JPS5942067Y2 - ゼンマイ玩具自動車のエンジン等擬音発生装置 - Google Patents

ゼンマイ玩具自動車のエンジン等擬音発生装置

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JPS5942067Y2
JPS5942067Y2 JP10175179U JP10175179U JPS5942067Y2 JP S5942067 Y2 JPS5942067 Y2 JP S5942067Y2 JP 10175179 U JP10175179 U JP 10175179U JP 10175179 U JP10175179 U JP 10175179U JP S5942067 Y2 JPS5942067 Y2 JP S5942067Y2
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JP
Japan
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gear
mainspring
shaft
rotation
machine frame
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JP10175179U
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JPS5619288U (ja
Inventor
有宏 毛利
Original Assignee
有限会社三友
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Publication date
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【考案の詳細な説明】 この考案はゼンマイ玩具自動車において走行中はもとよ
りスタート時及び走行停止時に実感に富むエンジン等の
擬音を発生させる装置に関する。
この考案は雌具に富むゼンマイ玩具自動車を提供しよう
となされたものである。
以下、この考案を実施の−ψりとして示す図面により説
明すると、車台板1に機枠2が取付けられ、この機枠2
には両端に車輪4,4を装着した車軸5が軸受され、そ
の車軸5に取付けたピニオン6とは車台板1をバックさ
せたとき、車輪4の回転で機枠2の長孔軸受7に支持さ
れる中間歯車8を介して回転させる歯車9を機枠2に軸
受されたゼンマイ軸10と一体に構成すると共にその一
側にクラッチ爪11を設け、このクラッチ爪と係合する
クラッチ爪12を一側に設けた歯車13を前記軸10に
遊支し、前記軸10にはその外端が機枠2に取付けられ
るゼンマイ14の内端を係着し、前記の如く車台板1を
後退して車輪4,4を回転させたとき、中間歯車8を介
して歯車9を回転し。
ゼンマイ14を捲締め可能に設けられる。
機枠2にはまた小径のピニオン部15と大径の歯部17
を有する切替歯車を長孔軸受16に支承し、そのピニオ
ン部15を前記遊支歯車13と噛合し、その歯車の回転
方向にしたがって長孔軸受16内を移動伝動させ、歯部
17と増速歯車18はゼンマイ駆動時に噛合し、この増
速歯車18と噛合する歯車27を有する竪軸19を増速
歯回転するように設けられる。
前記歯車13は、機枠2の長孔軸受20に軸受され、か
つその歯車130回転方向にしたがって移動する中間歯
車21の小径歯部21aと噛合し、この中間歯車210
大径歯部21bは車軸5上の走行用歯車22と歯車18
の回転方向にしたがって噛合するように設けられる。
前記歯車18の軸23の=端は延長され、その先端に打
印子24が取付けられ、機枠2−側に設けられた発音板
25をその回転にしたがって打印するようになっている
尚、第1図に示すように竪軸発音装置を車軸5より後方
に設けた場合には第8図に示すようなスポーツタイプの
乗用車に搭載すると、機枠等が仮線のように突出し体裁
が悪くなるので、第8図実線に示すように車軸5上のピ
ニオン6と中間歯車8の間に方向変換歯車26aを、ま
た図示しないが車軸5上の走行用歯車22と中間歯車2
1との間に方向変換歯車を夫々装置し、発音部を車台中
央に設けてもよいものである。
さらに第9図に示すように歯部17と増速歯車18との
間に増速歯車26bを装置し、竪軸19を一層高速に回
転させ、回転エネルギをより蓄積させると共に歯車9の
初期回転抵抗を大きくとり、スタート時のエンジン音を
より長く鳴らすことを可能にするものである。
この考案は前記のように構成されるものであるから、第
1図において、車台板1を矢印イの方向にバックさせる
と、車輪4,4は後転して車軸5を回転させるので、そ
の回転力は中間歯車8を介して歯車9を回転し、同方向
にゼンマイ軸10を第5図において矢印口に示す方向に
回転させる。
そこでゼンマイ軸10はゼンマイ14を捲締める。
また、歯車9又はゼンマイ軸10上の爪11は歯車13
上の爪12と第5図に示すような位置で接触し、その歯
車13を回転させる。
この回転は中間歯車21を介して走行歯車22を回転し
、車軸5を前進方向に回転させようとするが、中間歯車
21が長孔軸受20にしたがって上方に逃げ、走行用歯
車22へ回転を伝達しない。
同時に前記歯車9の回転はピニオン部15に伝達される
が、その回転方向からその切替歯車は長孔軸受16にし
たがって最低位置に降下し、歯部17と増速歯車18と
噛合しない。
したがって打印子24を回転させることなくゼンマイ1
4の捲締めが行える。
次に車台板1より押えていた手を離すと、第6図に示す
ようにゼンマイ軸10はゼンマイ14の作用で矢印への
方向に回転し、ゼンマイ軸10と一体のクラッチ爪11
は、歯車9と一体のクラッチ爪12の一方の当接面より
離れ、その方向へ回転する。
このときゼンマイ軸10と共に回転する歯車9は常時噛
合する切替歯車な長孔軸受16に沿って上昇させて歯車
18と関連する。
したがって、ゼンマイ作用によるゼンマイ軸10の回転
は歯車18を介して竪軸19に増速伝達され、打印子2
4を回転して発音板25よりエンジン音を発生させると
同時に竪軸19に回転を蓄積する。
前記のようにしてゼンマイ軸10の回転によりその回転
は先ずピニオン部15に伝達して発音と回転蓄積とを先
ずは行なうが、それからゼンマイ軸10上のクラッチ爪
11が第7図に示すように略1回転し、歯車13上のク
ラッチ爪12における反対側当接面に接すると、その爪
を介して歯車13を矢印への方向に回転させる。
そこでこの歯車130回転は中間歯車21に伝達し、そ
の回転方向から第7図に示すように車軸5上の走行用歯
車22に伝達し、車輪4,4を回転させる。
このとき歯車9と中間歯車8とは前記のようにフリーに
なっており、よって、車台板1は第1図において矢印二
の方向にエンジン音を鳴らして走行を開始し、ゼンマイ
140作用で急速に竪軸19に回転力を蓄積しつつエン
ジン音を猛烈に響かせて走る。
そしてゼンマイ14の駆動力がなくなると、車軸5上の
走行用歯車22と中間歯車21との噛合は中間歯車21
に歯車13が常時に噛合して回転抵抗を与えるため、走
行用歯車22の中間歯車21は長孔軸受20に沿って上
方に逃げ、走行用歯車22より脱れ、走行用歯車22の
回転を拘束しない。
したがって、車台板1は惰性で走る。このとき発音部に
おける歯車の関連状況は第2図に示す通りになり、歯部
17は歯車18の小径歯部18aと噛合しないので、そ
の慣性回転を阻止することがなく打印子25は竪軸19
の回転力が持続する間だけ作動する。
よって、惰性走行より竪軸回転の方が長く持続するので
、車台板1すなわち自動車が停止してもエンジン音は持
続する。
以上、この考案によると、車輪4,4を後方に転回させ
てゼンマイを捲締め、手を放してスタートさせると、直
ちにスタートするのではなく先ずはゼンマイを原動力と
して始めにエンジン音のみを数秒間発音し、次いでエン
ジン音を高めながら高速走行を数秒間行ない、ゼンマイ
動力が消失したのちはエンジン音を発生させつつ惰性走
行を数秒間行ない、そして走行を停止後において数秒〜
数十秒間エンジン音を発生させる、玩具自動車を提供で
きるものである。
従来の玩具自動車では、竪軸動力を原動力とするもので
は走行に先立って例えば駆動輪を転回して高速に整軸を
回転させる必要があるため、床面に玩具を置く前にその
エンジン音を発生しており、実感にとぼしいものである
またゼンマイを原動力とするものでは走行の開始とエン
ジン音の発生とが同時になり、これまた実感にとぼしい
ものである。
この考案では前述のようになるのでスタート前にエンジ
ン音が発生し、それは競争自動車のスタート情景を和実
に再現し、次の瞬間には大きな爆音を立て高速走行に移
行し、それから爆音を立て惰性で走行し、停止してもし
ばらくエンジン音を発生させることによって、レース中
及びレース終了後の情景を再現できるなど、その利用の
仕方によってきわめて雌具に富むものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案装置の平面図、第2図は第1図A−A
線に沿う断面図、第3図はB −B線に沿う断面図、第
4図はゼンマイ軸と竪軸駆動軸及び車輪駆動軸との関連
構造を示す断面図、第5図は車軸よりゼンマイ軸を捲締
める伝動歯車群を示す側面図、第6図は車輪駆動に先立
って整軸な回転させる伝動歯車群を示す側面図、第1図
は車軸と整軸とを駆動させる状態を示す伝動歯車群の側
面図、第8図は擬音発生部を車体中央側に配置した実施
例を示す側面図、第9図はその場合の車軸とゼンマイ軸
及び整軸との歯車群を示す側面図である。 1・・・・・・車台板、2・・・・・機枠、4・・・・
・・車輪、5・−・・・・車軸、6・・・・−ゼニオン
、7・・・・・・長孔軸受、8・・・・・中間歯車、9
・・・・・・歯車、10・・・・・・ゼンマイ軸、11
.12・・・・・・クラッチ爪、13・・・・・・歯車
、14・・・・・・ゼンマイ、15・・・・・・ピニオ
ン部、16・・・・・長孔軸受、1T・・・・・・歯部
、18・・・・・・歯車、19・・・・・・整軸、20
・・・・・・長孔軸受、21・・・・・・中間歯車、2
2・・・・・・走行用歯車、23・・・・・軸、24・
・・・・・打印子、25・・・・・・発音板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (&)機枠2の長孔軸受Iに支承される中間歯車8を車
    軸5上のピニオン6と常時噛合し、車軸50回転方向へ
    長孔軸受7の中移動し、車輪4を一方へ回転させたとき
    、中間歯車8は機枠2に軸受されるゼンマイ軸10上に
    固着された歯車9と噛合し、ゼンマイ14を捲締め可能
    に設けられるゼンマイ軸10捲締用回転手段と。 (b) 前記長孔軸受7とは別に長孔軸受16を同一
    機枠2の所要個所に設け、これに支承されて軸受巾移動
    自在の切替歯車を大径の歯部17と小径のピニオン部1
    5との2段の歯部が具えるものに設けると共にそのピニ
    オン部15を前記ゼンマイ軸10上の固着歯車9と常時
    噛合し、ゼンマイ解放回転時に回転側へ移動し、その大
    径の歯部17を増速歯車18に噛合してこの増速歯車と
    常時噛合する歯車27を具えた勢輪19を回転させるゼ
    ンマイ軸10より勢輪19への一方通行回転手段と、 (e)前記勢輪19の歯車2Tと常時噛合する増速歯車
    18の支軸の一端を延長してその先端に設けた擬音発生
    用打叩子24と、 (d) 前記ゼンマイ軸10と一体に設けられたクラ
    ッチ爪11に適宜角度回転後に係合するようにクラッチ
    爪12を対応して具えた伝動歯車13をゼンマイ軸10
    に遊支し、その伝動歯車13と車軸5上の走行用歯車2
    2とを関連する中間歯車21はゼンマイ軸10を捲締側
    に回転するとき走行用歯車22と離隔し、反対の駆動側
    に回転するときには走行用歯車22に噛合するように機
    枠2に軸受し、ゼンマイ駆動による擬音発生より適宜遅
    延して走行起動が車輪へ伝達する一方通行伝動手段と、 からなるゼンマイ玩具自動車のエンジン等擬音発生装置
JP10175179U 1979-07-25 1979-07-25 ゼンマイ玩具自動車のエンジン等擬音発生装置 Expired JPS5942067Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10175179U JPS5942067Y2 (ja) 1979-07-25 1979-07-25 ゼンマイ玩具自動車のエンジン等擬音発生装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10175179U JPS5942067Y2 (ja) 1979-07-25 1979-07-25 ゼンマイ玩具自動車のエンジン等擬音発生装置

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Publication Number Publication Date
JPS5619288U JPS5619288U (ja) 1981-02-20
JPS5942067Y2 true JPS5942067Y2 (ja) 1984-12-06

Family

ID=29334491

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10175179U Expired JPS5942067Y2 (ja) 1979-07-25 1979-07-25 ゼンマイ玩具自動車のエンジン等擬音発生装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP3763840B1 (ja) * 2005-06-27 2006-04-05 直弘 牧 トレーニング器具

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JPS5619288U (ja) 1981-02-20

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