JPS595452Y2 - ロ−ラ・レベラ - Google Patents

ロ−ラ・レベラ

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Publication number
JPS595452Y2
JPS595452Y2 JP12552682U JP12552682U JPS595452Y2 JP S595452 Y2 JPS595452 Y2 JP S595452Y2 JP 12552682 U JP12552682 U JP 12552682U JP 12552682 U JP12552682 U JP 12552682U JP S595452 Y2 JPS595452 Y2 JP S595452Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
straightened
diameter
difference
plastic deformation
Prior art date
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Expired
Application number
JP12552682U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5893315U (ja
Inventor
明 野村
亮 阿保
Original Assignee
株式会社日立製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社日立製作所 filed Critical 株式会社日立製作所
Priority to JP12552682U priority Critical patent/JPS595452Y2/ja
Publication of JPS5893315U publication Critical patent/JPS5893315U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS595452Y2 publication Critical patent/JPS595452Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Straightening Metal Sheet-Like Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、被矯正材の上下に千鳥状に配列したローラに
より繰り返し曲げを与えて被矯正材に塑性変形を生じさ
せることにより形状を修正するローラ・レベラに関する
ものである。
従来のローラ・レベラにおける千鳥状に配列された矯正
ロールは、被矯正材を繰り返し曲げる時に被矯正材どの
間に生じるスリップによって発生する被矯正材の傷付き
を防止するために矯正ロール径のペア差を厳密に管理す
る方式を採っていた。
しかし、厚板の被矯正材の場合には、同一の周速で回転
するローラと被矯正材との間でスリップが生じて傷付き
を完全になくすことはできなかった。
これに対処して、厚板に対しては、スリップ傷を生じな
いような小さい圧下で矯正するという方法も採られてい
た。
本考案の目的は、厚板の被矯正材に対しても、ローラと
被矯正材の間のスリップによる傷付きをなくすことので
きるローラ・レベラを提供するにある。
本考案は、各ローラの位置における被矯正材の曲げ曲率
の差異によって、各ローラの位置における被矯正材の速
度に差異が生ずることに着眼し、この速度の差異によっ
て生ずる被矯正材とローラとの間のスリップを防止する
ために、各ローラの位置における被矯正材の塑性変形率
の差異に応じて各ローラに径差を設けたことを特徴とす
る。
以下図面により本考案を説明する。
第1図は繰り返し曲げによって速度の差異、(Vが生じ
る原理を示す図で、1は矯正ロール、2は被矯正材であ
り、φD1は下面側ローラの直径、φDjは上面側ロー
ラの直径を示す。
またρ1及びρ、はそれぞれのローラ位置での被矯正材
2の曲げ曲率である。
上下に配置した2つのローラの周速が同一になるように
設定しても、ローラ・レベラにおいては、入側の初段で
軽圧下の後、次の矯正ロールで強圧下して以下出側にい
くに従って順次圧下を小さくする使用法が一般的である
ので、曲げ曲率ρ1とρ、が異なることとなり、この曲
げ曲率の差異によって被矯正材2の速度に差異が生じて
しまう。
そこで、本考案においては、第2図にその一例を示すよ
うに、被矯正材2の上下面に千鳥状に配列するNo、1
からN009までの矯正ロール1に、それぞれ径差を与
える方式とする。
いま、被矯正材の板厚と被矯正材が降伏応力となる部分
の板厚との比を塑性変形率α、被矯正材の降伏点応力、
板厚、曲げ曲率、弾性率をσ5.h。
ρ、Eとすると次式が成立する。
基準となる矯正ロール径をDI、前後の矯正ロール径を
DJ、各ローラにおける塑性変形率をα、。
α3、各ローラにおける被矯正材の歪をε1.ε1、各
ローラにおける被矯正材のローラと接触する表面での速
度をvl、vJ、被矯正材の降伏応力による歪をε5、
被矯正材の板厚中心位置での速度をVo(一定)、ロー
ラの角速度をωとすると、被矯正材の速度vl、vjは で表わされ、この速度に各ローラの周速が同一になれば
スリップを生じない。
すなわち、 となればスリップを生じない。
従ってロール径差は次式によって求められる。
ロールNo、3を基準としてそのロール径をり。
、被矯正材の降伏応力による歪ξ5をOo・15%とし
てNo、1からNo、9までの矯正ロール径を求めたも
のが第1表に表示する矯正ロール径である。
塑性変形率は矯正機の圧下方式が定まるとほとんど一定
となることから、各矯正機によりほぼ一義的に定まり、
従って本考案によるロール径差も、各矯正機により一義
的に定めることが可能となる。
本考案によれば、被矯正材の広い板厚範囲に対して矯正
が可能となり、そしてスリップが生じないことから、製
品品質が向上するとともに矯正ロールに大きなねじりモ
ーメントが生じることなく、矯正ロールの摩耗が減り、
寿命が延びる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は繰り返し曲げによる速度の差異、ifVを生じ
る原理説明図、第2図は本考案の一実施例説明図で゛あ
る。 1・・・・・・矯正ロール、2・・・・・・被矯正材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 被矯正材の上下に千鳥状に配列したローラにより繰り返
    し曲げを与えて被矯正材に塑性変形を生じさせることに
    より形状を修正するローラ・レベラにおいて、各ローラ
    の位置における被矯正材の塑性変形率の差異に応じて各
    ローラに下記式で求まる径差を設けたことを特徴とする
    ローラ・レベフ。 Dl:基準ローラ径 り、:径差を与えるローラ径 αj:基準ローラ径での塑性変化率 α、:径差を与えるローラ径での塑性変形率ε5:被矯
    正材の降服型
JP12552682U 1982-08-19 1982-08-19 ロ−ラ・レベラ Expired JPS595452Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5893315U JPS5893315U (ja) 1983-06-24
JPS595452Y2 true JPS595452Y2 (ja) 1984-02-18

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JPS5893315U (ja) 1983-06-24

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