U Expired JPS596992Y2 (ja) 1975-09-09 1975-09-09 主として刀剣用の電動式ハンド研磨機

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0213435Y2 (ja) * 1985-06-07 1990-04-13

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Publication number Publication date
JPS5237394U (ja) 1977-03-16

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