JPS5943462Y2 - 排気マニホ−ルド支持装置 - Google Patents
排気マニホ−ルド支持装置Info
- Publication number
- JPS5943462Y2 JPS5943462Y2 JP14334979U JP14334979U JPS5943462Y2 JP S5943462 Y2 JPS5943462 Y2 JP S5943462Y2 JP 14334979 U JP14334979 U JP 14334979U JP 14334979 U JP14334979 U JP 14334979U JP S5943462 Y2 JPS5943462 Y2 JP S5943462Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exhaust manifold
- cylinder head
- support device
- gasket
- manifold support
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Exhaust Silencers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、排気マニホールドをシリンダヘッドに取付け
る排気マニホールド支持装置に関するものである。
る排気マニホールド支持装置に関するものである。
従来のエンジンにおける排気マニホールド支持装置は排
気マニホールドのフランジ部とシリンダヘッドとの間に
一枚又は二枚の平板の組合せから成るガスケットが介在
され、排気マニホールドがシリンダヘッドに剛く固着さ
れたものであり、そのため該支持装置には防振効果がな
く、このためエンジン本体の振動で騒音を生じ、しかも
、排気ガスによる熱変形あるいは鋳造後の歪に対して、
シリンダヘッドと排気マニホールド間のシール性を高く
保つことが困難なものであった。
気マニホールドのフランジ部とシリンダヘッドとの間に
一枚又は二枚の平板の組合せから成るガスケットが介在
され、排気マニホールドがシリンダヘッドに剛く固着さ
れたものであり、そのため該支持装置には防振効果がな
く、このためエンジン本体の振動で騒音を生じ、しかも
、排気ガスによる熱変形あるいは鋳造後の歪に対して、
シリンダヘッドと排気マニホールド間のシール性を高く
保つことが困難なものであった。
そして、シリンダヘッドと排気マニホールドとの間にガ
スケットを介在させたものが実公昭５６−５０１０６号
公報として知られているが、このものはシール部材が多
数の部材の組合せよりなり、排気マニホールドのフラン
ジをブツシュとスプリングとシートとを用いてシリンダ
ヘッドに取付けるようにしているので、構成部材を多く
必要とし、構造が複雑になると共に高価になる欠点を有
し、またガスケットをシール部材に嵌合し、前記シール
部材を位置決めしてシリンダヘッドに当接した後、排気
マニホールドを環状板ばねと石綿を介してボルトにより
締付けるため、シール部材の位置決めが手数を要して面
倒であると共にシール部材が移動し易く、普た、金属ベ
ローズを用いた内燃機関の排気管用伸縮継手が実開昭５
３−１４５０２３号公報として知られているが、このも
のは、金属ベローズに外筒を取付けてこれに７ランジを
溶接しなげればならないため、構成部品を多く必要とす
るものであった。
スケットを介在させたものが実公昭５６−５０１０６号
公報として知られているが、このものはシール部材が多
数の部材の組合せよりなり、排気マニホールドのフラン
ジをブツシュとスプリングとシートとを用いてシリンダ
ヘッドに取付けるようにしているので、構成部材を多く
必要とし、構造が複雑になると共に高価になる欠点を有
し、またガスケットをシール部材に嵌合し、前記シール
部材を位置決めしてシリンダヘッドに当接した後、排気
マニホールドを環状板ばねと石綿を介してボルトにより
締付けるため、シール部材の位置決めが手数を要して面
倒であると共にシール部材が移動し易く、普た、金属ベ
ローズを用いた内燃機関の排気管用伸縮継手が実開昭５
３−１４５０２３号公報として知られているが、このも
のは、金属ベローズに外筒を取付けてこれに７ランジを
溶接しなげればならないため、構成部品を多く必要とす
るものであった。
本考案の目的は、上記欠点を解消することであり、排気
マニホールド支持装置の防振効果によって騒音防止を達
成し、且つ排気マニホールドの熱変形によるガス漏れを
防止することが可能で、ガスケットの取付げに位置決め
のための手数を要さず、これを容易に行うことが可能で
、単一のベローのみを用い、これに外筒やフランジなど
を取付げる必要のない排気マニホールド支持装置を提供
することである。
マニホールド支持装置の防振効果によって騒音防止を達
成し、且つ排気マニホールドの熱変形によるガス漏れを
防止することが可能で、ガスケットの取付げに位置決め
のための手数を要さず、これを容易に行うことが可能で
、単一のベローのみを用い、これに外筒やフランジなど
を取付げる必要のない排気マニホールド支持装置を提供
することである。
上記目的を達成するために、本考案の排気マニホールド
支持装置は、シリンダヘッドと排気マニホールドとの間
にベロー状のガスケットを介在し、前記マニホールドを
前記シリンダヘッドに対し浮遊状態に取付けた排気マニ
ホールド支持装置において、前記ガスケットを前記シリ
ンダヘッドと前記排気マニホールドのフランジとにそれ
ぞれ設けた凹状段部の間に配置したことを特徴とする構
成を有するものである。
支持装置は、シリンダヘッドと排気マニホールドとの間
にベロー状のガスケットを介在し、前記マニホールドを
前記シリンダヘッドに対し浮遊状態に取付けた排気マニ
ホールド支持装置において、前記ガスケットを前記シリ
ンダヘッドと前記排気マニホールドのフランジとにそれ
ぞれ設けた凹状段部の間に配置したことを特徴とする構
成を有するものである。
以下、図面を参照して本考案の実施例を詳述する。
第１図を参照すると、本考案による排気マニホールド支
持装置が番号１０で全体的に示されている。
持装置が番号１０で全体的に示されている。
この支持装置１０は、排気マニホールド１をシリンダヘ
ッド４に取付けるものである。
ッド４に取付けるものである。
次に第２図は、第１図を更に詳細に示したもので、上記
排気マニホールド支持装置１０の一実施例が示されてい
る。
排気マニホールド支持装置１０の一実施例が示されてい
る。
排気マニホールドのフランジ部５における排気通路１１
の周囲部には凹状段部Ｔが形成されており、他方、シリ
ンダヘッド４における排気ポート９の周囲部には凹状段
部８が形成されている。
の周囲部には凹状段部Ｔが形成されており、他方、シリ
ンダヘッド４における排気ポート９の周囲部には凹状段
部８が形成されている。
これら凹状段部Ｉと８の間には、ベロー状の金属製ガス
ケット３が配置されており、そして排気マニホールドの
フランジ部５とシリンダヘッド４とは、ガスケット３が
所定の強さに１で圧縮されるように、フランジ部５に遊
嵌されたボルト２によって浮遊状態に取付けられており
、前記金属製ガスケット３は両端を凹状段部ｌと８によ
って嵌合されて位置ずＬをおこすことがなく、取付けが
容易とされている。
ケット３が配置されており、そして排気マニホールドの
フランジ部５とシリンダヘッド４とは、ガスケット３が
所定の強さに１で圧縮されるように、フランジ部５に遊
嵌されたボルト２によって浮遊状態に取付けられており
、前記金属製ガスケット３は両端を凹状段部ｌと８によ
って嵌合されて位置ずＬをおこすことがなく、取付けが
容易とされている。
第３図を参照すると、上記排気マニホールド支持装置１
０の別の実施例が示されている。
０の別の実施例が示されている。
排気マニホールドのフランジ部５における排気通路１１
０局部には凹状段部１が形成されており、他方、シリン
ダヘッド４における排気ポート９の周囲部には凹状段部
８が形成されている。
０局部には凹状段部１が形成されており、他方、シリン
ダヘッド４における排気ポート９の周囲部には凹状段部
８が形成されている。
これら凹状段部Ｉと８の間にはベロー状の金属製ガスケ
ット３が配置されている。
ット３が配置されている。
フランジ部１２を有する押圧部材６はボルト２によって
シリンダヘッド４に固着されており、上記フランジ部１
２は排気マニホールドのフランジ部５に係合して排気マ
ニホールド１をシリンダヘッド４に浮遊状態に抑圧支持
する。
シリンダヘッド４に固着されており、上記フランジ部１
２は排気マニホールドのフランジ部５に係合して排気マ
ニホールド１をシリンダヘッド４に浮遊状態に抑圧支持
する。
この場合に、ベロー状の金属製ガスケット３ハ所定の強
さに１でシリンダヘッド４とフランジ部５との間で圧縮
された状態になっている。
さに１でシリンダヘッド４とフランジ部５との間で圧縮
された状態になっている。
第４図は参照すると、ベロー状の金属製ガスケット３０
種々の形状が示されている。
種々の形状が示されている。
以上に述べたように、本考案の排気マニホールド支持装
置は、シリンダヘッドに対して浮遊状態に取付けた排気
マニホールドと前記シリンダヘッドとの間にガスケット
を介在した排気マニホールド支持装置において、前記ガ
スケットを前記シリンダヘッドと前記排気マニホールド
とにそれぞれ設けた凹状段部の間に配置したことにより
、ベロー状のガスケットのばね効果によりシリンダヘッ
ドに対し排気マニホールドは浮遊状態に支持されるため
、防振効果を得ることができ、騒音防止を達成できる。
置は、シリンダヘッドに対して浮遊状態に取付けた排気
マニホールドと前記シリンダヘッドとの間にガスケット
を介在した排気マニホールド支持装置において、前記ガ
スケットを前記シリンダヘッドと前記排気マニホールド
とにそれぞれ設けた凹状段部の間に配置したことにより
、ベロー状のガスケットのばね効果によりシリンダヘッ
ドに対し排気マニホールドは浮遊状態に支持されるため
、防振効果を得ることができ、騒音防止を達成できる。
更に、上記ばね効果により排気マニホールドは、排気ガ
スの熱によるシリンダヘッドと排気マニホールド間の熱
変形に追従して変形できるのでガスケットからのガス漏
れが生じることがなく、＠記ガスケットはシリンダヘッ
ドと排気マニホールドとにそれぞれ設けた凹状段部によ
ってその両端が歌合されて位置ずれを起こすことがなく
、取付けの際の位置決めが手数を要さずに容易に行うこ
とができ、単一のベローのみを用い、これに外筒やフラ
ンジを設ける必要がなく、構成部品を少なくできる。
スの熱によるシリンダヘッドと排気マニホールド間の熱
変形に追従して変形できるのでガスケットからのガス漏
れが生じることがなく、＠記ガスケットはシリンダヘッ
ドと排気マニホールドとにそれぞれ設けた凹状段部によ
ってその両端が歌合されて位置ずれを起こすことがなく
、取付けの際の位置決めが手数を要さずに容易に行うこ
とができ、単一のベローのみを用い、これに外筒やフラ
ンジを設ける必要がなく、構成部品を少なくできる。
第１図は本考案による排気マニホールド支持装置を示す
一部断面の正面図、第２図は本考案の一実施例の要部を
示す断面図、第３図は本考案の別の実施例の要部を示す
断面図、及び第４図イ、ロバは種々のベロー状の金属製
ガスケットを示す断面図である。 １・・・・・・排気マニホールド、２・・・・・・ボル
ト、３・・・・・・ベロー状の金属製ガスケット、４・
・・・・・シリンダヘッド、５，１２・・・・・・フラ
ンジ部、６・・・・・・押圧部材、７．８・・・・・・
凹状段部、１０・・・・・・排気マニホールド支持装置
。
一部断面の正面図、第２図は本考案の一実施例の要部を
示す断面図、第３図は本考案の別の実施例の要部を示す
断面図、及び第４図イ、ロバは種々のベロー状の金属製
ガスケットを示す断面図である。 １・・・・・・排気マニホールド、２・・・・・・ボル
ト、３・・・・・・ベロー状の金属製ガスケット、４・
・・・・・シリンダヘッド、５，１２・・・・・・フラ
ンジ部、６・・・・・・押圧部材、７．８・・・・・・
凹状段部、１０・・・・・・排気マニホールド支持装置
。
Claims (3)
- （１）シリンダヘッドと排気マニホールドとの間にベロ
ー状のガスケットを介在し、前記排気マニニールドを前
記シリンダヘッドに対し浮遊状態に取付けた排気マニホ
ールド支持装置において＠記ガスケットを前記シリンダ
ヘッドと前記排気マニホールドのフランジ部とにそれぞ
れ設けた凹状段部の間に配置したことを特徴とする排気
マニホールド支持装置。 - （２） 排気マニホールドは、そのフランジ部に遊嵌
されたボルトによって、シリンダヘッドに取付けられて
いる実用新案登録請求の範囲第１項に記載の排気マニホ
ールド支持装置。 - （３）排気マニホールドは、そのフランジ部に係合する
フランジ部を有し、且つシリンダヘッドに固着された押
圧部材によって前記シリンダヘッドに取付けられている
実用新案登録請求の範囲第１項に記載の排気マニホール
ド支持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14334979U JPS5943462Y2 (ja) | 1979-10-18 | 1979-10-18 | 排気マニホ−ルド支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14334979U JPS5943462Y2 (ja) | 1979-10-18 | 1979-10-18 | 排気マニホ−ルド支持装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5665122U JPS5665122U (ja) | 1981-06-01 |
| JPS5943462Y2 true JPS5943462Y2 (ja) | 1984-12-24 |
Family
ID=29374588
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14334979U Expired JPS5943462Y2 (ja) | 1979-10-18 | 1979-10-18 | 排気マニホ−ルド支持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5943462Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6621191B1 (ja) * | 2019-05-29 | 2019-12-18 | 株式会社東伸 | ガスケット付きフランジ及び管の接続方法 |
-
1979
- 1979-10-18 JP JP14334979U patent/JPS5943462Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5665122U (ja) | 1981-06-01 |
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