JPS596084Y2 - 接地装置の保護装置 - Google Patents
接地装置の保護装置Info
- Publication number
- JPS596084Y2 JPS596084Y2 JP15409677U JP15409677U JPS596084Y2 JP S596084 Y2 JPS596084 Y2 JP S596084Y2 JP 15409677 U JP15409677 U JP 15409677U JP 15409677 U JP15409677 U JP 15409677U JP S596084 Y2 JPS596084 Y2 JP S596084Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grounding
- insulator
- metal plate
- container
- terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Gas-Insulated Switchgears (AREA)
- Installation Of Bus-Bars (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案はガス絶縁開閉装置における接地装置の保護装置に
関するものである。
関するものである。
近年電力需要の増大に伴い、超高圧、超々高圧のガス絶
縁変電所が建設され、変電所の規模も極めて大きくなっ
ている。
縁変電所が建設され、変電所の規模も極めて大きくなっ
ている。
変電所では電力の融通のため、あるいは、機器の保守点
検等のため、回線の切り換え、母線の接地等を行う。
検等のため、回線の切り換え、母線の接地等を行う。
母線を接地する場合には、まず接地すべき母線を系統か
ら切り離すが、ガス絶縁変電所では変電所を構或するガ
ス絶縁開閉装置の通電用高圧導体（以下導体という）と
、これを収納している容器との距離が小さく、両者間の
静電容量が大きいので、分離された母線には、多量の電
荷が活線時と同様の電圧を保持して残留している。
ら切り離すが、ガス絶縁変電所では変電所を構或するガ
ス絶縁開閉装置の通電用高圧導体（以下導体という）と
、これを収納している容器との距離が小さく、両者間の
静電容量が大きいので、分離された母線には、多量の電
荷が活線時と同様の電圧を保持して残留している。
この状態で母線を接地するときの様子を第１図により説
明する。
明する。
接地された金属容器１の中に、絶縁ガス乙によって絶縁
された導体３が収納されている。
された導体３が収納されている。
この導体３を接地するには、可動ロッド４を矢印の方向
に動かし、導体接触部５に投入する。
に動かし、導体接触部５に投入する。
これにより導体３は可動ロツド４、可動電極６、絶縁物
７により容器１とは絶縁された接地端子８を介して接地
される。
７により容器１とは絶縁された接地端子８を介して接地
される。
しかしながら、接地前、導体３には電荷が残留し、高電
圧状態となっているため、可動ロツド４と導体３とが電
気的に接続された直後、可動ロツド４とこれと電気的に
つながっている接地端子８は瞬時的に高電圧となる。
圧状態となっているため、可動ロツド４と導体３とが電
気的に接続された直後、可動ロツド４とこれと電気的に
つながっている接地端子８は瞬時的に高電圧となる。
接地端子８の部分の詳細を第２図に示す。
接地端子８が高電圧になると電気絶縁が弱い空気中の部
分、即ち、接地端子８と容器１の間、あるいは、接地端
子８と絶縁物７を固定しているボルト９の間で気中閃絡
する。
分、即ち、接地端子８と容器１の間、あるいは、接地端
子８と絶縁物７を固定しているボルト９の間で気中閃絡
する。
尚１４はパッキングである。これはこの近くで作業して
いる作業者に不安感を与えるだけでなく気中閃絡時の音
におどろいて高所より落下する恐れもあり危険である。
いる作業者に不安感を与えるだけでなく気中閃絡時の音
におどろいて高所より落下する恐れもあり危険である。
本案は上記の点に鑑みなされたもので、接地端子と容器
の間の絶縁を保ちつつ、両者の距離を極力小さくするよ
うに金属板を接地端子あるいは容器に取付けることによ
り、接地端子と容器間の気中閃絡電圧値を低くすると同
時に閃絡音を小さくし、作業者への不安及び危険を取除
くことができるようにした接地装置の保護装置を得るこ
とを目的とする。
の間の絶縁を保ちつつ、両者の距離を極力小さくするよ
うに金属板を接地端子あるいは容器に取付けることによ
り、接地端子と容器間の気中閃絡電圧値を低くすると同
時に閃絡音を小さくし、作業者への不安及び危険を取除
くことができるようにした接地装置の保護装置を得るこ
とを目的とする。
以下本案を第３図に示す実施例を参照しながら説明する
。
。
容器１の開口から、絶縁物７を気密に貫通する接地端子
８を導出する。
８を導出する。
この絶縁物７及びパッキング１４によって前記開口を閉
塞する。
塞する。
絶縁物７０大気側面に金属板１０を載置し、ボルト９に
より金属板１０、絶縁物７、及び容器１間を共締めする
。
より金属板１０、絶縁物７、及び容器１間を共締めする
。
金属板１０と接地端子８との間は間隙１１即ち保護ギャ
ップを設ける。
ップを設ける。
この間隙は十分小さくするが規定の絶縁耐力を有するよ
うに設定する。
うに設定する。
上記構戊から戊る保護ギャップを設けたときの効果を以
下に説明する。
下に説明する。
母線導体３を接地すると同時に接地端子８も母線導体３
と同電圧になる。
と同電圧になる。
しかしながら接地された容器１とボルト９を介して電気
的につながっている金属板１０と接地端子８の間隙１１
は小さいので゛ここで気中閃絡する。
的につながっている金属板１０と接地端子８の間隙１１
は小さいので゛ここで気中閃絡する。
間隙１１は十分小さいので閃絡時の音は小さく、又閃光
も目立たない。
も目立たない。
本案の他の実施例を第４図以下に示す。
第４図は接地端子８と電気的に接続された金属板１２を
絶縁物７をおおうように設けたもので、間隙１１および
１１′は金属板１２の内部になるので外部に対する影響
をさらに小さくできる。
絶縁物７をおおうように設けたもので、間隙１１および
１１′は金属板１２の内部になるので外部に対する影響
をさらに小さくできる。
第５図は更に他の実施例を示すものでボルト９の頭部を
長くし、これに金属棒１３を取付け、接地端子８との間
隙を小さくするように構威したものである。
長くし、これに金属棒１３を取付け、接地端子８との間
隙を小さくするように構威したものである。
以上説明したように、本案によれば、接地装置投入時に
接地端子部に発生する気中閃絡の音、閃光を減少するこ
とができ、又、接地端子に瞬時に発生する電圧を低く抑
えることができるので近くの作業者に及ぼす悪影響を取
除き危険にさらされなくてすむような保護装置を提供す
ることができる。
接地端子部に発生する気中閃絡の音、閃光を減少するこ
とができ、又、接地端子に瞬時に発生する電圧を低く抑
えることができるので近くの作業者に及ぼす悪影響を取
除き危険にさらされなくてすむような保護装置を提供す
ることができる。
第１図は接地装置の構造図、第２図は従来の接地端子の
断面図、第３図は本案の一実施例の断面図、第４図は本
案の他の実施例の断面図、第５図は本案の更に他の実施
例の外形図である。 １・・・・・・容器、２・・・・・・絶縁ガス、３・・
・・・・導体、４・・・・・・可動ロツド、５・・・・
・・導体接触部、６・・・・・・可動電極、７・・・・
・・絶縁物、８・・・・・・接地端子、９・・・・・・
ボルト、１０・・・・・・金属板、１１．１１′・・・
・・・間隙、１２・・・・・・金属板、１３・・・・・
・金属棒、１４・・・・・・パッキング。
断面図、第３図は本案の一実施例の断面図、第４図は本
案の他の実施例の断面図、第５図は本案の更に他の実施
例の外形図である。 １・・・・・・容器、２・・・・・・絶縁ガス、３・・
・・・・導体、４・・・・・・可動ロツド、５・・・・
・・導体接触部、６・・・・・・可動電極、７・・・・
・・絶縁物、８・・・・・・接地端子、９・・・・・・
ボルト、１０・・・・・・金属板、１１．１１′・・・
・・・間隙、１２・・・・・・金属板、１３・・・・・
・金属棒、１４・・・・・・パッキング。
Claims (4)
- （１）接地容器内に挿通配置した通電用高圧導体を可動
ロツドを介して接地端子により接地するようにしたもの
に於で、前記容器の開口を接地端子を気密に挿通した絶
縁物で開塞し、前記接地端子と接地電位にある部材との
間に保護ギャップを形威したことを特徴とする接地装置
の保護装置。 - （２）絶縁物の外表面に金属板を載置すると共にこの金
属板を接地電位とし、この金属板と接地端子間に保護ギ
ャップを形威した実用新案登録請求の範囲第ｌ項記載の
接地装置の保護装置。 - （３）接地端子に一端を固着した絶縁物を覆うように設
けた金属板と接地電位部材との間に保護ギャップを形威
した実用新案登録請求の範囲第１項記載の接地装置の保
護装置。 - （４）絶縁物を容器に固着するボルトに一端を固着した
金属部材と接地端子との間に保護ギャップを形或した実
用新案登録請求の範囲第１項記載の接地装置の保護装置
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15409677U JPS596084Y2 (ja) | 1977-11-18 | 1977-11-18 | 接地装置の保護装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15409677U JPS596084Y2 (ja) | 1977-11-18 | 1977-11-18 | 接地装置の保護装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5479935U JPS5479935U (ja) | 1979-06-06 |
| JPS596084Y2 true JPS596084Y2 (ja) | 1984-02-24 |
Family
ID=29141895
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15409677U Expired JPS596084Y2 (ja) | 1977-11-18 | 1977-11-18 | 接地装置の保護装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS596084Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-11-18 JP JP15409677U patent/JPS596084Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5479935U (ja) | 1979-06-06 |
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