JPS5958040A - ポリスルホン微多孔膜の製造方法 - Google Patents
ポリスルホン微多孔膜の製造方法Info
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- JPS5958040A JPS5958040A JP16749282A JP16749282A JPS5958040A JP S5958040 A JPS5958040 A JP S5958040A JP 16749282 A JP16749282 A JP 16749282A JP 16749282 A JP16749282 A JP 16749282A JP S5958040 A JPS5958040 A JP S5958040A
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- JP
- Japan
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- membrane
- resin
- alcohol
- polysulfone
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- Prior art date
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- Pending
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- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ポリスルホン樹脂から、透過性#しおよび選
択透過性η目にすぐれた微多孔膜の製造方法に関するも
のである。
択透過性η目にすぐれた微多孔膜の製造方法に関するも
のである。
近年多孔膜は、電子工業用等の超純水の製造紙パルプ排
液等の工業排水処理、製糖工業等の食品工業等における
分離精製、血液の浄化、除菌用フィルター等の医療用途
等多方面の分離精製技術に多孔膜が利用されるようにな
ってきた。
液等の工業排水処理、製糖工業等の食品工業等における
分離精製、血液の浄化、除菌用フィルター等の医療用途
等多方面の分離精製技術に多孔膜が利用されるようにな
ってきた。
このような目的のために従来よりセルローズアセテート
系、ポリプロピレン系、ポリカーボネート系等の多孔膜
が用いられてきた。
系、ポリプロピレン系、ポリカーボネート系等の多孔膜
が用いられてきた。
しかし、透過性能、機械的強就、耐熱、耐溶剤性等にお
いて欠点を有することが指摘されてきた。、 かかる観点から機械的強度、耐熱、耐溶剤性において優
れた特性を有するポリスルホン樹脂が注目され、その微
多孔膜の製造方法に関するいくつかの技術が開示されて
きた。しかしながら平均孔径を小さくし有機物の排除率
を高めると、透過性面が低下し、一方機械的強度を増加
させるために樹脂濃度を増加させると、透過性能が著し
く減少することが知られていた。すなわち表面層の平均
孔径が約0.05μ以下と小さく、且つ流体の透過性能
及び選択性が高く機械的強度も高い微多孔膜を得ること
はまだ非常に困難であった。
いて欠点を有することが指摘されてきた。、 かかる観点から機械的強度、耐熱、耐溶剤性において優
れた特性を有するポリスルホン樹脂が注目され、その微
多孔膜の製造方法に関するいくつかの技術が開示されて
きた。しかしながら平均孔径を小さくし有機物の排除率
を高めると、透過性面が低下し、一方機械的強度を増加
させるために樹脂濃度を増加させると、透過性能が著し
く減少することが知られていた。すなわち表面層の平均
孔径が約0.05μ以下と小さく、且つ流体の透過性能
及び選択性が高く機械的強度も高い微多孔膜を得ること
はまだ非常に困難であった。
そこで本発明者らは、この様な観点から高透過性、高選
択性及び機械的強度を兼ね備えた表面平均孔径が約0.
05μ以下なるポリスルホン微多孔膜を得る方法にりい
て鋭意研究した結果、ポリスルホン樹脂、その溶媒、金
属塩及び特定の1価アルコールを含有し且つ該アルコー
ル/樹脂の重l°比を2.5以下とする溶液(以下樹脂
溶液と記すこともある)を用いて、流延又は紡糸等によ
り膜状に成形した後、凝固液中で急速に凝固せしめるこ
とによって微多孔膜を製造する方法が非常に良好である
ことを見い出し本発明に到達した。
択性及び機械的強度を兼ね備えた表面平均孔径が約0.
05μ以下なるポリスルホン微多孔膜を得る方法にりい
て鋭意研究した結果、ポリスルホン樹脂、その溶媒、金
属塩及び特定の1価アルコールを含有し且つ該アルコー
ル/樹脂の重l°比を2.5以下とする溶液(以下樹脂
溶液と記すこともある)を用いて、流延又は紡糸等によ
り膜状に成形した後、凝固液中で急速に凝固せしめるこ
とによって微多孔膜を製造する方法が非常に良好である
ことを見い出し本発明に到達した。
すなわち本発明は、ポリスルホン樹脂、該樹脂の溶媒、
1価並びに2価の陽イオン金属塩の群から選ばれる少な
くとも1種、及び炭素数2〜15の1価アルコールから
選ばれる少なくとも1′!4を含有し、且つ該アルコー
ル/該樹脂の重量比が2.5以下である溶液を用いて製
膜することを特徴とするポリスルホン微多孔膜の製造方
法である。
1価並びに2価の陽イオン金属塩の群から選ばれる少な
くとも1種、及び炭素数2〜15の1価アルコールから
選ばれる少なくとも1′!4を含有し、且つ該アルコー
ル/該樹脂の重量比が2.5以下である溶液を用いて製
膜することを特徴とするポリスルホン微多孔膜の製造方
法である。
以下、本発明について詳MK説明する。
本発明で用いられるポリスルホン樹脂とは、下記式(1
)または(2) H1 Hs + Ou Soz 9 ・・・・・・
(2)で表わされる繰り返し単位を50モルφ以上有す
る重合体であるのが好ましい。これらの重合体は1種類
又は2種以上で使用することができる。
)または(2) H1 Hs + Ou Soz 9 ・・・・・・
(2)で表わされる繰り返し単位を50モルφ以上有す
る重合体であるのが好ましい。これらの重合体は1種類
又は2種以上で使用することができる。
本発明に用いられるポリスルホン樹脂の溶媒としては、
50℃以下の温度において該樹脂を15重i1%以上、
好ましくは20重量%以上溶解しつるもので、例えばジ
メチルアセトアミド。
50℃以下の温度において該樹脂を15重i1%以上、
好ましくは20重量%以上溶解しつるもので、例えばジ
メチルアセトアミド。
ジメチルホルムアミド、ジエチルホルムアミド。
ジエチルアセトアミド、N−メチル−2ピロリドン、テ
トラメチル尿素、ヘキサメチルホスホルアミド等の少な
くとも1mが用いられるが、そのなかでもより溶解度の
高いN−メチル−2−ピロリドン、ジメチルアセトアミ
ドが好適に用いられる。
トラメチル尿素、ヘキサメチルホスホルアミド等の少な
くとも1mが用いられるが、そのなかでもより溶解度の
高いN−メチル−2−ピロリドン、ジメチルアセトアミ
ドが好適に用いられる。
また、該樹脂溶液における樹脂濃度としては10〜35
重9チ、より好擾しくは15〜25重1チが用いられる
。
重9チ、より好擾しくは15〜25重1チが用いられる
。
本発明に用いられる1価または2価の陽イオン4?属の
塩としてはハロゲン化水素酸、臭化水素酸及びヨウ化水
素酸、硝酸、硫酸、チオシアン酸等のアルカリ金属塩、
アルカリ土類金属塩。
塩としてはハロゲン化水素酸、臭化水素酸及びヨウ化水
素酸、硝酸、硫酸、チオシアン酸等のアルカリ金属塩、
アルカリ土類金属塩。
及びアンモニウム塩の1棟又は、2種以上、具体的には
、例えば、塩化リチウム、硝酸リチウム、ヨウ化ナトリ
ウム、塩化カルシウム、硝酸カリウム、硝酸ナトリウム
、硝酸マグネシウム。
、例えば、塩化リチウム、硝酸リチウム、ヨウ化ナトリ
ウム、塩化カルシウム、硝酸カリウム、硝酸ナトリウム
、硝酸マグネシウム。
臭化リチウム、チオシアン酸カリウム、臭化アンモニウ
ム、硝酸アンモニウム、チオシアン酸アンモニウム等が
挙げられるが、より好ましくは、前記溶媒に対する溶解
度が比較的高い、塩化リチウム、硝酸リチウム、塩化カ
ルシウム。
ム、硝酸アンモニウム、チオシアン酸アンモニウム等が
挙げられるが、より好ましくは、前記溶媒に対する溶解
度が比較的高い、塩化リチウム、硝酸リチウム、塩化カ
ルシウム。
塩化マグネシウム、硝酸カルシウム等が用いられる。こ
れらの塩は1種又は2種以上でも用いることができる。
れらの塩は1種又は2種以上でも用いることができる。
また該樹脂溶液中の上記塩の濃度(2種以上の場合には
合計濃度を意味する)としてはO,a〜7ftk%、好
ましくは1〜4tk%である。
合計濃度を意味する)としてはO,a〜7ftk%、好
ましくは1〜4tk%である。
該塩濃度が0.3重を条以下では、透過性の優れた膜が
得られず、また7重t%以上の線区で該塩をポリスルホ
ン樹脂溶液に溶解させることは困難である。
得られず、また7重t%以上の線区で該塩をポリスルホ
ン樹脂溶液に溶解させることは困難である。
本発明に用いられる1価アルコールとは、置換又は非置
換、飽和又は不飽和の脂肪族、脂壌族又は芳番族炭化水
素の1価アルコールであり、好ましくは置換又は非置換
、*和又は不飽和の脂肪族又は脂環族炭化水素の1価ア
ルコールである。又該アルコールは、好ましくは炭素数
が2〜15、より好ましくは炭素数が3〜12、特に好
ましくは炭素数が4〜8のものである。
換、飽和又は不飽和の脂肪族、脂壌族又は芳番族炭化水
素の1価アルコールであり、好ましくは置換又は非置換
、*和又は不飽和の脂肪族又は脂環族炭化水素の1価ア
ルコールである。又該アルコールは、好ましくは炭素数
が2〜15、より好ましくは炭素数が3〜12、特に好
ましくは炭素数が4〜8のものである。
陰らに該アルコールの好ましい具体例としては各種のグ
ロパノール、ブタノール、ヘキサノール、オクタツール
、テカノール、シクロペンタノール、シクロヘキサノー
ル、シクロオクタツール、ヒドロキシエチルペンタン、
シクロヘキセノール、シクロベンテノールが挙げられる
。
ロパノール、ブタノール、ヘキサノール、オクタツール
、テカノール、シクロペンタノール、シクロヘキサノー
ル、シクロオクタツール、ヒドロキシエチルペンタン、
シクロヘキセノール、シクロベンテノールが挙げられる
。
中でもより好ましい具体例としては、各種のブタノール
、ヘキサノール、オクタツール、シクロヘギサノール、
シクロペンタノール、ンクpヘキ゛セノールが、殊更に
好ましくはシクロヘキサノールが挙げられる。これらの
1価アルコールは1種あるいは2種以上の混合物で用い
ることができる、 本発明に用いられる1価アルコールの添加量は、該樹脂
溶液中の一就として10〜55首量チ、好ましくは15
〜40重#条である。10重[918以下では透過性l
しの優れた微多孔膜が得られず、また55重tチ以上の
添加量では製膜に供しうる安定な樹脂溶液が得られK〈
い。
、ヘキサノール、オクタツール、シクロヘギサノール、
シクロペンタノール、ンクpヘキ゛セノールが、殊更に
好ましくはシクロヘキサノールが挙げられる。これらの
1価アルコールは1種あるいは2種以上の混合物で用い
ることができる、 本発明に用いられる1価アルコールの添加量は、該樹脂
溶液中の一就として10〜55首量チ、好ましくは15
〜40重#条である。10重[918以下では透過性l
しの優れた微多孔膜が得られず、また55重tチ以上の
添加量では製膜に供しうる安定な樹脂溶液が得られK〈
い。
本発明において用いられる樹脂溶液中の樹脂及び1価ア
ルコールの各々の濃度範囲は前記の通りであるが、さら
に該樹脂/1価アルコールの重量比(すなわち仕込重量
比)が2.5以下である。該重量比の下限としては、0
.3が好ましく、更に好ましくは0.5である。該重量
比が2.5よりも大きい場合には、膜表面の平均孔径が
0.05μm以上になりやす〈微多孔膜が得に〈〈なシ
、重量比が0.3よりも小さい場合には膜が緻密になり
やすく透過性Hヒの優れた膜が得られないので好ましく
ない。
ルコールの各々の濃度範囲は前記の通りであるが、さら
に該樹脂/1価アルコールの重量比(すなわち仕込重量
比)が2.5以下である。該重量比の下限としては、0
.3が好ましく、更に好ましくは0.5である。該重量
比が2.5よりも大きい場合には、膜表面の平均孔径が
0.05μm以上になりやす〈微多孔膜が得に〈〈なシ
、重量比が0.3よりも小さい場合には膜が緻密になり
やすく透過性Hヒの優れた膜が得られないので好ましく
ない。
同本発明における該樹脂溶液中には、装膜過程に影響の
ない範囲で微陵の水などが含有されていてもよい。
ない範囲で微陵の水などが含有されていてもよい。
本@明では、以上説明した如きポリスルホン樹脂、その
溶媒、金属塩及び1価アルコールを含有した樹脂溶液を
用いて流延又は紡糸等に上り平膜、チューブラ−あるい
は中空糸等の膜状に成形する。流延、紡糸の方法として
は通常用いられるいかなる方法でもよく、例えば、キャ
スティング、ロールコーティング、ウィンクコ−ティン
グ、ダイコーティング、オリフィス紡糸等が跡げられる
。平膜及びチューブラ−の膜状に成形する際には、必要
に応じて他の支持体を用いてもよい。また流延、紡糸等
の成形後、樹脂溶液中の溶媒等の部分乾燥を行なっても
よいが、通常は行なわなくてもかまわない。
溶媒、金属塩及び1価アルコールを含有した樹脂溶液を
用いて流延又は紡糸等に上り平膜、チューブラ−あるい
は中空糸等の膜状に成形する。流延、紡糸の方法として
は通常用いられるいかなる方法でもよく、例えば、キャ
スティング、ロールコーティング、ウィンクコ−ティン
グ、ダイコーティング、オリフィス紡糸等が跡げられる
。平膜及びチューブラ−の膜状に成形する際には、必要
に応じて他の支持体を用いてもよい。また流延、紡糸等
の成形後、樹脂溶液中の溶媒等の部分乾燥を行なっても
よいが、通常は行なわなくてもかまわない。
本発明では、かくして膜状に成形されたもの針凝固液に
浸漬することによって製膜を行なう。
浸漬することによって製膜を行なう。
本発明の微多孔質を製膜するに際し用いられる凝固畝と
しては、水、又は水と自由に混和しつる有機液体の少な
くとも1種、あるいはこれらの混合物が用いられる。
しては、水、又は水と自由に混和しつる有機液体の少な
くとも1種、あるいはこれらの混合物が用いられる。
かかる有機液体としては炭素数1〜3の1価アルコール
、炭素数2〜4の2価アルコール。
、炭素数2〜4の2価アルコール。
グリセリン、炭素数2〜4のケトン、炭素数4〜6のエ
ーテル、前記ポリスルホン樹脂の溶媒。
ーテル、前記ポリスルホン樹脂の溶媒。
および分子量600以下のポリエチレングリコール等が
用いられる。
用いられる。
該有機液体として更に好ましくはメタノール。
エタノール、イングロバノール、エチレングリコール、
グリセリン、ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジメチ
ルホルムアミド、ジメチルアセトアミ゛ド、N−メチル
−2−ピロリドン、ポリエチレングリコール等が用いら
れる。但しジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミ
ド。
グリセリン、ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジメチ
ルホルムアミド、ジメチルアセトアミ゛ド、N−メチル
−2−ピロリドン、ポリエチレングリコール等が用いら
れる。但しジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミ
ド。
N−メチル−2−ピロリドン等の該樹脂溶液の溶媒及び
/又は炭素数2〜3の1価アルコールを凝固液として用
いるにはその他の前記有機液体又、は水との混合物の場
合に限られる。
/又は炭素数2〜3の1価アルコールを凝固液として用
いるにはその他の前記有機液体又、は水との混合物の場
合に限られる。
本発明の凝固欣としては水性溶液が好ましく、その場合
の液中の水のm反は10’ffiit9g以上が好まし
く、史に好ましくは50重砺チ以上であり、特に好−ま
しくは実質的に水からなる液を用いるのが良い。
の液中の水のm反は10’ffiit9g以上が好まし
く、史に好ましくは50重砺チ以上であり、特に好−ま
しくは実質的に水からなる液を用いるのが良い。
これらの凝固液に該樹脂溶液より製膜した膜を浸漬し、
実質的に凝固させ、更に必要ならば水洗し残留溶媒等を
除くことにより本発明の高透過性の多孔膜が得られる。
実質的に凝固させ、更に必要ならば水洗し残留溶媒等を
除くことにより本発明の高透過性の多孔膜が得られる。
本発明において高透過性の暎が得られる理由については
明確ではないが本発明の膜は選択性を有する緻密層の厚
みが薄く、かつこれに接する多孔質層の空孔率が増加し
ているためと思われる。この原因としては、本発明の1
価アルコールに塩として、例えば0aO6等を溶解させ
ると、この1価アルコールの溶液がゲル化するところか
ら、111Iliアルコールと塩がコンプレックスを形
成することにより膜構造の形成に影Vを与えていること
も考えられる、 本発明の多孔膜の形態としてはその使用目的に応・じ、
平膜、チューブラ−膜、中空糸膜等の形態で製模し得る
。」l膜、チューブラ−暎等の場合には例えば不織布等
の他の基材を用いてもよい。
明確ではないが本発明の膜は選択性を有する緻密層の厚
みが薄く、かつこれに接する多孔質層の空孔率が増加し
ているためと思われる。この原因としては、本発明の1
価アルコールに塩として、例えば0aO6等を溶解させ
ると、この1価アルコールの溶液がゲル化するところか
ら、111Iliアルコールと塩がコンプレックスを形
成することにより膜構造の形成に影Vを与えていること
も考えられる、 本発明の多孔膜の形態としてはその使用目的に応・じ、
平膜、チューブラ−膜、中空糸膜等の形態で製模し得る
。」l膜、チューブラ−暎等の場合には例えば不織布等
の他の基材を用いてもよい。
本発明の方法によればポリスルホン倒脂と1該樹脂の溶
媒と、1価および2価の金属陽イオンの塩の少なくとも
1 fffi 、及び炭素数2〜15の1価アルコール
を含む樹脂溶液を膜状に成形し、さらに凝固液に浸漬す
るととKより高選択性かつ高透過性のポリスルホン做多
孔膜を容易に得ることができる。
媒と、1価および2価の金属陽イオンの塩の少なくとも
1 fffi 、及び炭素数2〜15の1価アルコール
を含む樹脂溶液を膜状に成形し、さらに凝固液に浸漬す
るととKより高選択性かつ高透過性のポリスルホン做多
孔膜を容易に得ることができる。
かくして得られた膜は水溶液中の有価物回収用等の限外
濾過膜、気体または液体分離膜の支持体、特に分M複合
膜の支持体、微粒子除去用の精密濾過膜、医療用の人工
腎臓、血漿分M膜等他方面に使用することができる。
濾過膜、気体または液体分離膜の支持体、特に分M複合
膜の支持体、微粒子除去用の精密濾過膜、医療用の人工
腎臓、血漿分M膜等他方面に使用することができる。
なお以下の実施例において膜の性IIB評価法としては
下記の方法を用いた。
下記の方法を用いた。
I Ky / airの圧力において25℃の純水の透
過する速度(r/ca −sea −atm )を求め
た。
過する速度(r/ca −sea −atm )を求め
た。
デキストラン(平均分子t 7万または200万)の0
.1重捗チ水溶液を加圧上透過させた時の透過速度(1
/ nf −hr−atno )及び下記式よりリド隙
率を求めた。
.1重捗チ水溶液を加圧上透過させた時の透過速度(1
/ nf −hr−atno )及び下記式よりリド隙
率を求めた。
ここでデキストラン鏝度は全有機炭素−波計を用いて測
定L−fc、。
定L−fc、。
得られた膜を室内に垂直にして1日風乾したのち25℃
において加圧下、空気の透過速度(Oc(BT’P)/
cTI・seC,−Cmll17) ’47 求メk。
において加圧下、空気の透過速度(Oc(BT’P)/
cTI・seC,−Cmll17) ’47 求メk。
り下実力i!+例を用いて説明を加えるが、本発明はこ
れらの実〃&例に限定されるものではない。
れらの実〃&例に限定されるものではない。
なお、以下の排除率(@は
′実施例1
無水塩化カルシウム6部QN−メチル−2−ピロリドン
104部に溶解させたのち、ポリスルホン(日産化学工
業社IJ+1el P3500) 30部を60℃にて
溶解させ更にシクロヘキサノ−・ル60部を加えて透明
な溶液を得た。25℃のこの溶液をガラス板上に’、3
Mの厚みに流延したのち、すぐに25℃の水中に浸漬し
、凝固させ、膜厚110μmのポリスルホン膜を得た。
104部に溶解させたのち、ポリスルホン(日産化学工
業社IJ+1el P3500) 30部を60℃にて
溶解させ更にシクロヘキサノ−・ル60部を加えて透明
な溶液を得た。25℃のこの溶液をガラス板上に’、3
Mの厚みに流延したのち、すぐに25℃の水中に浸漬し
、凝固させ、膜厚110μmのポリスルホン膜を得た。
この膜の一部をとり加圧パンチ型測定セルに取り付け、
各種の透過性能を測定したところ表1に示すようになっ
た。
各種の透過性能を測定したところ表1に示すようになっ
た。
表1
比較例1
実施例1においてシクロヘキサノールをまつた〈加えず
NMPの量を164部とした以上はまったく同様にして
厚み85μmの膜を得た。この膜の性14Bを同様に表
1に示す。
NMPの量を164部とした以上はまったく同様にして
厚み85μmの膜を得た。この膜の性14Bを同様に表
1に示す。
比較例2
実施例2においてシクロヘキサノールのかわりにエチレ
ングリコール40部を用いNMPを124部とした以外
はまった〈実施例1と同様にして厚さ95μmの膜を得
た。この膜の性能を同じく表1に示す。
ングリコール40部を用いNMPを124部とした以外
はまった〈実施例1と同様にして厚さ95μmの膜を得
た。この膜の性能を同じく表1に示す。
実施例2〜4
実施例Iにおいて、凝固液として表2に示す溶液を用い
た以外はまったく同様にして膜を得だっこの膜の性能を
同じく表2に示す。
た以外はまったく同様にして膜を得だっこの膜の性能を
同じく表2に示す。
実施例5〜8
実施例1において、表3に示す組成の溶液を用いた以外
はまったく同様にして製膜して、表3の膜を得た。この
膜の性能f表4に示す。
はまったく同様にして製膜して、表3の膜を得た。この
膜の性能f表4に示す。
実施例9
実軸例1においてポリスルポン(日量化学工業社[Jd
JI P 3500)のかわりにポリスルホン(ポリエ
ーテルスルホン、住友化学(株)製VIOTRF!Xa
oop)を用いた以外は実施例1とまったく同様にして
厚さ110μmの膜を得た。この膜の性能を表4に合わ
せて示す。
JI P 3500)のかわりにポリスルホン(ポリエ
ーテルスルホン、住友化学(株)製VIOTRF!Xa
oop)を用いた以外は実施例1とまったく同様にして
厚さ110μmの膜を得た。この膜の性能を表4に合わ
せて示す。
表 4
実施例10−12
表5に示す条件にて中空糸膜を得た。またこの膜の性能
を表6に示−t0
を表6に示−t0
Claims (3)
- (1) ポリスルホン樹脂、該樹脂の溶媒、1価並び
に2価の陽イオン金属塩の群から選ばれる少なくとも1
種、及び炭素数2〜15の1価アルコールから選ばれる
少なくとも1種を含有1〜、且つ該アルコール/該樹脂
の重量化が2.5以下である溶液を用いて製膜すること
を特徴とするポリスルホン微多孔膜の製造方法。 - (2) 該1価アルコールが、置換又は非置換、m和
又は不飽牙〔1なる炭素数3〜12の脂肪族又は脂環族
炭化水素の1価アルコールである特許請求の範囲g1項
記載のポリスルホン微多孔膜の製造方法。 - (3) 該1価並びに2価の陽イオン金属塩が、LI
Cl、 KOl、 MgOム、 OaO!4. LiN
Os 、 NaN0+ +KMOs、 Ca(NOx)
及びrig(NCh)tから選ばれるものである特許請
求の範囲第1項記載のポリスルホン微多孔膜の製造方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16749282A JPS5958040A (ja) | 1982-09-28 | 1982-09-28 | ポリスルホン微多孔膜の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16749282A JPS5958040A (ja) | 1982-09-28 | 1982-09-28 | ポリスルホン微多孔膜の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5958040A true JPS5958040A (ja) | 1984-04-03 |
Family
ID=15850679
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16749282A Pending JPS5958040A (ja) | 1982-09-28 | 1982-09-28 | ポリスルホン微多孔膜の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5958040A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5142765A (en) * | 1974-10-08 | 1976-04-12 | Kanegafuchi Chemical Ind | Bikoshitsumakuno seizoho |
JPS56126408A (en) * | 1980-03-10 | 1981-10-03 | Nitto Electric Ind Co Ltd | Semipermeable membrane and its production |
-
1982
- 1982-09-28 JP JP16749282A patent/JPS5958040A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5142765A (en) * | 1974-10-08 | 1976-04-12 | Kanegafuchi Chemical Ind | Bikoshitsumakuno seizoho |
JPS56126408A (en) * | 1980-03-10 | 1981-10-03 | Nitto Electric Ind Co Ltd | Semipermeable membrane and its production |
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