JPS5968454A - 鉄骨架構の横引き工法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は屋根トラスその他の大スパン鉄骨架構の横引
き工法による建方の方法に関するものである。

横引き工法とは、建物の一方の妻壁部分において、トラ
ス等の鉄骨架構を／ユニット（−面のトラスと桁方向つ
なぎ部材）づつ組立て、順次つなぎながらそのつながれ
た架構全体を他方の妻壁に達するまで、横引き用ジヤツ
キ７によりロッドｇを介して移動させて、建家全体に架
構を配置するものである（第１〜３図）。

そして、その移動に際しては、通常横振れをなくすため
、レールまたはこれに代るＨ型鋼などの型鋼を敷き、こ
れをガイドとして車輪または振れ止めり等に係合させな
がらその上を移動するものであったので、その後、その
レール類や車輪類を撤去した後に行うジヤツキダウンの
ダウン量が１００％以上になり、多数のジヤツキを同時
に行うための煩雑な装置と手間を要する欠点があった。

（煽９．Ｓ圏） 本発明は、この欠点を排除すべくなされたものであって
、その要旨とするところは、軌道となる桁梁を鉄骨造と
なし、その上にレール代用のプレートを敷き、この上に
滑り板を介して鉄骨架構を横引きすることによって横引
き後のジヤツキダウン量を少くするものである。

以下、本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。

まず、第４図に示すように、鉄骨桁梁／ａの上面にレー
ル用プレー）２ａを敷く。つキニコの上に鉄骨架構Ｓを
組み立てるが、その際、ベースプレー）！ｉａの下面に
は、すべり板乙をすべり止めるｂにより係止したすべり
板取付プレー　ト１．　ａが取付けられている（第７図
）。そしてこの状態で図面に直交する方向に横引きした
後、桁梁／とつなぎ梁５ｂとの間にジャーナルジヤツキ
等の比較的簡単なジヤツキ（図示せず）をかませて、架
構５をわずかに揚重し、すべり板および取付プレートな
らびにレール用プレートを撤去し、ジヤツキダウンし、
ボルト３により、ベースプレートを桁梁ｌに固定し、建
方を終えるのである（第３図）。

本発明においてはレールに代えてレール用プレー）２ａ
を使用し、かつ、何の振れ止め部材を用いない。それは
、次の知見によるものである。すなわち、横引きに際し
ては、両側の桁上において同時に行い、かつ、移動のス
トロークが架構の巾（スパン）に比べて小さいから、横
振れによる誤差は、ボルト３のための穴をルーズとする
ことにより十分吸収できる程度であるからである。従っ
て第Ｓ図のように振れ止め弘を要さないから、レール用
Ｈ型鋼２ｂに代えてプレートλａの使用が可能となった
のである。

以上の構成としたから、本発明はジヤツキダウンの量が
少くてよいから一斉にジヤツキダウンを行う煩雑さを避
けるのみならず、レールに比べ資材が節約でき、かつ、
建物の原設計が鉄骨桁梁であれば、設計変更をすること
なく横引き工法を実施することができる利点を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第３図は横引き工法を施工順に示す説明図
であり、第弘図ないし第３図は移動方向に直交する部分
詳細図であって、第グ、５図は従来の実施例を、第６図
ないし第３図は本発明の実施例を施工順に示す。 ／・・・桁　　梁　　／ａ・・・鉄骨桁梁コ・・・し　
−　ル　　　　＋２ａ・・・レール代用プレート２ｂ・
・・レール代用Ｈ型鋼 ３・・・ベースプレート取付用ボルト ｑ・・・振れ止め　　　タ・・・鉄骨架構、ｔａ・・・
ベースプレート　　　５ｂ・・・つｆ、ｘ　部材６・・
・滑　リ　板 Ａａ・・・すべり板取付用プレート ４ｂ・・・すべり止め　　　　　７・・・横引き用ジヤ
ツキざ・・・ロ　ツ　ド　　　９・・・車輪特許出願人
　株式会社大林組 代　理　人　　安　　斉　　佑　　− ９ 第３図 第４図　　　　第５図 ２７７

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 屋根トラス等の鉄骨架構を単位架構づつつなぎながら所
   定位置まで横引き移動させる建方工法において、軌道と
   なる桁梁を鉄骨造とし、その上に敷かれたレール代用の
   プレート上を、架構のベースプレート下面に：取付けた
   滑り板を介して滑らせなから架構を横引きした後、ジヤ
   ツキで仮受けして、レール代用プレートおよびすべり板
   を取外し、ベースプレートを桁梁に固定することを特徴
   とする鉄骨架構の横引き工法。