JP2975720B2 - 光学的文字読取装置 - Google Patents

光学的文字読取装置

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JP2975720B2
JP2975720B2 JP3134129A JP13412991A JP2975720B2 JP 2975720 B2 JP2975720 B2 JP 2975720B2 JP 3134129 A JP3134129 A JP 3134129A JP 13412991 A JP13412991 A JP 13412991A JP 2975720 B2 JP2975720 B2 JP 2975720B2
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健司 三縞
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、帳票上の文字記入枠に
記された文字を光学的に読取る光学的文字読取装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来から、光学的文字読取装置では、図
4に示すように、帳票上に黒で文字記入枠11を印刷
し、この文字記入枠11内に記入された文字を読取対象
とする方式が多々採用されている。
【0003】この場合、個々の文字の存在範囲を知るた
めに、文字記入枠11の中で各文字を仕切る仕切り線1
1aの位置を正確に検出する必要がある。そこで、従来
は、文字記入枠11を含む全体のイメージデータから仕
切り線方向(縦方向)の黒ビットのヒストグラムを求
め、ヒストグラムが一定値以上となった位置を仕切り線
11aが存在する位置として判断していた。
【0004】しかしながら、このような方式では、図5
に示すように、仕切り線11aが点線で印刷されていた
り掠れていた場合や、仕切り線と文字とが重なっていた
場合に、ヒストグラム値が一定値に満たない、ヒストグ
ラム値のピーク位置が不明瞭である等の理由で正確に仕
切り線の位置を検出できないことがある。この結果、全
体イメージからの文字の切出しミスが発生し、読取エラ
ーが発生するという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような課
題を解決するためのもので、帳票上の文字記入枠の線が
明瞭な実線で印刷されていなくても、また文字記入枠の
線と文字とが重なっていても、正確に文字の読取りを行
うことのできる光学的文字読取装置の提供を目的として
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の光学的文字読取
装置は、上述した目的を達成するために、文字を記入す
る文字記入枠が印刷された帳票上の文字を前記文字記入
枠とともにイメージデータとして読み込むイメージ読み
込み手段と、このイメージ読み込み手段により読み込ま
れたイメージデータを一時的に格納するイメージデータ
格納手段と、このイメージデータ格納手段に格納された
イメージデータから第1の軸方向に連続する所定ビット
数以下の黒ビット列を検出し、この検出された黒ビット
列を対象にして前記第1の軸方向と直交する第2の軸方
のヒストグラムを求めるヒストグラム算出手段と、こ
のヒストグラム算出手段により算出されたヒストグラム
に基づき、前記文字記入枠を構成する枠線のうち前記第
2の軸方向に印刷された枠線の前記第1の軸方向の位置
を検出する枠線位置検出手段と、前記検出された黒ビッ
ト列のうち、前記枠線位置検出手段により検出された
の位置に存在する黒ビットを前記イメージデータ格納
手段に格納されたイメージデータから消去する消去手段
と、この消去手段により黒ビットが消去された後、前記
イメージデータ格納手段に格納されているイメージデー
タから1文字ずつイメージデータを切り出す文字切り出
し手段と、この文字切り出し手段で切り出されたイメー
ジデータから文字認識をする文字認識手段とを具備す
る。
【0007】
【作用】本発明の光学的文字読取装置では、ヒストグラ
ム算出手段は、イメージデータ格納手段に格納されたイ
メージデータから第1の軸方向に連続する所定ビット数
以下の黒ビット列を検出して、この黒ビット列を対象に
第1の軸方向と直交する第2の軸方向のヒストグラムを
求める。枠線検出手段は、このヒストグラム算出手段に
より算出されたヒストグラムに基づき、文字記入枠を構
成する枠線のうち第2の軸方向に印刷された枠線の第1
の軸方向の位置を検出する。消去手段は、イメージデー
タ格納手段に格納されたイメージデータから、枠線検出
手段により検出された枠線のイメージデータを消去す
る。そして文字切出し手段は、文字記入枠を消去した後
のイメージデータから順次1文字分のイメージデータを
切出す。この文字イメージデータに対し文字認識が行わ
れる。
【0008】したがって、この光学的文字読取装置で
は、文字記入枠が部分的に点線で印刷されていたり掠れ
ていた場合や、文字記入枠と文字とが重なっているよう
な場合でも、正確に文字記入枠に記入された文字の読取
りを行える。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1は本発明に係る一実施例の光学的文字読取装置
の構成を示すブロック図である。同図において、Pは表
面に文字記入枠が黒で印刷されてなる帳票である。また
1はこの帳票P上の文字記入枠に記入された文字を文字
記入枠とともにイメージデータとして光学的に読込むイ
メージスキャナ、2はイメージスキャナ1により読込ま
れたイメージデータを行単位で暫定的に格納する行画像
メモリである。さらに3は行画像メモリ2に格納された
イメージデータから、X/Y軸方向(横/縦)に連続す
る所定ビット数以下の黒ビット列の群を検出して、これ
ら黒ビット列の群を対象にX/Y軸方向のヒストグラム
をそれぞれ求めるヒストグラム算出部である。4はヒス
トグラム算出部3により求められた各ヒストグラムを基
に、文字記入枠を構成する各枠線のX/Y軸方向におけ
る存在位置を検出する枠線検出部である。5は行画像メ
モリ2に格納されたイメージデータの中から枠線検出部
4により検出された各枠線のイメージデータを消去(白
ビットに変換)する枠線消去部である。そして6は文字
記入枠を消去した後に残ったイメージデータから順次1
文字分のイメージデータを検出して切出し、切出した文
字イメージデータに対する文字認識を行う文字切出し認
識部である。
【0010】次にこの実施例の光学的文字読取装置の動
作を説明する。なお、ここでは文字記入枠の線と文字と
が重なっている帳票Pを例に出す。
【0011】帳票P上の文字記入枠を含む1行分のイメ
ージがイメージスキャナ1により読込まれると、そのイ
メージデータは行画像メモリ2に格納される。図2
(a)はこの行画像メモリ2に格納された帳票1行分の
イメージデータを示し、図中21は文字記入枠のイメー
ジを示している。この後、ヒストグラム算出部3は、行
画像メモリ2をX/Y軸方向に走査して、イメージデー
タ中の文字記入枠を構成する各線分のみについて、X/
Y軸方向それぞれの黒ビットのヒストグラムを求める。
【0012】以下、説明を簡単化するため、文字記入枠
のY軸(縦)方向の枠線に対して行う処理のみを図面を
用いて説明する。図3(a)は行画像メモリ2に格納さ
れたイメージデータの一部を拡大して示す図である。ヒ
ストグラム算出部3は、このイメージデータをX軸
(横)方向に走査し、連続している黒ビットの数が一定
値(ここでは3ビット)以下の黒ビット列31、32
(図中四角で囲まれた部分)の群を検出する。次にヒス
トグラム算出部3は、これら黒ビット列31、32の群
を対象にY軸(縦)方向に黒ビットの数をそれぞれカウ
ントして、図3(b)に示すヒストグラム値を得る。図
2(b)はこのようにして図2(a)の全体イメージデ
ータより得たY軸(縦)方向の枠線についてのヒストグ
ラムである。
【0013】次に枠線検出部4は、図3(c)に示すよ
うに、図3(b)においてヒストグラム値が一定値(こ
こでは2)以上の範囲を、文字記入枠のY軸(縦)方向
の枠線が存在する範囲として判断し、その情報を枠線消
去部5に送出する。これにより枠線消去部5は、その線
幅範囲内でX軸(横)方向に連続する黒ビットの数が一
定値(ここでは3ビット)以下の黒ビット列32(図中
四角で囲まれかつ斜線塗りされた部分)を検出し、これ
らの黒ビットをすべて白ビットに変換して文字記入枠を
消去する。なお、文字記入枠のX軸(横)方向の枠線に
ついても、これと同様の処理が行われて消去される。図
2(c)は以上の処理の結果得たイメージデータを示し
ている。
【0014】その後、文字記入枠消去後のイメージデー
タは文字切出し認識部6に出力される。文字切出し認識
部6は、この文字列だけとなったイメージデータから、
文字記入枠に因らずフリーピッチ方式により1文字ずつ
文字イメージデータの存在範囲を検出してこれを切出
し、文字認識を行って文字コードデータを出力する。
【0015】かくしてこの実施例の光学的文字読取装置
によれば、文字記入枠の線が文字の線よりも細いことを
利用して、文字記入枠を含む全体の帳票イメージの中か
ら文字記入枠を構成する各枠線の位置を検出してこれを
消去し、残されたイメージデータからフリーピッチ方式
で文字を切出すようにしたので、文字記入枠が点線で印
刷されていたり掠れていた場合や、文字記入枠と文字と
が重なっているような場合でも、正確に文字記入枠の位
置を判断してこれを消去することができ、これにより、
文字の読取エラーをより低減させることができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明の光学的文字
読取装置によれば、文字記入枠が部分的に点線で印刷さ
れていたり掠れていた場合や、文字記入枠と文字とが重
なっているような場合にでも、正確に文字記入枠に記入
された文字の読取りを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例の光学的文字読取装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】図1における行画像メモリへのイメージデータ
の格納から、このイメージデータより文字記入枠を消去
するまでの動作を説明するための図である。
【図3】図2の動作において、特に文字記入枠のY軸方
向の線の位置を検出する場合の動作を説明するための図
である。
【図4】従来の文字記入枠検出方法を説明するための図
である。
【図5】従来の文字記入枠検出方法の問題点を説明する
ための図である。
【符号の説明】
1…イメージスキャナ 2…行画像メモリ 3…ヒストグラム算出部 4…枠線検出部 5…枠線消去部 6…文字切出し認識部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字を記入する文字記入枠が印刷された
    帳票上の文字を前記文字記入枠とともにイメージデータ
    として読み込むイメージ読み込み手段と、 このイメージ読み込み手段により読み込まれたイメージ
    データを一時的に格納するイメージデータ格納手段と、 このイメージデータ格納手段に格納されたイメージデー
    タから第1の軸方向に連続する所定ビット数以下の黒ビ
    ット列を検出し、この検出された黒ビット列を対象にし
    前記第1の軸方向と直交する第2の軸方向のヒストグ
    ラムを求めるヒストグラム算出手段と、 このヒストグラム算出手段により算出されたヒストグラ
    ムに基づき、前記文字記入枠を構成する枠線のうち前記
    第2の軸方向に印刷された枠線の前記第1の軸方向の位
    置を検出する枠線位置検出手段と、 前記検出された黒ビット列のうち、前記枠線位置検出手
    段により検出された枠線の位置に存在する黒ビットを前
    記イメージデータ格納手段に格納されたイメージデータ
    から消去する消去手段と、 この消去手段により黒ビットが消去された後、前記イメ
    ージデータ格納手段に格納されているイメージデータか
    ら1文字ずつイメージデータを切り出す文字切り出し手
    段と、 この文字切り出し手段で切り出されたイメージデータか
    ら文字認識をする文字認識手段とを具備することを特徴
    とする光学的文字読取装置。
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