JPS5963362A - 燃料噴射ポンプ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はｒＪ変吸戻し吐出弁を有するジャーク式燃料噴
射ポンプに関する。

従来のとの種燃料噴射ポンプの断面を第１図に。

可変吸戻し吐出弁の断面を第２図に示す。図において、
０１は燃料カム、０２はカムローラ、０３はポンプばね
、０４は噴射量制御用ラック、０（３はプランツヤで、
燃料カム０１によってプランツヤバレル０７内を往復動
し、噴射量制御用ラック０４によって軸まわりに回転す
る。０５は給油孔。

０８は排油孔で、共にプランジャバレルに設けられてい
る。０９は７０ランツヤ室で、プランツヤ０６の上面と
プランジャバレル０７とで囲まれた空間。

０１０は燃料噴射ポンプ本体、０１１は可変吸戻し吐出
弁で、プランジャ室０９の上部に位置し。

吸戻し量を規定するピストン部０１２と吐出弁ガイド０
１３との間に隙間を設けている。０１４は吐出弁ばね、
０１５は吐出弁ホルダ、０１６は）０ランツヤリード、
０１７は添木１噴射管である。

燃料カムＯ１の回転によってプランジャ０６が上昇すれ
ば、給油孔０５及び排油孔０８が徐々に閉じられ、プラ
ンツヤ室０９の油圧が上列する。

この油圧が燃料噴射管０１７内の成苗圧力と吐出弁ばね
０１４のばね力との和より大きくなれば。

可変吸戻し吐出弁（ｌ　ｌ　ｌ　定押し」二げて燃料の
吐出を開始する。給油孔０５及び排油孔０８が閉じられ
た後、さらにプランツヤ０６が」二列し、プランツヤリ
ード０１６が排油孔ｏ８にががると排油作用がおこり、
シラノツヤ室０９の油圧が低下する。

さらに、排油孔０８が開Ｉ」すれば燃１１の吐出速度Ｖ
、がＯどなり、これまり可変吸戻し吐出弁０１１が降下
すれば吐出速度りは負となり、す然オ・１の吸戻し作用
をする。ここで、第３図（ａ）で示される吸戻しカラー
長さｔｃと弁ガイド０１３の内径ｄで規定される燃料量
（ΔＱＯｓｔ　””　４　ｄ−ｔｃを幾何学的吸戻し量
というのに対して、吐出速度ｖ　１）　＝　０の時点か
ら弁が着座するまでの移動用１１ｊｌＦＡで規定される
燃オ・１量Δｑ、　＝、　ｄ２・ｚ４−有効吸戻し量と
いう。可変吸戻し吐出弁ではピストン部（）１２と弁ガ
イド０１３との間に隙間を設けているが、高速回転域で
Ｑよ隙間による絞り作用のだめ弁リフトが大きくなり、
１だ弁の慣性のため吐出速度が減少して０になる壕での
弁の降下量が少ないので、吐出材りの弁リフトは大きく
なり、隙間の無い通常の吐出弁と同程度のリフト量とな
る。一方、低速回転域では隙間による絞り作用が小さく
、可変吸戻し吐出弁のリフトは小さくなる。これ全第３
図に示す。また。

吐出される燃料量の制御は噴射量制御用ラック０／Ｉに
よってプランツヤ０６が回転し、リード０１Ｇと４ノ１
油孔０８との相対位置を変えることによって行う。

しかし上記のものには次の欠点がある。

噴射量制御用ラック０４０位１４を一定にして。

、ＩＦ７１回転数を変化させプζ場合の有効吸戻しＭ、
特性を低負荷及び高負荷について第４図に示す。前述の
ように、可変吸戻し吐出弁の吐出材りの弁リフトは一般
に低速回転域では小さく、高速回転域では大きくなり、
１だ吐出材りの弁リフト量はイ１効吸戻し量に対応する
ので、有効吸戻し晴は高山回転域では大きく２回転速度
の低「につれて４Ｔ効吸戻し量は減少する。しかし、有
効吸戻しｊｆの変化する速度範囲は負荷によって異なり
、第・１図（１））の実線で示すように高負荷域でけあ
る程度の低１中まで有効吸戻し量が大きい。このため、
ラックイＮ装置の噴射量特性は第５図に示すようになり
、隙間のない通常の吐出す「（同図中の（岐線で示す）
に対して、低負荷（Ｒｃｌで示す）の低速回転域での噴
射量の急な低下を改善できるが、一方高負荷（Ｒｃ２で
示す）ではそれほど改善されない。

このためｔＯｊ斐吸戻し吐出弁を用いた場合、低速低負
荷域での機関のアイドリングの安全性は改善されるが、
低速で負荷が高くなると機関の調速安定性が悪化する。

これを改善するだめには、低負荷域での噴射特性を維持
した上で、高負荷域で第５図の一点鎖線で示すように低
速域の噴射量の低下を改善する必要がある。この／こめ
には、第４図（ｂ）の点線で示すように有効吸戻しｍ−
の減少し始める回転数を高速へ移動することが必要であ
る。その／こめには、可変吸戻し吐出弁を押しつけてい
る吐出弁はねの取伺ばね力を高ぐすることが有効である
が、その場合には高負荷域での噴射量特性は改善される
が。

逆に低負荷域では噴射量特性が悪化し、低速域での噴射
量の急な低下を起こすというような欠点かある。

本発明の目的は上記の点に着目し、低負荷域では従来の
可変吸戻し吐出−ｊｒの作用を維持し、低速高負荷域で
の燃料噴射量の低下を改善できるｎＪ変吸戻し吐出弁を
有する燃料噴射、＋ｑンプを提供することであり、その
特徴とするところは、可変吸戻し吐出弁を有するノヤー
ク式燃狛１噴射ポンフ０において、吐出弁ばねを収容し
同ばねの一端側が対向する内端面を形成した吐出弁ホル
ダの」１記ばねの一端と上記内端面との間に摺動可能に
介装され同ばねを圧縮する板状の可動鉄芯、同可動鉄芯
と軸方向の間隔をとって上記吐出弁ホルダ内周面に突設
された固定鉄芯、上記吐”量弁ホルダに設けられ上記固
定鉄芯を励磁する電磁コイルを備えだことである。

この場合は、固定鉄芯を励磁することにより吐出弁ばね
の７ムを形成しているｉｉＪ動鉄芯を吸引して！負荷２
回転数等の運転条件に応じて可変吸戻し吐出弁の開弁圧
力を変化さぜることかできる。

即ち２機関の低速高負荷域において、司動鉄芯を吸引さ
ぜると吐出プ「の開弁圧が増すので、高負荷、低負荷共
に広範囲の磯１￥１の調速安定性が改善される。

以下図１ｆｉ１を参照して本発明による実施例につき説
明する。

第６図は本発明にょる１実施例の装置を設けた吐出弁ボ
ルダを示す断面図である。

本発明は吐出弁ホルダ内の構成要素に関するもので、以
下これらについて述べる。他の部月は従来のものと同様
である。

即ち、符号１より１７までは従来例を示す第１図ノ（１
１ヨリ０１７４でと同じである。

２０はシムで、吐出弁ボルダ１５内に収容されている１
庄出井ばね１４の一錦；が対向する吐出弁ボルダの内端
部１５．１と同吐出弁ばねの−・端との間に摺動ｐＪ能
に介装された板状のｐＪ動鉄芯である。

１８は固定鉄芯で、シム２０と軛１方向の間隔をとって
吐出弁ホルダ■５の内周面に突設されている。

１９は電磁コイルで、固定鉄芯１８の外周部に寸かれて
いて、同固定鉄芯１８を磁化する。

２１−Ｊ：ターミノ−ルで、電磁コイル１９と接続され
る電路の端イである。

」−記構成の場合の作用について述べる。

燃Ｈの吐出に関しての基本的な作用は従来のものと同様
であり、燃オ」の吸戻し作用について述べる。

電磁コイル１９はターミナル２１により図示しないコン
トロールユニットに接続しておす、コントロールユニッ
トへの負荷に関する信号２例えば噴射量制御用ラック４
の位１浜を検出し、この信号が入力するようになってい
る。低負荷の場合（ラック位置Ｒ８１で示す）には、電
磁コイル１９に通電されず、シム２０は吐出弁ぼね１／
ｌにより吐出弁ホルダの内端部１５１に接しており、従
って吐出ブ「ばね増刊は力即ち吐出弁開弁ｊＥ力は従来
のものど同じになる。このだめ、低置４’ｉｒでの吸戻
し作用は従来のものと同じであり、ポンプ回転数に関す
る有効吸戻し量の変化は従来のものと同しである。一方
、高負荷の場合（ラック位置Ｒｃ２で示す）にＱよ、ラ
ック位１１〈Ｌの信号により電磁コイルＩ９に通電され
、シム２０が固定鉄芯に吸引され第６図で下方に動く。

従って、高負荷域では吐出弁ばね増刊は力即ち吐出弁開
弁圧力が、第７図に示すように、従来のものより高くな
り、このだめ第８図に示すように有効吸戻し量が低速域
において従来のものより減少する。

以上を有効吸戻し計のポンプ回転数に関する特性につい
てまとめれば２次のようになる。

（１）高負荷域では、低速域において有効吸戻し量が従
来のものより減少する。高速域では従来のものと同様に
なる・ （２）低負荷域では従来のものと同様な特性になる。

上述の場合には次の効果がある。

（１）高負荷域では、前記のように低速回転域での有効
吸戻し量が減少するので、低速高負荷域での噴射率の急
な低下が改善され、第９図の実線で示すような噴射量特
性になる。

（２）低負荷域では、前記のように従来の有効吸戻し微
行性が維持されるので、第９図に示すように低速回転域
での急な噴射量の低下を改善した従来の可変吸戻し吐出
弁の噴射量特性が維持される。

（３）その結果、低速回転域において低負荷から高負荷
の広い負荷範囲での機関の調速安定性か改善される。

なお１以上は負荷に対応してｐＪ変吸戻し吐出弁の作用
をｒＪ変にするものであるが、その他の運すＩｄ光条件
えば回転数や〃１ｈ度等に応じてその作用をｒｉＪ変に
すれは、噴射量特性が改善され同様な効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の可変吸戻し吐出弁を有する燃片１噴射、
＋５ンプを示す断面図、第２図は可変吸戻し吐出弁を示
す断面図、第３図（ａ）　Ｐ　（ｂ）　＋　（＋１りは
ポンプ回転数による可変吸戻し吐出弁のリフトの違いを
示す説明図、第４図（ａ）　、　（ｂ）ｉｌ−ｉ可変吸
戻し吐出弁を用い／こ場合の低負荷及び高負荷での有効
吸戻し計時性を示す線図、第５図は可変吸戻し吐出弁を
用いた場合の低負荷及び高負荷での噴射量特性を示す線
図、第６図は本発明による１実施例の装置を設けた吐出
弁ホルダを示す断面図、第７図は負荷による可変吸戻し
吐出弁の開弁圧力の変化を示す線図、第８図は高負荷域
での可変吸戻し吐出弁開弁圧力による有効吸戻し川の変
化を示す線図、第９図は燃料噴射吊１１１ｉ性を・示す
線図である。 １１・・・ＦｊＪ変吸戻し吐出弁、　ｌ　ｌｌ・・・吐
出弁ばね。 Ｉ５・・・吐出弁ホルダ、１８・・・固定鉄芯、１９・
・・電磁コイル、２０・・・”Ｊ動鉄芯。 才１図 才２図 （θ）Ｄ上＄中のＪ！１ｃｈ１ｙ”　　　　　（ｔ））
ｉ’ｉ＊Ｊ％合ａ１ｉ’ｌ　　　　　（Ｃ）イ氏武のｍ
合ＶＤ上記ら１１１針状葡　　　　　　　終３ｇ！ｒの
弁リフ１、　　　　　柊）吟の非電〕升］・３関 ボレプ凹転数　Ｎｐ （ｂ）藁憤簡ｄ）場合 ボ）フ・口転裏父　ｘｐ （ａ）　　イ氏゛剪不釘・の月らイト 牙４図 ／ｌ＝５凶 オ６図 ＰＣＩ　　　　　　　ＲＣ２ ラックイ立置 オフ因 、ｔ０ンフ０口転数　ｕｐ 牙８図 剌 ボ゛ノブ回十バフ　　Ｎｐ ″＞ｑ図 手続補正書（自発） 昭和５８年１　月２９日 特許庁長篇　−１ζ杉和夫　殿 １、事件の表示 昭和５７年特許願第　Ｊ７／１０６０　　　号２　発明
の名称 す然ｒ１噴躬、Ｉ？ンプ ３　補正をする者 事件との関係　　特許出願人 住　　所　　　　東京都千代田区九の内二丁目５番１号
名　称（６２０）三菱重工業株式会社 ４復代理人 住　　所　　　　〒２２２横浜市港北区富士場−丁１２
番２４号５、補正の対象 明細屈１の発明の詳細な説明の欄 ６、補正の内容 をすｄ２・ｌｃコと補正する。 （２ン　同第５頁第１行のＦｍＪの次に「一定Ｊを加入
する。 （３）　ｌ１７Ｊ第５頁第７行の「安全性」とあるを「
安定性」と７１１）正する。 （４９同第５頁第１０行の「・・・での噴射ｊの次に「
量」を加入する。 （５）同第８頁第３行の「電路」とあるをｒ　＋！ｆｆ
ｌ路」と袖。ＩＥする。 手続補正書（）汁０ 昭和５８年：う　月１５日 特許庁長宵若杉ｉｌｌ夫　殿 ｌ　事件の表示 昭和５７年特許願第１７　／ｌ　０６０　＝２　発明の
名称 燃料噴射、１９ンノ０ ３、補正をする者 事件との関係　　特許出願人 住　　所　　　　東京都千代［１１区九０内二丁目５番
１号名　称（６２０）三菱重工業株式会社 ４復代理人 １ ５　補正命令の日付　　　　　　　　　　　　　　　　
−−−−昭和５８年２月２日（発送日５８．２．２２　
）６　補正の内容 （１）　　明細相の発明の訂、　＃ｌＩＩな説明の４Ｆ
ｌ□ｌ及び図面の第３図及び第１１図。 （２）明細書第１１頁第３行の１第３図に示す。」と「
また、」との間に次の文章を加入する。 「即ち、第３図（ａ）は吐出中の押し上げられた状態、
同（ｂ）は高速の場合の吐出終了１１′１の弁リフト、
同（ｃ）は低速の場合の吐出終了（Ｈ，、Ｊ１′のｊｒ
リフトをそれぞれ示す。」 （３）同第４頁第１１行の１第１１図に示す。」と「前
」との間に次の文章を加入する。 ［即ち、第４１メ巨ａ）は低負荷の」易合、同（１））
は茜色↑ｄ〒の場合をそれぞれ示す。」 （４）　図面の第：３図を添利別紙の通り補正する。 （５）図面の第４図を添（＝１別紙の通り補正する。 ７　添付書類の目録 （１）　　　図　　　　　　　　面　　　　　　　　２
葉＋（２Ｊ　　　　　　　　　　　　　　　　　ｔｂ）
　　　　　　　　　　　　　　　　＋Ｃ＋７１−３図 ポンプ （ｂ） ボンプロ ｔ（７１

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　可変吸戻し吐出弁を有するジャーク式燃料噴射ポ
   ンプにおいて、吐出弁ばねを収容し同ばねの一端側が対
   向する内端面を形成した吐出弁ホルダの上記はねの一端
   と上記内端面との間に摺動可能に介装され同ばねを圧縮
   する板状の可動鉄芯。 同町動鉄芯と軸方向の間隔をとって上記吐出弁ホルダ内
   周面に突設された固定鉄芯、上記吐出弁ホルダに設けら
   れ上記固定鉄芯を励磁する電磁コイルを備えだことを特
   徴とする燃料噴射、Ｉ？ンプ。