JPS5948692B2 - ロ−ル支持装置 - Google Patents
ロ−ル支持装置Info
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- JPS5948692B2 JPS5948692B2 JP9011178A JP9011178A JPS5948692B2 JP S5948692 B2 JPS5948692 B2 JP S5948692B2 JP 9011178 A JP9011178 A JP 9011178A JP 9011178 A JP9011178 A JP 9011178A JP S5948692 B2 JPS5948692 B2 JP S5948692B2
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- Japan
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- roll
- pressure
- thrust
- work roll
- bearing
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Landscapes
- Straightening Metal Sheet-Like Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は薄板の形状を矯正する矯正機のワークロール、
圧延機のワークロール等、小径で而もロール長さの長い
ロールを支持するための装置に関する。
圧延機のワークロール等、小径で而もロール長さの長い
ロールを支持するための装置に関する。
薄板等の製造工程において、薄板は圧延、焼鈍、調質圧
延などの諸工程を経るにつれて、反り、ウェーブ、中伸
びなど種々の形状不良が生じ、これが製品の品質水準を
低下させる要因となつている。
延などの諸工程を経るにつれて、反り、ウェーブ、中伸
びなど種々の形状不良が生じ、これが製品の品質水準を
低下させる要因となつている。
従つて、前記の諸工程を経た薄板は、第１図に示すよう
に、被矯正板ａに接するワークロールｂを流体圧により
浮上支持するワークロール浮上式薄板矯正機や、あるい
は第２図に示すように、被矯正薄板ａに接するワークロ
ールｂをバックアップロールｃにより支承し、該バック
ロールｃを流体圧により浮上支持するバツクアツプロ’
−ル浮上式矯正機により曲げと同時に引張りを加えて矯
正している。この矯正機においてはワークロールのスラ
スト荷重を支持するため、第３図に示す如く、ベースｄ
に固定した支持枠ｅにスリーブｆを螺設し、該スリーブ
ｆにＯリングｇとゴム板れとを介して保持器ｉを弾性支
持せしめると共に、保持器ｉ とワークロールｂとの間
に玉軸受ｊ を介装したもの、あるいは第４図に示す如
くワークロールｂの端部にワークロールｂの径よりも大
なる径のスラスト′ランナにを設け、該スラストランナ
にを覆うようにベースｄに軸受本体ｌを固定し、該軸受
本体ｌにスラストランナにの両面の夫々に圧気を噴出す
る噴出孔ｍを設けたものが考えられている。
に、被矯正板ａに接するワークロールｂを流体圧により
浮上支持するワークロール浮上式薄板矯正機や、あるい
は第２図に示すように、被矯正薄板ａに接するワークロ
ールｂをバックアップロールｃにより支承し、該バック
ロールｃを流体圧により浮上支持するバツクアツプロ’
−ル浮上式矯正機により曲げと同時に引張りを加えて矯
正している。この矯正機においてはワークロールのスラ
スト荷重を支持するため、第３図に示す如く、ベースｄ
に固定した支持枠ｅにスリーブｆを螺設し、該スリーブ
ｆにＯリングｇとゴム板れとを介して保持器ｉを弾性支
持せしめると共に、保持器ｉ とワークロールｂとの間
に玉軸受ｊ を介装したもの、あるいは第４図に示す如
くワークロールｂの端部にワークロールｂの径よりも大
なる径のスラスト′ランナにを設け、該スラストランナ
にを覆うようにベースｄに軸受本体ｌを固定し、該軸受
本体ｌにスラストランナにの両面の夫々に圧気を噴出す
る噴出孔ｍを設けたものが考えられている。
しかしながら、これらのスラスト荷重支持装置・におい
ては、被矯正材の軸方向への移動に伴ないロールに圧縮
応力が発生する構造であるため、矯正作業中ロールが曲
げ変型を起しやすく、又自重によるロール撓みを防止で
きないため直線度が悪く、このような状態でロールを高
速回転させると半径方向に振動してしまう不都合がある
。本発明のロール支持装置は、矯正機のワークロール等
、小径で而も長いロールを支持する装置における以上の
ような問題を解決するためになしたもので、ロールの両
端に設けた軸箱と、ロールを遊合状態にて貫通せしめる
ための孔を有し且つ適宜形状の受圧面をロールのロール
端側に設けたスラスト軸受と、押圧面を前記受圧面の形
状と対応する形状に形成してロールの両端に配設したス
ラストカラーと、ロールに張力を与えるため前記スラス
ト軸受と軸箱との間に介装したシリンダ装置とを備え、
且つロールに掛るスラスト荷重に応じ前記シリンダ装置
への作動流体の供給量とスラスト荷重能力を調整する装
置を備えたことを特徴とするものである。
ては、被矯正材の軸方向への移動に伴ないロールに圧縮
応力が発生する構造であるため、矯正作業中ロールが曲
げ変型を起しやすく、又自重によるロール撓みを防止で
きないため直線度が悪く、このような状態でロールを高
速回転させると半径方向に振動してしまう不都合がある
。本発明のロール支持装置は、矯正機のワークロール等
、小径で而も長いロールを支持する装置における以上の
ような問題を解決するためになしたもので、ロールの両
端に設けた軸箱と、ロールを遊合状態にて貫通せしめる
ための孔を有し且つ適宜形状の受圧面をロールのロール
端側に設けたスラスト軸受と、押圧面を前記受圧面の形
状と対応する形状に形成してロールの両端に配設したス
ラストカラーと、ロールに張力を与えるため前記スラス
ト軸受と軸箱との間に介装したシリンダ装置とを備え、
且つロールに掛るスラスト荷重に応じ前記シリンダ装置
への作動流体の供給量とスラスト荷重能力を調整する装
置を備えたことを特徴とするものである。
以下本発明の実施例を図面により説明する。
第５図は、ワークロール１に沿つて多数の流体噴出口２
を設け、該噴出口２より流出した圧力流体により、ワー
クロールに支持されるストリツプｓから掛るラジアル方
向の荷重を支持する方式の矯正機に本発明のロール支持
装置を適用した場合の実施例を示すもので、浮上式ロー
ル矯正機のベース３上に固定した軸箱４及びシリンダー
５０の中央部は、ワークロール１を遊合状態｛こて貫通
せしめるための孔１６，１６′を有する。ワークカール
１のロール軸端には凸型球面状の受圧面６ａを設けたス
ラストカラー６をキー７によりラジアル方向にカラーが
回らないようにし且つスラスト ．カラーが抜けないよ
うにナツト８で位置決めしてある。軸箱４の内側にスラ
ストカラー６と対峙する位置に凹型球面状の受圧面５ａ
を設けたスラスト軸受５を軸箱４の内部をワークロール
軸方向に動き得るように構成し、スラスト軸受受圧面に
流ｊ体圧を供給し静圧軸受とするための流体供給穴を軸
箱４に接続口１３と穴１４を又スラスト軸受６の外円に
設けた溝１８と受圧面６ａに設けた静圧ポケツト１７と
を結ぶ供給穴１５を設けてあり溝１８の両側に０リング
１２を設け圧力流体の洩れｑを防止している。スラスト
軸受５はワークロール１に張力を与えるために軸端側に
動かされる必要がありこのため軸箱４と１体的に設けた
シリンダー５０によりスラスト軸受５を軸端側に押圧す
ることによりスラストカラー６、ナツト８を介しワーク
ロール１に張力を付与できるように構成してある。張力
付与用のシリンダ５０は、ヘツドカバ一５１とシリンダ
ーハウジング５２及びピストン５３より構成され、ピス
トン５３はピストンロツドも含めた１体構造で構成して
ありパツキン５４をピストン外周部に設けてある。
を設け、該噴出口２より流出した圧力流体により、ワー
クロールに支持されるストリツプｓから掛るラジアル方
向の荷重を支持する方式の矯正機に本発明のロール支持
装置を適用した場合の実施例を示すもので、浮上式ロー
ル矯正機のベース３上に固定した軸箱４及びシリンダー
５０の中央部は、ワークロール１を遊合状態｛こて貫通
せしめるための孔１６，１６′を有する。ワークカール
１のロール軸端には凸型球面状の受圧面６ａを設けたス
ラストカラー６をキー７によりラジアル方向にカラーが
回らないようにし且つスラスト ．カラーが抜けないよ
うにナツト８で位置決めしてある。軸箱４の内側にスラ
ストカラー６と対峙する位置に凹型球面状の受圧面５ａ
を設けたスラスト軸受５を軸箱４の内部をワークロール
軸方向に動き得るように構成し、スラスト軸受受圧面に
流ｊ体圧を供給し静圧軸受とするための流体供給穴を軸
箱４に接続口１３と穴１４を又スラスト軸受６の外円に
設けた溝１８と受圧面６ａに設けた静圧ポケツト１７と
を結ぶ供給穴１５を設けてあり溝１８の両側に０リング
１２を設け圧力流体の洩れｑを防止している。スラスト
軸受５はワークロール１に張力を与えるために軸端側に
動かされる必要がありこのため軸箱４と１体的に設けた
シリンダー５０によりスラスト軸受５を軸端側に押圧す
ることによりスラストカラー６、ナツト８を介しワーク
ロール１に張力を付与できるように構成してある。張力
付与用のシリンダ５０は、ヘツドカバ一５１とシリンダ
ーハウジング５２及びピストン５３より構成され、ピス
トン５３はピストンロツドも含めた１体構造で構成して
ありパツキン５４をピストン外周部に設けてある。
又ロツド部にはパツキン５５及びダストシール５６を設
け、ｙ及びｘで示す圧力流体室と外部とを分離してある
。次に圧力流体供給装置の実施例を説明する。静圧スラ
スト軸受５の凹型球面状部に圧力流体を供給するための
圧力発生装置としてポンプ６０を設け、その駆動モータ
ー６２により発生した圧力流体は管路６９により軸受接
続口のＡ，Ａ’に供給される。管路の途中にはそれぞれ
の軸受に圧力流体を配分するための流量調整弁６５，６
６と圧力安全弁６７を有する。ワークロール１に張力を
与えるためのシリンダー５０の圧力流体室ｘ及びｘ’室
に圧力流体を供給するための圧力発生装置としてポンプ
６１と、その駆動モーター６３と圧力安全弁６８を有し
ており管路７２によりシリンダ接続口ｃ及びｃ’に接続
される。
け、ｙ及びｘで示す圧力流体室と外部とを分離してある
。次に圧力流体供給装置の実施例を説明する。静圧スラ
スト軸受５の凹型球面状部に圧力流体を供給するための
圧力発生装置としてポンプ６０を設け、その駆動モータ
ー６２により発生した圧力流体は管路６９により軸受接
続口のＡ，Ａ’に供給される。管路の途中にはそれぞれ
の軸受に圧力流体を配分するための流量調整弁６５，６
６と圧力安全弁６７を有する。ワークロール１に張力を
与えるためのシリンダー５０の圧力流体室ｘ及びｘ’室
に圧力流体を供給するための圧力発生装置としてポンプ
６１と、その駆動モーター６３と圧力安全弁６８を有し
ており管路７２によりシリンダ接続口ｃ及びｃ’に接続
される。
ワークロール１に付与する張力値を任意に設定するため
に圧力設定弁６４を管路７２の途中に設けてある。スラ
スト軸受部にワークロール１と接しているストリツプｓ
からスラストカが発生し左右の軸受の一方に力が外部か
ら作用したときに必要以上の張力がワークロールに発生
しないようにシリンダー５０の圧力流体室Ｙ，ｙ’にそ
れぞれ静圧軸受用圧力流体管路６９の流量調整弁６５，
６６と軸受の中間から管路７０，７１により、シリンダ
接続口Ｂ，Ｂ’に接続してある。
に圧力設定弁６４を管路７２の途中に設けてある。スラ
スト軸受部にワークロール１と接しているストリツプｓ
からスラストカが発生し左右の軸受の一方に力が外部か
ら作用したときに必要以上の張力がワークロールに発生
しないようにシリンダー５０の圧力流体室Ｙ，ｙ’にそ
れぞれ静圧軸受用圧力流体管路６９の流量調整弁６５，
６６と軸受の中間から管路７０，７１により、シリンダ
接続口Ｂ，Ｂ’に接続してある。
前記構成のロール支持装置の作動について説明する。
ワークロール１に張力を付与するためにシリンダ５０の
圧力流体室ｘ及びｘ’に圧力設定弁６４により圧力Ｐ。
を発生させると同時にポンプ６０により静圧軸受及びシ
リンダ５０のもう一方の圧力流体室ｙ及びｙ’に流体を
供給しこのときの圧力をＰＢとすると、ワークロール１
に付与される力ＦＲ＝Ａｃ− Ｐｃ− ａ − ＰＢ（
Ａｃ及びａ、は圧力室の面積）となる。この状態からワ
ークロール１に外力Ｆが左から右方向に動くと、スラス
トカラー６を介しスラスト軸受５は左から右方向に動か
されシリンダーのへツドカバ一５１の端部に当り移動が
停止させられる。この時静圧軸受部の球面部５ａ，６ａ
のスキマが減少し圧力ＰＢが昇圧しＰＢｌとなると右側
のシリンダー５『の圧力流体室ｙ″の圧力がＰＢｌに昇
圧されるため当初付与したＦＲ＞Ａｃ−ＰＯ−ａ−ＰＢ
ｌとなる。このためＦＲとバランスしていた右側の静圧
軸受の圧力はＰＢ２と変化するから左側のシリンダー５
０の圧力流体室ｙへ供給されていた流体の圧力はＰＢ２
となりＦＲ＜Ａｃ−ＰＯ−ａ−ＰＢ２で静圧軸受へのシ
リンダーカは増加することになる。 ａ−ＰＢ〈前
記の様にワークロールに作用する外力の方向によつてス
ラスト軸受とワークロールは微少に動き、それぞれの静
圧軸受部の圧力が変化することによりシリンダー５０の
圧力流体室ｙの圧力が変化することによつて外力によつ
て生ずる一方向の力に対し当初付与した力に外力が付加
されることなく一方の軸受からの張力付与力を減少させ
ることが出来るために静圧軸受の能力を最大に利用する
ことが出来る。以上の様な本装置に於ては圧力設定弁６
４の調整によつてシリンダー圧力流体室のｘ及びｘ″の
流体圧力Ｐ。を変えることによつて，ワータロ＝ル１に
付与する張力を任意に変えることが出来る。尚本発明の
ロール支持装置は前記した実施例にのみ限定されるもの
ではなく、スラスト軸受の受圧面の形状は任意であり、
例えば、受圧面を凸型球面にし、これに対応してスラス
トカラーの押圧面を凹型球面に形成することも可能又平
面軸受とすることも可能でありその他本発明の要旨を逸
脱しない範囲において種々変更して実施できることは勿
論である。
圧力流体室ｘ及びｘ’に圧力設定弁６４により圧力Ｐ。
を発生させると同時にポンプ６０により静圧軸受及びシ
リンダ５０のもう一方の圧力流体室ｙ及びｙ’に流体を
供給しこのときの圧力をＰＢとすると、ワークロール１
に付与される力ＦＲ＝Ａｃ− Ｐｃ− ａ − ＰＢ（
Ａｃ及びａ、は圧力室の面積）となる。この状態からワ
ークロール１に外力Ｆが左から右方向に動くと、スラス
トカラー６を介しスラスト軸受５は左から右方向に動か
されシリンダーのへツドカバ一５１の端部に当り移動が
停止させられる。この時静圧軸受部の球面部５ａ，６ａ
のスキマが減少し圧力ＰＢが昇圧しＰＢｌとなると右側
のシリンダー５『の圧力流体室ｙ″の圧力がＰＢｌに昇
圧されるため当初付与したＦＲ＞Ａｃ−ＰＯ−ａ−ＰＢ
ｌとなる。このためＦＲとバランスしていた右側の静圧
軸受の圧力はＰＢ２と変化するから左側のシリンダー５
０の圧力流体室ｙへ供給されていた流体の圧力はＰＢ２
となりＦＲ＜Ａｃ−ＰＯ−ａ−ＰＢ２で静圧軸受へのシ
リンダーカは増加することになる。 ａ−ＰＢ〈前
記の様にワークロールに作用する外力の方向によつてス
ラスト軸受とワークロールは微少に動き、それぞれの静
圧軸受部の圧力が変化することによりシリンダー５０の
圧力流体室ｙの圧力が変化することによつて外力によつ
て生ずる一方向の力に対し当初付与した力に外力が付加
されることなく一方の軸受からの張力付与力を減少させ
ることが出来るために静圧軸受の能力を最大に利用する
ことが出来る。以上の様な本装置に於ては圧力設定弁６
４の調整によつてシリンダー圧力流体室のｘ及びｘ″の
流体圧力Ｐ。を変えることによつて，ワータロ＝ル１に
付与する張力を任意に変えることが出来る。尚本発明の
ロール支持装置は前記した実施例にのみ限定されるもの
ではなく、スラスト軸受の受圧面の形状は任意であり、
例えば、受圧面を凸型球面にし、これに対応してスラス
トカラーの押圧面を凹型球面に形成することも可能又平
面軸受とすることも可能でありその他本発明の要旨を逸
脱しない範囲において種々変更して実施できることは勿
論である。
そして前記した実施例の如く、スラスト軸受の受圧面を
球面にし且つスラストカラーの押圧面を前記受圧面の形
状と対応する形状に形成し、作動流体室での作動流体の
流体圧力によりスラストカラーがスラスト軸受に常時押
し付けられるように構成すれば、スラストカラーの押圧
面とスラスト軸受の受圧面を常に同心にて接合できるた
め、ロールの軸振れが少なく、極めて安定したロール支
持を行なうことが可能であり、又前記した実施例の如く
スラスト軸受に静圧軸受を使用すれば、回転トルクの飛
躍的減少を図ることができる。
球面にし且つスラストカラーの押圧面を前記受圧面の形
状と対応する形状に形成し、作動流体室での作動流体の
流体圧力によりスラストカラーがスラスト軸受に常時押
し付けられるように構成すれば、スラストカラーの押圧
面とスラスト軸受の受圧面を常に同心にて接合できるた
め、ロールの軸振れが少なく、極めて安定したロール支
持を行なうことが可能であり、又前記した実施例の如く
スラスト軸受に静圧軸受を使用すれば、回転トルクの飛
躍的減少を図ることができる。
本発明のロール支持装置は、ロールに対しその両端より
引張力を与える構成であるので、例えば、矯正機のワー
クロールを支持するのに使用した場合は、被矯正材がロ
ールの軸方向に移動してワークロールにスラスト荷重が
掛つてもワークカールに圧縮応力が発生しないため、ス
ラスト荷重によつてワークロールが曲げ変形を起す従来
装置の欠点を解決でき、又ワークロールがその自重によ
つて直線度が悪くなる不都合も解決できる。又ワークロ
ールに張力を付与するための装置としてシリンダ装置を
採用し、作動流体室への圧力流体の供給によりスラスト
軸受がワークロールのロール端部方向へ移動してワーク
ロールに引張力を付与できるようにすると共に、スラス
ト荷重に応じて作動流体室への作動流体の圧力を調整し
、シリンダ装置が常に一定の押圧力にて作動できるよう
にしたので、ワークロールに対し常に一定の引張力を掛
けておくことがで゛きる。
引張力を与える構成であるので、例えば、矯正機のワー
クロールを支持するのに使用した場合は、被矯正材がロ
ールの軸方向に移動してワークロールにスラスト荷重が
掛つてもワークカールに圧縮応力が発生しないため、ス
ラスト荷重によつてワークロールが曲げ変形を起す従来
装置の欠点を解決でき、又ワークロールがその自重によ
つて直線度が悪くなる不都合も解決できる。又ワークロ
ールに張力を付与するための装置としてシリンダ装置を
採用し、作動流体室への圧力流体の供給によりスラスト
軸受がワークロールのロール端部方向へ移動してワーク
ロールに引張力を付与できるようにすると共に、スラス
ト荷重に応じて作動流体室への作動流体の圧力を調整し
、シリンダ装置が常に一定の押圧力にて作動できるよう
にしたので、ワークロールに対し常に一定の引張力を掛
けておくことがで゛きる。
第１図及び第２図は浮上式矯正機の説明図、第３図及び
第４図は矯正機における従来のワークロール支持装置の
説明図、第５図は本発明のロール支持装置を浮上式矯正
機に実施した場合の説明図である。 １はワークロール、４は軸箱、５はスラスト軸受、５ａ
は受圧面、６はスラストカラー、６ａは押圧面、８はナ
ツト、Ｘ，ｙは圧力流体室、１３，１４，１５，１８は
流体路、１６，１６″はワークロールを遊合状態にて貫
通せしめるための孔を示す。
第４図は矯正機における従来のワークロール支持装置の
説明図、第５図は本発明のロール支持装置を浮上式矯正
機に実施した場合の説明図である。 １はワークロール、４は軸箱、５はスラスト軸受、５ａ
は受圧面、６はスラストカラー、６ａは押圧面、８はナ
ツト、Ｘ，ｙは圧力流体室、１３，１４，１５，１８は
流体路、１６，１６″はワークロールを遊合状態にて貫
通せしめるための孔を示す。
Claims (1)
- １ ロールの両端に設けた軸箱と、ロールを遊合状態に
て貫通せしめるための孔を有し且つ適宜形状の受圧面を
ロールのロール端側に設けたスラスト軸受と、押圧面を
前記受圧面の形状と対応する形状に形成してロールの両
端に配設したスラストカラーと、ロールに張力を与える
ため前記スラスト軸受と軸箱との間に介装したシリンダ
装置とを備え、且つロールに掛るスラスト荷重に応じ前
記シリンダ装置への作動流体の圧力を変えることにより
ロールに付与する張力を所定の値に設定することが出来
る装置を備えたことを特徴とするロール支持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9011178A JPS5948692B2 (ja) | 1978-07-24 | 1978-07-24 | ロ−ル支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9011178A JPS5948692B2 (ja) | 1978-07-24 | 1978-07-24 | ロ−ル支持装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5516775A JPS5516775A (en) | 1980-02-05 |
| JPS5948692B2 true JPS5948692B2 (ja) | 1984-11-28 |
Family
ID=13989398
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9011178A Expired JPS5948692B2 (ja) | 1978-07-24 | 1978-07-24 | ロ−ル支持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5948692B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6332592U (ja) * | 1986-08-19 | 1988-03-02 |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5754028A (ja) * | 1980-09-17 | 1982-03-31 | Mitsubishi Electric Corp | Kakokikai |
| JPS5754029A (ja) * | 1980-09-19 | 1982-03-31 | Mitsubishi Electric Corp | Hodenkakohohooyobisochi |
| JPS6161712A (ja) * | 1984-08-31 | 1986-03-29 | Amada Co Ltd | 放電加工装置の電極制御方法 |
| JPS61236435A (ja) * | 1985-04-10 | 1986-10-21 | Mitsubishi Electric Corp | 放電加工装置 |
| JPS6215022A (ja) * | 1985-07-11 | 1987-01-23 | Mitsubishi Electric Corp | 放電加工方法およびその装置 |
| JPS6215023A (ja) * | 1985-07-11 | 1987-01-23 | Mitsubishi Electric Corp | 放電加工方法およびその装置 |
| JPS62297027A (ja) * | 1986-06-17 | 1987-12-24 | Mitsubishi Electric Corp | 放電加工方法 |
| JPS6374527A (ja) * | 1986-09-17 | 1988-04-05 | Mitsubishi Electric Corp | 放電加工方法 |
| JPS63105840A (ja) * | 1986-10-24 | 1988-05-11 | Mitsubishi Electric Corp | 放電加工方法 |
-
1978
- 1978-07-24 JP JP9011178A patent/JPS5948692B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6332592U (ja) * | 1986-08-19 | 1988-03-02 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5516775A (en) | 1980-02-05 |
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