JPS5965351A - プロセス表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明はプラントプロセスの監視制御に使用される計算
機システムにおけるＣＲＴ表示画面データの作成、変更
を容易に行うことのできるプロセス表示装置に関する。

発明の技術的背景とその問題点 近年ＣＲＴ表示装置がプロセスの監視制御に導入され、
多大な効果をあげているが、プロセスの制御機能の拡充
化、大規模化、複雑化及び監視の強化等の要求に対し、
より多数の画面表示における膨大な量のデータを必要と
する様になってきた。

プロセス量をＣＲＴ表示装置にグラフィック表示するシ
ステムでは、ＣＲＴ表示装置に表示すべき画面を構成す
るデータには、系統図やプラント構成機器の配置等を示
す固定画面表示データと、プロセス量の変化に応じた可
変表示、即ち接点変化やアナログ変化あるいはプロセス
量の数値変化等の表示を行う為の可変画面表示データと
がある。とれらのデータを作成して、プラントプロセス
の監視制御に必要な画面を予め作成するわけであるが、
この作成は従来、多大な労力がかけられている。

そこで、より少ない労力でデータの作成が行にえるよう
な各種機器、装置が開発され、効率向上がはかられてい
る。例えば画面作成において、従来は手作業あるいは各
種機器により計算機システムノオフラインにてデータを
作成し、これヲシステムに読み込み、この読み込まれた
データをＣＲＴ表示装置に表示して、目視による表示デ
ータの確認を行っている。この場合、表示データの確認
、さらには画面の配色、構図及びシンボル等の見易さ分
かり易さ等のチェックは、ＣＲＴ表示装置に画面として
表示してみて初めて行い得るということである。またテ
・−夕を計算機システムに読み込み、表示することによ
って目視確認した結果、データの修正・追加を必要とす
る場合には、一旦データをシステムの外へ出して修正・
追加を行わなければならない。これを改善する為、計算
機システム内に表示データの修正・追加機能を持たせ、
目視による確認からデータの修正・追加まで、データを
システム内に納めた！マで行なうことを可能とした装置
がある。これは予めシステム内の記憶エリアに画面を構
成するのに必要となる要素（画素パターン）を記憶して
おき、これをシステムｌこ直結した入出力装置により、
表示し作成、・変更・追加の為の情報を入力するといっ
たものである。

しかしながら画素パターンは、プロセスを表現する為に
しばしば非常に多くの種類を必要とするので、また、構
成要素として分割された形であるので、不明瞭でわかり
ずらい形のものが多く、従来の装置ではこれらの画素パ
ターンを扱いやすい様にするという配慮が乃′＜必要な
画素パターンを一つ一つ使用者が入出力装置上でさがし
出して画面を作成していくという非効率的な作業が必要
とされた。

発明の目的 本発明はオンラインで画面データを作成する装置として
画面データをＣＲＴ表示装置に表示しながら、画面を構
成する為の表示情報や画面を構成する単位となる画素パ
ターンあるいはいくつかの画素パターンを集合すること
によってシンボルとして表現されるマクロパターン等を
、入力装置を用いた対話操作によって簡単に入力が行え
る様にし、発電所等におけるプロセス監視・制御におい
て、ＣＲＴ表示画面の品質向上、画面作成・変更・修正
等の操作・保守等の効率向上を図ることのできるプロセ
ス表示装置を得ることを目的とする。

発明の概要 本発す」は、入力装置上に直接計算機システムのＣＰＵ
に割り込みをかける機能キーを設け、この機１ｒ￥キー
は文字を入力する通常の文字キーと分離配置し、機能キ
ーの操作により直接記憶装置に記憶しであるシンボルの
パターンを舒）み出し、Ｃ訂表示装置に表示することを
可能としたことにより、これら機能キー及び文字キーを
用いた対話操作によって（３Ｔ表示装置上で画面の作成
・変更・修正等が容易に行々えるようにしたことを特徴
とするものである。また画面を構成する単位としてシス
テムで予め用意した画素パターンの他に任意に画素パタ
ーンの作成・変更・修正を行いこれの表示確認が行える
機能を有する。

発明の実施例 第１図は本発明の一実施例のシステム構成図である。プ
ロセス計算機１は、プラント２からプロセス入力装置３
を介して送られてくるプラントのデータを、補助記憶装
置６上にあるデータを用いながら、画面表示の更新処理
を行う第１の処理手段５によって、入出力制御装置１ｏ
を介してｃ可表示装置１１に表示させる。補助記憶装置
６は、固定画面表示データを格納する第１の格納部７と
、可変面１面表示データを格納する第２の格納部８と、
画素パターンデータを格納する第３の格納部９とを有す
る。

一方、キーボード入方装′１３′１２がら入力されたデ
ータは、入出力制御装置１ｏを介してＣＲＴ表示装置１
１に表示され、かつ、プロセス計算ａｌ内の画面表示デ
ータの作成や変更の処理を行う第２の処理手段４によっ
て補助記憶装置６上の各々の格納部？、　８．９．に保
存される。

第２図は本発明の入出力関係を説明するための桿１成図
である。入力装置１２は文字キー１３と機能キー１４と
を有する。すなわち、文字キー１３は入力装置１２上に
設置され、対話操作の際ＣＲＴ表示装置１１のＣＲ１表
示画面上に画面データの構成要素として、画素パターン
を構築する為、画素パターン及び画面作成の為の機能を
割り付けであるキーである。

一方、機能キー１４は入力装置１２上に、文字キー１３
とは別に設置され、プロセス計算機１に直接割り込みを
かけることにより対話操作の際の機能要求及び画素パタ
ーンの集合であるマクロパターンを表示させる為に用い
るキーである。第４図（ａ）は入力装置１２に設けられ
たこれら文字キー１３と機能キー１４との平面図である
。詳細は後述する。

次に割り込み判断処理手段１５は入力装置１２の各キー
からの信号を、文字キー１３からのものと機能キー１４
からのものとに判別し、文字キー１３からの信号は、文
字キーコード解読手段１６へ送り、機能キー１４からの
信号はプロセス計算機１上の割り込み処理手段１９へ送
るという機能を持つ。

入出力制御装置１０にはこの割り込み判断処理手段１５
と、文字キー１３のコードを解読してＣＲＴ表示装置１
１に表示を行う為の画面データへ変撲するという機能を
持つ文字キーコード解読手段１６と、ＩＴ表示装置１１
に表示される画面のリフレッシュイメージを一定の更新
周期で出力し、常に人間の眼に対し表示される画面の残
像を維持し、画面が表示されている状態であるとする為
に用いられ、画面データを格納しておく為のリフレッシ
ュメモリ手段１７と、リフレッシュメモリ手段１７から
送られてくる再１１面データを画素パターンとして表示
する為に画素パターンデータの登録が行われている画素
パ°ターン登録手段１８が含まれている。

プロセスの監視制御において画面の作成変更が必要とな
った際、使用者は入力装置１２の機能キー１４から第２
の処理手段４を起動する。起動がかかると、第２の処理
手段４はＣＲＴ表示装置１１上に入力要求を表示し、入
力装置１２から要求されたものを入力するという対話操
作を使用者に行なわせつつ両面表示用データを作成する
。

ＣＲＴ表示装＠１１の画面は、第３図（ａ）に示すよう
に、ｍ　Ｘ　ｍの区画で構成され、この区画を画素と呼
ぶ。また各々の画素は、第３図（ｂ）のようにｎＸｎ′
の点で構成され、この点をドツトと呼ぶ。

このドツトの光るものの位置の絹合せによって、画面上
に任意のパターンを表示することができるようになって
いる。特定のプラントのプロセス監視制御用のＣＲＴ画
面を構成するのに必要とされる画素パターンおよびマク
ロパターンは一定である。

ことで、マクロパターンとは、第３図（ｄ）に示すよう
な複数の画素パターンが所定の位置に並んで一つの意味
のあるパターンを形成するもののとさであり、例えばパ
ルプの形、ポンプの形、変圧器の形等よく使われる標準
的なものをマクロパターンとして決めておく。このよう
な画素パターンおよびマクロパターンをあらかじめ補助
記憶装置６上の画素パターンデータ格納部９に設定し、
キーボード入力装置工２の各キーに画素パターンおよび
マクロパターンを割付けておく。そして、キー操作によ
りこれらの画素パターンおよびマクロパターンをＣＲ，
Ｔ画面上の所定の位置に表示させる。

これは、ＣＲ１画面上に設定された画面データの入力位
置を指定するための点滅する輝き（エントリ・マーカと
呼ぶ）をエントリ・マーカ移動キー２６により所定の位
置に移動させておき、表示したいパターンを割付けであ
るキーを押すことにより、挿１累パターンおよびマクロ
パターンをＣＲＴ　ｉ面上の所定の位置に構築する。そ
の際、表示色を指定するためのキー２５によって表示色
を任意に設定できる。なお、キー２２．２５．２６は文
字キーである。

キー２２は画素パターンと英数字を表示させるキー、キ
ー２５は表示色を指定するためのキー、キー２６はマー
カ移動キーである。これらのキーを押すことによって入
力装置１２から出された信号は入出力制御装置１０内の
割込判断処理手段１５を介して文字キー・コード解読手
段１６で解読され、ＣＲＴ表示装置上に画面を表示して
おくためにリフレッシュメモリ手段１７に両面データと
して格納される。

一方、キー２３．２４は機能キーである。キー２３は各
モジュールを起動させるためのキー、キー２４はマクロ
パターンを表示させるキーである。これを押すことによ
って入力装置１２から出された信号が割込判断処理手段
１５を介してプロセス計算機１に送られて割込みがかか
り、割込み処理手段１９によって第２の処理手段４およ
び第１の処理手段５のいずれかが信号の種類に応じて選
択され、それを実行させる。

したカーって、画素パターンの入力は文字キー１３によ
って行なうことができるわけである。また、画素パター
ンの集合であるマクロパターンの入力は、機能キー１４
を用いて直接プロセス計算機１に信号を送り、割込みを
がけて割込処理手段１９および第２の処理手段４を実行
させることによりマクロパターンを画面データとしてリ
フレッシュ・メモリ手段１７へ直接書き込むことによっ
て行なう。

画素パターン、マクロパターン共にキーを押すという一
操作によって入力を行うことが可能となる。

さらに、予め用意されている画素パターンの他に新たに
匝素パターンの作成・追加・変更するために、第２の処
理手段４は、ＣＲ１表示装置１１と入力装置１２を用い
て、ＣＪｇＴ画面上に１画素を拡大した画像を表示して
おき、その上で１ｒＩ１１素中のドツトの光る位置を指
定することによって画素パターンを設定するという対話
操作を使用者に行なわることにより設定された画素パタ
ーンデータを補助記憶装置６上の画素パターンデータ格
納部に格納するという機能を持つ。

以上のような機能によって、第２の処理手段４は、使用
者が入力装置を使って、第４図（ｂ）の１１に示す様に
０１７画面上に任意の画像を作成していくことを可能と
している。第２の処理手段４は、また、使用者が０１７
画面上に作成した画像を補助記憶装置６上に保存する機
能も持つ。

プロセス監視制御用のＣＲ１表示画面を構成するものと
しては、以上のような固定的なｎ’ｉｉ　（ｔの他にプ
ラントの動きに応じ、刻々変わりゆくプロセスデータの
表示や、プロセス機器の異常を示すための画像の色変化
（緑から赤等）の表示が必要である。第２の処理手段４
は、このような可変画像の表示のためのデータ、すなわ
ち、表示位置、数値の桁数、表示色を変化させる制限値
等を設定するデータを、ＣＲ１表示装置１１と入力装置
１２を用いた対話操作により、使用者に作成さぜ、それ
を補助記憶装置６上の可変データ格納部８に保存する。

第２の処理手段４が持つ以上２つの保存機能によって補
助記憶装置上にプロセス監視制御用（ＪＴ画面表示のた
めのデータが作成される。

以上述べた第２の処理手段４の機能によって、使用者が
キーボード入力装置１２のキニに割り付けられているシ
ンボルを使って、ＣＦｉＴ表示装置１１の画面上に直接
作成データの表示を行ないながら画面データの作成・変
更することが可能となっている。

一方、第１の処理手段５は第２の処理手段４が作成した
データを用いて、ＣＲＴ表示装置１１上に刻削変化する
プロセスの状態を表示する。第１の処理手段５はプロセ
スから送られてくるデータとデータ格納部７．８．９．
にあるデータを参照しながらプロセス監視制御のための
ＣＲＴ表示を行なう。第５図に第２の処理手段４によっ
て作成され、第１の処理手段５により表示された画面例
を示す。

キーボードに代表される入力装置１２を通じてＣＲＴ表
示画面上にパターンを表示させる際、マーカの移動のた
めに、使用者が０１７画面上の所定の位置にそれを置く
だけでその位置にマーカを移動できるような装置（ライ
トペンと呼ぶ）、および　　ｌ棒を適当な方向へ倒すこ
とにより所定の方向へマーカを移動できるような装［（
ジョイスティック）を用いることによって、画像の作成
がより容易になる。

咬たプロセスからの入力データを模擬するデータをプロ
セス計算機内部で作成する模擬データ発生手段２７を第
６図のように付加し、ここで作成されたデータを第１の
処理手段５で処理し、入出力制御装置１０を介してＣＲ
Ｔ画面への表示・更新を行なうことによって、第２の処
理手段４で作成した画面表示データの動的ガ評価をプロ
セス入力なしで行なうことが可能となる。

発明の効果 プロセス監視制御用のＣＲ１表示画面に必要な複雑かつ
膨大なデータを容易かつ短時間に作成・変更することが
可能となり、プラント監視に最適な画面の設計・作成が
容易となる。結果としてプラント監視性能の向上が期待
できプラント運転の信頼性の向上となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すシステム構成図、第２
図は本発明の入力装置におけるシステム構成図、第３図
（ａ）　、　（１））　、　（Ｃ）　、　（ｄ）はそれ
ぞれ本発明における表示画面構成及び画素パターンを示
ず本″４成図、第４図（ａ）は本発明におけるキーボー
ド上のキー配列の平面図、第４図（ｂ）はＣ■ｆ表示装
置上の作成世１１面の平面図、第５図は本発明における
作成画面の平面図、第６図は本発明の他の一実施例であ
る模擬データ発生手段を有したシステムの構成図である
。 １・・プロセス計算機　２・プラント ３・・・プロセス入力装面゛ ４・・・画面表示データ作成・変更処理手段５・・・画
面表示・更新処理手段 ６・・・補助記憶装置　７・・固定画面表示データ格納
部８・・・可変両面表示データ格納部 ９・・・画素パターンデータ格納部 １０・・・入出力制御装置　１１・・・ＣＲＴ表示装置
１２　・キーボード入力装置１３・・・文字キー１４・
・・機能キー　　　１５・・・割込み判断処理手段１６
・・文字キーコード解読手段 １７・・リフレッシュ・メモリ手段 １８・・・画素バクーン登釘手段 １９・・・割り込み処理手段

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ＣＲＴ表示装置を用いたプラントの監視用の計算機シス
   テムにおいて、入力装置上に直接前記計算機システムの
   演算制御装置に割り込みをかける機能キーと、文字を入
   力する通常のキーとを分離配置し、前記機能キーの操作
   により直接前記計算機システムの記憶装置に記憶しであ
   るシンボルのパターンを読み出して前記ＣＲＴ表示装置
   に表示し、これら機能キー及び文字キーを用いた対話操
   作によって前記ＣＲＴ表示装置上で画面の作成・変更・
   修正等が容易に行なえるようにしたことを特徴とするプ
   ロセス表示装置。