JPS5935045B2 - 圧力補償付流量調整弁 - Google Patents
圧力補償付流量調整弁Info
- Publication number
- JPS5935045B2 JPS5935045B2 JP16025879A JP16025879A JPS5935045B2 JP S5935045 B2 JPS5935045 B2 JP S5935045B2 JP 16025879 A JP16025879 A JP 16025879A JP 16025879 A JP16025879 A JP 16025879A JP S5935045 B2 JPS5935045 B2 JP S5935045B2
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- JP
- Japan
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- spool
- orifice
- area
- pressure
- flow rate
- Prior art date
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- Expired
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- Safety Valves (AREA)
- Flow Control (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は逆流時に於ても流量調整可能な圧力補償付流量
調整弁に関する。
調整弁に関する。
従来の圧力補償付流量調整弁はこれを通過する一方向の
流量のみを調整するもので、逆流時の流量調整を行なう
には、第１図示のように、４個の逆止弁ａ、ｂ、ｃ、ｄ
と圧力補償付流量調整弁ｅとを組合せて使用するを一般
とする。
流量のみを調整するもので、逆流時の流量調整を行なう
には、第１図示のように、４個の逆止弁ａ、ｂ、ｃ、ｄ
と圧力補償付流量調整弁ｅとを組合せて使用するを一般
とする。
このものは管路ｆからｇへ流れる流体は逆止弁ａ、流量
調整弁ｅ、逆止弁ｂの順に流れ、逆流時には逆止弁ｃ、
流量調整弁ｅ、逆止弁ｄの順に流し、該流量調整弁ｅへ
の流入方向を一定とした上で流量調整を行なうので逆止
弁による大きな流体抵抗が発生してエネルギ損失が大き
く、逆止弁を４個も組合せるので大型高価になる欠点が
あつた。本発明はこうした欠点を解決することをその目
的としたもので、２個の流出入ポートを備えた弁筺内に
、ばねにより所定位置に自動的に復帰するスプールを設
けると共に該弁筺と該スプールとにより構成され且つ一
方の面積の増大に伴ない他方の面積が減少する２個の可
変絞りを設け、各可変絞りの前方を夫々前記ポートに接
続すると共に後方をオリフィスを介して互に接続し、該
オリフィスの前後の圧力を夫々前記スプールの両側の同
面積の作用面に対向して作用させて成る。
調整弁ｅ、逆止弁ｂの順に流れ、逆流時には逆止弁ｃ、
流量調整弁ｅ、逆止弁ｄの順に流し、該流量調整弁ｅへ
の流入方向を一定とした上で流量調整を行なうので逆止
弁による大きな流体抵抗が発生してエネルギ損失が大き
く、逆止弁を４個も組合せるので大型高価になる欠点が
あつた。本発明はこうした欠点を解決することをその目
的としたもので、２個の流出入ポートを備えた弁筺内に
、ばねにより所定位置に自動的に復帰するスプールを設
けると共に該弁筺と該スプールとにより構成され且つ一
方の面積の増大に伴ない他方の面積が減少する２個の可
変絞りを設け、各可変絞りの前方を夫々前記ポートに接
続すると共に後方をオリフィスを介して互に接続し、該
オリフィスの前後の圧力を夫々前記スプールの両側の同
面積の作用面に対向して作用させて成る。
本発明の実施例を図面第２図について説明するに、１は
弁筺、２、３は該弁筺１に形成した流出入ポート、４は
該弁筺１内に摺動自在に設けたスプール、５は該スプー
ル４に遊嵌したばね受６、７間に介在させた復帰用のば
ねでその一方のばね受は弁筺１に係止されて他のばね受
に作用する力を支承する。
弁筺、２、３は該弁筺１に形成した流出入ポート、４は
該弁筺１内に摺動自在に設けたスプール、５は該スプー
ル４に遊嵌したばね受６、７間に介在させた復帰用のば
ねでその一方のばね受は弁筺１に係止されて他のばね受
に作用する力を支承する。
８、９は弁筺１とスプール４とで構成した可変絞りで、
各可変絞り８、９の前方を前記各ポート２、３に夫々連
通させ、その後方を該スプール４内に形成した中空部１
０、１１に夫々連通し、更に両中空部１０、１１をその
中間の区画壁１２に設けたオリフィス１３を介して互に
連通させ、かくて一方のポート、例えば２から流入した
流体は可変絞り８、オリフィス１３及び可変絞り９を介
して他方のポート３から流出し得るようにした。
各可変絞り８、９の前方を前記各ポート２、３に夫々連
通させ、その後方を該スプール４内に形成した中空部１
０、１１に夫々連通し、更に両中空部１０、１１をその
中間の区画壁１２に設けたオリフィス１３を介して互に
連通させ、かくて一方のポート、例えば２から流入した
流体は可変絞り８、オリフィス１３及び可変絞り９を介
して他方のポート３から流出し得るようにした。
１４、１５は中空部１０、１１のオリフィス１３の前後
の圧力が夫々作用する圧力室で、各圧力室１４、１５に
はスプール４の両側の同面積の作用面が露出するように
した。
の圧力が夫々作用する圧力室で、各圧力室１４、１５に
はスプール４の両側の同面積の作用面が露出するように
した。
その作用を説明するに、ポート２から流体が流人しポー
ト３から流出する場合、流入流体はオリフィス１３の前
後に於て圧力差を生じ、中空部１１内の圧力がその前方
の中空部１０の圧力よりも低下する。
ト３から流出する場合、流入流体はオリフィス１３の前
後に於て圧力差を生じ、中空部１１内の圧力がその前方
の中空部１０の圧力よりも低下する。
各中空部１０，１１の圧力はそのまま両側の圧力室１４
，１５に於てスプール４の両側に作用し、この場合該ス
プール４は両圧力室１４，１５の圧力差がばね５の弾発
力よりも大きいとばね５に抗して左方に摺動され、可変
絞り８の面積が増大すると同時に可変絞り９の面積が減
少して中空部１１からポート３へと流体が流出するを妨
げ、流出流量を減少させる。このスプール４の摺動状態
にあるとき、オリフイス１３前後の差圧力がばね５の弾
発力よりも小さくなるとスプール４は図示の中立位置方
向に移動するので可変絞り９の面積が増大し、通過流量
を大ならしめ、オリフイス１３前後の差圧が大きくなり
、該スプール４はオリフイス１３の圧力差による力とば
ね５の力とが釣合つた位置で停市して一定の流量の流通
を許容する。またポート３から流入しポート２から流出
する逆流時に於ては、オリフイス１３の作用により中空
部１１側の圧力が中空部１０の圧力よりも高くなり、そ
の圧力差がばね５の弾発力を越えるとスプール４は図面
右方に摺動し、可変絞り８の面積を減少するのでポート
２へ流体が流れ難くなつて通過流量が制限さへオリフイ
ス１３の前後の圧力差がばね５の力と釣合う位置でスプ
ール４が停止し、ポート２，３間の圧力差に係わらず一
定流量がポート２から流出する。
，１５に於てスプール４の両側に作用し、この場合該ス
プール４は両圧力室１４，１５の圧力差がばね５の弾発
力よりも大きいとばね５に抗して左方に摺動され、可変
絞り８の面積が増大すると同時に可変絞り９の面積が減
少して中空部１１からポート３へと流体が流出するを妨
げ、流出流量を減少させる。このスプール４の摺動状態
にあるとき、オリフイス１３前後の差圧力がばね５の弾
発力よりも小さくなるとスプール４は図示の中立位置方
向に移動するので可変絞り９の面積が増大し、通過流量
を大ならしめ、オリフイス１３前後の差圧が大きくなり
、該スプール４はオリフイス１３の圧力差による力とば
ね５の力とが釣合つた位置で停市して一定の流量の流通
を許容する。またポート３から流入しポート２から流出
する逆流時に於ては、オリフイス１３の作用により中空
部１１側の圧力が中空部１０の圧力よりも高くなり、そ
の圧力差がばね５の弾発力を越えるとスプール４は図面
右方に摺動し、可変絞り８の面積を減少するのでポート
２へ流体が流れ難くなつて通過流量が制限さへオリフイ
ス１３の前後の圧力差がばね５の力と釣合う位置でスプ
ール４が停止し、ポート２，３間の圧力差に係わらず一
定流量がポート２から流出する。
第３図はオリフイス１３の前方の可変絞りにより流量を
制御するようにした場合を示し、ポート２からポート３
へ流体が流れ、スプール４が左方へ摺動するときは可変
絞り８ａの面積が減少し、これとは逆にポート３から２
へと流れるときは可変絞り９ａが作用して流量を制御す
る。
制御するようにした場合を示し、ポート２からポート３
へ流体が流れ、スプール４が左方へ摺動するときは可変
絞り８ａの面積が減少し、これとは逆にポート３から２
へと流れるときは可変絞り９ａが作用して流量を制御す
る。
尚、オリフイス１３を可変形に構成してもよい。
このように本発明によるときは、ばねにより所定位置に
復帰するスプールと、該スプールと弁筐とで構成される
２個の可変絞りを設け、各可変絞りの前方を夫々ポート
に接続すると共に後方をオリフイスを介して互に接続し
、該オリフイス前後の圧力差でスプールを摺動させたの
で正逆流を共に流量制御出来て便利であり、弁を小型化
出来ると共に弁の内部抵抗も小さくエネルギ゛損失を少
なく出来、安価に製造出来る等の効果がある。
復帰するスプールと、該スプールと弁筐とで構成される
２個の可変絞りを設け、各可変絞りの前方を夫々ポート
に接続すると共に後方をオリフイスを介して互に接続し
、該オリフイス前後の圧力差でスプールを摺動させたの
で正逆流を共に流量制御出来て便利であり、弁を小型化
出来ると共に弁の内部抵抗も小さくエネルギ゛損失を少
なく出来、安価に製造出来る等の効果がある。
第１図は従来例の説明線図、第２図は本発明流量調整弁
の截断側面図、第３図はその変形例の截断側面図である
。 １・・・・・・弁筐、２，３・・・・・・流出入ポート
、４・・・・・・スプール、５・・・・・・ばね、８，
９・・・・・・可変絞り、１３・・・・・・オリフイス
。
の截断側面図、第３図はその変形例の截断側面図である
。 １・・・・・・弁筐、２，３・・・・・・流出入ポート
、４・・・・・・スプール、５・・・・・・ばね、８，
９・・・・・・可変絞り、１３・・・・・・オリフイス
。
Claims (1)
- １ ２個の流出入ポートを備えた弁筐内に、ばねにより
所定位置に自動的に復帰するスプールを設けると共に該
弁筐と該スプールとにより構成され且つ一方の面積の増
大に伴ない他方の面積が減少する２個の可変絞りを設け
、各可変絞りの前方を夫々前記ポートに接続すると共に
後方をオリフィスを介して互に接続し、該オリフィスの
前後の圧力を夫々前記スプールの両側の同面積の作用面
に対向して作用させて成る圧力補償付流量調整弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16025879A JPS5935045B2 (ja) | 1979-12-12 | 1979-12-12 | 圧力補償付流量調整弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16025879A JPS5935045B2 (ja) | 1979-12-12 | 1979-12-12 | 圧力補償付流量調整弁 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5682913A JPS5682913A (en) | 1981-07-07 |
| JPS5935045B2 true JPS5935045B2 (ja) | 1984-08-27 |
Family
ID=15711110
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16025879A Expired JPS5935045B2 (ja) | 1979-12-12 | 1979-12-12 | 圧力補償付流量調整弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5935045B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ES2184547B1 (es) * | 2000-01-27 | 2004-08-16 | Universitat Politecnica De Catalunya | Valvula reguladora de caudal doble y reversible. |
| JP2007107677A (ja) * | 2005-10-17 | 2007-04-26 | Komatsu Ltd | 流量制御弁 |
| JP5369400B2 (ja) | 2007-08-03 | 2013-12-18 | 株式会社島津製作所 | 流量制御弁 |
-
1979
- 1979-12-12 JP JP16025879A patent/JPS5935045B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5682913A (en) | 1981-07-07 |
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