JPS596517A - 捲回型コンデンサ - Google Patents

捲回型コンデンサ

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Publication number
JPS596517A
JPS596517A JP57115745A JP11574582A JPS596517A JP S596517 A JPS596517 A JP S596517A JP 57115745 A JP57115745 A JP 57115745A JP 11574582 A JP11574582 A JP 11574582A JP S596517 A JPS596517 A JP S596517A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capacitor
metallized
sheet resistance
layer
resistance value
Prior art date
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Pending
Application number
JP57115745A
Other languages
English (en)
Inventor
和田 英一
吉野 裕教
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS596517A publication Critical patent/JPS596517A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、捲回型コンデンサの耐圧を向上し、より高電
位傾度設計を可能とすることを提案するものである。
現在、紙基板上に金属化された金属化層を電極として具
備し、絶縁油あるいはワックスを含浸してなる捲回型コ
ンデンサとしては、両面金属化された紙を一つの誘電体
とし、これと合せの紙あるいはプラスチックフィルムと
を積層捲回した構成のコンデンサや、表裏面同一端部に
帯状非金属化部を有する両面金属化紙を電極としてプラ
スチックフィルムを誘電体とした積層捲回してなるコン
デンサ等が使用されている。
また、コンデンサの金属化電極層について、対向する電
極部の金属化層に比し電極導出部となる金属溶射部と接
続する端部の金属化層の厚みを厚く形成する、すなわち
対向部面より端部面の金属化層面抵抗値を小さくするこ
とが考えられ提案されてきているが、これは電極導出部
の金属溶射部と金属化電極層の電気的接合が良くなり、
接触不良が極力除去されて容量分と直列接続される抵抗
分が減少することによりコンデンサ特性において重要な
誘電正接特性が向上したり、金属溶射部と金属化電極層
の接触部の接触抵抗による発熱が抑えられ、コンデンサ
耐圧の向上や、品質、信頼性の良好なるコンデンサが提
供されているのである。
ところが、コンデンサの耐圧をより向上させる最も大切
なことは、金属化電極層特有の自己回復性能を向上させ
ることであり、金属溶射部と金属化電極層の電気的接合
改善の着眼点に基いた上記従来構成では、より以上の高
耐圧化は極めて困難であった。
また対向電極部の自己回復性能については、蒸着金属層
の金属材料や蒸着層厚さに関しての研究がなされてきて
おり、亜鉛金属に比しアルミニウム金属を電極とする方
が自己回復性能が優れていること等も提案されている。
蒸着金属層の厚さが薄い場合は確かに自己回復性能が向
上することが考えられるが、蒸着金属層の結晶成長が不
十分で誘電体基板との蒸着付着強度も弱く電極層として
の面抵抗値も大きくなり、課電時、コンデンサ内部発熱
が増大するとともに電極層を通しての周囲少が大きく極
めて信頼性の悪いコンデンサとなる欠点を有していた。
本発明は、上記欠点を除去し、極めて高耐圧で信頼性の
高い高電位設計コンデンサを可能としたものである。
もに詳細に説明する。
第1図は本発明のコンデンサの一構成例の断面図である
一面に20〜100Ω/口の面抵抗値の蒸着金属化層1
を有し電極導出用金属溶射部2側の端部面30面抵抗値
は8Ω/口以下であシ、他面に89/口以下の面抵抗値
の蒸着金属化層4を有する両面金属化紙6を一つの誘電
体とし、合せ用誘電体6を重ねて積層捲回した後、各々
の積層捲回素子端部に金属溶射部2,7を形成し、絶縁
油あるいはワックスを含浸したコンデンサである。コン
デンサ耐圧向上に対して重要な自己回復性能は、20〜
100Ωんの面抵抗値の蒸着金属化層1で十分達成され
る。一方、金属化層1の高抵抗値によって発生する内部
発熱は面抵抗値8Ω/口以下の金属化層4によって金属
溶射部7から周囲へと放熱され、熱破壊による耐圧低下
を防いでいる構造となっている。また両面金属化紙6が
プラスチックフィルムの場合、金属化層1の蒸着付着力
が弱く、不安定な電極層となることが考えられるが、蒸
着金属化を紙基板上にすることにより20〜100Ω/
口の面抵抗蒸着金属化層において絶縁油あるいはワック
ス含浸コンデンサとして十分安定な品質、特性を有する
コンデンサが達成された。
第2図も本発明の一構成例の断面図である。
−面に電極導出用金属溶射部8側の端部面9の面抵抗値
が89/口以下で他は20〜100Ω/シー1の面抵抗
金属化電極層10を有し、他面には面抵抗値8Ω/口以
下の金属化電極層11を有している。表裏面同一端部側
に帯状非金属化部12を具備する両面金属化紙13を電
極として誘電体14とを重ねて積層捲回した後、端部に
金属溶射部8を形成し、絶縁油あるいはワックスを含浸
したコンデンサの断面図である。
第3図も表裏同一端部側に帯状非金属化部を有する両面
金属化紙を電極とするコンデンサの一構成例の断面図で
ある。電極導出用金属溶射部16側の端部面16の面抵
抗値が8Ω/口以下で、他は20〜100Ω/口の面抵
抗金属化層17t−両面に有し、かつ両面の同一端部側
に帯状非金属化部18を有する両面金属化紙を一方の電
極とし、両面に面抵抗値8Ω/口以下の金属化層19を
有する表裏面同一端部側に帯状非金属化部20i具備し
た両面金属化紙を他方の電極として誘電体21と重ねて
積層捲回し、金属溶射部16,22を形成し、絶縁油あ
るいはワックスを含浸したコンデンサである。
第2図、第3図のコンデンサ構成に対しても第1図のも
のと全く同様、耐圧向上に関係する自己回復性は20〜
100Ω/口の金属化電極層で十分達成され、この面抵
抗値によって発生するコンデンサ内部発熱は対向する8
Ω/口以下の金属化電極層によって金属溶射部から周・
囲へと放熱され易くコンデンサ中心部の局部的温度上昇
が抑えられ、従来のような熱破壊による耐圧低下もなく
、高耐圧、高電位傾度設計可能なコンデンサが達成され
るのである。
次に本発明による効果を実施例でもってさらに°説;明
する。第1図の構成のコンデンサを亜鉛金属にて真空蒸
着形成した9μm厚の両面金属化紙と、6μm厚のポリ
プロピレンフィルムを重ねて積層捲回し、4.5μFの
コンデンサ素子全製作した。
比較用コンデンサとしてA、B、Cの3種のコンデンサ
を製作した。
(1)Aのコンデンサは第4図に示す構成で、面抵抗値
が6〜8Q/シの亜鉛金属化層を両面に真空蒸着形成し
た9μm厚の両面金属化紙23と6μm厚のポリプロピ
レンフィルム24を重ねて積層捲回し、4.6μFのコ
ンデンサー素子としたものである。
(2)Bのコンデンサは第6図に示す構成で、金属溶射
部側の端部面26の面抵抗値が6〜8Ω/口で、他が2
o〜100Ω/口の面抵抗値を有する金属化層26を両
面に亜鉛真空蒸着で形成した9μm厚の両面金属化紙2
7と、6μm厚のポリプロピレンフィルム28を重ねて
積層捲回し、4.6μF・のコンデンサ素子としたもの
である。
(3)Cのコンデンサは第6図に示す゛構成で、金属溶
射部側の端部面29の面抵抗値が3〜5Ω/口 で、他
が20〜100Ω/口の面抵抗値を有する亜鉛金属化層
30を片面に有し、他面には3〜5Ω/口の面抵抗値の
亜鉛金属化層31を有する9μm厚の両面全脂化ポリプ
ロピレンフィルム32と、合せ用の6μm厚のポリプロ
ピレンフィルム33を重ねて積層捲回し、4.6μFの
コンデンサ素子としたものである0 上記の各コンデンサ素子には全てアルキルベンゼン油を
含浸してコンデンサとした。
これらのコンデンサのステップアップ耐圧試験の結果を
次の表に示す0ステツプアツプ耐圧試験は70℃雰囲気
中で400vより30分間隔で50Vステツプ昇圧を行
い、コンデンサ破壊時の電圧をステップアップ耐圧とし
た。
客 上=キケ結果より、・〜デ・すAの金属化層の自己回復
性を向上することによりコンデンサBの結果のステップ
アップ耐圧の向上を得るが、面抵抗値が高いことにより
内部発熱大でかつ放熱が悪く、仁の欠点を除いた本発明
による構成やコンデンサCの構成のステップアップ耐圧
は著しく向上していることが明らかそある。
ところが、第7図に示す本発明によるコンデンサとコン
デンサCの寿命試験時におけるコンデンサ容量減少の結
果から蒸着金属化される基板が紹の本発明のコンデンサ
においてのみ極めて安定したコンデンサとなることがわ
かる。寿命試験は8゜°C中で600v連続課電で行っ
た。図中、イは本発明のコンデンサの、口はコンデンサ
Cのそれぞれ結果である0 上記実施例より本発明においてこそより高耐圧で品質、
信頼性の安定した高電位設計可能なコンデンサが得られ
ることがわかるO なお、第1図の構成のコンデンサについて説明したが、
第2図、第3図のコンデンサ素子についても全く同様の
効果があり、かつ金属化電極層としてアルミニウムを用
いた場合も同様に本発明による構成の効果を得ることが
できた。
以上のように本発明は、従来より自己回復性能が を向上して高耐圧化ば図られていたコンデンサの欠点を
除去し、より高耐圧でかつ課電時の容量減少の少い高品
質な高電位設計コンデンサを提供するもので、コンデン
サの小型化や軽量化に大きく寄与し、その工業性は大な
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図は本発明による捲回型コンデン
サの各実施例の断面図、第4図、第6図。 第6図は本発明でない捲回型コンデンサの各側のある。 1.3,4,9,10,11.16,17.19・・・
・・・金属化電極層、2,7,8,15.22・・・・
・・金属溶射部、6,13・・・・・・両面金属化紙、
6,14゜21・・・・・・誘電体、12’、18.2
0・・・・・・非金属化部。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 はが1名第1
図 第2図 噌3図 f15′ 第シ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 一方の金属化電極層の面抵抗値が20γ100Ω/口で
    、かつ電極導出側端部面の面抵抗値が8Q/1]以下で
    あり、対向する他方の金属化電極層の面抵抗値がBQ/
    I]以下である金属化電極層を具備し、前記金属化層は
    絶縁紙上に形成されており、絶縁油まだはワックスが含
    浸されている捲回型コンデンサ。
JP57115745A 1982-07-02 1982-07-02 捲回型コンデンサ Pending JPS596517A (ja)

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JP57115745A JPS596517A (ja) 1982-07-02 1982-07-02 捲回型コンデンサ

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JP57115745A JPS596517A (ja) 1982-07-02 1982-07-02 捲回型コンデンサ

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JPS596517A true JPS596517A (ja) 1984-01-13

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JP57115745A Pending JPS596517A (ja) 1982-07-02 1982-07-02 捲回型コンデンサ

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