JPS5938349B2 - 布帛の高圧湿熱処理方法 - Google Patents

布帛の高圧湿熱処理方法

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JPS5938349B2
JPS5938349B2 JP55128397A JP12839780A JPS5938349B2 JP S5938349 B2 JPS5938349 B2 JP S5938349B2 JP 55128397 A JP55128397 A JP 55128397A JP 12839780 A JP12839780 A JP 12839780A JP S5938349 B2 JPS5938349 B2 JP S5938349B2
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JP
Japan
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liquid
fabric
steamer
tank
heat
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Expired
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JP55128397A
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English (en)
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JPS5756568A (en
Inventor
美一 山東
博司 石徹白
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Sando Iron Works Co Ltd
Original Assignee
Sando Iron Works Co Ltd
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Publication date
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06BTREATING TEXTILE MATERIALS USING LIQUIDS, GASES OR VAPOURS
    • D06B23/00Component parts, details, or accessories of apparatus or machines, specially adapted for the treating of textile materials, not restricted to a particular kind of apparatus, provided for in groups D06B1/00 - D06B21/00
    • D06B23/14Containers, e.g. vats
    • D06B23/16Containers, e.g. vats with means for introducing or removing textile materials without modifying container pressure

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は丸胴編物布帛を高圧湿熱の下で湿熱処理して該
布帛の前処理あるいは染色を有効に行なうことができる
ようにした丸胴編物の連続処理加工方法に関するもので
ある。
例えば工業的に生産する丸胴編物布帛を前処理、あるい
は染色処理する従来法は例えば染色時においては染色す
べき丸胴編物布帛を染色液槽内を通して染色を付与した
後、これを100℃以下のスチーマ内皿らバッチ内で湿
熱処理して間歇的に発色せしめていた。
従って従来の染色法においては、連続的な染色加工がで
きず熱エネルギーの無駄を生じることは勿論のことバッ
チ毎に染色度が異り、しかも100℃以下の湿熱による
染色法では染料が布帛に染着されるまでに長時間を要す
ることから経済性に欠けるものであった。
そこで本発明者等は、その染着時間あるいは前処理時間
を短縮し、高速染着あるいは前処理を実現させるために
長期に亘る研究を重ね、その結果布帛染色あるいは前処
理を秒単位でしかも連続的に実施できる高圧スチーマを
開発し、現在運転がなされているものであるが、この高
圧スチーマにおいてはスチーマ缶体内を高圧に保持させ
、しかも丸胴編物布帛をスチーマ缶体内に連続的に供給
するために互に圧接される一対のシールロールが設けら
れており、丸胴編物布帛はこの加圧シールロールを通し
てスチーマ缶体内に供給しなければならないことから例
えばスチーマ缶体外部で処理液を含浸せしめた丸胴編物
布帛はそのシールロールによって搾成されてしまい液の
含浸量に不足を起すことが生じる。
そこでスチーマ缶体内部に液槽又はシャワ一手段を設け
て、スチーマ缶体内に供給された布帛に所定液を含浸せ
しめるようにした方法及び装置について多数提案してい
るが、高圧スチーマ内は通常150℃前後の高温度の湿
熱に保持されており、またスチーマ外部からそのスチー
マ缶体内に供給すべき液温は常温(約20°0であるた
めにその液温とスチーマ缶体内温度との間にかなりの温
度差がある。
即ら高温度、高湿熱のスチーマ缶体内に低温の液が供給
されると、その冷液によって高圧スチーマ西体内の蒸気
がドレン化してスチーマ缶体内の湿度が低下されると同
時に液の濃度が変化されて丸胴編物布帛に均一なる所望
の処理カロエができない問題点が生じる。
本発明はかかる問題点を解消するものであって、その第
1の目的は高圧スチーマ缶体外部で所定の処理液を含浸
せしめる含液工程を設けてスチーマ缶体に供給される布
帛に予め所定の液を含浸せしめることである。
第2の目的は上記含液工程における液を100℃近くま
で加熱して布帛への含浸効率を高めることである。
以下に本発明を図面に示す実施例に基いて詳細に説明す
る。
1はスチーマ缶体、2はそのスチーマ缶体1に形成した
布帛導入口、3は布帛導出口であって、その布帛導入口
2及び布帛導出口3には導入側シール機構4及び導出側
シール機構5が取着けられでいる。
これらのシール機構4,5はスチーマ缶体1内の高湿熱
を保持しなから布帛の導入導出を許すために設けたもの
であるが、その導入側シール機構4には、互に圧接され
る一対のシールゴムロール4□を有しているものである
また他方の導出側シール機構も、前記導入側シール機構
と同様に互に圧接される一対のシールゴムロール51ト
、側面略J字状の徐冷液槽5□と、この徐冷液槽内に洗
浄を兼ねる徐冷液をスチーマ外部より供給せしめるため
の液供給管53を有しているものである。
6はスチーマ缶体1内において横方向に配設されている
布帛のガイドロールであって、かかるガイドロール中に
はテンション調整ロール6′が含マしている。
1は前記ガイドロール6が配置されている加湿液槽、8
はスチーマ缶体外部に設置された給液機構であって、こ
の給液機構8は湯槽9と、−乃至複数の原液槽10,1
0□(本実施例は染料液槽10、と助剤槽102)と、
この−乃至複数の原液槽10□、102から適量供給さ
れた原液を撹拌混合する混合槽11を有しているもので
あるが、それらの原液槽101,102及び混合槽11
はいずれも保温槽120.12□及び123内に位置さ
れている。
また前記の湯槽9の外周囲には断熱材13が被せられて
いで湯槽9の保温がなされるようになっており、更にこ
の湯槽9内にはスチーマ缶体の布帛導入口部2より排出
される蒸気熱を導入して湯槽9内の水を100℃近くま
で加熱する蒸気パイプ14が接続され、またこの湯槽9
には該湯槽9内の湯を、前記の保温槽121.12□。
123の夫々に供給するための給湯パイプ15が配設さ
れている。
16、及び16□は前記の蒸気パイプ14に接続された
螺管であって、この螺管161及び16□は原液槽10
、及び10□内に位置されており、螺管内に通す蒸気熱
で原液槽100,102内の液を加熱しようとするもの
である。
17は混合槽11内の混合液を供給する布帛への液付与
槽であって、この液付与槽17内には布帛18をガイド
するための布帛ガイドロール19が位置されており、更
にこの液付与槽17は保温槽20で囲まれている。
21は給水管、22は絞りロール、23は含液された布
帛の水分を除去するための赤外線乾燥機である。
以上が本実施例の構造であるが、次にその作用について
述べると、スチーマ缶体内を例えば5.5kg/1−1
60℃の高温高圧に保持せしめる上回時に徐冷槽52内
には液供給管53より常温水を順次供給して運転を開始
する。
この時のスチーマ缶体内の排熱は蒸気パイプ14を経て
湯槽9内に供給されると共に、螺管160,16□を通
ることによって湯槽9内の水及び原液槽10..10□
内の液が100℃近くにまで加熱される100℃近い適
量の原液は混合槽で混和された後、液付与槽17内に少
量宛供給されるが、この液付与槽17はlOOoC近い
湯が入れられる保温槽20で囲まれていることからこの
液付与槽17内の液も100℃近くまで加熱保持されて
いる。
従ってこの加熱液中を布帛18は進行するので、この加
熱液による布帛への液浸透性が良好であって短時間に効
果的な、しかも布帛の内芯部にまで及ぶ含液がなされる
かくして液付与槽17内で含液された布帛は赤外線乾燥
機23を通過することによって、布帛の含水分が除去さ
れるので、高圧スチーマ1内に供給される布帛18がシ
ールロール41の押圧力を受けても布帛の含浸剤(苛性
、染料等)は脱落されることなくスチーマ缶体1内に供
給される。
スチーマ缶体1内に供給された布帛はスチーミングされ
ながら加湿液槽7内の水分が含浸され、このスチーマ缶
体内の湿熱によって染着あるいは前処理等がなされ、目
的とする処理加工が効果的に完了されるものである。
以上のように本発明はスチーマ缶体からの排熱を利用し
てスチーマ缶体外部にある液を加熱するようにしたもの
であるから、液を加熱するための熱源が省け、熱エネル
ギーの有効利用と節約が達成できる。
またスチーマ缶体外での液は100℃近くにまで加熱さ
れることから、布帛への浸透性が良好であって短時間に
布帛の内芯部にまで液を浸透せしめることができ良好な
液処理が実現される等の効果がある。
更にスチーマ缶体外で液付与された布帛は赤外線乾燥機
で水分のみが除かれることでシールロール4、の押圧力
を受けても搾成されることかなく、従って充分な薬品を
含んだ状態でスチーミングすることができ、これによっ
ても良質な染着又は前処理等が達成され、また原液槽、
混合槽、液付与槽は一定温度の排蒸気で加熱された湯が
供給される保温槽で常に一定の液温となるように保温さ
れているので四季を通じて一定の液温か得られる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】 図面は本発明を実施するに使用する装置の1例を示した
説明図である。 1・・・・・・スチーマ缶体、2・・・・・・布帛導入
口、3・・・・・・布帛導出口、4・・・・・・導入側
シール機構、4、・・・・・・シールゴムロール、5・
・・・・・導出側シール機構、5、・・・・・・シール
ゴムロール、5□・・・・・徐冷槽、53・・・・・・
液供給管、6・−・・・・ガイドロール、6′・・・・
・・テンション調整ロール、7・・・・・・加湿液槽、
8・・・・・・給液機構、9・・・・・・湯槽、100
,102・・・・・・原液槽、11・・・・・・混合槽
、12□、12□、123・・・・・憬温槽、13・・
・・・・断熱材、14・・・・・・蒸気パイプ、15・
・・・・・給湯パイプ、161,162・・・・・・螺
管、17・・・・・・液付与槽、18・・・・・・布帛
、19・・・・・・布帛ガイドロール、20・・・・・
・保温槽、21・・・・・・給水管、22・・・・・・
絞りロール、23・・・・・・赤外線乾燥機。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 高圧湿熱が保持される高圧スチーマによる布帛の連
    続湿熱処理方法において、この高圧スチーマのシール機
    構から導出される排出蒸気によりスチーマ缶体外部に設
    置した液槽内の液を加熱し、この加熱液をもって布帛の
    内芯部にまで含液せしめ次いで、この含液布帛の水分を
    蒸発せしめた後前記高圧スチーマ内で湿熱処理すること
    を特徴とする布帛の高圧湿熱処理方法。
JP55128397A 1980-09-16 1980-09-16 布帛の高圧湿熱処理方法 Expired JPS5938349B2 (ja)

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JPS5756568A JPS5756568A (en) 1982-04-05
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