JPS5965053A - 安息香酸誘導体およびその製法 - Google Patents
安息香酸誘導体およびその製法Info
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- JPS5965053A JPS5965053A JP17405282A JP17405282A JPS5965053A JP S5965053 A JPS5965053 A JP S5965053A JP 17405282 A JP17405282 A JP 17405282A JP 17405282 A JP17405282 A JP 17405282A JP S5965053 A JPS5965053 A JP S5965053A
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- Japan
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- formula
- compound
- benzoic acid
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- toluene
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は一般式
(式中Rはメチル基またはエチル基を表わす)で表わさ
れる安息香酸誘導体に関するものであり、また一般式
−・ (式中Rは上記と同じである)で表わされるm−アミン
フェノール誘導体と無水フタル酸とを反応させることを
各機とする上記安息香酸誘導体の製造法に関するもので
あって、感圧複写紙、R&熱記録紙などのような記録材
料に用いられる色原体としてすぐれた性能を示すフルオ
ラン化合物を製造するための原料となる新規な安息香酸
誘導体を製造しようとするものである。
れる安息香酸誘導体に関するものであり、また一般式
−・ (式中Rは上記と同じである)で表わされるm−アミン
フェノール誘導体と無水フタル酸とを反応させることを
各機とする上記安息香酸誘導体の製造法に関するもので
あって、感圧複写紙、R&熱記録紙などのような記録材
料に用いられる色原体としてすぐれた性能を示すフルオ
ラン化合物を製造するための原料となる新規な安息香酸
誘導体を製造しようとするものである。
現在フルオラン化合物の原料として大量に使用されてい
る安息香酸誘導体は0−(4−ジエチルアミノ−2−ヒ
ドロキシベンゾイル)安息香酸 であり、この化合物を原料として製造するフルオラン化
合物のうちたとえば3−ジエチルアミノ−6−メチル−
7−フェニルアミノフルオラン はクレーあるいはビスフェノールAのような電子受容性
物質と接触して黒色に発色する色原体として感圧複写紙
あるいは感熱記録紙などに広く使用されている。しかし
ながらこのフルオラン化合物はたとえばそれを感熱記録
紙に使用した際には、感熱記録紙の地肌の白さ、その耐
光性るるいは高速ファクシミリにおける発色速度などに
おいて不満足な点ン);多く、その改良が要望されてい
る。
る安息香酸誘導体は0−(4−ジエチルアミノ−2−ヒ
ドロキシベンゾイル)安息香酸 であり、この化合物を原料として製造するフルオラン化
合物のうちたとえば3−ジエチルアミノ−6−メチル−
7−フェニルアミノフルオラン はクレーあるいはビスフェノールAのような電子受容性
物質と接触して黒色に発色する色原体として感圧複写紙
あるいは感熱記録紙などに広く使用されている。しかし
ながらこのフルオラン化合物はたとえばそれを感熱記録
紙に使用した際には、感熱記録紙の地肌の白さ、その耐
光性るるいは高速ファクシミリにおける発色速度などに
おいて不満足な点ン);多く、その改良が要望されてい
る。
本発明はこのような不満足な点の改良されたフルオラン
化合物の原料となる安息香酸誘導体を提供するものでり
って本発明の安息香酸誘導体を使用して製造されるフル
オラン化合物、例えば 6−(N−ブテルーメブールアミノ)−6−メチル−7
−フェニルアミノフル第2ノ 3− (N−ブチル−エチルアミノ)−6−メチル−7
−クエニルアミノフルオラ/ はいずれも式(Jll)の化合′吻に対する改良の要望
で満之すものである。
化合物の原料となる安息香酸誘導体を提供するものでり
って本発明の安息香酸誘導体を使用して製造されるフル
オラン化合物、例えば 6−(N−ブテルーメブールアミノ)−6−メチル−7
−フェニルアミノフル第2ノ 3− (N−ブチル−エチルアミノ)−6−メチル−7
−クエニルアミノフルオラ/ はいずれも式(Jll)の化合′吻に対する改良の要望
で満之すものである。
不発fJl’lの安息打#!防導体製造の原料である一
般式 (式中Rtri前記と同じである)で表わされるm−ア
ミンフェノール誘導体は下記のような種々の経路に従っ
て製造することができる。ただしXはハ[Tゲンを表わ
しそしてR−X’はメチル化剤また仁1エチル化剤を表
わ−j’ll A、BおよびCの経路はm−アミノフェノールまたはレ
ゾルシンからm−ブチルアミノフェノールを合成し、次
いでそれをアルキル化剤でアルキル化して一般式(If
)のm−アミノフェノール誘導体を製造するものであっ
て、Aの経路はm−7<ノフェノールにハロゲン化ブチ
ルを反応させる。ハロゲンとしては臭素または沃素が好
適でるる。Bの経路はブチルアミンと石−アミンフェノ
ールの塩酸塩とを加熱反応させるかあるいはブチルアミ
ンの塩酸塩とm−7ミノフエノールとを加熱反応させる
ことによって進行する。この際無水の塩化亜鉛を存在さ
せることは反応を円滑に進行させるのに有効である。0
の経路は160〜180℃に加熱したレゾルシン中にブ
チルアミンを滴下する。この際ルイス酸触媒例えば無水
の塩化亜鉛または無水の塩化マクネシウノ・などを存在
さぜると反応は促進される。
般式 (式中Rtri前記と同じである)で表わされるm−ア
ミンフェノール誘導体は下記のような種々の経路に従っ
て製造することができる。ただしXはハ[Tゲンを表わ
しそしてR−X’はメチル化剤また仁1エチル化剤を表
わ−j’ll A、BおよびCの経路はm−アミノフェノールまたはレ
ゾルシンからm−ブチルアミノフェノールを合成し、次
いでそれをアルキル化剤でアルキル化して一般式(If
)のm−アミノフェノール誘導体を製造するものであっ
て、Aの経路はm−7<ノフェノールにハロゲン化ブチ
ルを反応させる。ハロゲンとしては臭素または沃素が好
適でるる。Bの経路はブチルアミンと石−アミンフェノ
ールの塩酸塩とを加熱反応させるかあるいはブチルアミ
ンの塩酸塩とm−7ミノフエノールとを加熱反応させる
ことによって進行する。この際無水の塩化亜鉛を存在さ
せることは反応を円滑に進行させるのに有効である。0
の経路は160〜180℃に加熱したレゾルシン中にブ
チルアミンを滴下する。この際ルイス酸触媒例えば無水
の塩化亜鉛または無水の塩化マクネシウノ・などを存在
さぜると反応は促進される。
これらの方法によってイ:1られるm−ブチルアミノフ
ェノールをメチル化剤またはエチル化剤例えはジメチル
硫酸、ジエチル硫酸、ノ・ロゲン化メチル、ハロゲン化
エチル()・ロゲンとしてはAXまたは沃素が好適)、
D−)ルエンスルホン酸メチル、p−)ルエンスルホ/
酸エチルなどと反応させることによって一般式(II)
で表わされるm−アミノフェノール誘導体が得られる。
ェノールをメチル化剤またはエチル化剤例えはジメチル
硫酸、ジエチル硫酸、ノ・ロゲン化メチル、ハロゲン化
エチル()・ロゲンとしてはAXまたは沃素が好適)、
D−)ルエンスルホン酸メチル、p−)ルエンスルホ/
酸エチルなどと反応させることによって一般式(II)
で表わされるm−アミノフェノール誘導体が得られる。
DおよびEの経路はm−アミノフェノールまたはレゾル
シ/からm−メチルアミノフェノールまたはm−エチル
アミンフェノールを台成し次いでそれをブチル化するコ
ースでおつ一’(、Dの経路はm−アミノフェノールに
メチル化剤またはエチル化剤を反応させる。メチル化剤
またはエチル化剤としては上に倒起した物質が使用され
る。p−)ルエンスルホン酸エステルヲ使用する際はピ
リジンのような塩基性溶媒るるいはトルエンまたはキシ
ン/のような不活性溶媒と塩基性溶媒との混合溶媒を使
用するのが好ましい。Eの経路はメチルアミンまたはエ
チルアミンとm−アミノフェノールの塩酸塩とを加熱反
応させるかあるいはメチルアミン塩酸塩またはエチルア
ミン塩耐:填とm−アミノフェノールとを加熱反応さげ
−る。これらの場合反応を円滑に進行させるため舎で無
水の塩化亜鉛の存在が有効である。Fの経路は160°
〜200℃に加熱したレゾルシン中にメチルアミンまた
はエチルアミンの蒸気を吹込むかまたはオートクレーブ
中で反応を行う。この際ルイス酸触媒例えば無水の塩化
亜鉛または無水の塩化マグネシウムなどを存在させるこ
とによって反応は促進される。
シ/からm−メチルアミノフェノールまたはm−エチル
アミンフェノールを台成し次いでそれをブチル化するコ
ースでおつ一’(、Dの経路はm−アミノフェノールに
メチル化剤またはエチル化剤を反応させる。メチル化剤
またはエチル化剤としては上に倒起した物質が使用され
る。p−)ルエンスルホン酸エステルヲ使用する際はピ
リジンのような塩基性溶媒るるいはトルエンまたはキシ
ン/のような不活性溶媒と塩基性溶媒との混合溶媒を使
用するのが好ましい。Eの経路はメチルアミンまたはエ
チルアミンとm−アミノフェノールの塩酸塩とを加熱反
応させるかあるいはメチルアミン塩酸塩またはエチルア
ミン塩耐:填とm−アミノフェノールとを加熱反応さげ
−る。これらの場合反応を円滑に進行させるため舎で無
水の塩化亜鉛の存在が有効である。Fの経路は160°
〜200℃に加熱したレゾルシン中にメチルアミンまた
はエチルアミンの蒸気を吹込むかまたはオートクレーブ
中で反応を行う。この際ルイス酸触媒例えば無水の塩化
亜鉛または無水の塩化マグネシウムなどを存在させるこ
とによって反応は促進される。
これらの反応によって得られるm−メチルアミンフェノ
ールまたIn−エチルアミノフェノールにハロゲン化ブ
チル()・ロゲンとしては臭素または沃素が好ましい。
ールまたIn−エチルアミノフェノールにハロゲン化ブ
チル()・ロゲンとしては臭素または沃素が好ましい。
)を反応させることによって式(1)のm−アミノフェ
ノール誘導体が得られる。
ノール誘導体が得られる。
Gの経路はブチルメチルアミンまたはブチルエチルアミ
ンとm−アミノンエノールの塩酸塩とを加熱反応させる
かあるいはブチルメチルアミンの塩酸塩またはブチルエ
チルアミンの塩酸塩とm−アミノフェノールとを加熱反
応させる。
ンとm−アミノンエノールの塩酸塩とを加熱反応させる
かあるいはブチルメチルアミンの塩酸塩またはブチルエ
チルアミンの塩酸塩とm−アミノフェノールとを加熱反
応させる。
これらの反応においては反応を円滑に進めるために無水
の塩化亜鉛の存在が有効である。
の塩化亜鉛の存在が有効である。
Hの経路は160°〜200℃に加熱したレゾルシンに
ブチルメチルアミンまたはブチルエチルアミンを滴下す
る。この際ルイス酸触媒例えば無水の塩化亜鉛または無
水の塩化マグネシウムなどによって反応は促進される。
ブチルメチルアミンまたはブチルエチルアミンを滴下す
る。この際ルイス酸触媒例えば無水の塩化亜鉛または無
水の塩化マグネシウムなどによって反応は促進される。
これらの方法でイOられ九m−アミノンエノール酵導坏
(illと無水フタル酸とを反応させて一般式 (式中Rはメチルまたはエテルである)で表わせる安息
香酸性導体k k造するには1そル割合の一般式(II
)のm−アミノフェノール誘導体と1〜2モル割合の無
水フタノール酸を無溶媒ある1/’1例、ttfトルエ
ン、キシレン、パークレン、クロロセン、トリクレン、
テトラクロルエタンなどの不活性有機溶媒中で加熱する
ことによって達成される。
(illと無水フタル酸とを反応させて一般式 (式中Rはメチルまたはエテルである)で表わせる安息
香酸性導体k k造するには1そル割合の一般式(II
)のm−アミノフェノール誘導体と1〜2モル割合の無
水フタノール酸を無溶媒ある1/’1例、ttfトルエ
ン、キシレン、パークレン、クロロセン、トリクレン、
テトラクロルエタンなどの不活性有機溶媒中で加熱する
ことによって達成される。
この際m−アミンフェノール誘導体を過剰に用いること
はそれ目体有色型であるフルオラン誘導体を副生ずるの
で好ましくない。
はそれ目体有色型であるフルオラン誘導体を副生ずるの
で好ましくない。
本発明によって得られる女息香酸紡導体に一般式
(式中R1は水素原子、低級アルキル基、ハロゲン原子
、アミノ基、アシルアミノ基、モノベンジルアミノ基、
またはジベンジルアミノ基、を表わし2、R2は水素原
子、低級アルキル基、アルコキシ基、またはハロゲン原
子を表わし、R3は水素原子、低級アルキル基、アルコ
キシ基、))ロゲン原子、フェニル基、アミン基、低級
モノアルキルアミノ基、低級ジアルキルアミノ基、モノ
ベンジルアミノ基、ジベンジルアミノ基、アシルアミノ
基、シクロへキシルアミノ基、N−シクロへキシル−N
−ベンジルアミノ&、N−低級アルキル−N−フェニル
アミノ基、フェニルアミノ基、および低級アルキル、ハ
ロゲン原子、アルコキシで核置換されていてもよいフェ
ニルアミノ基、同様な核置換されていてもよいジフェニ
ルメチルアミノ基、またはナフチルメチルアミノ基を表
わしR5は水素原子または低級アルキル基を表わす)で
表わされるフェノール誘導体または置換基を有すること
もあるα−あるいはβ−ナフトール類を70〜98%の
硫酸中で0〜150℃の間の適当な温度で反応させるこ
とによって一般式 (式中R+R1tR2およびR5は前記と同じである)
さ あるいは あるいは (式中Xはナフタリン核上にめるi−基を表わす)で表
わされるフルオラン誘導体が得られる。
、アミノ基、アシルアミノ基、モノベンジルアミノ基、
またはジベンジルアミノ基、を表わし2、R2は水素原
子、低級アルキル基、アルコキシ基、またはハロゲン原
子を表わし、R3は水素原子、低級アルキル基、アルコ
キシ基、))ロゲン原子、フェニル基、アミン基、低級
モノアルキルアミノ基、低級ジアルキルアミノ基、モノ
ベンジルアミノ基、ジベンジルアミノ基、アシルアミノ
基、シクロへキシルアミノ基、N−シクロへキシル−N
−ベンジルアミノ&、N−低級アルキル−N−フェニル
アミノ基、フェニルアミノ基、および低級アルキル、ハ
ロゲン原子、アルコキシで核置換されていてもよいフェ
ニルアミノ基、同様な核置換されていてもよいジフェニ
ルメチルアミノ基、またはナフチルメチルアミノ基を表
わしR5は水素原子または低級アルキル基を表わす)で
表わされるフェノール誘導体または置換基を有すること
もあるα−あるいはβ−ナフトール類を70〜98%の
硫酸中で0〜150℃の間の適当な温度で反応させるこ
とによって一般式 (式中R+R1tR2およびR5は前記と同じである)
さ あるいは あるいは (式中Xはナフタリン核上にめるi−基を表わす)で表
わされるフルオラン誘導体が得られる。
実施例 1
トルエン100d中にm−M−H−ブチル−メチルアミ
ノフェノール13゜OFと無水フタル酸13.Orとを
加え、攪拌しつつ6時間加熱還流を行ったのち、トルエ
ン50−を留去し、残留物にインプロビルアルコール5
o−を加えた。析出物をp取し、インプロピルアルコー
ルで再[kして乾燥し、0−(、づ−N−n−ブチル−
メチルアミノ−2−ヒドロキシベンゾイル)安息香酸2
2.8j’(収率70.0%)を融点12a2〜129
.8℃の淡黄色結晶として得た。
ノフェノール13゜OFと無水フタル酸13.Orとを
加え、攪拌しつつ6時間加熱還流を行ったのち、トルエ
ン50−を留去し、残留物にインプロビルアルコール5
o−を加えた。析出物をp取し、インプロピルアルコー
ルで再[kして乾燥し、0−(、づ−N−n−ブチル−
メチルアミノ−2−ヒドロキシベンゾイル)安息香酸2
2.8j’(収率70.0%)を融点12a2〜129
.8℃の淡黄色結晶として得た。
実施例 2
トルエン100d中にm−N−n−ブチル−エチルアミ
ノフェノール1 a5pと無水フタル酸16.5tとを
加え、攪拌しつつ6時間加熱還流を行った。以下実施例
1とほぼ同様の操作を行って0−(4−N−n−ブチル
−エチルアミノ−2−ヒドロキシベンゾイル)安息香酸 26、IP(収率76.4係)を融点112.2〜11
3.2℃の淡黄色微細結晶として浸た。
ノフェノール1 a5pと無水フタル酸16.5tとを
加え、攪拌しつつ6時間加熱還流を行った。以下実施例
1とほぼ同様の操作を行って0−(4−N−n−ブチル
−エチルアミノ−2−ヒドロキシベンゾイル)安息香酸 26、IP(収率76.4係)を融点112.2〜11
3.2℃の淡黄色微細結晶として浸た。
参考例 1
実施例1で使用したm−N−rl−ブチルアミノフェノ
ールは次のようにして合成した。
ールは次のようにして合成した。
メタノール400d中にm−アミノフェノール109P
と無水炭酸ナトリウム54jlと加えて攪拌しつつ15
〜20tl、の温度でn−沃化ブチル1849をt5時
間を要して滴下し、同温度で8時間攪拌を続けたのち、
生成している沃化ナトリウムを漣去した。母液からメタ
ノールを留去し、残渣をトルエンで抽出して温湯で洗浄
したのちトルエンを留去し、残渣を減圧蒸留(124〜
b で再結してm−n−ブチルアミノフェノール111P(
67,3チ)を融点6t1〜62.8℃の白色粒状結晶
として得た。
と無水炭酸ナトリウム54jlと加えて攪拌しつつ15
〜20tl、の温度でn−沃化ブチル1849をt5時
間を要して滴下し、同温度で8時間攪拌を続けたのち、
生成している沃化ナトリウムを漣去した。母液からメタ
ノールを留去し、残渣をトルエンで抽出して温湯で洗浄
したのちトルエンを留去し、残渣を減圧蒸留(124〜
b で再結してm−n−ブチルアミノフェノール111P(
67,3チ)を融点6t1〜62.8℃の白色粒状結晶
として得た。
このようにして得られ九m−n−ブチルアミノフェノー
ルi6.sPをトルエン100mに溶解シ、水10−を
加えて攪拌しつつ50〜60℃の温度でジメチル硫酸1
a9pを滴下した。同温度で1時間攪拌を続けたのち
、20’C附近に冷却し、苛性ソータ水溶液を加えてp
Uをおよそa5となし、1時間加熱還流したのち分液し
、トルエン層を温湯で洗浄後トルエンを留去した。残留
分を減圧下に蒸留しく109〜b m−N−n−ブチル−メチルアミノフェノール13jl
(収率72.6ts)を淡黄色粘性液体として得た。
ルi6.sPをトルエン100mに溶解シ、水10−を
加えて攪拌しつつ50〜60℃の温度でジメチル硫酸1
a9pを滴下した。同温度で1時間攪拌を続けたのち
、20’C附近に冷却し、苛性ソータ水溶液を加えてp
Uをおよそa5となし、1時間加熱還流したのち分液し
、トルエン層を温湯で洗浄後トルエンを留去した。残留
分を減圧下に蒸留しく109〜b m−N−n−ブチル−メチルアミノフェノール13jl
(収率72.6ts)を淡黄色粘性液体として得た。
参考例 2
レゾルシン55Pと無水の塩化亜鉛6pとをi合L、1
80〜200℃(7) m U K 7J[l 熱L
テfM Wf L、攪拌シつつ同温度においてn−ブチ
ルアミン45Pを滴下した。さらに同温度缶保ちつつ1
時間反応を続け、冷却後トルエン200−を加えて加熱
攪拌して生成しているm −n−ブチルアミノフェノー
ルをトルエン中に抽出し、温湯で洗浄したのちトルエン
を留去してm−n−ブチルアミノフェノール5a6p
(収率71g6)を得た。
80〜200℃(7) m U K 7J[l 熱L
テfM Wf L、攪拌シつつ同温度においてn−ブチ
ルアミン45Pを滴下した。さらに同温度缶保ちつつ1
時間反応を続け、冷却後トルエン200−を加えて加熱
攪拌して生成しているm −n−ブチルアミノフェノー
ルをトルエン中に抽出し、温湯で洗浄したのちトルエン
を留去してm−n−ブチルアミノフェノール5a6p
(収率71g6)を得た。
このm−n−ブチルアミノフェノール16.5jlト沃
化エチル17.2jlとをメチルセロソルブ100mJ
中に加え、さらに無水の炭酸ナトリウム6.1Fを加え
て攪拌下に9時間加熱還流を行ったのち、不溶物を戸去
した。メチルセロンルブを留去し、残留分をトルエンで
抽出して抽出液を温湯て洗い、トルエンを留去したのち
減圧蒸留(108〜b ル−エチルアミノフェノール17.5F (収率9[L
5チ)を淡黄色粘性液体として得た。
化エチル17.2jlとをメチルセロソルブ100mJ
中に加え、さらに無水の炭酸ナトリウム6.1Fを加え
て攪拌下に9時間加熱還流を行ったのち、不溶物を戸去
した。メチルセロンルブを留去し、残留分をトルエンで
抽出して抽出液を温湯て洗い、トルエンを留去したのち
減圧蒸留(108〜b ル−エチルアミノフェノール17.5F (収率9[L
5チ)を淡黄色粘性液体として得た。
参考例6 (フルオラン誘導体の製造)実施例1で得ら
れたO−(4−N−n−ブチル−メチル゛アミノー2−
ヒドロキシベンゾイル)安息香酸8、OjIおよび4−
エトキシ−2−メチルジフェニルアミン6.7pを濃硫
酸40P中に加え、室温で48時間攪拌を続けたのち氷
水中に注加し、析出物t[’取した。ケーキを水に分散
し、苛性ソーダ溶液を加えてアルカリ性として濾過した
。ケーキをイソプロピルアルコールで再結晶して式(財
)で表わされる3−(N−n−ブチル−メチルアミン)
−6−メチル−7−フェニルアミノフルオラン9.9
l! (安息香酸誘導体からの収率82,5チ)を融点
15a9〜159.5℃の微黄色微細結晶として得た。
れたO−(4−N−n−ブチル−メチル゛アミノー2−
ヒドロキシベンゾイル)安息香酸8、OjIおよび4−
エトキシ−2−メチルジフェニルアミン6.7pを濃硫
酸40P中に加え、室温で48時間攪拌を続けたのち氷
水中に注加し、析出物t[’取した。ケーキを水に分散
し、苛性ソーダ溶液を加えてアルカリ性として濾過した
。ケーキをイソプロピルアルコールで再結晶して式(財
)で表わされる3−(N−n−ブチル−メチルアミン)
−6−メチル−7−フェニルアミノフルオラン9.9
l! (安息香酸誘導体からの収率82,5チ)を融点
15a9〜159.5℃の微黄色微細結晶として得た。
また上記の安息香酸誘導体の代111KO−(4−N=
n−ブチル−エチルアミノ−2−ヒドロキシ)安息香@
a6jlを用いて上記とほぼ同様の操作を行って式(■
で表わされる3−(N−n−ブチル−エテルアミノ)−
6−メチル−7−フェニルアミノフルオランH上3P(
安息香酸誘導体からの収率81.9チ)を融点18 t
2〜182.6℃の微黄色微細結晶として得た。
n−ブチル−エチルアミノ−2−ヒドロキシ)安息香@
a6jlを用いて上記とほぼ同様の操作を行って式(■
で表わされる3−(N−n−ブチル−エテルアミノ)−
6−メチル−7−フェニルアミノフルオランH上3P(
安息香酸誘導体からの収率81.9チ)を融点18 t
2〜182.6℃の微黄色微細結晶として得た。
特許出願人 新日曹化工株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)一般式 (式中Rt−Jメチル基またはエチル基を表わす)で表
わされる安息香酸誘導体。 2)一般式 (式中Rはメチル基またはエチル基を表わす)で表わさ
れるm−7ミノフ工ノール誘導体と無水フタル酸とを反
応させることを嶋徴とする一般式 (式中Rは前記と同じである)で表わされる安息香酸誘
導体の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17405282A JPS5965053A (ja) | 1982-10-05 | 1982-10-05 | 安息香酸誘導体およびその製法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP17405282A JPS5965053A (ja) | 1982-10-05 | 1982-10-05 | 安息香酸誘導体およびその製法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPS5965053A true JPS5965053A (ja) | 1984-04-13 |
Family
ID=15971776
Family Applications (1)
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JP17405282A Pending JPS5965053A (ja) | 1982-10-05 | 1982-10-05 | 安息香酸誘導体およびその製法 |
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JP (1) | JPS5965053A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 1982-10-05 JP JP17405282A patent/JPS5965053A/ja active Pending
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