JPS5939997B2 - 直流電動機の制動制御装置 - Google Patents

直流電動機の制動制御装置

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JPS5939997B2
JPS5939997B2 JP4485178A JP4485178A JPS5939997B2 JP S5939997 B2 JPS5939997 B2 JP S5939997B2 JP 4485178 A JP4485178 A JP 4485178A JP 4485178 A JP4485178 A JP 4485178A JP S5939997 B2 JPS5939997 B2 JP S5939997B2
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JP
Japan
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motor
braking
regenerative
thyristor
current
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JP4485178A
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英二 高津
雪雄 北沢
佳司 神保
博 成田
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はチョッパを用いた直流電動機の制動制御装置に
係り、特に直流電動機の回生制動と発電制動を併用する
制動制御装置に関する。
サイリスタチョッパによる直流電動機の制御技術は、最
近電気鉄道の分野で広く実用されており、通常制動には
回生制動が用いられている。
ところが、整流器式変電所を採用している直流電気鉄道
においては、回生車の回生電力を吸収してくれる力行車
が回生車と同一饋電区間に存在しない限り、回生制動を
行なうことはでぎない。そのため、回、生制動が失効し
、そのたびに機械制動に頼ると、制動シューの摩耗が多
くなり、その保守に多大な手数を要することになる。こ
の対策として、回生制動失効時には発電制動に切り換え
ることが考えられている。
第1図は回5 生、制動失効時に、発電制動に切り換え
る制御を行なう従来装置の代表的な−4f!1である。
第1図において、PGはパンタグラフ、sは開閉器、L
fとCfはフイルタ用のリアクトルとコンデンサ、D8
はダイオード、Rは抵抗器、Thはサイリスタ、CHは
チヨツバ、MSLは平滑リアクトル、Fは電動機界磁、
Mは電動機電機子、DCCTlは電機子電流検出器、D
CPTはフイルタコンデンサ電圧検出器、0VDはフイ
ルタコンデンサ電圧V。fがある限界値より上昇したこ
とを検知する過電圧検出器、0VLはフイルタコンデン
サ電圧V。,が上昇して、前記限界値に近づくことによ
り電機子電流1Mを絞り込む過電圧リミツタ、APSは
電流指令(VIM)Pと電機子電流1Mの帰還電圧(V
OM)との偏差に応じて出力位相が制御される移相器、
MEは記憶要素、T1は記憶要素MEをりセツトするタ
イマ、Gはゲートパルス発生器を示す。チヨツパCHは
、移相器APSによつて、そのオン・オフ化、つまり通
流率γ(一τ1/τ,τ:オンオフ周期、τ1 :オン
時間)が制御され、直巻発電機として動作している電動
機の電機子電流1Mを所要値に制御する。
同時に電機子電流IMは、チヨツパCHのオフ時にダイ
オードD8→フイルタリアクトルL→パンタグラフPG
→f電車線を経て、同一饋電区間にある力行車に回生さ
れる。
すなわち、電動機には回生制動が作用する。ところで、
回生車の回生電力を吸収してくれる負荷(力行車)が減
少して、回生電流が電源側に流し得る電流を越えると、
その差動流はフイルタコンデンサCfに流入し、フイル
タコンデンサCfの電圧VC,を上昇させることになる
そこで、第1図の従来装置では、フイルタコンデンサC
fの電圧上昇に応じて動作する過電圧リミツタ0VLの
出力により、電流指令(VlM)Pを下げて電機子電流
1Mを絞り込み、回生電流を少なくすることによつて、
さらにフイルタコンデンサ電圧Vcfが上昇するのを押
えている。しかし、回生電力を吸収してくれる負荷が全
くなくなつた場合、あるいは急激に減少した場合には、
フイルタコンデンサ電圧V。fの上昇を押えることがで
きず、チヨツパCH等に過大な電圧を印加させるおそれ
が生じる。そのため、フイルタコンデンサ電圧V。
fが所定の限界値を越えたことを過電圧検出器0VDに
より検出し、0VDの出力を記憶要素MElゲートパル
ス発生器Gを介してサイリスタThのゲート信号(RG
)として与え、サイリスタThを点弧して抵抗Rを電動
機の発生する電力の電力吸収負荷として接続する方法が
とられている。すなわち回生制動が失効した場合には、
発電制動に切り換えるようになされている。発電制動に
切り換わると、フイルタコンデンサ電圧Vcfはもはや
過電圧レベル以下となるが、サイリスタThのゲート信
号(RG)は記憶要素MEを介しているので、発電制動
中は連続して与えられる。
また、過電圧検出器0VDが過電圧を検出してから所定
時間後、タイマT1が動作して記憶要素MEはりセツト
されるので、サイリスタThのゲート信号(RG)がな
くなり、サイリスタThをチヨツパCHのオン時にオフ
状態とすることができ、回生負荷が復帰したかどうかの
チエツクを行なうことができる。ところが、サイリスタ
Thが消弧しても電車線との間にはフイルタリアクトル
Lfが存在するため、回生電流は急激には増加できない
そのため、フイルタコンデンサ電圧V。fは再度限界値
に達してサイリスタThが点弧される。サイリスタTh
が点弧すると、フイルタコンデンサ電圧VOfは限界値
以下となり、再びサイリスタThを消弧して回生制動に
切り換わろうとする。このようにサイリスタThがオン
・オフを繰り返している間は、フイルタコンデンサ電圧
Vcfの平均値が高くなつているので、前記過電圧リミ
ツタ0VLが動作して電機子電流1Mは絞られて減少す
る。サイリスタThが消弧してもフイルタコンデンサ電
圧 が限界値に達しなくなるまで電Cf機子電流1M
が減少すると、もはやサイリスタThが点弧して発電制
動に切り換わることがなくなり、回生制動を続けること
が可能となる。
第5図に発電制動から回生制動に切り換え完了するまで
の、サイリスタThのオン・オフ繰り返しによる回生電
流8、フイルタコンデンサ電圧VO,および電機子電流
1Mの変化を示す。この図において、実線の部分が従来
装置における特性であり、VOvOとV。VLは過電圧
検出器0VDと過電圧リミツタ0VLの動作レベルであ
る。この図から判るように、従来装置の欠点は、発電制
動から回生制動に切り換わる時、サイリスタのオン・オ
フ回数が多く切り換え時間が長いこと、また電機子電流
1Mが減少しないと回生制動への切り換えが完了しない
ため、制動力に大きな落ち込みが生じてシヨツクが大き
くなることである。
特に高速の場合には、切り換え時間はさらに長くなり、
切り換え中の制動力の不足分を機械制動に頼ると、前述
のようにブレーキシユ一の摩耗が多くなり、その保守に
多大な手数を要することになる。本発明の目的は、上記
した従来技術の欠点をなくし、発電制動から回生制動へ
の切り換えを平滑に行ない得る直流電動機の制動制御装
置を提供するにある。
この目的を達成するため、本発明は、少なくとも発電制
動から回生制動に切り換わるときには、フイルタコンデ
ンサ電圧の上昇による電機子電流の絞り込み制御を行な
わないようにしたことを特徴とする。
以下、本発明を図面を参照して詳細に説明する。
第2図は本発明の一実施例を示す制動制御装置の電気回
路図である。回生車がデツドセクシヨン等の無電圧区間
に突入した場合、フイルタコンデンサ電圧V。
fが所定の限界値を越えたことを過電圧検出器0VDに
より検出し、この過電圧検出器0VDの出力を記憶要素
ME、ゲートパルス発生器Gを介してサイリスタThの
ゲート信号(RG)として与え、サイリスタThを点弧
して抵抗Rを回生電力吸収負荷として接続し、回生制動
から発電制動に切り換えることは、第1図に示した従来
装置と同様である。この実施例では、フイルタコンデン
サ電圧VO,が所定の限界値を越えたことを過電圧検出
器0VDにより検出し、この過電圧検出器0VDの出力
を記憶要素ME、ゲートパルス発生器Gを介して、サイ
リスタThのゲート信号(RG)として与える他に、さ
らに過電圧検出器0VDの出力を記憶要素ME、タイマ
T2を介して、過電圧リミツタ0VLの機能を停止させ
る信号としてこの過電圧リミツタ0VLに与えている。
過電圧リミツタ0VLの機能を停止させる方法としては
、過電圧リミツタ0VLの入力または出力を切り離す方
法、あるいは出力を強制的に零Vにする方法等がある。
本実施例によれば、発電制動中及び発電制動から回生制
動に切り換え中は、電機子電流の絞り込み制御を行なわ
ないため、切り換え時間が短縮され、かつ電機子電流が
一時的に落ち込んで制動力が低下することもなくなり、
発電制動から回生制動への切り換えを平滑に行なうこと
ができる。
また、過電圧リミツタ0VLの機能を停止させる信号が
なくなつても、タイマT2により過電圧リミツタ0VL
は発電制動から回生制動に切り換える期間確実に機能停
止状態を維持するので、より平滑な切り換えを行なうこ
とができる。第5図の破線で示した部分が本実施例によ
る、発電制動から回生制動への切り換え時の回生電流I
Slフイルタコンデンサ電圧。
fおよび電機子電流1Mの特性を示す。第3図および第
4図は本発明の他の各実施例を示す。
すなわち、第3図は過電圧リミツタ0VLの機能を停止
させる信号として、過電圧検出器0VDの出力を用いる
代りに、サイリスタThと抵抗Rとの直列回路に流れる
電流を検出する電流検出器DCCT2の出力を用いたも
のである。
そのため、電流検出器DCCT2が出力している発電制
動の状態では、フイルタコンデンサ電圧Vcfの上昇に
よつて動作する過電圧リミツタ0VLはフイルタコンデ
ンサ電圧v が上昇しても動作しない。Cfさらに第
4図においては、回生電流を電流検出器DCCT2で検
出し、その出力電圧がない場合には発電制動中であるた
め、この電流検出器DCCT2の出力により、フイルタ
コンデンサ電圧Vcfの上昇によつて動作する過電圧リ
ミツタ0VLが、フイルタコンデンサ電圧Vcfが上昇
しても動作しないようにしたものである。
サイリスタThにゲート信号が与えられている発電制動
の状態では、回生負荷を吸収してくれる他の力行車等が
ない状態であるから、電流検出器DCCT2は出力がな
くなる。つまり、発電制動の状態では過電圧リミツタ0
VLは動作しない。このように第3図や第4図の各実施
例においても、第2図に示した実施例と同様の効果が期
侍でき、記憶要素MEをりセツトすることにより平滑に
発電制動から回生制動に切り換えることができる。
なお、前記の説明では、デツドセクシヨンで無加圧にな
る場合について述べたが、回生負荷がなくなり過電圧検
出器0VDが動作して一度発電制動のみとし、回生負荷
が再び復帰して回生制動に戻す制御においても本発明は
適用でき、同様の効果を得ることができる。
以上説明したように、本発明によれば、発電制動から回
生制動に切り換える時、電機子電流が急変することなく
、短時間で平滑に切り換えを行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来における制動制御装置の電気回路図、第2
図は本発明の一実施例に係る制鋺u御装置の電気回路図
、第3図および第4図は本発明の他の各実施例に係る制
動制御装置の電気回路図、第5図は発電制動から回生制
動に切り換え完了するまでにおける回生電流1s、フイ
ルタコンデンサ電圧V。 fおよび電機子電流1Mの時間的変化を示す特性図であ
る。Cf・・・・・・フイルタコンデンサ、R・・・・
・・抵抗器、Th・・・・・・サイリスタ、CH・・・
・・・チヨツパ、F・・・・・・直流電動機界磁、M・
・・・・・直流電動機電機子、DCCTl,DCCT2
・・・・・・電流検出器、DCPT・・・・・・電圧検
出器、APS・・・・・・移相器、0L・・・・・・過
電圧リミツタ、0VD・・・・・・過電圧検出器、G・
・・・・・ゲートパルス発生器、ME・・・・・・記憶
要素、Tl,T2・・・・・・タイマ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 発電機として動作する直流電動機と、この直流電動
    機を附勢しその発生電力を少なくともコンデンサを含む
    フィルタ装置を介して直流電源へ回生するためのチョッ
    パ装置と、回生不能を検出して前記直流電動機の発生電
    力を消費する回路と、前記フィルタコンデンサの電圧の
    上昇を検出して前記直流電動機の電機子電流を減少させ
    る制御回路とを備えたものにおいて、少なくとも発電制
    動から回生制動に切り換わるとき前記制御回路の動作を
    停止する手段を設けたことを特徴とする直流電動機の制
    動制御装置。 2 特許請求の範囲第1項において、前記直流電動機の
    発生電力を消費する回路は、回生不能を検出して点弧さ
    れるサイリスタと抵抗の直列回路からなり、前記制御回
    路の動作を停止する手段は、前記サイリスタのゲート信
    号によつて動作するものであることを特徴とする直流電
    動機の制動制御装置。 3 特許請求の範囲第1項において、前記制御回路の動
    作を停止する手段は、前記直流電動機の発生電力を消費
    する回路に流れる電流を検出する電流検出器の出力によ
    つて動作するものであることを特徴とする直流電動機の
    制動制御装置。 4 特許請求の範囲第1項において、前記制御回路の動
    作を停止する手段は、前記回生電流を検出する電流検出
    器の出力によつて動作するものであることを特徴とする
    直流電動機の制動制御装置。 5 特許請求の範囲第1項において、前記制御回路の動
    作を停止する手段は、この手段を動作させる信号がなく
    なつた後も一定時間動作するものであることを特徴とす
    る直流電動機の制動制御装置。
JP4485178A 1978-04-18 1978-04-18 直流電動機の制動制御装置 Expired JPS5939997B2 (ja)

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JPS54137616A JPS54137616A (en) 1979-10-25
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63140695U (ja) * 1987-03-06 1988-09-16
JPH025591Y2 (ja) * 1986-07-18 1990-02-09
JPH04220851A (ja) * 1990-12-21 1992-08-11 Mitsubishi Electric Corp コードレス電話装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPH04220851A (ja) * 1990-12-21 1992-08-11 Mitsubishi Electric Corp コードレス電話装置

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