JPS595260Y2 - 温度検出型切替弁 - Google Patents

温度検出型切替弁

Info

Publication number
JPS595260Y2
JPS595260Y2 JP5263676U JP5263676U JPS595260Y2 JP S595260 Y2 JPS595260 Y2 JP S595260Y2 JP 5263676 U JP5263676 U JP 5263676U JP 5263676 U JP5263676 U JP 5263676U JP S595260 Y2 JPS595260 Y2 JP S595260Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve body
end surface
temperature
housing
pressure chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP5263676U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS52143733U (ja
Inventor
通弘 細川
修 高橋
Original Assignee
株式会社デンソー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社デンソー filed Critical 株式会社デンソー
Priority to JP5263676U priority Critical patent/JPS595260Y2/ja
Publication of JPS52143733U publication Critical patent/JPS52143733U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS595260Y2 publication Critical patent/JPS595260Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Multiple-Way Valves (AREA)
  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
  • Temperature-Responsive Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は3方弁2個分の機能をもつ温度検出型切替弁に
関するものである。
従来は第4図に示すように2つの3方弁30.40を用
い、第1の3方弁30にて第1のアクチュエータAを第
1、第2の信号源B、 Cのいずれかに切替え接続し、
第2の3方弁40にて第2のアクチュエータDを第1、
第3の信号源B、 Eのいずれかに切替え接続するよう
にしている。
そしてこの従来のものでは、切替弁を2つ用いているた
め設置スペースが大きくなってしまう。
本考案は上記の3方弁2個分の機能を1つの切替弁で得
て設置スペースを小さくすることを目的とするものであ
る。
そして本考案においては、2つのシート面間で移動する
弁体と、この弁体と接離する他の弁体と、この他の弁体
に追従作動するさらに他の弁体とを圧力室内に配置し、
上記弁体と2つのシート面との接離によって3つのポー
トの接続関係を切替えて第1の3方弁の機能を得、また
上記弁体と他の弁体との接離によって上記3つのポート
のうち圧力室に常に連通ずるポート (共通ポート)と
他のポートとの間を開閉するとともに、圧力室に開口し
て上記の共通ポートと連通可能なさらに他のポートを上
記のさらに他の弁体によって開閉して第2の3方弁の機
能を得るようにしており、従って切替弁が1つで済み設
置スペースを小さくすることができる。
以下本考案を図面に示す実施例について説明する。
第1図に示す第1実施例において、1は第1のハウジン
グ、1aは第1のハウジング1に設けられた第1のシー
ト面で、第1のハウジング1の図中下端面を表わしてい
る。
2は第1のハウジング1と巻締め固定された第、2のハ
ウジング、2aは第2のハウジング2に設けられた第2
のシート面で、第1のシート面1aと対向している。
3は温度が設定温度に達すると熱膨張率が急増する例え
ばサーモワックスからなる熱膨張部材、4は熱膨張部材
3を収納する収納部材で、第2のハウ2フフ20図中下
方に巻締め固定され、被検出体(ここでは図示しない自
動車用エンジンの冷却水)中に露出させである。
5は収納部材4の開口部に取付けられたダイアフラム、
6は第2のハウジング2とダイアフラム5とで形成され
る室に収納された半流動物質であり、該半流動物質6は
圧縮によりその体積が変化しない性質を有するものであ
る。
7はゴムからなるピストン、8はテフロンからなるシー
ト、9は金属からなるシャフト、シート8はピストン7
とシャフト9が直接々触しない様にしたものである。
またピストン7は半流動物質6のシールの役目もなして
いる。
10は第1のハウジング1によって形成される第1の圧
力室、11は図示しないエンジンに2次的に供給する空
気を制御する図示しない2次空気切替弁のダイアフラム
室と第1の圧力室10とを連通ずる第1の圧力ポート、
12は図示しないエアフィルタを介して大気と第1の圧
力室10とを連通ずる第2の圧力ポートで、図中下端が
第1の圧力室10内に突出している。
その突出した部分の先端が第3のシート面12 aであ
る。
13は第1の圧力室10内に設置された第1の圧縮コイ
ルスプリング、14は第1の弁体で、シャフト9と当接
し、シャフト9に追従して第1の圧力室10内を移動す
る。
15は第1の圧力室10内に設置され第1の圧縮コイル
スプリング13によって第1の弁体14に圧着保持され
ている筒状の支持部材で、図中上端の開口部は第2のポ
ート12の突出した部分が挿入される程度の径を難し、
筒状部分の径は開口部の径よりも大きい。
また、この支持部材15は第1の弁体14に追従して変
位する。
16は支持部材15内部に設置された第2の弁体で、そ
の外径は支持部材15の筒状部分の内径よりも小さく、
開口部の径よりも大きい。
16 aは第4のシート面で、第2の弁体16の図中上
端面を表わしている。
17は支持部材15内部に設置された第2の圧縮コイル
スプリングで、第2の弁体16を図中上方に圧着してい
る。
1Bは中央部にシャフト9を貫通するための貫通孔を設
けた第3の弁体で、その貫通孔はシャフト9を貫通して
も貫通孔内壁とシャフト9の外周面との間を気体が通過
しうる程度の大きさである。
又第3の弁体18は第1の弁体14の外径よりも大きい
径の外周部を有している。
18aは第5のシート面で、第3弁体18の外周部の図
中上端面を表わしている。
18bは第6のシート面で、第3の弁体18の外周部の
図中下端面を表わしている。
19は第2のハウジング2に設けられた第3の圧力ポー
トで、図示しないエンジンの吸気系に再循環する排気ガ
スを制御する図示しない排気ガス制御弁のダイヤフラム
室と第2の圧力室20とを連通している。
21は第2のハウジング2に設けられた第4の圧力ポー
トで、図示しない気化器のEGRポートと連通して第3
の圧力室22に気化器のEGRポート負圧を導入してい
る。
23は第2のハウジング2に設けられた第5の圧力ポー
トで、第4の圧力室24に図示しないエンジンの吸気負
圧を導入している。
25は一端開口部が第3の弁体18に他端開口部が第2
のハウジング2に密着したベロー等の円筒状の軟性シー
ル部材で、第3の圧力室22と第4の圧力室24とを分
離している。
26は第3の圧縮コイルスプリングで、一端は第3の弁
体18に当接し他端は当金27を介してシール部材25
の外周部に当接し、このシール部材25を第2のハウジ
ング2に圧着する様に作用している。
当金27は第3の圧縮コイルスプリング26が直接シー
ル部材25に接触しない様にする役目を持っている。
28は第1のハウジング1と第2のハウジング2との間
をシールするシール部材である。
次に上記構成よりなる本考案の作動について説明する。
エンジンの冷却水温度が設定温度以下では、熱膨張部材
3の熱膨張は小さく、第1図に示す様に第1の圧縮コイ
ルスプリング13の押圧力により第1の弁体14、第3
の弁体18、シャフト9、支持部材15、第2の弁体1
6は図中下方に変位しており、したがって第6のシート
面18 bと第2のシート面2a、第1の弁体14と第
3の弁体18がそたぞれ密着し、第5のシート面18
aと第1のシート面1a、第3のシート面12 aと第
4のシート面16 aがそれぞれ開離するため、2次空
気切替弁のダイアフラム室は第1の圧力ポート11.第
やの圧力室10、第3のシート面12 aと第4のシー
ト面16 Hの間隙を通じて第2の圧力ポート12に連
通し、排気ガス制御弁のダイアフラム室は第3の圧力ポ
ート19、第2の圧力室20、第5のシート面18 a
と第1のシート面1aの間隙を通じて第1の圧力室10
に達し、さらに第3のシート面12aと第4のシート面
16 Hの間隙を介して第2の圧力ポート12に連通し
、排気ガス制御弁及び2次空気切替弁の双方のダイアフ
ラム室はエアフィルタを介して大気に開放される。
又、吸気負圧及びEGRポート負圧は、それぞれ第4の
圧力室24又は第3の圧力室22に達するが、第3の圧
力室22は第3の弁体1B及び軟性シール部材25によ
って他の圧力室とシールされ、又第4の圧力室24も第
1の弁体14、第3の弁体1B及び軟性シール部材25
によって他の圧力室とシールされるため、吸気負圧やE
GRポート負圧は第1〜第3の圧カポ−) 11.12
.19には達し得ない。
したがって、2次空気切替弁、排気ガス制御弁はいずれ
も開弁せず、2次空気噴射及び排気ガス再循環は行なわ
れない。
エンジンの冷却水温度が設定温度以上になると、熱膨張
部材3の熱膨張率が急増して急激に膨張するため、ダイ
アフラム5、半流動物質6、ピストン7、シート8及び
シャフト9を介して、第1の弁体14が第1の圧縮コイ
ルスプリング13の抗力に打ち勝って図中上方へ変位す
る。
又第3の弁体18も第3の圧縮コイルスプリング26の
押圧力により第1の弁体14に追従して図中上方へ変位
し、第6のシート面18 bと第2のシート面2aが開
離すると同時に、第5のシート面18aと第1のシート
面1aが密着する。
又、第2の弁体16も第1の弁体14に追従して上方に
変位するため、第4のシート面16 aと第3のシート
面12 aが密着する。
第1の弁体14はさらに図中上方へ変位するため、第1
の弁体14と第3の弁体18は開離する。
したがって、吸気負圧は第5の圧力ポート23、第4の
圧力室24、第3の弁体18の貫通孔内壁とシャフト9
の間隙、第1の圧力室10及び第1の圧力ポート11を
介して2次空気切替弁のダイアフラム室に作用し、一方
EGRポート負圧は第4の圧力ポート21.第3の圧力
室22、第6のシート面18bと第2のシート面2aの
間隙、第2の圧力室20及び第3の圧力ポート19を介
して排気ガス制御弁のダイアフラム室に作用し、正規の
2次空気噴射及び排気ガス再循環が行なわれる。
又この時、第2の圧力ポート12と第1の圧力室10間
は、第3のシート面12 aと第4のシート面16 H
の密着により遮断されている。
第2図は本考案の第2実施例の要部を示すもので、第2
の弁体16′の図中上端を支持部材15の開口部より突
出させ、それに応じて第3のシート面12 aの位置を
変更したものである。
作動は前述の実施例と同一である。
第3図は本考案の第3実施例の要部を示すもので、第1
の弁体14′が第1実施例における第1の弁体14と支
持部15を1体化した機能を有し、第1の弁体14′に
焼き付けたリング状軟性部材よりなる第2の弁体16″
が第1実施例における第2の弁体16の機能を有する。
第2の弁体16″が第3のシート面12a′と密着する
ことにあり、第2圧力ポート12と第1圧力室10間を
遮断する。
上記実施例においては、軟性シール部材25を第3の圧
縮コイルスプリング26の内側に配置したが、これらの
配置を逆にすることは勿論可能であり、又軟性シール部
材26の装着方法についても、接着剤等にても可能で、
上記実施例に示す構造に限定するものではない。
本考案は以上のような構成であるから次のような効果が
得られる。
(a) 第4図の従来のものでは、各弁30.40は
各々の熱膨張部材によって作動するため2つの弁30、
40の作動タイミングにずれが生じる場合があるが、本
考案では1つの熱膨張部材の体積変化に応じて3つの弁
体が作動するから、そのような作動タイミングのずれは
生じない。
(b)5つのポートのうちの1つを各3方弁に共通使用
するためポート数が1つ少なくなり、それに伴って信号
導管も少なくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案切替弁の第1実施例を示す断面構成図、
第2図及び第3図は本考案の第2及び第3実施例を示す
要部断面図、第4図は従来例を示す断面図である。 1.2・・・第1、第2のハウジング、1a・・・第1
のシート面、2a・・・第2のシート面、3・・・熱膨
張部材、9・・・シャフト、10・・・圧力室、11・
・・第1の圧力ポート、12・・・第2の圧力ポート、
14・・・第1の弁体、16.1B’、 16″・・・
第2の弁体、18・・・第3の弁体、19・・・第3の
圧力ポート、21・・・第4の圧力ポート、23・・・
第5の圧力ポート、25・・・軟性シール部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ハウジングの端部に配置され、被検出体の温度に応じて
    体積が変化する熱膨張部材と、 該熱膨張部材の体積変化に応じて前記ハウジング内を変
    化するシャフトと、 該シャフトの先端に一端面が当接し、前記シャフトに追
    従して前記ハウジング内に形成した圧力室内を変位する
    第1の弁体と、 該第1の弁体の他端面側に位置し、前記第1の弁体に追
    従して前記圧力室内を変位する第2のの弁体と、 径が前記第1の弁体の径よりも大きく、中央部に形成し
    た貫通孔内に前記シャフトを貫通し、前記被検出体の温
    度が設定温度以下の時は前記熱膨張部材側の一端面が前
    記ハウジングに形成した第2のシート面と密着するとと
    もに他端面が前記第1の弁体の一端面と密着し、設定温
    度以上の時にはその他端面が前記ハウジングに形成した
    第1のシート面と密着するとともに前記第2のシート面
    および前記第1の弁体の一端面と開離する第3の弁体と
    、 はぼ円筒状で内部に前記シャフトが貫通され、その一端
    開口部が前記第3の弁体の一端面と密着し他端開口部が
    前記ハウジングと密着する軟性シール部材と、 前記圧力室と常に連通ずる第1の圧力ポートと、 前記圧力室に開口し、設定温度以上の時にのみ前記第2
    の弁体により閉塞される第2の圧力ポートと、 前記設定温度以下の時にのみ前記第3の弁体の他端面と
    前記第1のシート面との間隙を介して前記圧力室と連通
    ずる第3の圧力ポートと、設定温度以上の時にのみ前記
    第3の弁体の一端面と前記第2のシート面との間隙を介
    して前記第3の圧力ポートと連通ずる第4の圧力ポート
    と、設定温度以上の時にのみ、前記シール部材の内周面
    、前記第3の弁体の貫通孔内、及び前記第1の弁体の一
    端面と前記第3の弁体の他端面との間隙を介して前記圧
    力室と連通ずる第5の圧力ポート、とを備えることを特
    徴とする温度検出型切替弁。
JP5263676U 1976-04-27 1976-04-27 温度検出型切替弁 Expired JPS595260Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5263676U JPS595260Y2 (ja) 1976-04-27 1976-04-27 温度検出型切替弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5263676U JPS595260Y2 (ja) 1976-04-27 1976-04-27 温度検出型切替弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS52143733U JPS52143733U (ja) 1977-10-31
JPS595260Y2 true JPS595260Y2 (ja) 1984-02-16

Family

ID=28511711

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5263676U Expired JPS595260Y2 (ja) 1976-04-27 1976-04-27 温度検出型切替弁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS595260Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59183719A (ja) * 1983-04-05 1984-10-18 株式会社東芝 コーヒー製造機

Also Published As

Publication number Publication date
JPS52143733U (ja) 1977-10-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4128203A (en) Four-port thermally responsive valve
US3857373A (en) Vacuum delay valve
JPS595260Y2 (ja) 温度検出型切替弁
US3972472A (en) Thermostatically responsive valve
US4208994A (en) Thermally responsive valve
US4061265A (en) Pressure and temperature responsive valve assembly
JPS5848442Y2 (ja) 温度感知弁
JPS6120724B2 (ja)
JPS5831002Y2 (ja) オンドケンシユツガタキリカエベン
JPS62100918A (ja) 電気式の圧力スイツチ
US4219250A (en) Integrated control device
CA1096722A (en) Two stage vacuum break assembly
US4077787A (en) Air cleaner for automotive vehicle
US4044734A (en) Exhaust gas recirculation valve malfunction indicator apparatus
JPH02286974A (ja) 弁装置
JPS6220377B2 (ja)
JPS6038037Y2 (ja) エンジンの加速検出装置
JPS6296172U (ja)
JP2522788Y2 (ja) 排気ガス流量制御弁
JPS6332473Y2 (ja)
JPS6212949Y2 (ja)
JPH0638162Y2 (ja) ダイアフラム式アクチユエ−タ
JPH0144775Y2 (ja)
JPH0355226Y2 (ja)
JPS5840551U (ja) 吸気温調整装置