JPS5938366Y2 - 小箱包装装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は小箱包装装置の改良に関するものである。

更に詳説すると、多数の小箱をひとまとめにして扱い安
いように包装した包装装置の改良に関するものである。

従来、複数個の包装箱を昔とめて輸送するには、強度的
な問題や汚れの問題がなくても、取扱いを容易にするた
め、一般的には、第１図に示す如く、大きな外装箱１に
被包装小箱２，２′・・・を収納して輸送している。

捷た、外装箱１に収納されている被包装小箱を更に小さ
なロットにするには、被包装小箱単位にバラバラにする
か、或は小さなロット毎の外装箱に新らたに入れるかし
なければならない等の問題がある。

本考案は斯る問題を解決できる包装装置を提供せんとす
るものである。

次に第２図と共に本考案について説明する。

３゜３′はダンボール製のそれぞれ天面釦よび底面包装
用シートであり、その表面には接着剤４，４′が塗布さ
れている。

捷た、包装用シー） ３ 、３’には被包装小箱２，２
′の天面卦よび底面の形状間隔と同一の位置にミシン目
５ａ、５ｂ、５ｃ、５ａ。

５ｂ′、５０′ が入れられている。

今、被包装小箱２ 、２’、 ２“、２″を密接して並
べた後、天面および底面包装用シート３釦よび３′の接
着剤が塗布されている側の面を被包装小箱２゜２′−・
・の天面および底面に当接して接着する。

その接着済みの状態を第３図に示す。

このように複数個の小箱をひと捷とめに包装することが
できる。

また、その後、必要に応じて、例えば第４図に示す如く
ミシン目に沿って切り離せば、２個宛の包装体にも分離
できる。

尚、本考案の包装装置は、第５図に示す如き上蓋６を有
する小箱Ｂ式ダンボール箱２に適用すると、好都合であ
る。

また、包装用シー） ３ 、３’の表面には接着剤を塗
布した後、接着剤の乾燥を防ぐため、接着剤保護用テー
プを添着しておけば、使用時に該テープを剥離すると、
すぐに接着できるので、好都合である。

また、ミシン目の間隔は、複数個の被包装小箱を約１ｍ
位の高さから落下してだ包装用シートが分離したりしな
い程度にすればよい。

本考案はこのようにミシン目の入れられた包装用シート
を複数個の被包装小箱の天面および底面に添着するだけ
で、ひとまとめに包装ができ、特に包装機械を使用して
小箱をひとまとめに包装する際に使用して好適である。

また、被包装小箱の天面および底面の２ケ所に包装用シ
ートが接着剤にて添着されているので、被包装小箱は強
固に固定されてかり、該小箱の両端底面に手をかけて持
ち上げたり或は運搬したりする際、該小箱がバラバラに
分離する虞はない。

更にまた、包装用シートは被包装小箱の天面および底面
の補強および緩衝効果を一層増加させる働きもする。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の小箱包装装置を示す図面、第２図、第３
図および第４図は本考案の小箱包装装置を示す斜視図、
第５図は本考案に使用して好適な小箱を示す斜視図であ
る。 ２．２′・・・・・・被包装小箱、３，３′・・・・・
・天面および底面包装用シート、４，４′・・・・・・
接着剤、５ａ、５ｂ５ ｃ ｔ ５ ａ ？ ５ ｂ’
、５ ｃ”・・・ミシン目。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 天面が閉成された複数個の被包装小箱と、該被包装小箱
   のそれぞれ天面むよび底面の形状間隔と略同−の位置に
   ミシン目が入れられ且つ接着剤が塗布されたそれぞれ天
   面および底面包装用所定肉厚のダンボール製シートとを
   備え、前記複数個の被包装小箱を密接して並列した後、
   前記複数個の被包装小箱の天面および底面に前記包装用
   シートを当接して接着剤にて添着してなる小箱包装装置
   。