JPS594651A - 液晶組成物 - Google Patents

液晶組成物

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JPS594651A
JPS594651A JP11450782A JP11450782A JPS594651A JP S594651 A JPS594651 A JP S594651A JP 11450782 A JP11450782 A JP 11450782A JP 11450782 A JP11450782 A JP 11450782A JP S594651 A JPS594651 A JP S594651A
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alkyl
alkoxy
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Shuji Imazeki
周治 今関
Akio Kobi
向尾 昭夫
Mikio Sato
幹夫 佐藤
Masaharu Kaneko
雅晴 金子
Tetsuo Ozawa
鉄男 尾澤
Tomio Yoneyama
富雄 米山
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Hitachi Ltd
Mitsubishi Kasei Corp
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Hitachi Ltd
Mitsubishi Kasei Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は液晶組成物に関し、特に特定の色素を含む液晶
組成物を対向する二枚の電極板間に介在させ、液晶のゲ
スト・ホスト効果を利用して良好なカラー表示を可能に
した電気光学素子に用・いる液晶組成物に関する。
多色性色素と呼ばれる色素は大きく2つの種類に分ける
ことができる。第一の種類は、可視光の吸収遷移モーメ
ントの方向が分子の長軸方向と殆ど平行であり、ゲスト
分子として、ホストである液晶中に溶解したとき色素分
子長軸が液晶分子軸の配列方向と同方向に配列する性質
をもった色素である。このような色素は平行二色性を有
する多色性色素(またはP型色素)と呼ばれる。箇二の
種類は、可視光の吸収遷移モーメントの方向は平行二色
性色素の場合とは異なり分子の長軸方向に対して殆ど垂
直であるが、ゲスト分子として液晶中に溶解した゛とき
には平行二色性色素の場合と同様に、色素分子長軸が′
液晶分子軸の配列方向と同方向に配列する性質を持った
色素である。このような色素は垂直二色性を有する多色
性色素(またはN型色素)と呼ばれる。本発明はこのう
ち第1のもの、すなわち平行二色性を有する多色性色素
を含有する液晶組成物に関する。
多色性色素の特徴は、色素分子の吸収遷移モーメントと
光の電気ベクトルとの相対的な方向に応じて光の吸収強
度が決まるという点にある。
すなわち、吸収遷移モーメントの方向が光の電気ベクト
ルに対して平行になったときが最も吸収強度が大きく、
垂直になったときが最も吸収強度が小さい。
従って、平行二色性を有する多色性色素の場合には、第
1図に示すように、矢印lで示す方向に偏光した光λに
対して3のような方向に色素分子が向いているときに吸
収強度が大きく、それに対して弘及びjのような方向を
向いているときに吸収強度が小さい。
このような多色性色素を含むネマチツ′り液晶、ク コレステリック液晶またはスメ砂チック液晶を対向する
二枚の電極板間に介在させ、これに電圧を印加すれば液
晶の誘電特性や流動特性等に基づいて、液晶分子は擾乱
運動を起こしたり、あるいは電場方向に揃った分子配列
をしたりする。このとき多色性色素分子も液晶分子と伴
に運動を起すので、多色性色素分子の吸収遷移モーメン
トと入射光との相対的な方向に変化がひき起こされるこ
とになり、結果的に液晶表示装置の光吸収特性に変化が
生じることになる。このような現象は「ゲスト・ホスト
効果」として広く知られており、この効果を利用して、
電気的制御によるカラー表示装置を構成することができ
る。じGuest−Host工nteraation 
in NematicLiqul 0rystals 
: A New Ell−ectro−Opticll
lffects” G、H,Heilmeier an
d L、 A、Zanoni。
Applied Physics Letters、 
 第73巻、り/ベージ(lり6を年)参照。) 例えば、平行二色性を有する多色性色素を含みかつ、誘
電異方性が正であるネマチック液晶を液晶と接する面を
ホモジニアス配向処理を施し、互いに平行に対向させた
二枚の透明電極板間に介在させると、液晶分子はその分
子長軸が電極面に平行かつ一定方向に配列するホモジニ
アス配向と呼ばれる配向を形成する(第2図参照)。こ
のとき液晶中に溶解している多色性色素分子IQも、そ
の長軸が電極面に平行かつ一定方向に配列する。このよ
うな配列状態をとっているゲスト・ホスト物質中を、電
極面に垂直な方向に進行し、かつ、偏光板13によって
液晶の配向方向と同方向に偏光させた白色光//が伝播
すると、その電気ベクトルは多色性色素分子長軸と平行
になるので、特定の波長領域が多色性色素分子によって
特に強く吸収され、結果としてゲスト・ホスト物質は強
い着色状態をとる。次にこのような配列をとっている液
晶物質に、前記透明電極板を通じて電界を加えると、ホ
スト液晶の誘電異方性が正であるので、ホスト液晶分子
りおよびゲストの多色性色素分子はその長軸が電極面に
垂直に配列L7たホメオトロピック配向をとる。(第3
図参照。)このとき多色性色素分子の長軸は入射白色偏
光//の電気ベクトルに垂直になるので、入射光は多色
性色素分子によって殆ど吸収されず、ゲスト、ホスト物
質は弱く着色した状態に見える。このような強い着色状
態および弱い着色状態の差を利用して、電気的な駆動に
よる表示が可能になる。
上記例はホスト液晶としてネマチック液晶を利用したも
のであったが、ゲスト・ホスト型液晶表示のもう一つの
代表的な方式として、コレステリック−ネマチックの相
転移を利用したものがある。これはホスト液晶としてコ
レステリック状態をとる液晶を用いる方式である。この
方式では、元来それ自体でコレステリック状態をとって
いる液晶を使う場合と、元来ネマチック液晶であるもの
に、適当な旋光性物質を添加してコレステリック状態を
とらせた液晶を使う場合とがある。
例えば、平行二色性を有する多色性色素を含みかつ、誘
電異方性が正であるコレステリック液晶を、液晶と接す
る面をホモジニアス配向処理を施し、互いに平行に対向
させた二枚の透明電極間に介在させると、液晶分子は第
1図に示すようならせん状の分子配列をとる。このとき
液晶中に溶解している多色性色素分子/fも同様にらせ
ん状の分子配列をとる。このような配列状態をとってい
るゲスト・ホスト物質中を、電極面に垂直に、白色自然
光/fが伝播すると色素分子がさまざまな方向を向いて
いるため、すべての偏光成分の特定の波長領域が多色性
色素分子によって特に強く吸収され、結果としてゲスト
・ホスト物質は強い着色状態をとる。次にこのような配
列をとっている液晶物質に、前記透明電極板を通じて電
界を加えるとらせん状の分子配列が解け、ホスト液晶分
子17およびゲストの多色性色素分子はその長軸が電界
方向に平行に配列した第5図に示すようなホメオトロピ
ック配向をとる。このとき多色性色素分子の長軸は入射
白色光/fの電気ベクトルに垂直になるので、入射白色
光は多色性色素分子によって殆ど吸収されず、結果的に
ゲスト・ホスト物質は、電界を印加した部分が着色の弱
い白抜けした状態に見えることになり、表示が可能とな
る。
以上はホスト液晶としてネマチック液晶およびコレステ
リック液晶を使用したゲスト・ホスト型液晶表示の例で
あったが、ホストM晶にスメクチック液晶を用いた場合
でも、適当な素子構成と駆動方法を用いれば、ネマチッ
ク液晶およびコレステリック液晶と同様に表示が可能に
なる。
上記のようなゲスト・ホスト効果を利用した液晶表示に
ゲストとして用いる多色性色素には■ホスト液晶中での
高いオーダー・パラメータ気的安定性)などの性能が要
求される。
このうち■のオーダー・パラメーター(通常、記号日で
表わす)は、ホスト液晶分子の配向方向に対する色素分
子吸収軸の平行度を表わし、次のように定義される。
B = −(J cos2a −/ )λ 式中、cosl’00項は時間平均されており、0は色
素分子吸収軸とホスト液晶分子の配向方向とがなす角度
である。多色性色素分子のオーダー・パラメーターSは
実験的には次式から求められる。
日=ノLり! コ4+A〃 ここで絃およびム↓は、それぞれ液晶の配向方向に対し
て平行および垂直に偏光した光に対する色素の吸光度で
ある。
オーダー・パラメーターSは具体的にはゲスト・ホスト
型液晶素子の表示コントラストラ支配する量であり、平
行二色性を有する多色性色素の鳩舎には、その値が理論
上の最大値であるlに近づく楊、白ぬけ部分の残色度が
減少し、明るくコントラストの大きい鮮明な表示が可能
となる。
■の色相については、表示情報量の増大、デザイン自由
度の増大、装飾性の向上といった表示のカラー化の目的
上、選択できる色相範囲ができるだけ広いことが必要で
ある。基本的にはイエロー、マゼンタ、シアンの3原色
を得ればこれらの減法混色によりすべての色相が実現で
きる。従って色相的にはイエロー、マゼンタ、シアンの
3原色が重要になる。
本発明の目的は上記■、■、■の要求性能をすべて満足
するとともに、色相としてはシアン色を示す多色性色素
を含む液晶組成物を提供することにある。
多色性色素の分子構造と緒特性との関係についてはまだ
十分究明されておらず、希望する色相において上記の要
求性能をすべて満足する多色性色素を選択することは困
難な作業であり、公知の材料から類推、選択することは
容易ではない。
本発明者等はかかる従来技術に鑑み、鋭意検討を進めた
結果、シアン色を示し、かつオーダー・パラメーター、
溶解性、安定性の優れたアントラキノン系色素を見い出
し、本発明を完成させることが出来た。
すなわち、本発明の要旨は、一般式〔■〕〔式中、R1
はアルコキシ基またはアルキルアミノ基で置換されてい
てもよいアルキル基;アルキル基、アラルキル基、アリ
ール基、アルコキシ基またはアルキルアミノ基で置換さ
れて(Sてもよいアラルキル基またはアリール基を示し
、R2はアルコキシ基、アルキルアミノ基、シクロアル
キル基、アルコキシアルキル基また番まアルキルシクロ
アルキル基で置換されて0てもよ(〜アルキル基;シク
ロアルキル基、アラルキル基、アリニル基、アルキルア
ミノ基、アルキル基、アルコキシ基、アルキルシクロア
ルキル基またはアルコキシアルキル基で置換されていて
もよいシクロアルキル基、アラルキル基またはアリール
基を示し、R1およびR2の少くとも一方が下記を示す
R1: O,〜018のアルキル基、+R3または!R
a (但しR3はC6〜C9のアルキル基またはアルコ
キシ基を示す。) R8−C6〜C1ftのアルキル基、8R4、または 
+R4(R4は01〜C9のアルキル基またはアルコキ
シ基、−<E>R−もしくは+R5を示す。
但し、R6は水素原子、C1−、、O,のアルキル基ま
たはアルコキシ基を表わす。)を示す。〕で表わされる
アントラキノン系色素および該アントラキノン系色素の
少くとも1種類を含むことを特徴とする液晶組成物にあ
る。
本発明における一般式〔■〕で示されるアントラキノン
系色素は特にオーダー・パラメーターおよびホスト2品
に対する溶解性において好ましい結果を与えた。前者は
主としてR1の炭素鎖が長いことに帰因すると考えられ
る。また、前者は、R2の炭素鎖が長いと分子の直線性
が失われ低下すると思われたが、意外なことに、むしろ
良好な値を示すことを見い出した。後者は、R1および
R2の炭素数に帰因すると考えられる。
一般式〔■〕で示されるアントラキノン系色素はたとえ
ばl−アミノーコーカルポキシーg −プロモーアント
ラキノンとIJH2R1’ (R2は前記一般式CI)
におけると同意義を有する。)を公知の方法により反応
せしめ一般式〔■〕 を得、更にRIOH(R1は前記一般式CI’lにおけ
ると同意義を有する。)で公知の方法によりエステル化
することにより製造することができる。
前記一般式(I)においてR1で表わされる置換基の具
体例としては、メチル基、エチル基、n−プロビル基、
n−ブチル基、n−ペンチル基、n−ベキシル基、n−
ヘプチル基、n−オクチル基、n−ノニル基、n−デシ
ル基、n−ドブ−フェニルエチル基、3−フェニルエチ
ル基、λ−フェノキシエチル基、エトキシエテル基、n
−プロポキシブチル基、n−ブトキシエチル基、λ−ジ
メチルアミノエチル基、コージエチルアミノエチル基、
3−ジメチルアミン−n −プロピル基、フェニル基、
P−エチルフェニル基、p−n−プロピルフェニル基、
’p−n−ブチルフェニル基、p−n−ペンチルフェニ
ル基、p−n−へキシルフェニル基、p−n−へブチル
フェニル基、1)−n−オクチルフェニル基、p−n−
ドデシルフェニル基、p−n−7’ロボキシフェニル基
、p−n−ブトキシフェニル基、p−n−ペンチルオキ
シフェニル基5p−n−ヘプチルオキシフェニルM、p
 −(p’ −n−−jロピルフェニル)フェニル基、
I)−(p’−n−ペンチルフェニル)フェニル基、p
−(p’−n−へブチルフェニル)フェニル基、p−c
p’ −n−プロポキシフェニル)フェニル基t タは
、p−(p’−n−ペンチルオキシフェニル)フェニル
基等が挙げられ、R2で表わされる置換基の具体例とし
てはメチル基、エチル基、n−プロピル基、n−ブチル
基、n−ペンチル基、n−ヘキシル基、n−ヘプチル基
、n−オクチル基、n−ノニル基、n−デシル基1.n
−)’7”シル基、n−オクタデシル基等のアルキル基
、ベンジル基、λ−フェニルエチル基、3−フェニルプ
ロピル基、エトキシエチル基、3−1ao−プロポキシ
プロビル基、λ−ジメチルアミノエチル基、λ−ジエチ
ルアミノエチル基、3−ジメチルアミン−n−プロピル
基、3−ジエチルアミノ−n−プロピル基、シクロヘキ
シル基1.p−n−プロピルシクロヘキシル基、μ−n
−ブチルシクロヘキシル基、μmn−ペンチルシクロヘ
キシル基、g−n−へキシルシクロヘキシル基、1−n
−へプロルシクロヘキシル基、μmn −プロポキシシ
クロヘキシル基、u−n−ペンチルオキシシクロヘキシ
ルi、<z−n−へブチルオキシシクロヘキシル基、<
z−’n−プロピルシクロヘキシルシクロヘキシル基、
μmn−ペンチルシクロへキシルシクロヘキシル基、μ
mn−へブチルシクロへキシルシクロヘキシル基、p 
−) +1ル基、p−n−7’ロピルフエニル基、p、
−n−ブチルフェニル基、p−n−ペンチルフェニルx
、p−n−へキシルフェニル基、p−n−オクチルフェ
ニル基、p−メトキシフェニル基% I’−n−プロポ
キシフェニル基、’p−n−ペンチルオキシフェニル基
 p −n−デシルオキシフェニル基 p −n−ブト
キシメチルフェニル基、p−(<<−n−プロピルシク
ロヘキシル)フェニル基、p−(4’−n−ペンチルシ
クロヘキシル)フェニル基、’P−(≠−n −ヘプチ
ルシクロヘキシル)フェニル基、p −(p/ −n−
ペンチルフェニル)フェニル基、p−(I)’−n−7
’ロボキシフェニル)フェニル基等が挙げられる。
本発明で用いるネマチック液晶としては、動作温度範囲
でネマチック状態を示すものであれば、かなり広い範囲
で選択することができる。
またこのようなネマチック液晶に後述の旋光性物質を加
えることにより、コレステリック状態をとらせることが
できる。ネマチック液、晶の例としては第1表に示され
る物質、あるいはこれらの誘導体があげられる。
第  l  表 上記表中 R/はアルキル基またはアルコキシ基を:x
はニトロ基、シアノ基、またはノ・ロゲン原子を表わす
第1表の液晶はいずれも誘電異方性が正であるが、誘電
異方性が負の公知のエステル系、アゾキシ系、アゾ系、
シッフ系、ピリミジン系、ジエステル系あるいはビフェ
ニルエステル系の液晶も、誘電異方性が正の液晶と混合
して、全体として正の液晶にして用いることができる。
また、誘電異方性が負の液晶でも、適当な素子構成およ
び駆動法を用いればそのまま使用できることは勿論であ
る。
本発明で用いるホスト液晶物質は第7表に示した液晶化
合物またはそれらの混合物のいずれでもよいが、次のび
種類の液晶化合物 03H7(X○−0N OsH,,5ON C7”15(吟−1c)−ON の混合物として、メルク社からZLエニー1.3.2と
い5商品名で販売されている液晶物質および、次のμ種
類の液晶化合物 0sHu!ON       j /重量饅0?H1g
<シ(ΣON      2.i重量饅o、u、、o%
aN/ b重量優 の混合物として、Br1tish Drug Hous
e社からEl−7という商品名で販売されている液晶物
質が本発明においては特に有用であることがわかった。
本発明に用いる旋光性物質としてはカイラルネマチック
化合物、例えば、コーメチルプチル基、3−メチルブト
キシ基、3−メチルペンチル基、3−メチルペントキシ
基、グーメチルヘキシル基、μmメチルへキトキシ基な
どの光学活性基をネマチック液晶化合物に導入した化合
物がある。また特開昭pi−μm14!4号に示すl−
メントール、d−ボルネオール等のアルコール誘導体、
d−ショウノウ、3−メチルシクロヘキサン等のケトン
誘導体、d−シトロネラ酸、l−ショウノウ酸等のカル
ボン酸誘導体、d−シトロネラール等のアルデヒド誘導
体、d  IJノネン等のアルケン誘導体、その他のア
ミン。
アミド、二h IJル誘導体などの光学活性物質は勿論
使用できる。
本発明に使用する素子とは公知の液晶表示用素子を使用
できる。すなわち、一般に少くとも一方が透明な2枚の
ガラス基板上に任意のパターンの透明電極を設け、電極
面が対向するように適当なスペーサーを介して、2枚の
ガラス基板が平行になるように素子を構成したものが用
いられる。この場合、スペーサーにより素子のギャップ
が決められる。素子ギャップとしては7〜10011m
、特にJ−jOpmが実用的見地から好ましい。
以下に、本発明の液晶組成物に使用されるシアン色系の
多色性アントラキノン系色素の例お性色素として、第2
表に示す色素のいずれかを添加し、700以上に加熱し
、液晶が等方性液体になった状態でよくかきまぜた後、
放置冷却する工程を繰返し行ない、色素を溶解した。
このようVC91製した上記液晶組成物を、透明電極を
有し、液晶と接する面をポリアミド系樹脂を塗布硬化後
ラビングしてホモジニアス配向処理を施した上下コ枚の
ガラス基板からなる基板間ギ′ヤツプ10−/θOμm
 の素子に封入した。上記配向処理を施した累子内では
電圧無印加のと含上記液晶組成物は、第1図に示すよう
なホモジニアス配内状態をとり、色素分子もホスト液晶
に従って同様の配向をとる。
このようにして作製したゲスト・ホスト素子の吸収スペ
クトルの測定ケ、液晶分子の配向方向に対して平行に偏
光した光及び垂直に偏光した光の各々を用いて行ない、
これら各偏光に対する色素の吸光度A/及び人工と最大
吸収波長を求めた。色素の吸光度を求めるにあたっては
ホスト液晶およびガラス基板による吸収を、素子の反射
損失に関して補正を行なった。このようにして求めた上
記各偏光に対する色・素の吸光度の値A/およびAJ−
の値を用いて、前述の式からオーダー・パラメーター8
の値を算出した。
実施例λ 実施例1で用いたものと全く同様の液晶に、第λ表A/
の色素 y t、oダ重量パーセント添加した液晶組成物を実施
例1と全く同様の素子(但し、基板間ギャップは約10
μm )l’:封入し、実施例1と同様に吸収スペクト
ルを測定した。そのスペクトルを第弘図に示す。図中、
曲線/gはA/を、曲線/A)まAlをそれぞれ示°(
−0可視領域[2ける最大吸収波長は67ダnm  で
あり、最大吸収波長におけるA//はo3コλ、ムLは
θ、θt3であった。従って本実施例色素のオーダー・
パラメーターSは0.6gとなる。
実施例3 実施例1で用いたものと全く同様の液晶に。
第コ表篇2/の色素 をへ/g重量パーセント添加した液晶組成物を実施例1
と全く同様の素子(但し、基板間ギャップは約IOμm
)に封入し、実施例1と同様に吸収スペクトルを測定し
た。そのスペクトルを第S図に示す。図中、曲線17は
A //を、曲線/gはAlvそれぞれ示す。可視領域
における最大吸収波長は乙7θnm  であり、最大吸
収波長ておけるに/10.7/&、A上は0,103で
あった。従って本実施例色素のオーダー・パラメーター
Sは0.66となる。
【図面の簡単な説明】
第1図 多色性色素と光との相対的な方向関係を示す略
図。 l・・・光の偏光、方向 コ・・・光 J、4’、j−・・・多色性色素分子 第2図 本発明の実施例素子の電圧無印加状態の略示的
断面図・ 6・・・観察者 7・・・透明ガラス基板 g・・・ホモジニアス配向処理が施された透明電極 ?・・・誘電異方性が正であるネマチック・ホスト液晶
分子 10・・・多色性色素分子 //・・・入射白色偏光 12・・・入射光の偏光方向 /3・・・偏光板 l弘・・・入射自然白色光 第3図 本発明の実施例素子の電圧印加状態の略示的断
面図。 6・・・観察者 ?・・・透明ガラス基板 ざ・・・ホモジニアス配向処理が施された透明電極 9・・・誘電異方性が正であるネマチック・ホスト液晶
分子 lθ・・・多色性色素分子 //・・・入射白色偏光 12・・・入射光の偏光方向 13・・・偏光板 llI・・・入射自然白色光 第ダ図〜第j図 本発明の実施例a〜実施例3の表示素
子の分光特性。 出 願 人  三菱化成工業株式会社 株式会社日立製作所 代 理 人  弁理士 長谷用  − はか1名

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式CI) 〔式中、R1はアルコキシ基またはアルキルアたはアル
    キルアミノ基で置換されていてもよいアラルキル基また
    はアリール基を示し R2はアルコキシ基、アルキルア
    ミノ基、シクロアルキル基、アルコキシアルキル基また
    はアルキルシクロアルキル基で置換されていてもよいア
    ルキル基;シクロアルキル基、アラルキル基、アリール
    基、アルキルアミノ基、アルキル基、アルコキシ基、ア
    ルキルシクロアルキル基またはアルコキシアルキル基で
    置換されていてもよいシクロアルキル基、アラルキル基
    または了り−ル基を示し R1,およびR3の少くとも
    一方が下記を示す。 R1= c、 −−o、、のアルキル基、+R3、また
    は<Rs (但しR3は05〜09のアルキル基または
    アルコキシ基を示す。) R2:O,〜0!、のアルキル基、舎R4または(ΣR
    4(R4はO1〜C9のアルキル基またはアルコキシ基
    、  8R5もしくはuH*を示すつ但し、R5は水素
    原子、01〜0.のアルキル基またはアルコキシ基を表
    わす。)〕で表わされるアントラキノン系色素。
  2. (2)一般式CI) 〔式中 R1はアルコキシ基またはアルキルアミノ基で
    置換されていてもよいアルキル基;アルキル基、アラル
    キル基、アリール基、アルコキク基またはアルキルアミ
    ノ基で、置換さ′れていてもよいアラルキル基またはア
    リール基を示し R2はアルコキシ基、アルキルアミノ
    基、シクロアルキル基、アルコキシアルキル基またはア
    ルキルシクロアルキル基で置換されていてもよいアルキ
    ル基;シクロアルキル基、アラルキル基、アリール基、
    アルギルアミノ基、アルキル基、アルコキシ基、アルキ
    ルシクロアルキル基またはアルコキシアルキル基で置換
    されていてもよいシクロアルキル基、アラルキル基また
    はアリール基を示し、R11およびHmの少くとも一方
    が下記を示す。 た−はべ)ζ>*s (但しR1はOs−09のアルキ
    ル基またはアルコキシ基を示す。) R2== O,〜018のアルキル基1、舎R4また示
    す。但し、R6は水素原子、01〜0・のアルキル基ま
    たはアルコキシ基を表わす。)〕で表わされるアントラ
    キノン系色素を少くとも1種類含むことを特徴とする液
    晶組成物。
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