JPS59500268A - パレツトの製造方法及びその方法に従つて製造されたパレツト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 パレットの製造方法及びその方法に 従って製造されたパレット 本発明はロード・デツキ及び該デツキを支持する脚またはパチン及びブロックか ら成るパレットの製造方法、及び該方法に従って製造されたパレットに係わる。

１９４０年代の初頭以来、資材の取り扱いにおりるパレットの重要性が着実に増 大しつつある。現在西欧諸国におけるパレット消費量は年間１人当り約１個であ る。この量は１０年以内に倍増すると予想される。そこで米国ではバレン１〜材 料として充分な木材を確保するため、特に成長の速い森林の育成が行なわれてい る。西欧ではパレット消費ｍが年間約３億個、木材にして約１５０００万ｌｌ１ ３、即ち、スウェーデンの縮装材量よりも多い。世界の製材量の平均的２０％が パレットに使用されていることになる。

国によっては人手による資材の取り扱いが４０ｋ（Ｊ以上の資材に限られること を要求する工場検査法規などを定めているため、運びｎ中の資材にバレンｌ−を 使用する慈会が増えている。コストは木材なら１当り約１スウエーデン・クロー ナ、プラスチ゛ツクならｋｇ当り６スウエーデン・クローナ、４１；反ならｋｇ 当り２〜５スウエーデン・クローナであり、日本のような大きい鋼生産国では１ 個のパレットのコストを約１２０スウエーデン・クローナまで下げることが、で きるが、それでも日本ではパレットの９０％が依然として木製であり、このこと は木材が極めて競争力のある材質であることを示すものである。従って、木材に 代わる材料が使用されるとしてもパレットの一部だけであろうと考えられる。西 欧１８力国の鉄道会社が加盟しているヨーロッパ・パレット・ユニオンはスウェ ーデンにおいて５ＩＳ８４２００７と呼称されている規格に従ったパレット構造 を要求している。この規格は従来材阻だけを規定する規格であった。

近年、特にスウエーディッシュ・バッキング・アンド・ラッピング・リサーチ・ インスティテユーション（スウェーデン包装研究所）においてこの規格を作用規 格に変更する試みがなされており、この作用規格によれば、規格の作用条件をづ −べての点で充分に；５１だす材料であるなら、パレット・の構成に木材以外の 材料も七ぐ用でざる。

本発明は上記の現状に基づくと共に、１へての点て滴用規洛の要求を満たし、し かも悪様寿命か長く、好ましくは製造」ス１〜も今日使用されでいる）Ｈ；準的 なバレン；゛・よりも低い、パレットの能率的な製造方法が望ｊれるとの所見に 基づくものである。本発明の重要な特徴は原理的には従来の木製パレットに使用 されている多大の時間及び］ス１へを要する釘使用の製造方法を不必要に覆る新 規の製造方法と、この製造方法を採用するのに必要なパレットの脚またはスペー サの新しい実ｔ！ｉ態様にある。本発明によるパレットの脚またはスペーサは金 属スリーブから成り、パレットのロート・デツキと咬合する該スリーブのエツジ を該スリーブのほぼ全周に亘ってデツキ材質に圧入できることを特徴とする。国 際的に使用されているパレットのタイプとすべての要点において一致し、適用規 格を満たし、しかも金属製の脚またはスペー）すを有する実施態様で木材を主要 材料とするパレットを製造することにより、著しく強固で、意外な【よと軽量ば つ安（曲なパレットがｒ７られる。

以下添付図面に沿って本発明の詳細な説明する。

第１図乃至第４図はヨーロッパ・タイプの交換可能パレットであるいわゆる“’ ＥＵＲパレッバレと呼称される標準パレットを示す平面図及び側面図、第５図は 本発明に従って形成されたパレットの脚またはスペーサを示す斜面図、 第６図は第５図に示した脚またはスペーサに形成した歯状部を示す部分斜面図、 第７図は第５図の脚またはスペーサを円錐状に形成した実施態様を互いに入れ子 式に重ねた状態で示す側面図、第８図乃至、第１０図は脚またはスペーサに形成 された歯がデツキ材質に貫入する態様を示す部分断面図、第１１図は本発明によ るパレットの脚またはスペーサが組み立てられた状態にお（プる、釘状素子とし て形成された固定部材の位置を示す平面図、 第１２図は木質部分を鎖線で示した第１１図の脚またはスペーサの側面図である 。

第１図乃至第４図に示すパレットは従来広く使用されているヨーロッパ交易パレ ット型の標準パレットであるーこの標準パレットは木製である。即ち、スキッド またはパチン１．３、デツキ・ボード２，４．５．６もパレットの脚またはスペ ーサ７．８もそれぞれ一体的な木材から製造されている。これらの各部を、公知 の１１打ち技術を利用し、釘９．１０を手動または自動的に打つことによって組 立てる。この公知パレットにおいてスペーサとして使用される木材量がかなり多 量であること、即ち、パレット全体に必要な木材総量の約１／４に相当すること を考慮すれば、本発明がいかに価値あるものであるかが理解されるであろう。強 度の点で、木製スペーサは従来のパレット構造における′最も弱いリンク″でも ある。

これに反して、第５図に示す実施例によるスペーサを製造することにより、多く の点ですぐれた最終結果が達成される。この場合、スペーサは金属片を任愚の形 状に折り曲げ、接合して得た金属スリーブ１１がら成る。パレットのデツキ２． ４．５．６及びへテン１．３にスペーサ１１をできるだけ確実に固定するには、 スリーブのエツジを歯状に形成するのが有利である。スリーブのエツジをこのよ うに形成寸ればデツキ２．４．５．６の木質材中への、または連携のパチン１， ３の木質材への１次打ら込みが容易になる。歯状部分がその深さいっばいに食い 込むまで打ち込むと、あとはもっと大ぎい力を加えない限りそれ以上食い込ませ ることはできない。エツジを歯状に形成することはスリーブ１１にとっていくつ かの点で極めて有利である。例えば、スリーブ・エツジを木質内へ必要量たけ打 ち込むのが容易であり、打ち込みの深さを正確に限定することができる。もし打 ち込みの深さを誤まれば、負荷部材として使用される際に負荷が大きいとバレッ １〜の破壊につながる。

個々の歯がスリーブの垂直平面の両側へ交互に（ｑ斜して突出するように所与の 姿勢を与えることにより上記効果を一層高めることができる。即ち、このような 姿勢を与えた結果として、木質中に押入すると、歯がデツキ平面に対して角度を 形成し、あるいはむしろやや弯曲を伴なった通路に従って木質に食い込む。この ことから２つの重要な技術的効果が得られる。即ち、スペーサ１１が直接的に木 質中にロックされ、歯の基部による制止効果が増大する。即ち、大ぎい負荷応力 の作用下に木質中へ必要以上に食い込むおそれを極力少なくすることができろ。

第５図の実施例ではスリーブの形状を、その側壁において安定磨か高まるように 選択している。釘素子として形成した固定部材１２を第１１図に示すようにスリ ーブ１１の内側に配置することによって、例えばフォークリフトのフォークによ る外側の法域的損傷を防止する。この実施例ではスリーブ堡１３を波形金属片と して構成しτ、デツキに載置された負荷からの応力をデツキ木質のできるだけ広 いゾーンに配分する。第１１図及び第１２図から明らかなように、固定部材１２ によりパレットの他の部分に合計９１尚のスペーサを接合すれば、各部が安定さ れた一体的な組立体が得られる。この安定な結合は特にクリンチ法を採用するこ とによって得られる。即ち、固定部材の端部１５をフック状に曲げ、それぞれの 外面内に埋め込む。

また、特にパレットの対角線方向安定度に関しては、デツキとスキッドまたはパ チンとを１つに圧縮する際にスリーブ・エッジ１６自体を両者の、スリーブ１１ と向き合う面に押入することにより別の安定効果が得られる。それぞれのスペー サ・ジヨイントにおいて得られる耐ねじり測度の増大がパレットの一安定及び強 度を、従ってその耐用寿命をも著しく増大させることが判明した。

パレットの脚またはスペーサの図示態様は好ましい一実施例に過ぎず、採用する スリーブの形状及び固定部材の種類に応じてこの実施態様に種々の変更を加え得 ることはいうでもない。スリーブは必要とするスペーサの形状に応じて金属製の パイプ、チューブまたは形材を低所することによって製造することもできる。第 １２図に示すように釘状固定部材の先端をフック状に曲げてスキッドまたはパチ ンに押入する代わりに、おそらくは適当なウオッシャを併用するクリンチ法また はある種のリベット締めを採用できることはいうまでもない。このような固定方 法が測度と密着度を維持するジヨイント能力を著しく増大することは疑うべくも ないが、あえてこのようなりリンチ法などを全く省いてもよい。

第６図には金属スリーブ１１の歯及びそれぞれの歯に一定の姿勢を与えた結果を 示してあり、第８図乃至第１０図には圧縮作、業中にこれらの歯が交互方向にデ ツキ２，４９．５．６に押入される態様を示す。

第７図には入れ子式に車ねた２個の金属スリーブ１１を側面図で示した。これは スリーブ１１をやや円錐状に形成することで可能となり、これによりスペースを 著しく節減でき、このことは運搬や貯えに有利である。

本発明のパレットは例えばおそらくは曲げ処理、リベット締めまたはクリンチ処 理などで変形される固定部材１２を利用してパレット各部を一体的に絹み立てる 与圧結合部を含む一貫的な製造ラインで製造するのに有利である。本発明の製造 方法の特徴はデツキ２〜６と脚または゛スペーサ１１とを圧縮合体させる作業は ロール・ニップにおいて行なわれる。即ち、パレット・各部がロール・ニップに おいて“しわ伸ばし機にかけられるように″圧縮され、この圧縮で正確な寸法が 得られる。この寸法はスリーブ１１の歯がその深さいっばいまで木質中に貫入す ると前記歯がそれ以上の貫入が制止される瞬間の寸法と一致するようにロール・ ニップにおいて容易に調整す感ことができる。

補正書の写し←翻訳文ン提出書（特許法第１８４条の７第１項）昭和５８年１０ 月１９日 特許庁長官　若　杉　和　夫　殿 ■、特許出願の表示　ＰＣＴ／５Ｅ８２１００３１０２、発明の名称　パレット の製造方法及びその方法に従って製造されたパレット ３、特許出願人 アバント　ボスト　３ 氏名　ハンマーペルイ、ラルス 国籍　スウェーデン国 ４、代　理　人 （５９６０）　弁理士　吉　村　悟 特許請求の範囲 １、パチン（１，３＞を具Ｍする金属スリーブがち成る脚＜７．’８．Ｎ）に支 持されたロード・デツキ〈２〜６）と、脚＜７．８．１１）の底部同口部を掩う ボ１−ム・デツキまたはその他の支持部材と、パレット各部材の組み立てに課し て例えば曲げ処理、クリンチ処理またはリベット締めなどにより前記スリーブ（ １１）をロード・デツキ（２〜６）に固定するため該スリーブの内側に配置した 固定部材（１２）と、を含むパレットにおいて、脚として作用する金属スリーブ （１１）が歯（１６）を形成したエツジを有し、前記色（１６）が前記スリーブ のほぼ全周に沿ってデツキの材質中にほぼ歯の深さいっばいまで圧入されて、ス リーブイ１１）がロード・デッ土〈２〜６）への固定位置に対して回転及び横ず れするのを防止することと、前記スリーブ及び前記デツキ材質を貫通し、釘状固 定素子として形成された少なくとも２個の部ＩＪ（１２）により各スリーブク１ １）をロード・デツキ（２〜６）に固定したことと、を特徴とづるパレット。

２　スリーブ（コ１）の両エツジに爾（１６）を形成してあり、ロード・デツキ （２〜６）及びパチン（’１．３）とイれぞれ対面する歯角ぎエツジをスリーブ のほぼ全周に沿ってほぼ歯（１６）の深さいっばいまでデツキ材質及びパチン材 質に圧入することにより、ロード・デツキ（２〜６）及びバ・テン（１，３）へ の固定位置に対するスリーブ（１１ンの回転及び横ずれを防止することを特徴と する請求の範囲第１項に記載のバレン（〜。

３、、金属スリーブ（１１）が連続的な直立波形を呈することを特徴とする請求 の範囲第１項または第２項に記載のパレット。

４、金属スリーブ（１１）の歯付きエツジに連続的な鋸歯形状を゛与えたことを 特徴とする請求の範囲第１項乃至第３′項のいずれかに記載のパレット。

５、ロード・デツキ（２〜６）及びパチン（１，３）と、脚（７，８，１１）の 底部開口部を掩うボトム・デツキまたはその他の支持部材とを、前記スリーブ（ １１）内でロード・デツキ（２〜６〉及びパチン（１，３）を貫通し、且つリベ ット締めまたはクリンチ処理のような公知のＥＢ　ｇて〔１−ド・デツキ（２〜 ６）及びパチン（１゜３）に固定されている釘状素子（１２）ｉこよって一イー に的に結合したことを特徴とする請求の範囲第１項乃至第４　■ｊＪｊのいずれ かに記載のパレット。

６、前記スリーブ（１１）を軸心方向まノこは土下方向に見て円錐状に形成した ことを特徴とする請求の範囲第１項乃至第５項のいずれかに記載のパレット。

ｍ　ＵＧ　調　杏　報　告・

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ロード・デツキ（２〜６）及び該デツキを支持する脚（７，８，，１１）及 び／またはパチン（１，３）から成る構成各部のうち、脚（１１）及び／または パチン（１゜３）を好ましくは脚（１１）をデツキ（２〜６）に結合するための 固定部材（１２）と絹み合わせ、次いで一貫製造′ライン中の、構成各部を固定 するための圧縮結合部において前記構成各部を結合すると共に、多くの場合固定 部材に曲げ処理、クリンチ処理またはリベット締めなどの変形を与えることによ り、デツキ（２〜６）を一括してまたは部分ごとに脚（１１）及び／′またはパ チン（１，３＞に結合する、前記ロート・デツキ（２〜６）及び該デツキを支持 づる脚＜７．８，１１）及び／またはパチン（１゜３）から成るパレツｌ　−／ 　ａ　／Ｗ　／Ｊ　ＩＡ、ｒｔ、−ｕ、ｖｃ、Ｊ　／　−ｒ　、ｉニー６）及び 脚（１１）の相互圧縮結合を、脚（１１）の少な′くとも上部を、脚（１１）の デツキ（２〜６）の固定位置に対して回転できないような固定が得られる深さま でデツキ〈２〜６）に貫入させる高圧下で行なうことを特徴どするパレットの製 造方法。 ２、脚（１１）及びパチン（１，３）の圧縮をデツキ（２〜６）及び脚（１１） の相互圧縮結合と同じ態様及びパチン（１，３）に一部貫入させることにより回 転できないように強固に固定することを特徴とする請求の範囲第１項に記載の製 造方法。 ３、圧縮結合操作に先立ち、脚り１１）の上部及び／または下部に連続的な鋸歯 形状を与え、圧縮結合操作中にこの鋸歯（１６）をその深さいっばいまでデツキ 材質に圧入することを特徴とする請求の範囲第１項または第２項に記載の製造方 法。 ４、圧縮結合操作に先立って鋸歯（１６）に姿勢を与え、圧縮結合操作中に鋸歯 を交互方向にデツキ（２〜６）に圧入づることを特徴とする請求の範囲第３項に 記載の７製造方法。 ５、圧縮結合操作と同時的に脚（１１）の固定部材（１２）の全部または一部を デツキ（２〜６）及びパチン（１゜３）にそれぞれ貫入させることを特徴とする 請求の範囲第１項乃至第４項のいずれかに記載の製造方法。 ６、固定部材（１２）の変形を圧縮結合操作と同時的にまたはこれに続く曲げ、 リベット締めまたはクリンチ４÷ご作で達成することを特徴とする請求の範囲第 ５項に記載の製造方法。 ７、固定部材（１２）が脚（１１）の締め付けと同時にまたはこれに続いてリベ ット締めまたはクリンチ処理によりデツキ及び／またはパチンに圧入される釘か ら成ることを特徴とする請求の範囲第１項乃至第６項のいずれかに記載の製造方 法。 ８、好ましくは木質のロード・デツキ（２，４，５゜６）及び該デツキを支持す る少なくとも４個の脚またはスペーサ（７，８，１１）から成り、請求の範囲第 １項乃至第７項のいずれかに記載の製造方法に従って製造されたパレットにおい て、脚が金属スリーブ（１１）から成り、該スリーブのデツキと咬合するエツジ が該スリーブのほぼ全周に亘ってデツキ材質中に圧入可能であることを特徴とす るパレット。 ９、金属スリーブ（１１）のエツジがデツキ材質へのエツジ圧入を容易にするた めの鋸歯形状を有することを特徴とする請求の範囲第８項に記載のパレット。 １０、金属スリーブ（１１）の鋸歯状エツジの肉がデツキ材質に圧入される前に 所与の姿勢を有し、圧縮結合操作中にデツキ平面に対して角度を形成する交互方 向にデツキ材質に貫入することを特徴とする請求の範囲第９項に記載のパレット 。 １１、金属スリーブ（１１）が連続的な直立波形プロフィルを有することを特徴 とする請求の範囲第８項乃至第１０項のいずれかに記載のパレット。 １２、金属スリーブ（１１）の下側がパレットを支持するパチン、シートまたは ボトム・デツキ（１〜３）に圧入可能であることを特徴とする請求の範囲第８項 乃至第１１項のいずれかに記載のバレン１−０ １３、金属スリーブ（１１）の内側でロード・デツキ（２゜４．５．６＞及びパ チン（１，３）を貴通し、リベット締めまたはクリンチ処理によりデツキ及び／ またはパチンに固定される少なくとも２ｇの釘（１２）によって前記ロード・デ ツキ（２，４，５，６）及びパチン（１，３＞を一体に結合したことを特徴とす る請求の範囲第１２項に記載のパレット・。 １４、金属スリーブ（１１）を軸心方向または上下方向に見て円錐状に形成した ことを特徴とする請求の範囲第８項乃至第１３項のいずれかに記・戎のパレット 。