JPS5941807A - 巻磁心 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は巻磁心に関し、特に損失が少なくかつ紅時変化
の少ない巻磁心の構造に関するものである。

Ｆｅ系非晶質合金は高Ｂであり、Ｃｏ系の非晶質合金は
磁歪が少ない等の特長を右し、またｌ−Ｉ　Ｃも低いた
め、非晶質合金は損失の少ない優れた…心拐料である。

従来この種の非晶質合金においては、例えば磁場をか【
プずに所定）晶度Ｔ（Ｔｃ＜ｌ−＜Ｔｘ）に一定時間保
持したｔ！２急冷づる方法や、１００８以上の直流また
は交流磁場中で２５０−４５０℃の間で焼きなましを行
ない毎時３００℃以下の冷却速度で冷却する方法等が行
なわれている。しかし、前者は使用時における安定性に
欠け、後者は方向性が有り角型比は良好であるが損失が
大きいという欠点がある。

りなわち、従来よりＦｅ系非晶質合金からなる磁心また
はＣＯ系非晶質合金からなる磁心はよく知られでいるも
のの、例えばＦｅ系非晶質合金材料の場合、熱処理する
磁場が強いほど角形性は向上するが、イれとともに損失
が大きくなり、高周波用途どしては必ずしも満足出来る
特性が得られないという欠点があった。

本発明は上記従来技術の欠点を解消すべくなされたもの
であり、「ｅ系またはＣＯ系の非晶質（アモルファス）
磁性材料を０．５〜１００ｅの小さな磁場をかけた状態
で熱処理を施すことにより、損失が少なく使用時の安定
性の優れた巻磁心を実現することを特徴とするものであ
る。

本発明において、例えば次式で（の組成が表わされるＱ
−ｏ基アモルファス磁性材料についてその詳細を以下に
述べる。

（Ｃ０ＩＩＬＦ　（３ｂＭ　ｎＬＴｄ　＞Ｈａ。−Ｘ−
Ｖ−７Ｓ　！ｘ　Ｂｙ　Ｍｚ但し、上記式において５０
≦Ａ≦９９，０≦ｂ、ｃ、ｄ≦１０，７≦×≦２０．５
≦ｙ≦２０，０≦７≦１５．１５≦ｘ　＋ｙ　＋ｚ≦３
０．　ａ　＋ｂ　＋ｃ　＋ｄ−１００テあり、■　は　
、　　７ｉ、　　　ｚ　ｒ、　　　トＩｆ　　、　　　
Ｖ、　　　Ｎｂ　　、　　　Ｔａ　　、　　　Ｃｒ　　
。

ＭＯ、ｗ、　Ｎ＋　、ｃｕ　、Ａａ　、ＡＵ　、白金族
元素。

または希土類金属のなかから選ばれた１種または２種以
上、Ｍは、Ｐ、Ｃ，Ｎ、ＡＩ　、Ｇｅ　、Ａｓ　。

Ｓｂ　、　Ｇａ　、のなかから選ばれた１種または２種
以上である。

ＣＯ基アモルファス材料において、磁歪が少なく温度安
定性の良い特性を得るには、ａ＜５０ではその特長が出
てこない。一方、ａン９９では磁歪を小さくすることが
出来ない。Ｆｅ、Ｍｎは磁歪を小さくするための必要な
添加元素であるが、それぞれ含有量す、ｃが１０を越す
と磁歪が大きくならず適切でなくなる。Ｔｉ　、　Ｚｒ
　、　（の他の成分子は添加により非晶質形成能を向上
させ、Ｏｒ　、　ＣＵ　。

その他の成分Ｍの添加は耐蝕性を向上させる。

本発明において、非晶質形成元素３ｉ　、Ｂの総和が１
５％以下、または３０％以上では非晶質化（よ困鈍であ
る。３ｉの含有量が７％未満では熱安定性が損われ、２
０％以上ではｌ−Ｉ　Ｃが大きくなりすぎて実用的でな
い。また、本発明にお（Ｘて、上記３ｉまたはＢの一部
をＰ、Ｇ、Ｎ、ＡＩ　、Ｇｅ　、Ａｓ３ｂ、Ｑａで置き
かえることにより耐蝕性、形成能を向上づることか可能
であるため、これら元素による置換を実施することは有
効である。

上記した組成の非晶質磁性材料をトロイダル鉄心として
、１〜１００ｅの磁場中で２５０〜４５０℃の温度Ｃ磁
場処理を行なうと熱安定性の良い損失の少ない巻磁心が
得られる。

第１表に、従来月オ゛」を用いた巻磁心と本発明による
巻磁心の特性比較の一例を示す。

また、Ｆｅ基アモルファス材を用いても同様の効果のあ
ることが確認できた。

本発明は以上の如くであり、損失の少ない巻磁心として
制御用Ｉ・ランス電源等に最適のものである。

手続補正書（方式） ％式％］ 発明の名称　。磁心 補正をする者 と、　祢　炙ｓｏｓ＋　　ｉ−１，、ｉ′Ｌ余属株式会
社代ノ２／＋河野　典夫 代　　　理　　　人 居　　所　　　東京都千代１１１区丸の内Ｔｌ斗口計２
）；補正の対象 明細書 補正の内容 明細書の清膚（内容に変更なし） 手続補正書 事１！１の表示 昭和５７年　特許願　第１５１０１、 発明の名称　巻磁心 補正をする者 事件との関係　　特許出願人 住所　東京都千代田区丸ノ内二丁目１番２号名称　（５
０８）日立金属株式会社 明細店の「発明の詳細な説明」の欄。

補正の内容 明ｌｌＩ書第４貞第１８行の「大きく」を「小さくＪに
８Ｊ正する。

手続補正書 事件の表示 昭和５７年　特許願　第１５１０１、 発明の名称　巻磁心 補正をする者 事件との関係　　特許出願人 住所　東京都千代田区丸ノ内二丁目１番２号名称　（５
０８）日立金属株式会社 明細店の「発明の詳細な説明」の欄。

補正の内容 明細書第６頁の第１表を別紙の通り訂正する。

第　　１　　表 損失１　、Ｌ′はいずれも１　ｋＧ、１００ｋＨ２での
損失である。

また、損失Ｌ′は１５０°Ｃ，１００ｈｒ後の損失テア
７６）。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １．０．５〜１００ｅの弱磁場中において熱磁場処理し
   たアモルファス磁性材料を用いたことを特徴とする巻磁
   心。 ２、上記磁性材料どして、Ｆｅ基アモルファス材料を用
   いたことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の巻磁
   心。 ３、」−記磁性月利として、Ｃｏ基アモルファス磁性イ
   オ料を用いたことを特徴とする特許請求の範囲第１項記
   載の巻磁心。 ４、」−記ＣＯ塁アモルファス材料が （Ｃｏ、Ｆ　ｅ、Ｍ　ｎｃＴｃｔ　λ、。−、−Ｙ、、
   　Ｓ　ｒｘＢＹＭｚなる組成式で表わされ、かつ、５０
   ≦ａ≦９９，０≦ｂ、ｃ、ｄ　≦０１．　７≦ｘ　≦２
   ０．　５≦ｙ　≦２０．　　Ｏ≦ｚ　≦１５、　１５≦
   ｘ　＋−ｙ＋７≦３０．　ａ　＋ｂ　＋ｃ　＋ｄ　＝　
   　１００ひあり、前記下はＴｉ　、Ｚｒ、Ｈｆ　、Ｖ、
   Ｎｂ。 １−ａ、Ｃｒ、ｆｖｌｏ、Ｗ、Ｎｉ、Ｃｕ、Ａｇ、Ａｕ
   。 および白金族元素、福土類元素のなかから選ばれた１種
   または２種以上、また、ＭはＰ、Ｃ，Ｎ。 ＡＩ　、Ｇｅ　、Ａｓ　、Ｓｂ　、Ｇａのなかから選ハ
   ｔした１種または２種以上であることを特徴とする特許
   請求の範囲第３項記載の巻磁心。 ５、上記熱磁場処理が、２００〜５５０°Ｃの鞘囲内の
   温度に一定時間保持した後冷却するものであり、前記保
   持中または冷却中の少なくとも一部の工程中に、ＡＣま
   たはＤＣの１〜１００ｅの磁場を印加するものであるこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第３項または第４項記載
   の巻磁心。