JPS5947579B2 - 養殖生「す」内での薬浴方法および装置 - Google Patents
養殖生「す」内での薬浴方法および装置Info
- Publication number
- JPS5947579B2 JPS5947579B2 JP52135749A JP13574977A JPS5947579B2 JP S5947579 B2 JPS5947579 B2 JP S5947579B2 JP 52135749 A JP52135749 A JP 52135749A JP 13574977 A JP13574977 A JP 13574977A JP S5947579 B2 JPS5947579 B2 JP S5947579B2
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- JP
- Japan
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- bath
- fish
- medicinal
- curtain
- aquaculture
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- Expired
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/80—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
- Y02A40/81—Aquaculture, e.g. of fish
Landscapes
- Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は魚類養殖に於いて生簀内で直接薬浴を行なう方
法および装置に関するものである。
法および装置に関するものである。
一般にハマチ、鯛、等の海産魚類の養殖において、繊維
網若しくは金網で囲繞した生簀が広く採用されている。
網若しくは金網で囲繞した生簀が広く採用されている。
この漁法で重要なことは生育の歩どまりであり、特に細
菌感染による影響が大きく、問題となっていた。
菌感染による影響が大きく、問題となっていた。
この対策として薬剤メーカーによって各種の治療・予防
剤が開発されているが、実用上次のような諸問題があり
、薬剤効果が得られていない。
剤が開発されているが、実用上次のような諸問題があり
、薬剤効果が得られていない。
即ち餌に添加する経口剤は健康角が主体に投餌餌されて
肝心な治療対象角に投与されないために投薬効率が悪く
、これに対して鯉(えら)から吸収される薬浴剤が最も
効果がよいとされている。
肝心な治療対象角に投与されないために投薬効率が悪く
、これに対して鯉(えら)から吸収される薬浴剤が最も
効果がよいとされている。
しかしながら薬浴の場合、殊にハマチの如く魚体が大き
くなってくると、魚の選別隔離が困難で、選別を行ない
得たとしても作業に手間が掛かることと、魚の移動は魚
体のスレ症状の原因ともなり逆に魚を弱めてしまう虞れ
があり、結果的には魚体の生長に伴なっで薬浴回数が少
なくなり、実験室段階で得られる様な薬浴条件の設定が
出来なく、充分な薬効が得られないのが実状であった。
くなってくると、魚の選別隔離が困難で、選別を行ない
得たとしても作業に手間が掛かることと、魚の移動は魚
体のスレ症状の原因ともなり逆に魚を弱めてしまう虞れ
があり、結果的には魚体の生長に伴なっで薬浴回数が少
なくなり、実験室段階で得られる様な薬浴条件の設定が
出来なく、充分な薬効が得られないのが実状であった。
本発明はこれらの問題を解決するための薬浴方法および
装置を提供するものである。
装置を提供するものである。
すなわち本発明は、生簀の養殖網に内設するようにして
薬浴カーテン2を水中に吊り下げることによって魚群を
完全に包囲し、然る後薬液を散布する薬浴方法及び通気
性、通水性を有する筒状の薬浴用カーテン2と薬液散布
器とからなり、前記薬浴用カーテン下端部には沈子の取
付部、」一端部には生簀外周枠に固定する治具を具備し
たことを特徴とする薬浴装置である。
薬浴カーテン2を水中に吊り下げることによって魚群を
完全に包囲し、然る後薬液を散布する薬浴方法及び通気
性、通水性を有する筒状の薬浴用カーテン2と薬液散布
器とからなり、前記薬浴用カーテン下端部には沈子の取
付部、」一端部には生簀外周枠に固定する治具を具備し
たことを特徴とする薬浴装置である。
本発明で用いる薬浴用カーテンは脱着容易な継具により
最少限2枚に分割されたシーI・よりなる。
最少限2枚に分割されたシーI・よりなる。
該シーI・は疎水性の合成繊維から成り少なくとも構成
糸本数が、タテ、ヨコともに1吋当り20本以上の密度
を有する編織成したものである。
糸本数が、タテ、ヨコともに1吋当り20本以上の密度
を有する編織成したものである。
次に本発明に関する薬浴方法につき、これを実施する装
置との関係において図面を参照しながら以下詳細に説明
する。
置との関係において図面を参照しながら以下詳細に説明
する。
第1図、第2図は本発明の一実施例の斜視図を示し、第
1図は全体装置を第2図は薬浴用カーテンのみの組立図
を示す。
1図は全体装置を第2図は薬浴用カーテンのみの組立図
を示す。
本発明方法を実施する装置は、側壁と底部によって形成
した養殖生簀1と各側壁に内設した筒状の薬浴用カーテ
ン2と、薬液散布器(図省略)とから構成される。
した養殖生簀1と各側壁に内設した筒状の薬浴用カーテ
ン2と、薬液散布器(図省略)とから構成される。
さらに必要に応じ酸素(空気)補給装置を設置する。
この酸素(空気)補給装置は、養殖生簀内の適宜の部分
にノズルを介して補給されるが、生簀の大きさ薬剤の使
用条件によっては省くこともある。
にノズルを介して補給されるが、生簀の大きさ薬剤の使
用条件によっては省くこともある。
薬液の散布器は薬剤によって選択するが、予め適度の濃
度の薬液を準備しておいで容器若しくはポンプにで散布
する。
度の薬液を準備しておいで容器若しくはポンプにで散布
する。
薬浴カーテン2は複数枚(本説明図では4枚)の分割シ
ー1−3で構成され、個々の分割シート3には相互に連
結できる継具4、沈子5の取付およびカーテンを固定す
るための適宜の例えばハト目の如き治具6を具備しでい
る。
ー1−3で構成され、個々の分割シート3には相互に連
結できる継具4、沈子5の取付およびカーテンを固定す
るための適宜の例えばハト目の如き治具6を具備しでい
る。
分割シート3から薬浴カーテン2を組立で、生簀に内設
する方法としては二通りあり、その一つとしで、分割シ
ート3の個々を生簀の周辺から投入し、シート上部を固
定し、順次に隣接する分割シートを継具4で継いで沈子
をセットする方法ともう一つの方法は先の方法よりも人
手を必要とするが、分割シー(・を継ぎながら沈降せし
める方法で、この方法の場合は水面上で殆んど作業を済
ませることができるが先の方法では水中にもぐって連結
作業を必要とする。
する方法としては二通りあり、その一つとしで、分割シ
ート3の個々を生簀の周辺から投入し、シート上部を固
定し、順次に隣接する分割シートを継具4で継いで沈子
をセットする方法ともう一つの方法は先の方法よりも人
手を必要とするが、分割シー(・を継ぎながら沈降せし
める方法で、この方法の場合は水面上で殆んど作業を済
ませることができるが先の方法では水中にもぐって連結
作業を必要とする。
シーI・の素材としては、例えば、塩化ビニリデン系合
成繊維の如く比重が大で、疎水性、耐候性耐腐食性等々
の特性を有する合成繊維を使用した編織物が適正であっ
て酸素欠乏を避けるために完全に組織を防水剤で密閉し
たものは使用しない方が好ましい。
成繊維の如く比重が大で、疎水性、耐候性耐腐食性等々
の特性を有する合成繊維を使用した編織物が適正であっ
て酸素欠乏を避けるために完全に組織を防水剤で密閉し
たものは使用しない方が好ましい。
但し密度が粗らいと薬剤の流出があるので、薬剤様の使
用条件によって決定するが、種々検討の結果、小なくと
も20メツシュ以上の打込本数が経済性、薬効の面から
好ましい。
用条件によって決定するが、種々検討の結果、小なくと
も20メツシュ以上の打込本数が経済性、薬効の面から
好ましい。
尚、薬浴カーテン2の底部は原則的には必要としない。
継具4,4′ は公知の例えばファスナーの如きもので
よいが、発錆のない且つ簡易な結合、継具であればなん
でもとい。
よいが、発錆のない且つ簡易な結合、継具であればなん
でもとい。
沈子5は予めシートに付設してお・いでもよい。
また、上部の固定方法は簡単には紐7で生簀枠8に取付
けるのみで良いが、更に巻き揚げ装置を具備しておくと
便利である。
けるのみで良いが、更に巻き揚げ装置を具備しておくと
便利である。
本発明に関する薬浴方法によれば、養殖生簀から魚体を
移動隔離することなく、薬浴できるので従来の捕獲して
薬浴する作業時間に比較して著しく短縮できるばかりで
なく、魚を弱らせるおそれが全くない。
移動隔離することなく、薬浴できるので従来の捕獲して
薬浴する作業時間に比較して著しく短縮できるばかりで
なく、魚を弱らせるおそれが全くない。
尚、薬浴カーテンの通水性組織、お゛よび底部のないこ
とによる薬浴の流出が懸念されるが通常の潮流条件下で
は30分程度は充分に生簀内に滞留することが判った。
とによる薬浴の流出が懸念されるが通常の潮流条件下で
は30分程度は充分に生簀内に滞留することが判った。
また、魚群の回遊によって薬液の分散が行なわれ、特に
攪拌装置は必要としない。
攪拌装置は必要としない。
以上本発明の一実施例について説明したが、本発明の構
成の範囲内において、例えば薬浴カーテンを水中内で、
薬液の浴比を調節する目的でカーテンを絞り込む装置を
取付けることも適用し得ることは勿論である。
成の範囲内において、例えば薬浴カーテンを水中内で、
薬液の浴比を調節する目的でカーテンを絞り込む装置を
取付けることも適用し得ることは勿論である。
第1図、第2図は本発明を実施する装置の斜視図で、第
3図は薬浴カーテン2を構成する分割シートの一部切欠
いた平面図である。 1・・・・・・養殖生簀、2・・・・・・薬浴用カーテ
ン、3・・・・・・分割シート、4,4′ ・・・・・
・継具、5・・・・・・沈子、6・・・・・・治具、7
・・・・・・紐、8・・・・・・枠木、9・・・・・・
浮子(フロート)、10・・・・・・アンカ。
3図は薬浴カーテン2を構成する分割シートの一部切欠
いた平面図である。 1・・・・・・養殖生簀、2・・・・・・薬浴用カーテ
ン、3・・・・・・分割シート、4,4′ ・・・・・
・継具、5・・・・・・沈子、6・・・・・・治具、7
・・・・・・紐、8・・・・・・枠木、9・・・・・・
浮子(フロート)、10・・・・・・アンカ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 生簀の養殖網に内設するようにして薬浴カーテン2
を水中に吊り下げることによって魚群を完全に包囲し、
然る後薬液を散布する養殖生簀内での薬浴方法 2 通気性、通水性を有する筒状の薬浴用カーテン2と
薬液散布器とからなり、前記薬浴用カーテン下端部には
沈子の取付部、上端部には生簀外周枠に固定する治具を
具備したことを特徴とする養殖生簀内での薬浴装置。 3 薬浴用カーテンは疎水性の合成繊維から成り少なく
とも構成糸本数がタテ、ヨコともに1吋当り20本以上
の密度を有する編織成したシートであることを特徴とす
る特許請求の範囲第2項記載の薬浴装置。 4 薬浴用カーテンは脱着可能な継具により最少限2枚
に分割せしめてなる特許請求の範囲第2項記載の薬浴装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52135749A JPS5947579B2 (ja) | 1977-11-14 | 1977-11-14 | 養殖生「す」内での薬浴方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52135749A JPS5947579B2 (ja) | 1977-11-14 | 1977-11-14 | 養殖生「す」内での薬浴方法および装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5470999A JPS5470999A (en) | 1979-06-07 |
JPS5947579B2 true JPS5947579B2 (ja) | 1984-11-20 |
Family
ID=15158961
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52135749A Expired JPS5947579B2 (ja) | 1977-11-14 | 1977-11-14 | 養殖生「す」内での薬浴方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5947579B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61179733A (ja) * | 1985-02-05 | 1986-08-12 | 旭硝子株式会社 | 積層体およびその製造方法 |
JPH0240779Y2 (ja) * | 1985-02-14 | 1990-10-30 | ||
JPS63256716A (ja) * | 1987-04-14 | 1988-10-24 | Teijin Ltd | 易染性ポリエステル繊維の製造方法 |
JPS63201459U (ja) * | 1987-06-16 | 1988-12-26 | ||
JP6293534B2 (ja) * | 2014-03-14 | 2018-03-14 | 芦森工業株式会社 | 生け簀及び魚類の養殖方法 |
NO341376B1 (no) * | 2016-03-02 | 2017-10-23 | Akvadesign As | Oppdriftssystem for en merd |
-
1977
- 1977-11-14 JP JP52135749A patent/JPS5947579B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5470999A (en) | 1979-06-07 |
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