JPS594210Y2 - 電動水抜き栓 - Google Patents

電動水抜き栓

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JPS594210Y2
JPS594210Y2 JP6491681U JP6491681U JPS594210Y2 JP S594210 Y2 JPS594210 Y2 JP S594210Y2 JP 6491681 U JP6491681 U JP 6491681U JP 6491681 U JP6491681 U JP 6491681U JP S594210 Y2 JPS594210 Y2 JP S594210Y2
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JP
Japan
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water
backing
valve stem
hole
valve
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Application number
JP6491681U
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English (en)
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JPS56168669U (ja
Inventor
宗次郎 佐々木
宝西 北條
Original Assignee
株式会社 竹村製作所
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Publication date
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  • Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はモーターの動力を用いた水抜き栓にかかわる
冬季、寒冷地方では家庭用の水抜き栓を普通手動で作用
させている。
ときには遠隔操作として電磁力を使用しているが、官公
庁、ビルデング、病院、工場等大きな建物で水を多量に
使用するところでは給水管も大きくなり電磁力では容量
が小さく不適となる。
そこで大型の水抜き栓を作動するにはモーターの使用が
適当であるが、通水止水排水を弁軸の昇降間に段階的に
切り換える水抜き栓に於いてその弁軸の昇降をモーター
によって行う場合、通水にするときと止水排水にすると
きにモーターに通電し、通水または止水時には通電しな
いでモーターを休止させ節電を図ることが必要である。
その場合に弁軸の昇降が水抜き栓本体とのネジ送りによ
って行われる水抜き栓では、止水して通水口を塞いでい
ると止水バッキングには給水圧がかかるために前記ネジ
送りが働いて止水バッキングの通水口閉塞に緩み(止水
不完全)が生ずることがある。
そこでこの考案は止水時に弁軸上部に給水圧をかけてこ
の欠点を防止し、もってモーターによる完全な作用を期
待できるようにしたものである。
上記の目的のために、入水口と出水口間の連通口を弁軸
に設けた止水バッキングが弁軸下降時に閉塞する水抜き
栓に於いて、弁軸上部に氷室を設けて同氷室へ弁軸底面
から弁軸内を貫通する水孔を設け、氷室はまた下段の径
を小にしてそれに内接する浅水止めバッキングを弁軸に
設けることにより、止水バッキングの連通口閉塞時に水
孔から水室内の塞水止めバッキング上に給水圧がかかり
、もってモーター休止に際し止水バッキングに上昇圧が
かからず前記ネジ送りの発生を防止したものである。
実施例により詳細に説明すると、栓箱1は入水口2と出
水口3との間に連通口4を設け、上部口に捏合5がネジ
合せに内嵌立設されている。
捏合5にはその底面外側に直通する排水孔6を穿ち、中
央部には弁軸7を昇降自在に挿通し、上部の外周壁8に
は底のない中栓蓋9をネジ合せにしている。
第3図に示すように捏合5の上部と中栓蓋9の中央部に
水室10が構成された同室10は捏合5側では階段状に
段部が設けられている。
水室10と出水口3を連通する水孔11が垂直に弁軸7
に平行して捏合5に穿設されている。
捏合5の上段部の内周壁に接触自在の浅水止めバッキン
グ12を弁軸7に外嵌したバッキング台13に外嵌し、
バッキング台13の上下には割り座金14.14を弁軸
7に嵌着し、リングバッキング15.15で割り座金1
4、14を緊着して浅水止めバッキング12を弁軸7に
固定している。
弁軸7には下端より弁軸7の軸心に水孔16を穿設し、
水孔16の上端は上部の割り座金14の直上で弁軸7に
横方向に穿った水孔16′に開口している。
氷室10は弁軸7を下に下げたとき第3図に示すように
浅水止めバッキング12により上下に2分されるが、第
4図に示すように弁軸7が上に上げられたときには上下
一体に連通される。
弁軸7は下端部の径を若干細くして止水バッキング17
を嵌着し、止め金18をネジ合わせにして止水バッキン
グ17が固着されている。
止め金18には水孔19があけられている。
止水バッキング17の直上の弁軸7は径を僅かに太くし
て段部20を設け、その上の弁軸7をまた同じ位いに細
くしてその上に段部20′を設け、その細くした弁軸7
に排水バッキング21が緩くはめられ、弁軸7と排水バ
ッキング21との間に小さな間隙22が形成されている
捏合5の下部の中央部に浅く凹部23が凹設され、水孔
11.凹部23、間隙22が連通し、水室10および出
水口3と連通ずるものである。
止水バッキング17と排水バッキング21間にスプリン
グ24を間装している。
弁軸7の上端は連結筒25にネジ合わせて連結されピン
26で固着され、弁軸7の上端に接触されるロット27
はその下端を連結筒25へ挿入して逆ドーム状の突盤2
8に内挿しネジ合わせにしてピン29にて突盤28に固
着され、突盤28の周側面が連結筒25の内周面にゆる
く嵌挿され弁軸7とロット27とが接触されている。
ロット21の上端には第1図に示すように冠盤30をか
ぶせ、ネジ合わせにしてピン31で1着している。
冠盤30は中空筒32に挿入され、冠盤30の上下にス
プリング33、34がそれぞれ間装され、中空筒32の
下端にはプラグ35がネジ込まれて固着されている。
中空筒32の上部には数条の雄ネジ36の台が一体に設
けられ、その上に両側面が縦条に削り落とされた軸37
が同じく一体に突設されている。
数条の雄ネジ36の雌ネジを刻んでいるネジ体38はそ
の下部が中栓蓋9の上端にネジ合わせて立設された内筒
39の上端と同しくネジ合わせにして固着されている。
また、栓箱1にネジ合わせで外嵌した外筒40もネジ体
38の下部まで立設され、ネジ体3Bに同じくネジ合わ
せで外嵌した上部筒41に嵌合係止されている。
上部筒41上にはモーター42が連結され、そのモータ
ー42のモーター軸43と一体にされた連結体44の下
部に両側面が削られた軸37が嵌入され、それによって
モーター軸43の回転力は連結体44を介して軸37に
伝導され、軸37はモーター420回転方向に従いその
回転方向が自在とされ、雄ネジ36、雌ネジにより連結
体44の中を上下に摺動も自在とされてこのものは戒っ
ている。
以上のように構成されているので、第2図に示すように
通水状態のときにモーター42を止水に始動すると、モ
ーター軸43の回転力が連結体44により軸37に伝わ
り、軸37と一体の雄ネジ36が働らきロット27が回
転しながら降下し、弁軸7が押し下げられるので下端の
止水バッキング17が連通口4を閉じる。
このとき、弁軸7にゆるくはまってスプリング24で支
持されている排水バッキング21は、止水バッキング1
7が連通口4を閉じたときに、弁軸7の細くされた上部
の段部20′により少しばかり遅れて押し下げられて排
水孔6が開らかれ、第1図に示す止水状態となり、出水
口3側の立ち上り管(図外)の水が逆流し、水室10の
下部の水も排水孔6より杜仲に排出されて不凍とされる
同時に、入水口2側の給水は止め金18の水孔19より
水室10の上部に入り浅水止めバッキング12に給水圧
を働かせて弁軸7を押し下げ、止水バッキング17を中
間浅水のない止水状態に保持する。
そのとき、モーター42のリミットスイッチ45が働ら
いてモーター42を停止し、モーター42が停止しても
止水状態が維持される。
次に、モーター42を前記と反対へ回転せしめると、水
室10内の給水圧に抗して軸37、雄ネジ36が前記と
反対へ回転されつつ上方へ上げられ弁軸7も上げられて
止水バッキング17が開らかれる。
このとき少しばかり早めに、排水バッキング21がスプ
リング24と給水圧により押し上げられて排水孔6を閉
じるので中間浅水を起さない。
そして弁軸1が所定の高さまで引き上げられるとリミッ
トスイッチ45が働らいてモーター42は停止し、第2
図に示すように通水状態となる。
それまでの間に、水室10の上部の水は水孔16′から
水孔16へ押し出され、浅水止めバッキング12が水室
10の上下を連通し、次いで上下の水室10は水孔16
と水孔19、水孔11と間隙22とそれぞれ連通ずるの
でモーター42が止まっても通水状態が維持される。
上記に於いて、スプリング33.34は組み立て寸法の
誤差の吸収及びバッキング特に止水バッキング17の摩
耗による組み付は当初よりの昇降度差を埋める作用をし
ている。
特にこの考案で重要なる点はこの考案の頭書の考案目的
に記したモーターか゛停止し第3図の止水状態にある場
合の作用である。
この場合には直径の大きい止水バッキング17には給水
圧がその面積に対応してかかるために、弁軸7は止水時
に上昇力を受けそれによってロット27をネジ36によ
るネジ合いを介して回転させてモーターを空転させ、止
水バッキング17の連通口4の閉塞を緩めるところを、
浅水止めバッキング12に給水圧をかけることにより弁
軸7にかかる上昇圧を解消させている。
以上のようにこの電動水抜き栓は、弁軸7の上部に設け
られた入水と出水側に連通する水室10内を、弁軸7に
固装された浅水止めバッキング12が弁軸7の昇降によ
って摺動する際に、水室10の内径差によって浅水止め
バッキング12上下間を給水が連通し、または連通しな
いようにすることによって、止水時は浅水止めバッキン
グ12上に押し下げの給水圧を加え、給水時は同上バッ
キングに押しあげと押し下げ圧を加えるようにし、これ
によって、大口径の給水管に於ける水抜き栓の操作をモ
ーターによって行う場合に於ける在来の問題点、即ち、
止水時にモーターが停止した場合に給水圧によってモー
ターが空転して止水不完全となり通水するという欠点が
解決される効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の電動水抜き栓の止水時の縦断面図、
第2図は同上通水時の縦断面図、第3図は同上第1図の
下部水栓部の止水時の拡大縦断面図、第4図は同上通水
時の拡大縦断面図である。 図中、1は栓箱、2は入水口、3は出水口、4は連通口
、5は捏合、6は排水孔、7は弁軸8は周壁、9は中栓
蓋、10は氷室、11は水孔、12は浅水止めバッキン
グ、13はバッキング台、14は割り座金、15はリン
グバッキング、16は水孔、17は止水バッキング、1
8は止め金、19は水孔、20は段部、21は排水バッ
キング、22は間隙、23は凹部、24はスプリング、
25は連結筒、26はピン、27はロット、28は突盤
、29はピン、30は冠盤、31はピン、32は中空筒
、33はスプリング、34はスプリング、35はプラグ
、36は雄ネジ、37は軸、38はネジ棒、39は内筒
、40は外筒、41は上部筒、42はモーター、43は
モーター軸、44は連結体、45はリミットスイッチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 連通口4を設けた栓箱1上の捏合5には底部より外部へ
    通ずる排水孔6と上面へ通ずる水孔11とを穿ち、中央
    部では弁軸7を昇降自在に挿通し、捏合5上にかぶせた
    中栓蓋9と捏合5間に水室10を形威し、弁軸7には浅
    水止めバッキング12を該水室10内で軸装固定すると
    共に該弁軸7の下部先端より水室10の上部へ連通する
    水孔16を穿ち、捏合5底面と連通口4間の弁軸7に連
    通口4を開閉する止水バッキング17と捏合底面の排水
    孔6を開閉する排水バッキング21を軸装し、弁軸7に
    同軸昇降用のモーター42を連結して戒る電動水抜き栓
JP6491681U 1981-05-02 1981-05-02 電動水抜き栓 Expired JPS594210Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6491681U JPS594210Y2 (ja) 1981-05-02 1981-05-02 電動水抜き栓

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6491681U JPS594210Y2 (ja) 1981-05-02 1981-05-02 電動水抜き栓

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56168669U JPS56168669U (ja) 1981-12-12
JPS594210Y2 true JPS594210Y2 (ja) 1984-02-06

Family

ID=29659086

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6491681U Expired JPS594210Y2 (ja) 1981-05-02 1981-05-02 電動水抜き栓

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4617221B2 (ja) * 2005-08-09 2011-01-19 北海道水道機材株式会社 水抜き栓駆動ユニット

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JPS56168669U (ja) 1981-12-12

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