JPS5951028B2 - 文字読取装置 - Google Patents

文字読取装置

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JPS5951028B2
JPS5951028B2 JP51030569A JP3056976A JPS5951028B2 JP S5951028 B2 JPS5951028 B2 JP S5951028B2 JP 51030569 A JP51030569 A JP 51030569A JP 3056976 A JP3056976 A JP 3056976A JP S5951028 B2 JPS5951028 B2 JP S5951028B2
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浩二 佐藤
功雄 一色
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、文字読取方式、特に印刷、タイプ等による形
式化された文字を光学的に読取る装置に関するものであ
る。
従来、タイプ文字あるいは手書き文字を読取る装置は、
飛点走査管を用いた複雑な走査手段を採用したり、また
は莫大な段階のレジスタを用いたりするものが大部分で
あり、非常に高価となつていた。
また、文字の識別手段としては、パターン・マツチング
等の手段を用いるため、文字原パターンを電気信号に変
換し、シフト・レジスタ等に格納したときの文字パター
ンが傾斜していたり、上下、左右方向に移動していたり
、あるいは垂直、水平方向が不規則に縮小、拡大されて
いたりすると、文字の識別ができず、したがつて文字の
識別前に傾斜、大きさ、位置等を標準パターンに近づけ
るため複雑な前処理を行う必要がある。
しかし、このような前処理を行つても、文字の垂直方向
に対する相対的な傾斜や水平方向の走査速度が大幅に変
化する場合には、文字の識別が困難となる。そこで、飛
点走査管のような精密な走査が必要となり、かつ用紙の
送り機構も同じように、送り速度および走行位置が一定
となるような精密な機構を必要とするため、結果的にき
わめて高価となる。
本発明は、上記のような従来の欠点を改善するもので、
その目的は、水平方向の走査速度の大幅な変動や、文字
と垂直方向走査との相対的な傾斜がある場合にも、文字
を識別でき、かつ手動でセンサを動かした場合でも文字
の読取りを可能とす冫るような安価な文字読取装置を提
供することにある。
本発明は、垂直方向の一走査が終了するごとに、読取つ
たパターンの垂直軸へ投影した文字線分の出現頻度分布
を求め、頻度分布を正規化し、5また垂直軸方向の線分
の出現位置分布を求めて、走査した文字を識別すること
を特徴とするものである。
用紙に印字あるいは手書きされた文字は、一列に並んだ
光電変換素子を有するセンサにより走査5され(許容範
囲内で傾いた走査も含むものであり、以下同様である)
、水平方向走査の移動は文字を横切つて右から左、ある
いは左から右に進行し、各々の垂直方向走査は一定時間
間隔でサンプリングされる。
センサの光電変換素子をセルと称4し、認識に必要な分
解能までデータ圧織した場合の領域を単位領域と称して
説明する。サンプリングされた信号は、垂直方向に1回
走査されると、各単位領域ごとに文字の線分の出現回数
を計数するとともに、各単位領域ごとに文字線分の最初
に出現した時点からの垂直走査回数を計数する。
各単位領域ごとの出現回数と、その出現回数の最大値と
の比、また各単位領域ごとの線分の出現時からの垂直走
査回数とその垂直走査回数の最大値との比を求め、それ
ぞれ複数に区分し、その区分の垂直方向の配列順序から
走査した文字を識別する。各単位領域ごとの出現回数あ
るいは垂直走査回ノ数と、それぞれ最大値の比を正規化
することにより、前処理を必要としないで、水平方向走
査速度の変動に無関係に走査された文字を識別し、ある
いは垂直方向走査と文字とが相対的に傾斜している場合
にも、走査された文字を識別することができる。
また、各単位領域ごとに出現回数および垂直走査回数を
計数し、それぞれの最大値との比を求め、正規化し、そ
れぞれの垂直方向の配列から文字を識別するから、従来
のように莫大なパターン情報を記憶するための記憶装置
を必要としない。
第2図および第3図は、本発明の一実施例を示すもので
、手にスキヤナ12を持ち、水平方向に移動させて走査
する文字読取装置のプロツク構成図である。ランプ13
a,13bで用紙11を照明し、用紙11上の文字パタ
ーンをレンズ系14を介して一列に並んだ光電変換素子
を有するセンサ15上に結像させる。
用紙11の背景領域からの反射光と文字領域からの反射
光はそれぞれ異なるから、それらに対応した各セルから
の信号レベルは異なる。センサ15の各々のセルで得ら
れた信号は、制御および二値化回路16に加えられて、
レベル判定により白、黒の判定が行われる。例えば、用
紙11の背景領域すなわち白に対応する信号を’’0−
文字領域すなわち黒に対応する信号を’“1”として後
段に出力される。力ウンタ制御回路25は、制御および
二値化回路16から各単位領域に対応する信号が順次入
力されると、その信号が黒すなわち“1”のとき、プリ
セツト・カウンタ26にシフト・レジスタ27の出力を
プリセツトし、プリセツト・カウンタ26の内容に1を
加算してシフト・レジスタ27に格納する。
また、信号が白すなわち“o’’のとき、プリセツト・
カウンタ26にシフト・レジス夕27の出力をプリセツ
トし、フ0りセツト・カウンタ26の内容をそのままシ
フト・レジスタ27に格納するように制御する。また、
カウンタ制御回路25は、後述の一文字の走査終了信号
GAPがギヤツプ・フラグ21から入力されていると、
プリセツト・カウンタ26の内容をクリアした後、信号
が“1゛のときには1を加算し、“O゛のときにはその
ままプリセツト・カウンタ26の内容をシフト・レジス
タ27に格納するように制御する。シフト・レジスタ2
7は、センサ15のセル数あるいは垂直方向へデータを
圧縮すれば、それに対応する単位領域数だけの段数を有
するものであり、垂直方向の単位領域走査ごとのパルス
信号CKにより、各単位領域ごとの黒の出現回数を計数
するものであり、シフト・レジスタ27の内容は各単位
領域ごとの水平方向の文字線分の出現回数を表わすもの
である。また、プリセツト・カウンタ26の内容シフト
・レジスタ27へ格納するときに、プリセツト・カウン
タ20の内容を比較回路28に送る。比較回路28は、
記憶装置,29の内容Aとプリセツト・カウンタ26か
ら入力される内容Bとを比較し、B>Aのときのみ内容
Bを記憶装置29に格納する。一垂直方向の走査が終了
すると、制御および二値化回路16からの信号SEND
のタイミングで記1憶装置29の内容を最大値記憶装置
30に移し、その後記憶装置29の内容をクリアする。
すなわち、最大値記憶装置30には、シフト・レジスタ
27に記憶されている各単位領域ごとの黒の出現回数の
計数値の最大値を格納することになる。 (正規化回
路31は、シフト・レジスタ27の内容と最大値記憶装
置30の内容との比を求め、それを複数に区分する(以
下、正規化データと称する)。人手でスキヤナ12を移
動させる場合には個人差あるいは同人でも走査時ごとに
水平走査速.度が大幅に異なつたり、被読取文字とスキ
ヤナ12すなわちセンサ15との相対的角度が異なるが
、本発明においては、黒の出現回数の最大値により各単
位領域に出現する黒の出現回数の正規化を行うので、水
平方向の走査速度や相対的角度が・異なつても、正規化
値は大きな影響を受けない。正規化し、複数に区分され
た内容は、二値化回路32に送られる。二値化回路32
では、正規化データを一定の閾値SHLと比較し、二値
すなわち垂直軸に投影されたパターン情報を用紙11の
文字領域と背景領域とに分ける。例えば、第1図におい
て、センサ視野2が文字3,4,5の記載された用紙1
上のt1の位置からT2の位置に移動したとき、T2の
位置における正規化データおよび該正規化データを二値
化したものを第5図に示す。
二値化を行つた後の背景領域、文字領域は、それぞれW
泊)、B(黒)で表現される。この二値化データから切
出し回路33により文字の最上端の単位領域番号CTA
を検出し、文字領域CHHを判定して、信号POFを出
力する。二値化回路32の出力がBのとき線分が出現し
ているもので、Wでは線分が出現していないことを示す
。各単位領域毎の最初の黒の出現時からの垂直走査回数
の計数について説明する。二値化回路32の出力信号の
黒、即ち“1゛は単位領域に黒が出現していることを示
すもので、逆に白即ち“0”は単位領域に黒が出現して
いないことを示す。従つて、二値化回路32からの二値
化信号が゜゜1゛の時計数すれば、最初の黒出現時から
の走査回数を求めることができる。カウンタ制御回路3
5は、二値化回路32の各単位領域に対応する二値化信
号が順次入力され、前述のカウンタ制御回路25と同じ
動作を行う。
同じように、プリセツト・カウンタ36、シフト・レジ
スタ37、比較回路38、記憶装置39および最大値記
憶装置40は、それぞれ前述のプリセツト・カウンタ2
6、シフト・レジスタ27、比較回路28、記憶装置2
9および最大値記憶装置30と同じ動作を行うもので、
最大値記憶装置40にはシフト・レジスタ37に記憶さ
れている各単位領域ごとの最初の黒の出現時点からの垂
直走査回数の最大値を格納する。各単位領域ごとの文字
線分の最初の出現時点からの垂直走査回数を計数し、最
初に出現した文字線分の位置を各単位領域ごとに検出す
るものであり、文字の前面形状がシフト・レジスタ37
の内容となる。正規化回路41は、シフト・レジスタ3
7の内容と最大値記憶装置40の内容との比を求め、複
数に区分し、信号HPiを出力する。次に、一文字の走
査が終了したことを検出する方法について説明する。
ギヤツプ検出フラグ18,19は、垂直走査終了後に発
生されるSEND信号によつてセツトされ、ギヤツプ検
出フラグ18は垂直方向文字切出し信号POFの間で黒
(文字線分)が検出されたときクリアされ、ギヤツプ検
出フラグ19は一垂直走査内で黒(文字線分)が検出さ
れたときクリアされるフリツプ・フロツプである。
一垂直走査終了後、SEND信号を発生する直前に、ク
ロツクCKIのタイミングでギヤツプ検出フラグ18,
19の出力信号を論理和回路20に加え、論理和信号を
ギヤツプ・フラグ21に記憶するとともに、ギヤツプ・
フラグ21の内容をギヤツプ・フラグ−22に移送する
。つまり、ギヤツプ・フラグ21は、垂直方向文字切出
し区間POFで文字線分が検出されなかつたとき、ある
いは一垂直走査内で文字線分が全く検出されなかつたと
きにセツトされるフラグであり、ギヤツプ・フラグ22
は直前.の垂直走査時のギヤツプ・フラグ21の内容を
記憶するフラグである。ギヤツプ・フラグ21の出力信
号GAPは、前記カウンタ制御回路25に出力され、か
つアンド・ゲート23により信号SENDとの論理積を
とつてスペース・カウンタ2.4の内容を加算する。該
スペース・カウンタ24の内容があらかじめ設定された
定数以上になると一行の文字を走査終了とみなし、スペ
ース信号SPを出力し、初期状態とする。スペース・カ
ウンタ24は黒(文字線分)が検出されたとき、クリア
される。ギヤツプ・フラグ22は、信号BFGAPを出
力し、信号GAPを格納する。このとき、BFGAPが
“0”で、かつGAPが゛’1”のとき、一文字の走査
が終了したとみなして、文字の識別を行う。第1図にお
いて、位置T,にセンサ視野2が移動したとき、第5図
に示すような文字領域が切出され、位置T,の文字領域
以外の所にノイズがあつたとすると、ギヤツプ検出フラ
グ19は“0”であるが、ギヤツプ検出フラグ18は“
1’’となり、,ギヤツプ・フラグ21は“1”にセツ
トされる。
T,以前の位置では、ギヤツプ・フラグ21は“0’’
であるから、T2でGAP=゛゛1”、BFGAP=“
o’゛となり一文字の走査が終了したとみなし、以後識
別動作を行う。スペース・カウンタ24で・は、文字と
文字との間にて垂直走査される回数よりもはるかに大き
い回数で一行の終了とする。一文字の走査が終了すると
、正規化回路31および41から出力された信号HBi
およびHPiは、それぞれ第3図の読出専用記憶装置4
2および43に入力され、次に該読出専用記憶装置42
および43から読出された内容が記憶装置44および4
5に書込まれる。読出専用記憶装置42および43のア
ドレス信号は、それぞれ信号HBiと記憶装置44の出
力Ciおよび信号HPiと記憶装置45の出力Diとか
ら構成されている。記憶装置44,45は、文字領域C
HH内のHBi,HPiから識別の文字群に分けCi,
Diを識別回路46に入力し、識別回路46にて識別し
た結果Dwrを出力する。例えば、0CR−Aフオント
の数字「1」を左から右に走査したときの各単位領域ご
との黒の出現回数および最初黒の出現時からの垂直走査
回数のそれぞれの最大値との比を0〜7 (8種類で0
は記載せず)に区分した値HBiおよびHPiを第4図
aに、またその値を垂直軸へ投影したときのパターンを
第5図および第6図に示す。
第4図aにおいて、矢印Xは走査方向を示し、走査して
得られた白黒パターン・データの黒を聯’’、白を“・
’’で示し、またHBi,HPiを0〜7の8種類に区
分して示している。
すなわち、出現回数および垂直走査回数の最大値を7と
したときに、各単位領域ごとめ割合を示す。HBiは数
字の大きい方が黒の出現回数が多く、またHPiは数字
の大きい方が線分の位置が前方であることを示し、その
値は第4図cのような内容である。第4図aで最初の垂
直走査S1でn及びn+1の単位領域(セルと称する)
に黒(“1’’)が出現するので、n、n+1のセルに
対応するシフトレジスタ27のn、n+1段目が+1加
算されて最大値記憶装置30に1が格納される。次にS
2の垂直走査でもn及びn+1のセルに対応しているシ
フトレジスタ27のn及びn+1段目が+1加算され、
最大値記憶装置30が2に更新される。また、S2では
シフトレジスタ27のNNn+1段目の出力時に、二値
化回路32からは“1゛’が出力されるので゛、出力3
7のn、n+1段目も+1加算され、最大値記憶装置4
0に1がセツトされる。黒(’゛1’゛)となり、シフ
トレジスタ27のn、n+1及びm段目が+1加算され
、格納される。シフトレジスタ37も同様である。S2
3の垂直走査で黒が出現されず、ギヤツプフラグ21が
セツトされ、1文字の走査が終了する。この時点では、
最大値記憶装置30にセツトされているのはmのセルに
対応するシフトレジスタ27のm段目の内容であり、こ
れをBmaxとする。各セルに出現した黒の計数値であ
るシフトレジスタ27の各段の内容とBmaxとの比を
求める。例えば、.N.n+1のセルに対応するシフト
レジスタ27のN.n+1段目の内容をBn.Bn+1
とすると、Bn/Bmax.Bn+1/Bmaxを求め
るものである。更に、Bn/BmaxlBn+1/Bm
axの値を8区分してHBiとしている。同様にシフト
レジスタ,37の最大値である最大値記憶装置40はn
及びn+1のセルに対応するシフトレジスタのn及びn
+1段目の内容で゛あり、Pmaxとする。N.n+1
のセルに対応するシフトレジスタ37のn、n+1段目
の内容をPn.pn+1とし、Pn/Pmax.pn+
1/Pmaxを求める。これを8区分してHPiとして
いる。次に文字群の選択方法について説明する。読出専
用記憶装置42と記憶装置44とからなる文字群区分回
路部M(図示せず)の状態遷移図の一部と文字群を第7
図に、また読出専用記憶装置43と記憶装置45からな
る文字群区分回路部N(図示せず)の状態遷移図の一部
と文字群を第8図に示す。
第7図、第8図の円内の英数は変化した状態を示すコー
ドであり、矢印の近傍の数字はHBi,HPiの値が出
現したとき、矢印の状態に変化することを示している。
第4図aでHBiが文字の上方から5,5,1,1,1
・・・・・・と出現している。第7図より、先ずCOか
らスタートして最初のHBiが5であるので、状態はC
OからC2へ変化する。次にHBiが5であるのでC4
の状態に変化し、次にHBiが1でC8に変化する。同
様にして状態は以下Cl3,C3lへ変化し、C3lが
最終の状態となる。C3lは文字「1」を含む文字群で
あり、記憶装置44からC3lが出力される。HPiの
場合も同様で、第8図からHPiが7,7,4,4,4
・・・・・・と出現するので、状態はDO,Dl,D2
,D3,D6,D9,D3lと変化し、文字「1」を含
む文字群としてD3lが記憶装置45から出力される。
識別回路46はC3]とD3lとから文字「1」を識別
結果として出力する。本発明では、各単位領域ごとの黒
の出現回数および最初の黒出現時からの垂直走査回数の
それぞれの最大値との比から区分しているので、水平方
向の走査速度が異つたり、許容範囲内で被読取文字と単
位領域の列とに相対的な角度がついて走査された場合で
も識別可能である。
例えば第4図bに示すように、水平方向の移動速度即ち
水平方向の走査速度が遅い為垂直走査回数が第4図aよ
りも多くなり、また文字と単位領域の列に傾きが生じた
ような白黒のパターン・データが走査によつて得られて
も、第4図aと同じようにして識別できる。垂直走査は
一定の周期でサンプリングを行なつているので、用紙或
いは光電変換素子列を水平方向へ移動させる速度が異な
ると、1文字を走査する垂直走査が異なる。本発明では
各単位領域毎に黒の出現回数及び最初の黒からの走査回
数を計数して、それぞれの最大値との比で正規化を行な
つている。もし、水平方向の速度が速くて走査回数が少
なくても、速度が遅く走査回数が多くても、各単位領域
毎の黒の出現回数帯最初の黒からの走査回数と、それぞ
れの最大との比はほぼ一定となる。この為、走査速度の
変動の影響が少ない。また、文字と光電変換素子列に傾
きが生じても各単位領域毎に黒の出現回数はほぼ同じで
ある。従つて傾きが生じて走査したとき、各単位領域毎
の最初の黒からの走査回数は若干異なつてくるが、最大
値との正規化値を区分する時、傾きを考慮して区分する
ことにより、許容範囲では傾きの影響を少なくすること
ができる。更に、文字群区分回路Nの状態遷移に傾きを
考慮することにより、傾きの影響を少ないものとするこ
とができる。また、あらかじめ定めた水平方向の最高走
査速度時における一文字当りの最低垂直走査回数より小
さい一定値を決めておき、その一定値よりも少ない垂直
走査回数で一文字の走査終了となつた場合には、そのデ
ータはノイズとして扱い、正規化回路31の出力HBi
で゛その旨を出し、以後識別を行わない。
もし用紙あるいはスキヤナを機械的に水平方向へほぼ一
定速度で移動させる場合には、各単位領域ごとの黒の出
現回数および最初の黒の出現時からの垂直走査回数の計
数をとり、その値のみで区分してHBi,HPiを出力
してもよい。
なお、実施例においては、単位領域の分割は光電変換素
子列により行い、かつ垂直方向に一列に配列した場合を
示しているが、複数列でもよく、二次元配列とすること
も可能であり、また光フアイバとの組合せで構成するこ
ともできる。
そして飛点走査管あるいはビジコン等を用いて走査する
ことも、勿論可能である。さらに、対象とする文字は、
数字、記号、英字等の形式化されたものであれば、読取
識別が可能である。
なお実施例では、垂直軸へ投影した文字線分の出現頻度
分布と、前面形状から走査した文字を識別するように説
明したが、本発明では、各単位領域ごとに文字線分が出
現しなくなつたとき、すなわち最後の文字線分出現時か
ら一文字走査終了するまでの垂直走査回路を計数し、文
字の後面形状を求め、該後面形状と文字線分の出現頻度
分布とから、あるいは文字線分の出現頻度分布と、前面
形状、後面形状から走査した文字を識別することも可能
である。
以上説明したように、第1の発明は一文字毎に前記セン
サの各単位領域それぞれの文字線分の出現回数を計数す
る第1の計数手段(実施例に於いてはカウンタ制御回路
25、プリセツトカウンタ26及びシフトレジスタ27
からなる)と、該第1の計数手段の計数値に基づいて第
1の文字群を−選択する第1の選択手段(実施例に於い
ては読出専用記憶装置42、記憶装置44からなる)と
、前記センサの各単位領域毎に最初の文字線分出現時か
ら一文字走査終了までの垂直走査回数或いは最後の文字
線分出現時から一文字走査終了時まで.の垂直走査回数
を計数する第2の計数手段(実施例ではカウンタ制御回
路35、プリセツトカウンタ36、シフトレジスタ37
からなる)と、該第2の計数手段の計数値に基づいて第
2の文字群を選択する第2の選択手段(実施例に於いて
は読出.専用記憶装置43、記憶装置45からなる)と
、前記第1、第2の選択手段で選択された第1、第2の
文字群に基づいて走査された文字、記号等を識別する識
別手段とを備えたものであり、電気信号としての文字パ
ターンを記憶する必要がないの・で、大規模な記憶装置
が不要となり、従つて文字読取装置を経済的に構成でき
る利点がある。
また、第2の発明は一文字毎に前記センサの各単位領域
それぞれの文字線分の出現回数を計数する第1の計数手
段と、該第1の計数手段の計数値の最大値と各計数値と
の比に基づいて前記各計数値の正規化分布を求める第1
の正規化手段(実施例に於いては比較回路28、記憶装
置29、最大値記憶装置30、正規化回路31からなる
)と、該第1の正規化手段で求めた正規化分布に基づい
て第1の文字群を選択する第1の選択手段と、前記セン
サの各単位領域毎に最初の文字線分出現時から一文字走
査終了までの垂直走査回数或いは最後の・文字線分出現
時から一文字走査終了までの垂直走査回数を計数する第
2の計数手段と、該第2の計数手段の計数値の最大値と
各計数値とに基づいて前記各計数値の正規化分布を求め
る第2の正規化手段(実施例に於いては比較回路38、
記憶装置39、最大値記憶装置40、正規化回路41か
らなる)と、該第2の正規化手段で求めた正規化分布に
基づいて第2の文字群を選択する第2の選択手段と、前
記第1、第2の選択手段で選択された記号等を識別する
識別手段とを備えたものであるから、水平方向の走査速
度が異なる場合、文字と光電変換素子列とが傾いている
場合に於いても、文字を識別することができる利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は用紙上の文字と読取へツドとの関係図、第2図
、第3図は本発明の一実施例を示す文字読取装置のプロ
ツク図、第4図は白黒パターンおよび正規化データとそ
の内容説明図、第5図は文字線分の出現頻度分布図、第
6図は文字の前面形状図、第7図、第8図は文字群区分
部の内部状態遷移の略図である。 1,11:用紙、2:センサ視野、3,4,5:文字、
12:スキヤナ、13a,13b:ランプ、14:レン
ズ系、15:センサ、16:[■■:ギヤツプ検出フラ
グ、21,22:ギヤツプ・フラグ、24:スペース・
カウンタ、25,35:カウンタ制御回路、26,36
:プリセツト・カウンタ、27,37:シフト・レジス
タ、28,38:比較回路、29,39:記憶装置、3
0,40:最大値記憶装置、31,41:正規化回路、
42,43:読出専用記憶装置、44,45:記憶装置
、46:識別回路、CHH:文字領域、CTA:文字の
最上端の単位領域番号、POF:垂直方向文字切出し信
号、SEND:垂直走査終了後の送り信号、SP:スペ
ース信号、HBi:垂直軸へ投影した文字線分の出現頻
度の正規化分布、HPi:最初の黒出現時からの垂直走
査回数の正規化データ、Ci:記憶装置44の文字群区
分回路部Mの出力、Di:記憶装置45の文字群区分回
路部Nの出力。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 文字、記号等を垂直方向あるいは水平方向に配列し
    た受光素子を有するセンサで走査し、走査された文字、
    記号等を識別する文字読取装置において、一文字毎に前
    記センサの各単位領域それぞれの文字線分の出現回数を
    計数する第1の計数手段と、該第1の計数手段の計数結
    果に基づいて第1の文字群を選択する第1の選択手段と
    、前記センサの各単位領域毎に最初の文字線分出現時か
    ら一文字走査終了までの垂直走査回数或いは最後の文字
    線分出現時から一文字走査終了時までの垂直走査回数を
    計数する第2の計数手段と、該第2の計数手段の計数結
    果に基づいて第2の文字群を選択する第2の選択手段と
    、前記第1、第2の選択手段で選択された第1、第2の
    文字群に基づいて走査された文字、記号等を識別する識
    別手段とを備えたことを特徴とする文字読取装置。 2 前記識別手段は前記第1、第2の文字群に共通して
    含まれる文字を識別結果とすることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の文字読取装置。 3 文字、記号等を垂直方向あるいは水平方向に配列し
    た受光素子を有するセンサで走査し、走査された文字、
    記号等を識別する文字読取装置において、一文字毎に前
    記センサの各単位領域それぞれの文字線分の出現回数を
    計数する第1の計数手段と、該第1の計数手段の計数値
    の最大値と各計数値との比に基づいて前記各計数値の正
    規化分布を求める第1の正規化手段と、該第1の正規化
    手段で求めた正規化分布に基づいて第1の文字群を選択
    する第1の選択手段と、前記センサの各単位領域毎に最
    初の文字線分出現時から一文字走査終了までの垂直走査
    回数或いは最後の文字線分出現時から一文字走査終了ま
    での垂直走査回数を計数する第2の計数手段と、該第2
    の計数手段の計数値の最大値と各計数値の比とに基づい
    て垂直走査回数の正規化分布を求める第2の正規化手段
    と、該第2の正規化手段で求めた正規化分布に基づいて
    第2の文字群を選択する第2の選択手段と、前記第1、
    第2の選択手段で選択された第1、第2の文字群に基づ
    いて走査された文字、記号等を識別する識別手段とを備
    えたことを特徴とする文字読取装置。 4 前記識別手段は前記第1、第2の文字群に共通して
    含まれる文字を識別結果とすることを特徴とする特許請
    求の範囲第2項記載の文字読取装置。
JP51030569A 1976-01-28 1976-03-20 文字読取装置 Expired JPS5951028B2 (ja)

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