JPS5945483B2 - 回転かんな形工具 - Google Patents

回転かんな形工具

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JPS5945483B2
JPS5945483B2 JP56154844A JP15484481A JPS5945483B2 JP S5945483 B2 JPS5945483 B2 JP S5945483B2 JP 56154844 A JP56154844 A JP 56154844A JP 15484481 A JP15484481 A JP 15484481A JP S5945483 B2 JPS5945483 B2 JP S5945483B2
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    • B23Q27/00—Geometrical mechanisms for the production of work of particular shapes, not fully provided for in another subclass
    • B23Q27/003—Geometrical mechanisms for the production of work of particular shapes, not fully provided for in another subclass of conical non-circular section manufactured by an apparatus with a first rotational cutting vector and a second linear feed vector, intersecting the first vector
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B27—WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
    • B27G—ACCESSORY MACHINES OR APPARATUS FOR WORKING WOOD OR SIMILAR MATERIALS; TOOLS FOR WORKING WOOD OR SIMILAR MATERIALS; SAFETY DEVICES FOR WOOD WORKING MACHINES OR TOOLS
    • B27G13/00—Cutter blocks; Other rotary cutting tools
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は２次元輪郭の切刃を回転させて、平面・柱面・
回転面等を加工する回転かんな形工具に関するもので、
その目的とするところは、再研削と組立との容易な切刃
によって騒音振動の少い加工を実現するこさにある。
本発明はかんな盤・フライス盤などに適用できるが、特
に平板加工の木工かんな盤への適用が重要であるので、
まづこの場合を例にとって実施の態様を説明する。
かんな盤における切削をなめらかに行わせ騒音を低減さ
せるにはヘリカル刃を用いるのが有効とされているが、
刃の製作に困難があり高価であるはかりでなく、刃の再
研削に特別の設備と技術および時間を要するのでコスト
高となり、現場で歓迎されず、普及が妨げられている。
本発明はこの欠点を除き、再研削と組立が簡単でかつヘ
リカル刃とほぼ同様の性能と効果を得る回転かんな形工
具を提示するものである。
さて、平面を切削する回転かんなの刃先は円筒面を描く
。
第１図において、回転かんな１００の両端面１および２
における軸心を０１および０２とし、刃先の描く円筒面
３（半径Ｒ）と端面１および２との交わる円をそれぞれ
１０および２０とする。
軸心。
１ ｏ２を含む垂直平面４さ端面用１０および２０と
の交点のうち刃物１０１に近い方をそれぞれ■１および
Ｖ２とする。
端面用１０および２０上の点Ａ１およびＡ２を通る垂直
平面５と前記垂直平面４との成す角をβとする。
円筒面３と垂直平面４との交線は で直ｖ１■２ 線であるが、円筒面３さ垂直平面５との交線６（すなわ
ち曲線ＡＩ ＡＡ２ 、ここＫＡは交線６上の任意の点
）は欄内の一部である。
垂直平面５と端面１および２との交線をＡ Ｉ Ｈ１お
よびＡ２Ｈ２とする。
ここにＨｌおよびＨ２はそれぞれ０゜および０２からＡ
ｌＨｌ およびと Ａ・Ｈ・′下した垂直０足７・０．０． Ｈ１Ｈ２との
成す角がβである。
いま、欄内孤６を刃物１０１の切刃の輪郭とし、平面５
を切刃のすくい面とする刃物を考え、これを軸０１０２
のまわりに回転すると同筒面を描くので、これに接する
板材に直線送りを与えるすＩＥしい平面の切削が可能で
しかも切削状況はヘリカル刃に似たものとなる。
たたし、軸直角すくい角は端面１および２においてそれ
ぞれＺＯｌＡｌＨｌ （＝α１ ）およびＺ０２Ａ２Ｈ
２（＝α２ ）となり、 ＝Ｗ１０２ ０１Ｈ１０２Ｈ２ とすればｓｉｎα１ ”” 、 Ｓｉｎα２−
Ｒ。
ｏ２Ｈ２＝ｏ１Ｈ１＋Ｗ−β 八 ｓｉｎα２＝ｓ石α１ 十−輪β
（１）従ってＣ２〉Ｃ１さなり、ヘリカル刃のようにす
くい角を一定に保つことができないという欠点がある。
しかし、軸直角すくい角αを一定に保つこきは必要では
なく、実際上許容範囲内にあれば差し支えない。
すなわちαの許容最小値をα−許容最大値をαｍａＸと
すればα１≧α１１およびＣ２≦αｍａｘであればよい
。
なお、軸直角切刃角γを刃幅に沿って一定に保つとすれ
ば、端面１および２における軸直角逃げ角δ１およびＢ
２は δ１＝９０°−γ−α１δ２＝９０°−γ−α２（２）
であるから、逃げ角δもδ１からＢ２の間に変化する。
Ｃ１およびＣ２は逃げ角の値も考慮して許容値を決める
必要がある。
一般（切削抵抗はすくい角が大きい程小さく、また、逃
げ角が大きい程小さいが、切刃角を一定に保てば、すく
い角が大きい程逃げ角が小さくなるので、切削抵抗は軸
方向の位置に関らずほぼ一定に保たれる。
切刃の再研削に当っては加工の困難な曲面でなく、加工
の容易な平面であるすくい面を研いでゆくだけで常に正
しい切刃の輪郭が現われるようにするのが望ましい。
いま第１図ＡＩ ＡＡ２で表わされる工具の刃先の形状
を表わす曲線（以下これを切刃の輪郭という）上の各点
をよぎる平行直線群による線織面（該輪郭は導線、各直
線は母線である）として形成される柱面の一部（第１図
Ａ１ＡＡ２Ｂ２ＢＢ１によって囲まれる部分）を逃げ面
とし、すくい面を均一の深さに研削すると、該母線が軸
直角の場合は、研削しろｔに相当して第３図（切刃の軸
直角断面）に示すようにＡ（６上の点）からＡ′の位置
に切刃輪郭が平行移動する。
それ伴い刃先の高さも変わるから、柱面の母線の方向Ｋ
Ａ’からＡに刃先を移動させる必要がある。
これを迅速正確に行わせるためすくい面１１を対接する
かんな胴側の平面１２に当てると共に、逃げ面１３の背
面１４を逃げ面１３に平行な平面もしくは柱面とし、か
んな胴側に対接する面１５を設けその上を工具を矢印の
方向にすべらせる。
その際、切刃が軸方向に移動しないように拘束する。
逃げ面の背面は逃げ面を仕上げる際の基準面にもなるの
で、その主要部は平面とするのがよい。
また、すくい面の背面もすくい面を研削する際の基準面
さするために、すくい面に平行な平面とするのがよい。
逃げ面を構成する柱面の母線の方向は特定する必要はな
いが、回転軸に直角の場合がわかりやすく、かつ実用的
であるので、専らこの場合について説明する。
そうすると刃物の断面は両端面１および２ではそれぞれ
平行四辺形Ａ１Ｂ１Ｃ１Ｄ１およびＡ２ Ｂ２ Ｃ２δ
２ 、任意の個所の断面では平行四辺形ＡＢＣＤ（第２
図）Ｋなる。
軸直角刃物角をγとすればＺＢ１Ｃ１Ｄ１＝ＺＢＣＤ＝
ｌ Ｂ ２ Ｃ２Ｄ ２ ＝ｌ Ｂ Ｉ Ａ Ｉ Ｄ
Ｉ ”＝ ｌ−Ｂ Ａ Ｄ ””＝７Ｂ２Ａ２Ｄ２二γ
である。
第２図では刃物を固定するねじ８を含む刃物断面の一例
を示してあり、１は刃物背側の当て金、９は切屑溜であ
る。
以下、紙面を水平面、紙面に垂直な平面を垂直面と呼ぶ
ことさし、第４図は工具回転軸。
ｏｏ。と角βを成す垂直面による工具刃先掃過円筒面（
半径Ｒ）の截り口を水平面に倒して平面図として表４つ
したところを示し、曲線Ａ。
Ａ１ＡＡ２Ｅは切刃の輪郭である欄内の一部となってい
る。
ここＶ？ＣｏｏＥは上記垂直面と水平面との交線で、Ｏ
８ま上記垂直面々工具回転軸との交点であり、Ｅはｒ具
刃先掃過円筒面上にある。
切刃の輪郭は第４図に示すように長半径＝＝００Ｅ−Ｒ
／ｓ石β、短半径Ｒの欄内の一部で、これを直と座標Ｘ
ｐ’ｌで表わすものとすれば 従って ｙ−Ｒ２−Ｘ２Ｓ石２β （３）被削面が
平面でなくて、切刃の描く回転面の軸断面が直交座標ξ
、ηを用い、軸方向ξの位置における半径がη＝−ｆ（
ξ）の形で表わされるときは、第５図に示すように切刃
の輪郭は直交座標Ｘ、ｙによって下式で表される。
ここにη１＝ｆ（ｏ）とする。
第５図は曲面加工用工具回転軸。
１ｏ丁と角βを成す垂直面による工具刃先掃過回転面３
′のり口を水平面に倒して表４つしたきころを示し、曲
線Ａ、ＡＡ２は切刃輪郭６′を表わす曲線で、Ｈ１を原
点、 −をｙ軸、ＨｌＡをｙ軸とする直ＨＩ Ｈ
２ 交座標系において、 Ｈ１Ｈ＝Ｘ＝ξ／ｃｏｓβ、ｙ２−η２−五正ＯＨ””
Ｑ Ｈ＋ξ−β、ｏ１Ｈ１＝η１ ｓｉｎα１であるか
ら、 刃物のすくい面が平面で背面がそれに平行な平面であれ
ば、刃物を複数個平面研削盤のテーブル上に簡単に並べ
て同時に加工できるので、迅速に寸法の揃った刃物を再
研削できる。
幅広の工具が必要な場合は、すくい角が限度内の工具を
タンデムに組合せて用いることがある。
ただし、段差のつかないように、つなぎの個所は刃物を
注意深く一部オーバラップさせて第６図のような形態に
して用いるのがよい。
この図では、工具１００（刃物１０１，１０２゜・・・
・・・をもつ）と工具２００（刃物２０１，２０２゜・
・・・・・をもつ）の接ぎ合わせを示す略平面図で、両
工具の接合部を１２のようにクラッチ歯形状にした例を
示す。
本発明の効果を要約すれば下記の通りである。
■ 製作容易な平面曲線の方形が用いられる。
■ 切刃の再研削が容易である。
■ 刃の組立を迅速正確になしうる構造とすることがで
きる。
■ 切刃が回転軸に対し傾斜しているので、切刃に沿っ
た切削速度成分が生じ切れ味が良く仕上面が良好である
。
■ 切削個所が軸方向に移動し、全刃幅で同時に切削し
ないので騒音が低い。
■ 技術的に困難の多いヘリカル刃さほぼ同等の切削性
能が得られる。
■ ヘリカル刃より経済的である。
【図面の簡単な説明】
第１図は本発明の原理を示す斜視図で一つの刃物のすく
い面が垂直の位置にある場合を示し、第２図は工具回転
軸に直角な断面の一部で第１図の工具の近傍を示し、第
３図は刃物の軸直角の断面における工具の工具本体への
取り付けの関係を示す図、第４図は平面切削用切刃の輪
郭を表わす幾何学的関係を示す図、第５図は曲面切削用
切刃の輪郭を表わす幾何学的関係を示す図、第６図は２
個の刃物をタンデムに組合せて使う場合の接ぎ合わせの
仕方を示す略平面図で、これらに用いる記号は下記の通
りである。 １００．２００・・・・・・回転かんな形工具、１０１
゜１０２・・・・・・１００を構成する刃物、２０１，
２０２・・・・・・２００を構成する刃物、１，２・・
・・・・工具１００の両端面（正面図で示す）、３・・
・・・・刃物が描く円筒面、４・・・・・・工具回転軸
を含む垂直平面、５・・・・・・刃物１０１のすくい面
、６・・・・・・刃物１０１の切刃輪郭、７・・・・・
・刃物背側の当て金、８・・・・・・刃物固定用ねじの
一つ、９・・・・・・切屑溜（チップポケット）１０．
２０・・・・・・端面１，２の刃先円、１１・・・・・
・切刃のすくい面（平面）、１２・・・・・・１１に対
接する工具本体側の平面、１３・・・・・・切刃の逃げ
面（柱面）、１４・・・・・・１３に対する背面、１５
・・・・・・１４に対接する工具本体側の面、１６・・
・・・・１１に対する背面。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. １ 工具の回転に伴って刃先が描くべき回転面と、回転
    軸に対し傾斜した平面との交線を切刃の輪郭とし、該平
    面を切刃のすくい面かつ摩耗後書研削すべき面とし、該
    輪郭を導線とする柱面を逃げ面とする切刃を有する平板
    状刃を、該柱面の母線に平行な方面に、かんな胴側傾斜
    平面にすくい面が突当たるまで平行移動させる案内面を
    、平板状刃とかんな胴との双方に相対応させて設けて成
    ることを特徴さする回転かんな形工具。
JP56154844A 1981-10-01 1981-10-01 回転かんな形工具 Expired JPS5945483B2 (ja)

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JP56154844A JPS5945483B2 (ja) 1981-10-01 1981-10-01 回転かんな形工具
CA000411991A CA1205622A (en) 1981-10-01 1982-09-22 Revolving cutting tool
EP82304994A EP0076596B1 (en) 1981-10-01 1982-09-22 Revolving cutting tool
DE8282304994T DE3278782D1 (en) 1981-10-01 1982-09-22 Revolving cutting tool
US06/423,173 US4541756A (en) 1981-10-01 1982-09-24 Revolving cutting tool
KR8204421A KR850000607B1 (ko) 1981-10-01 1982-09-30 회전 절삭공구

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JPS5856807A JPS5856807A (ja) 1983-04-04
JPS5945483B2 true JPS5945483B2 (ja) 1984-11-07

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EP (1) EP0076596B1 (ja)
JP (1) JPS5945483B2 (ja)
KR (1) KR850000607B1 (ja)
CA (1) CA1205622A (ja)
DE (1) DE3278782D1 (ja)

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