JPS59501739A - 液状金属用容器の鋳込孔の制御及び開放方法並びにその方法を用いた装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 液状金属用容器の鋳込孔の制御及び開放方法並びにその方；去を用いた装置 不発明は、液状金属、特に、鋼鉄又は銑鉄等の溶融金属の１ｒ、うに凝固し易い ｊｊ）　ｔ」を収容でるための容器に設けたオリフィスの開放手段に関する。

本発明は、オリフィスを適宜に開閉し容器の壁を通じて、溶融金属の中に材料を 入れたり、容器内の材料の全部又は一部を取出すため手段として用いることがで きる。

通常、容器の壁に、内側のノズルとこれに向かい合ったオリフィスが売５２され た耐火性の固定板及び外側の可動の弁（シャッタ）がぬけられている。

このｉφの外！ｉｆＵの弁（シャッタ）を用いた場合、溶融金属が、耐火性固定 坂汝びノズルの開口内で急速に凝固し、金属が容器の中に留まっている時は、金 属は弁〈シャッタ）を開いても摺動弁の開口部までは流れて来ないことが知られ ている。

溶融金属かノズル可動板、）開口を構成する耐火材に接触して；１固すると、過 度の熱損失を生じることになる。

この現りか生じると、凝固が起きた部分を再加熱して、鋳込のための溶融金属の 流れを再び起こさせるため湯口に酸素を十分に玖込む方法が採られてきた。この 酸素の吹込みは、通常、弁（シャッタ）を大きく開いて、容器の外側から行なっ ている。

この不便を避けるために、容器を液状金属で満たす前にイ８０に詰物を入れて、 弁を開ける前に液状金属が湯口に近付かないようにする方法も試みられた。この 詰物は、鉛を適当に変形したもの又は栓状にしたものでもよいし、より一般的に 用いられているように、ジルコン、シリカ、クロマイト、グラファイトなど、又 はこれらの混合物を砂状にしたものでもよい。この方法の特徴は、弁（シャッタ ）が開かれると詰物が湯口から流れ出されようにすることが出来ると言う点にあ る。然し、これには不具合がある。

この方法を用いると、弁（シャッタ〉開放後金属が十分に良く流れないことが証 明されている。詰物が何であれ、これがブリッジ状に凝固し、これが金属の流れ の妨げになるがらである。このため、実際は、湯口から閤素を吹き込むと言う最 初の方法に戻ることになる。この方法では、本来の不具合に加えて、鋳込装置に よっては、オリフィスへ近付くことが困難であったり不可能になったりする。殊 に、ノズルに金属の流れを容易にするためのチューブを継ぎ足したり鋳込を真空 下で行なったりする場合がそうである。比較的最近の兇明、特に、スイス国待ｙ ［出願第１０４３７／６８号に於いては、加圧気体を湯口の下部に吹込むことに よって、湯口内の溶融金属の凝固を防止する手段が提案されている。気体は、主 として、少なくとも弁の摺動閉鎖板内に形成された補助孔を通じて専大される。

この補助孔は、気体は通すが溶融金属は通さない耐火性の材料で閉塞してもよい し、閉塞せずに気体を導入してもよい。

この方法を用いり揚台、弁（シャッタ）をある程度満足に開くことが出来るが、 それでもある不都合がある。

経験上、湯口の中で気体を循環させても、必ずしも全く金属の凝固が起きない訳 ではない。

実際は、気体は凝固した部分内に出来た１以上の溝を通る斯で尋人される。気体 の吹込みを止め摺動°坂を適当な位置まで動かして鋳込をｔｌなおうとすると、 前記の溝が直ちに閉塞されて、凝固した鋼鉄の栓が十分な粘性を持っていること がら容器内の熱い金属の鋳込が妨げられてしまう。

本発明は、湯口内に流体（気体又は液体）を断続的に導入して湯口内に鋼鉄が一 時的に栓を形成するようにし、次いて、この流体の圧力によって凝固部分を除去 することを提案するものである。

このように流体を次々に導入することによって、適当な駆動装置で金属の凝固部 分に振幅と周波数の異なる衝撃が断続的に発生され、この衝撃の作用で満の障害 物が除かれることになる。

実際、連続的に加圧すると、凝固領域間を通る気体又は液体の流線か発生し、押 す作用を生しさせない。

これに反して、振幅と周波数の異なる衝撃が与えられると、瞬間的に高圧が生じ 、これが多かれ少ながれ激しい爆゛発効果をもたらし、これが凝固領域に押す作 用を発生させる。

本発明は、他の実施例として、シリンダを湯口内に設けて”、これで加圧流体を 容器内に噴出させることを提案するものである。

ィ易ロ内に流体を導入でるだめの部材としては、導入用の１以上の孔を形成した ものが多孔質材料製のものであってもよい。

以下図面を参照して本発明を実施例に基づいて説明する。

第１図は、第１の実施が１を図式的に示したちのである。

第２図は閉鎖用シリンダを漏えた鋳込用オリフィスの詳細図である。

第１図に於いて、本発明に基づく鋳込装置を備えた鋳込金属用容器の底の壁を図 的に示したちのである。

壁１は、ｆｉ口３がついたノズル２を有する。壁１の下に、オリフィス５ａを有 する固定板４ａとオリフィス５ｂを有する滑り弁用摺動板４ｂとが配設されてお り、これらτリフイスは湯口３に連通出来るようになっている。

本発明によれば、回転シャッタ７を介してＩＪＯ圧気体の貯蔵槽８が連通してい る気体供給管はオリフィス５に開口ｌ−でいる。分配装置７か、副脚された速度 で回転どれると、加圧気体がオリフィス５内へ導入され、可変の振幅と周波数の ；うｉ繁を次から次へと発生させ、凝固しようとする金属部分に作用し、これを 容器の内部へ押込んで再び融解する。

容器を開放する場合、即ち、容器を満たし、α理し、蓮田した後、凝固したｗＩ 鉄部分か生じるのを防止するために、一般に、）湯口を砂で満たしことが必要で あった。然し、この方法では常に満足な結果が得られなかった。

他の実施例（第２図）に」：れば、容器を満たす前に、内部を摺動する円筒状ピ ストンと共動する適当な寸法のシリンダが湯口内に設けられる。シリンダは鋼鉄 製又はグラファイト製であればよく、ピストンはグラファイト製でシリンダ内へ 金属が入り込むのを防止するものでなくてはならない。

シリンダは、容器内に突き出ており、砂１１により垂直位置にくさび止めされる 。この砂は、シリンダと湯口の里との間の気密性を確深する役目もする。

第１図の装置に於けるように、加圧流体が分配装置を介して導管６から供給され た加圧流体は、容器の開放に用いられる。この流体がピストンの下端に押しあげ る力を作用しこれを容器内へ押したし、かくして、湯口の閉塞を無くする。

１ 国際調査＠浩

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １．　速度可変の分配装置と加圧貯蔵槽が設けられた加圧流体用供給管と湯口の 底部とを接続し、凝固金属部分を容器内へ押出すための衝撃を順次に発生させる ことを特徴とする液状金属用容器の鋳込孔の制御及び開放方法。 ２、　前記容器を満たす前に、該容器内へ突出する。ように設けられ且つ砂によ ってくさび固定されたピストンが挿入されたシリンダを湯口内に設けることを特 徴とする請求の範囲第１項記載の方法。 ３、　前記ピストンはグラファイト製であり、前記シリンダは鋼鉄又はグラファ イトであることを特徴とする請求の範囲第２項記載の方法。 ４゜　前記衝撃は振幅及び周波数が可変であることを特徴とする請求の範囲第１ 項乃至第３項のいずれかの１に記載の方法。 ５、　加圧流体源、制御可能の分配装置及０ζ湯口内への供給管を具備する流体 衝撃手段を消り弁を有する鋳込金属用容血と共働させることを特徴とする請求の 範囲第１項乃至第１１　Ｉｐのいずれかの１に記載の装置。 ６、　充填前に、開口内に設けられたシリンダとピストンとを有し、該ビス１〜 ンは流体の衝撃によって容器内へ射出されることを特徴とする請求の範囲第５項 記載の装置。