JPS5941567B2 - 幻灯映写機におけるスライド搬送装置 - Google Patents

幻灯映写機におけるスライド搬送装置

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JPS5941567B2
JPS5941567B2 JP54053300A JP5330079A JPS5941567B2 JP S5941567 B2 JPS5941567 B2 JP S5941567B2 JP 54053300 A JP54053300 A JP 54053300A JP 5330079 A JP5330079 A JP 5330079A JP S5941567 B2 JPS5941567 B2 JP S5941567B2
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JP
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slide
magazine
shaft
lifting finger
feed
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JP54053300A
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JPS54146632A (en
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ウルリツヒ・ゲツツマン
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GOETSCHMANN ULRICH
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GOETSCHMANN ULRICH
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Publication date
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Publication of JPS5941567B2 publication Critical patent/JPS5941567B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B23/00Devices for changing pictures in viewing apparatus or projectors
    • G03B23/02Devices for changing pictures in viewing apparatus or projectors in which a picture is removed from a stock and returned to the same stock or another one; Magazines therefor
    • G03B23/04Devices for changing pictures in viewing apparatus or projectors in which a picture is removed from a stock and returned to the same stock or another one; Magazines therefor with linear movement
    • G03B23/046Picture changing devices

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Automatic Disk Changers (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)
  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、幻灯映写機においてスライドを収容するマ
ガジンを搬送し、そのマガジン内から1枚のスライドを
映写システム内へ持ち出して映写し、映写後はそのスラ
イドをマガジン内へ復帰させる装置に関する。
マガジン送り機構にウオームとウオーム輪の係合を利用
して、例えばマガジンの側面乃至下面にラツク状の歯を
列設し、その歯と係合するウオームを回転操作してマガ
ジンを前進または後退送りさせることは周知である。
ところが、ウオームは一定のピツチをもつたギヤ輪であ
るから、その軸が回転する限り、ウオームに係合するラ
ツク状の歯はその進行が如何に微微たるものであつても
一瞬も同位置に留まることが許されず終始連続して変位
を強制させられる。
その反面、それによつて送られる側のマガジンの方はス
ライドが映写位置に持ち出され原位置に復帰するまでの
間は絶対に原位置に留まり、上記の円滑な復帰が達成さ
れた途端に今度は迅速な送りが要求される。従つて、1
駆動側のウオームの方は同一ピツチである関係土、不断
に微変位を強要する連続変位型であるのに対し、被動側
のマガジンの方はスライド復帰前においては留置を希望
する反面、スライド復帰後は一転して急速な変位を要求
する間欠変位型であるから、この動力伝達系には本質的
な無理があり、それを解消するために精巧なクラツチそ
の他の補足機構が要求される。
この発明の第1の目的は、マガジンが要求する間欠変位
に対応させた非連続一挙動型の送り輪を創作して、マガ
ジンの送りを確実かつ円滑ならしめ、クラツチその他の
動力伝達系の無理を省き、簡素低廉な装置を提供する点
にある。
この発明の第2の目的は、本発明独自の送り輪の肉厚の
薄さを利用して、マガジン側のラツク状の歯との係合を
手動にてきわめて簡単かつ容易に離脱させ、マガジンを
その案内路から自由に取り出し、またはその位置をかえ
ることができる装置を提供する点にある。
この発明の第3の目的は、本発明独自の送り輪とマガジ
ン側のラツク状の歯との係合を自動的に解除し、クラツ
チの係合離脱と同一の効果をも併有させ得べき装置を提
供することである。
この発明の構成は、マガジンに設けたラツク状の歯と係
合する送り輪が、その支持軸の方向に対して直角の円周
方向に沿つた溝を形成する互に平行な2つのリブから成
るように形成し、ただし、その各リブは円周上の同一位
置でそれぞれ途切れて各対向端縁部となり、そのうちの
2つの対向端縁部は筋違材によつて対角方向に連結する
一方、他の2つの対向端縁部はその侭途切れてその間に
断絶部ができ、その各端縁部によつて前記溝がそれぞれ
外方に開かれている、そのような特殊な送り輪を設ける
点にある。
或は更に、送り輪を支持する軸の一端の軸受を上下動変
位可能に取り付けると共に、常時送り輪がラツク状の歯
と係合するように圧縮スプリングで付勢する点にある。
或は更に、送り輪を形成するリブと筋違材及びラツク状
の歯の双方の突縁部の両側に傾斜乃至丸みをつけておい
て、前記軸の弾性上下動機構と協働して、マガジンの変
位不能時には前記係合が自動的に外れて空転するように
した点にある。
本発明の構成及び作用を具体的一実施態様により図によ
つて以下に詳述する。スライド1の幻灯映写設備は、マ
ガジン案内路4をもつた・・ウジング2の中に設けられ
ており、マガジン案内路4はハウジング2内の前後方向
に直線的に延設され、その中にスライド用のマガジン3
が通常の方法で通るように機能し、一側例えば第1図に
おける左側は開かれている。
マガジン案内路4の底面5上のガイドレール6は、それ
に沿つてマガジン3が刻み前進するように、長手方向に
延設されている。第1図に示すように、マガジン3の左
側下縁部には等間隔の歯7(第5図参照)が外側から下
側に傾斜してラツクの状態となつて刻まれている。
本発明の目的達成の一手段として使用される特殊な非連
続一挙動型の送り輪8は、マガジン3または31の進行
方向に沿つて設けた軸12に固定されていて、駆動軸1
9から歯付きベルト駆動機構15乃至18を経由して伝
達される動力によつて回転させられ、しかして、その構
成は軸12の方向に対して直角の円周方向に沿つた1本
の溝9を形成する互に平行な2つのリブ10a及び10
bから成り、ただし、その各リブは円周土の同一位置で
それぞれ途切れて各対向端縁部10a″及び10b5を
もち、そのうちの2つの対向端縁部は筋違材10cによ
つて対角方向に連結する一方、他の2つの対向端縁部は
その侭途切れてその間にそれぞれ断絶部11a及び11
bができ、その各断絶部によつて前記溝9がそれぞれ外
方に開かれており、送り輪8の全周3600に対して筋
違材10cの占める回転角度は僅か20乃至300程度
であり、そうして、そのような構成の送り輪8がマガジ
ンの底部進行方向に沿つて設けたラツクの歯7と係合し
ている。従つて、軸12と一体の送り輪8が回転しても
、歯7がリブ10a及び10bの間の溝9にある間は、
マガジンは原位置に留まり決して送られず、筋違材10
cに歯7が接触するその僅かな角度の回転時にマガジン
は一挙にスライド一駒分送られる。
つまり、従来のウオームとウオーム輪との係合による送
りがウオームの全周360ムにわたつて常時連続的に僅
かづつ送られるのに対し、本発明による送りは送り輪8
の全周360対のうちの筋違材10cに相当する回転角
度のときだけ非連続的に一挙動で送りが完了する。この
ように、本発明では送り輪8の全周3600のうち少く
とも3000以上が遊びに使われる反面、変位強制力が
一瞬強力に作用するので、その動力伝達系に介在させる
クラツチの精度が大巾に緩和され、きわめて簡素低廉な
クラツチ、例えば第6図及び第7図で示すスリツプクラ
ツチ20でも充分に対応操作することができ、集中して
一瞬間強力に働らく変位強制力がマガジン3の側の不動
の対抗力で阻止されると、その反作用が動力伝達系に伝
わつて、スリツプクラツチ20の長溝22からボール2
3が圧縮スプリング25の力に抗して離脱させられる力
となつて働らくので、クラツチ20が外れ、マガジン3
の変位が生じないことになる。
次に、動力伝達系について述べると、第1図乃至第3図
から判るように、送り輪8と一体の軸12には歯つきベ
ルト16と係合するギヤ輪15が設けられ、歯つきベル
ト16はマガジン案内路4の下方を横切つて延び、ガイ
ドプーリ17a,17bを経由して他側のギヤ輪18に
案内され、そのギヤ輪18は駆動軸19に回転自在に取
り付けられ、駆動軸19に固定されたスリツプクラツチ
20を介して動力が伝達される。
軸19と一体のハウジング陪v)20aには内方に向け
てボール23が圧縮スプリング25により弾設されてい
る一方、ギヤ輪18と一体のハブ18aに溝22が刻設
され、ボール23が溝22内にあるとき動力が伝達され
、溝22内からボール23が離脱したとき両者の係合が
外れる。第7図において、24はスプリング25を案内
するためハウジング部20aの雌ねじ孔にはめこまれた
雄ねじ筒である。その一端にスリツプクラツチ20を設
けた駆動軸19は他端にクラツチ26及び減速ギヤ27
を介して連結する電動機28により駆動される。実施例
で示される電動機は逆転可能なシンクロナスモーターで
ある。マガジン案内路4内におけるマガジン3の進行は
、かくして、図示しない周知のモータースタート用のダ
ブルスイツチにより前進後退勤作を選別的に行なうこと
ができ、その回転は歯つきベルト駆動機構15乃至18
を経由して伝達される。さて、本発明による特殊な非連
続一挙動型の送り輪8は、第8図で示す一寸した変形に
より、その動力伝達系にスリツプクラツチ20を介在さ
せない構成であつても、マガジン送りを結果的に未遂に
させることができる。
第8図で示すように、リブ10″A,lO″b及び筋違
材10cの各突縁部をその周縁に沿つて両側に丸み乃至
傾斜をつけた輪郭とする反面、マガジン3のラツクの歯
7の歯先77もまたその突縁部の両側に丸み乃至傾斜を
つけた構成とする。
他方において、送り輪8を支持する軸12の一端部を自
在軸受13すなわち回転変位と角変位とが可能な軸受で
支承する一方、その他端部12aを上下方向の長方形孔
14で支承し、更に、その孔14内において軸12を上
方へ付勢する圧縮スプリング12bを設ける。
従つて、マガジン3の方にスライド持ち上げフインガ一
32が挿入されていてマガジン3の変位が不能な場合に
は、ラツクの歯7がリブ10″A,lO″bの間を結ぶ
筋違材10cに押されると、ラツクの歯先7″が筋違材
10cの方を押すことによりスプリング12bが圧縮さ
れて軸12と一体の筋違材10cの方が下方へ変位し、
結果的にラツクの歯7が筋違材10cを乗り越すから、
送り輪8が空転し、クラツチが外れたときと同じ効果が
生ずる。
上記の実施例は、ラツク状の歯7の歯先7″が筋違材1
0cの突縁部を自動的に乗り越えるものであるが、軸1
2の端部12aを手指で押し下げることによつて、歯7
と送り輪8との係合が簡単に外れるから、マガジン3ま
たは3/をマガジン案内路から取り外し乃至変位させる
ことができる。
なお、送り輪8は、チエンその他によつて駆動すること
も容易に可能である。第1図及び第2図から特に判るよ
うに、幻灯映写機の光線の路は周知の光源29からマガ
ジン案内路4の上方にそれと平行する周知の対物レンズ
30を通して進行する。
その結果、第1図により、投映されるべき各スライド1
はとにかくマガジン3から光路内へ持ち上げられること
を要し、そして、全部のスライドが確実に、正確な中心
投影位置に持ち上げられることを生ぜしめねばならない
。第1図によれば、そのような中心位置決めは主として
直角材31により達成され、スライド1はその投影位置
において一側面と上面がその直角材31に接触させられ
る。直角材31の2つの脚の各長手方向の端部はスライ
ド1に面接し、その端部にはそれぞれ楔形の溝31aが
設けられているので、スライド1は角材31に対向して
押され、容易に中心位置が決められる。カギ形の持ち上
げフインガ一32はスライド1をその投影位置内に持ち
上げるためにあり、それはハウジング2の中において、
駆動軸19とマガジン案内路4との間にそれらと平行に
延設された軸33に固定され、軸33はその軸受により
回転を可能にされている。
持ち上げフインガ一32は第3図に示す初動位置から、
マガジン案内路4の底5にあけた孔5aを通り、かつ、
マガジン3の孔3aを通つて第1図に示す上昇位置に放
出され、マガジン3の割当て仕切内にあるスライド1を
投影位置に持ち上げる。持ち上げフインガ一32は枢軸
33の後方にあるストツパ一32aとその円弧状のカム
フオロワ一32bとをもち、その枢軸33に固定された
蔓巻スプリング34(第2図参照)により時針方向に角
変位させられる。
蔓巻スプリング34の一端は軸33に支持され、その他
端はハウジング2の中間壁2bに固定されているので、
1駆動軸19に固定されているカム板35に対し持ち上
げフインガ一の円弧状のカムフオロワ一32bが接触さ
せられる。第1図乃至第3図において、カム板35は1
駆動軸19に対して偏心して取り付けられており、その
軸受部も通る横断軸線35aに関しては対称的に設計さ
れ、駆動軸19に近接する周面は駆動軸19の軸心を中
心とし、かつ、軸線35a上に中心線をもち、約100
の開角度をもつた円弧輪郭35bが形成され、その対向
周面は駆動軸19の軸心を中心とし、かつ、軸線35a
上に中心線をもち、約75しの開角度をもつた円弧輪郭
35cが形成されている。
従つて、カム板35が第1図に示す位置にあると仮定し
たときには、持ち上げフインガ一32は蔓巻きスプリン
グ34の作用によつて持ち上げ位置に強制され、直角材
31の水平脚の下方からスライド1を押し上げる。この
設定位置を生ぜしめるために、ストツパ一のカムフオロ
ワ一32bはカム板35から僅かな距離だけ離される。
第1図に示す位置から駆動軸19が約75離の回転角で
動くと、第3図に示すスタート位置に持ち上げフインガ
一32が移行する。
その角度領域は、第5図に示すように、マガジン3の歯
7に筋違材10cが結合する領域と一致する。従つて、
マガジン3が段階的に進行する間は持ち上げフインガ一
32はマガジン案内路4の外側に確実に残る。第1図乃
至第3図において、ベルクランクレバー36は直角材3
1の水平部分の自由端部の前におけるハウジング2の部
分にその中心部が軸37cで枢支されており、その一方
のアーム36aはその軸37から下方に突出し、他方の
アーム36bとハウジングとの間に架け渡された弓張り
スプリング38の作用によつて、一方のアーム36aが
スライド1の上昇位置に向けて付勢されている。
他方のアーム36bは駆動軸19に設けたカム板39の
作用によつて揺動させられる。図面に示すように、カム
板39はその周面の最も勢力のある部分が駆動軸19と
同心の円弧輪郭で形成され、他方のアーム36bがそれ
によつて持ち上げられると一方のアーム36aは角材3
1の下方の空間から引き出される。従つて、スライド1
が上昇位置にあると仮定すれば、その押えが外されるか
ら、持ち上げフインガ一32によつて上げられない限り
、スライド1はマガジン3の中に降下する。しかし、カ
ム板39の残りの周面は平坦部39aが形成されていて
、第1図において、持ち上げフインガ一32が持ち上げ
位置にあるとき確実にベルクランクレバー36の他方の
アーム36bから離される。それで、突出位置にあるス
ライド1は、持ち上げフインガ一32によつて押し上げ
られるばかりでなく、直角材31の横方向からベルクラ
ンクレバー36の一方のアーム36aによつても押えら
れるわけである。従つて、スライド1は、直角材31の
内側端面に沿つて刻まれた楔形の溝31aによつてスラ
イド1の上辺縁と一方の横辺縁とが定められると同時に
、ベルクランクレバー36の一方のアーム36aのスラ
イド1を押す側に設けた楔形の溝36cによつてスライ
ド1の他方の横辺縁が定められ、更に、スライド1の下
辺縁は持ち土げフインガ一32の上端によつてその位置
が定められ、かくしてスライド1はその4辺縁を位置決
めされて映写されるわけである。幻灯映写機におけるス
ライドの前進は電動機28による駆動軸19の継続的な
回転により継続的に実行され得るけれども、通常の手段
、すなわち、前記ダブルスイツチにより操作される映像
の交換を後続スライド1が映写位置に固定されるまでの
間に行なう効果をもたらすものが、ここに記載される幻
灯映写機にも装備されている。
第2図において、駆動軸19のその後の回転は、当該軸
19に固定された付加的なカム板40により遮断される
すなわち、カム板40の一端面の非中心位置にカム突起
40aが設けられていて、第1図に示すように、持ち上
げフインガ一32が持ち上げ位置にあるときはいつもそ
のカム突起40aがスイツチ41を押して前記駆動が停
止される。以後のスライド交換はダブルスイツチ(図示
せず)で電動機28を新たにスタートさせることのみに
より始められる。このことは操作の常套手段であるから
、それらのスイツチに関する詳述は省略する。即述のよ
うに、歯7から送り輪8が離脱した後においてマガジン
3の特別な変位または交換を許すために、図示しない別
のスイツチノブを動作させて、第3図に示す初動位置に
持ち上げフインガ一32を抑止する手段は従来慣用の付
加的スイツチ技術にて容易に可能である。第1図及び第
2図に示す実施例では普通の直線型マガジン3が使われ
ているが、第3図に示す実施例では円形回転マガジン3
′が使われている。
そのような円形回転マガジン3″は、マガジン案内路4
の一端がハウジング2から外部に開放され、また、同一
端におけるマガジン案内路4の底面5がその中心位置の
下方に達する延長部5b上に支持されることにより使用
し得る。延長部5bには円形回転マガジン3″の中心軸
線方向に沿つて上方に突設した円形突起5cがあり、円
形回転マガジン3″の中心底面部にはその突起5cに嵌
合する円形凹部3″aがあり、円形マガジン3″は両者
の嵌合に案内されて旋回する。円形マガジン3″には、
また、その回転中心に中心をもつ円周に沿つて列設した
歯7が刻まれており、その歯7と送り輪8との係合によ
り円形マガジン37は刻み回転する。本発明による送り
輪8の送り動作は全周360係のうちの僅か20乃至3
0り程度に相当する筋違材10cによつて一挙に実行さ
れ、その他の回転変位領域では送り動作が生じないよう
に構成したので、従来のウオームによる終始連続微変位
型と比較して、マガジンの変位性状とよく適合するばか
りでなく、僅かな回転角に存在する筋違材10cによつ
て一挙に大きな変位量を産出するので、その反作用によ
つて動力伝達系のクラツチ20を外すことも確実容易で
あり、また、軸12の一端部を押し下げて歯7に対する
係合を手動で外してマガジンをその案内路から取り出し
または位置替えをすることも容易であり、更に、相互の
歯先の両側に傾斜乃至丸みをつけておいて両者の係合を
自動的に外すことも容易であるなど、マガジン送り機構
上有益な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の具体的一実施態様を例示する。 第1図は本発明による搬送装置を装備した幻灯映写機を
示す第2図−1線に沿つた縦断背面図であつて、スライ
ドが上昇位置にある状態を示す。第2図は幻灯映写機の
カバーを取り除いた状態における平面図、第3図は第1
図と同じ第2図11線に沿つた縦断背面図であるが、ス
ライドが下降位置にある状態を示す。第4図は、マガジ
ン前進1駆動用送り輪の拡大背面図、第5図は、第4図
の矢視Vからみた左側面図、第6図は、スリツプクラツ
チ付き駆動軸に設けたギヤ輪の一部横断拡大平面図、第
7図は第6図−線に沿つた縦断背面図、第8図は第5図
の他の実施例を示す部分図で第9図は軸12に沿つた縦
断側面図である。1・・・・・・スライド、2・・・・
・・ハウジング、3・・・・・・直線型マガジン、31
・・・・・・円型回転マガジン、4・・・・・・マガジ
ン案内路、7・・・・・・マガジンの下端部に列刻した
ラツク状の歯、8・・・・・・送り輪、9・・・・・・
溝、10a,10b及び10′A,lO7b・・・・・
・リブ、10a1,10b″・・・・・・リブの対向端
縁部、10c・・・・・・筋違材、11a,11b・・
・−・・断絶部、12・・・・・・軸、13・・・・・
・自在軸受、14・・・・・・長方形孔、15及び18
・・・・・・ギヤ輪、16・・・・・・歯つきベルト、
19・・・・・・駆動軸、20・・・・・・スリツプク
ラツチ、21・・・・・・リング、22・・・・・・長
溝、23・・・・・・ボール、24・・・・・・雄ねじ
筒、25・・・・・・圧縮スプリング、26・・・・・
・クラツチ、27・・・・・・減速ギヤ、28・・・・
・・電動機、32・・・・・一持ち土げフインガ一、3
3・・・・・・枢軸、32a・・・・・・ストツパ一、
32b・・・・・・カムフオロワ一、34・・・・・・
蔓巻スプリング、35・・・・・・カム板、35a・・
・・・カム板35の横断軸線、35b・・・・・・約1
0・の開角度をもつた円弧輪郭、35c・・・・・・約
75・の開角度をもつた円弧輪郭636・・・・・・ベ
ノレクランクレバ一、37・・・・・・軸、38・・・
・・・弓張スプリング、39,40・・・・・・カム板
、40a・・・・・・カム突起。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 スライド用のマガジン3または3′の底部進行方向
    に沿つて設けたラック状の歯7と係合する送り輪8にお
    いて、その送り輪8は、ハウジング2内のマガジン案内
    路4の下方においてマガジン3または3′の進行方向に
    沿つて設けた軸12に固定されていて、駆動軸19から
    クラッチ20を介して伝達される動力によつて回転させ
    られ、軸12の方向に対して直角の円周方向に沿つた溝
    9を形成する互に平行な2つのリブ10a、10bから
    成り、ただし、その各リブは円周上の同一位置でそれぞ
    れ途切れて各対向端縁部10a′、10b′となり、そ
    のうちの2つの対向端縁部は筋違材10cによつて対角
    方向に連結する一方、他の2つの対向端縁部はその儘途
    切れてその間に断絶部11a、11bができ、その各断
    絶部によつて溝9がそれぞれ外方に開かれており、その
    ような送り輪8を備えたマガジン送り機構と、マガジン
    案内路4の側方に設けた軸33を中心にしてその自由端
    部が各スライド1の下端に直接接するようにスライドの
    面と平行する面に沿つて揺動可能に取り付けたフック状
    のスライド持上げフィンガー32と、前記筋違材10c
    がマガジン3または3′のラック状の歯7と係合してい
    る送り輪8の回転位相時に、持ち上げフィンガー32の
    自由端部がマガジン案内路4の外側に位置するようにカ
    ム板35を駆動軸19上に位相的に配置して取り付け、
    そのカム板35の周面が持ち上げフィンガー32のスト
    ッパー32aに設けたカムフォロワー32aと接触する
    ようにした持ち上げフィンガー制御機構と、から成る幻
    灯映写機におけるスライド搬送装置。 2 スライド用のマガジン3または3′の底部進行方向
    に沿つて設けたラック状の歯1と係合する送り輪8にお
    いて、その送り輪8は、ハウジング2内のマガジン案内
    路4の下方においてマガジン3または3′の進行方向に
    沿つて設けた軸12に固定されていて、駆動軸19から
    クラッチ20を介して伝達される動力によつて回転させ
    られ、軸12の方向に対して直角の円周方向に沿つた溝
    9を形成する互に平行な2つのリブ10a、10bから
    成り、ただし、その各リブは円周上の同一位置でそれぞ
    れ途切れて各対向端縁部10a′、10b′となり、そ
    のうちの2つの対向端縁部は筋違材10cによつて対角
    方向に連結する一方、他の2つの対向端縁部はその儘途
    切れてその間に断絶部11a、11bができ、その各断
    絶部によつて溝9がそれぞれ外方に開かれており、その
    ような送り輪8を備えたマガジン送り機構と、マガジン
    案内路4の側方に設けた軸33を中心にしてその自由端
    部が各スライド1の下端に直接接するようにスライドの
    面と平行する面に沿つて揺動可能に取り付けたフック状
    のスライド持上げフィンガー32と、前記筋違材10c
    がマガジン3または3′のラック状の歯7と係合してい
    る送り輪8の回転位相時に、持ち上げフィンガー32の
    自由端部がマガジン案内路4の外側に位置するようにカ
    ム板35を駆動軸19上に位相的に配置して取り付け、
    そのカム板35の周面が持ち上げフィンガー32のスト
    ッパー32aに設けたカムフォロワー32aと接触する
    ようにした持ち上げフィンガー制御機構と、前記送り輪
    8を支持する軸12の一端部を回転変位と角変位とか可
    能な自在軸受13で支承する一方、その他端部12aを
    上下方向の長方形孔14で支承し、更にその軸12を上
    方へ付勢する圧縮スプリング12bを設けた、ラック状
    の歯7からの送り輪手動離脱手段と、から成る幻灯映写
    機におけるスライド搬送装置。 3 スライド用のマガジン3または3′の底部進行方向
    に沿つて設けたラック状の歯7と係合する送り輪8にお
    いて、その送り輪8は、ハウジング2内のマガジン案内
    路4の下方においてマガジン3または3′の進行方向に
    沿つて設けた軸12に固定されていて、駆動軸19から
    クラッチ20を介して伝達される動力によつて回転させ
    られ、軸12の方向に対して直角の円周方向に沿つた溝
    9を形成する互に平行な2つのリブ10a、10bから
    成り、ただし、その各リブは円周上の同一位置でそれぞ
    れ途切れて各対向端縁部10a′、10b′となり、そ
    のうちの2つの対向端縁部は筋違材10cによつて対角
    方向に連結する一方、他の2つの対向端縁部はその儘途
    切れてその間に断絶部11a、11bができ、その各断
    絶部によつて溝9がそれぞれ外方に開かれており、その
    ような送り輪8を備えたマガジン送り機構と、マガジン
    案内路4の側方に設けた軸33を中心にしてその自由端
    部が各スライド1の下端に直接接するようにスライドの
    面と平行する面に沿つて揺動可能に取り付けたフック状
    のスライド持上げフィンガー32と、前記筋違材10c
    がマガジン3または3′のラツク状の歯7と係合してい
    る送り輪8の回転位相時に、持ち上げフィンガー32の
    自由端部がマガジン案内路4の外側に位置するようにカ
    ム板35を駆動軸19上に位相的に配置して取り付け、
    そのカム板35の周面が持ち上げフィンガー32のスト
    ッパー32aに設けたカムフォロワー32aと接触する
    ようにした持ち上げフィンガー制御機構と、前記送り輪
    8を支持する軸12の一端部を回転変位と角変位とか可
    能な自在軸受13で支承する一方、その他端部12aを
    上下方向の長方形孔14で支承し、更にその軸12を上
    方へ付勢する圧縮スプリング12bを設けた、ラック状
    の歯7からの送り輪手動離脱手段と、前記送り輪8のリ
    ブ10′a及び10′bの両側周縁に沿つて傾斜乃至丸
    みをつける一方、ラック状の歯7の歯先7′の両側にも
    傾斜乃至丸みをつけた、ラック状の歯7からの送り輪自
    動離脱手段と、から成る幻灯映写機におけるスライド搬
    送装置。 4 スライド用のマガジン3または3′の底部進行方向
    に沿つて設けたラック状の歯7と係合する送り輪8にお
    いて、その送り輪8は、ハウジング2内のマガジン案内
    路4の下方においてマガジン3または3′の進行方向に
    沿つて設けた軸12に固定されていて、駆動軸19から
    クラッチ20を介して伝達される動力によつて回転させ
    られ、軸12の方向に対して直角の円周方向に沿つた溝
    9を形成する互に平行な2つのリブ10a、10bから
    成り、ただし、その各リブは円周上の同一位置でそれぞ
    れ途切れて各対向端縁部10a′、10b′となり、そ
    のうちの2つの対向端縁部は筋違材10cによつて対角
    方向に連結する一方、他の2つの対向端縁部はその儘途
    切れてその間に断絶部11a、11bができ、その各断
    絶部によつて溝9がそれぞれ外方に開かれており、その
    ような送り輪8を備えたマガジン送り機構と、マガジン
    案内路4の側方に設けた軸33を中心にしてその自由端
    部が各スライド1の下端に直接接するようにスライドの
    面と平行する面に沿つて揺動可能に取り付けたフック状
    のスライド持上げフィンガー32と、前記筋違材10c
    がマガジン3または3′のラック状の歯7と係合してい
    る送り輪8の回転位相時に、持ち上げフィンガー32の
    自由端部がマガジン案内路4の外側に位置するようにカ
    ム板35を駆動軸19上に位相的に配置して取り付け、
    そのカム板35の周面が持ち上げフィンガー32のスト
    ッパー32aに設けたカムフォロワー32aと接触する
    ようにした持ち上げフィンガー制御機構と、映写位置に
    おいてスライド1がその上辺縁と一方の横辺縁とを決め
    られて支持される楔形溝31a付きの直角材31と、そ
    の直角材によるスライドの支持時にその直角材から自由
    なスライドの他方の横辺縁に沿つてその一方のアーム3
    6aが押し付けられるスライド固定用ベルクランクレバ
    ー36と、その一方のアーム36aがスライド非映写時
    にスライドから離れるようにベルクランクレバー36の
    他方のアーム36bを制御する、駆動軸に固定された第
    2カム板39と、他方のアーム36bをカム板39の方
    へ付勢させる引張スプリング38とから成るスライド固
    定手段と、を設けた幻灯映写機によるスライド搬送装置
    。 5 駆動軸19上に固定されたカム板35の一例として
    、その軸心を中心とし、かつ、軸線35a上に中心線を
    もつた約10°の開角度の持ち上げフィンガー持ち上げ
    位置保持用の円弧輪郭35bと、同じくその軸心を中心
    とし、かつ、軸線35a上に中心線をもつた約75°の
    開角度の持ち上げフィンガー待機位置保留用の円弧輪郭
    35cとを有せしめた特許請求の範囲第1項、第2項、
    第3項または第4項記載の装置。 6 マガジン案内路4の一例として、その一端を外部に
    開放し、直線型マガジン3の外に、円形回転型マガジン
    3′をも選択的に使用し得るようにした、特許請求の範
    囲第1項、第2項、第3項または第4項記載の装置。 7 動力源の一例として、ダブルスイッチで制御可能な
    可逆シンクロナスモーター28を使用した特許請求の範
    囲第1項、第2項、第3項または第4項記載の装置。 8 クラッチ20の一例として、ギヤ輪18との係合が
    1時1回転毎に離脱するスリップクラッチを使用した、
    特許請求の範囲第1項、第2項、第3項または第4項記
    載の装置。 9 軸12と長方形孔14との配置例として、長方形孔
    14がハウジング2の外面2aに配置され、軸12の自
    由端12aがその長方形孔14を貫いて外方に突設され
    ている、特許請求の範囲第2項または第3項記載の装置
    。 10 スライド1を映写位置に固定する手段の一例とし
    て、ベルクランクレバー36の一方のアーム36aのス
    ライドに面する側に楔形溝36cを特設した特許請求の
    範囲第4項記載の装置。 11 駆動軸19、持ち上げフィンガー32及びベルク
    ランクレバー36が何れも軸33のある方のマガジン案
    内路4の一側に配置されている特許請求の範囲第4項記
    載の装置。
JP54053300A 1978-05-02 1979-04-28 幻灯映写機におけるスライド搬送装置 Expired JPS5941567B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE2819187A DE2819187C2 (de) 1978-05-02 1978-05-02 Vorrichtung für den Diapositivtransport durch einen Projektor
DE000P28191879 1978-05-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54146632A JPS54146632A (en) 1979-11-16
JPS5941567B2 true JPS5941567B2 (ja) 1984-10-08

Family

ID=6038485

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP54053300A Expired JPS5941567B2 (ja) 1978-05-02 1979-04-28 幻灯映写機におけるスライド搬送装置

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EP (1) EP0005236B1 (ja)
JP (1) JPS5941567B2 (ja)
DE (1) DE2819187C2 (ja)

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JPS422791Y1 (ja) * 1965-12-21 1967-02-18

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Publication number Publication date
EP0005236A1 (de) 1979-11-14
EP0005236B1 (de) 1981-12-02
DE2819187B1 (de) 1979-05-31
DE2819187C2 (de) 1980-02-07
JPS54146632A (en) 1979-11-16

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