JPS5934776Y2 - 配管用スリ−ブ装置 - Google Patents
配管用スリ−ブ装置Info
- Publication number
- JPS5934776Y2 JPS5934776Y2 JP1977097788U JP9778877U JPS5934776Y2 JP S5934776 Y2 JPS5934776 Y2 JP S5934776Y2 JP 1977097788 U JP1977097788 U JP 1977097788U JP 9778877 U JP9778877 U JP 9778877U JP S5934776 Y2 JPS5934776 Y2 JP S5934776Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nut
- sleeve body
- sleeve
- piping
- chamber wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Supports For Pipes And Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は室壁の配管孔に挿通して内部に燃焼器の給排気
管等を配管する配管用スリーブ装置に関する。
管等を配管する配管用スリーブ装置に関する。
従来、この種スリーブ装置として、室壁の配管孔に挿通
するスリーブ本体の一端部に、室壁の内壁面に結着され
る一体のフランジと、他端部に外側の押えナツトとこれ
に押圧されて室壁の外壁面に圧着される内側の圧着片と
を設け、フランジと圧着片とにより室壁を内外両夕Ｈ則
面から挾みつけてスリーブ本体を配管孔内に支承せしめ
る式のものは知られ、この場合押えナツトはスリーブ本
体の外周に形成した螺子部において螺挿するを一般とす
るが、スリーブ本体は配管孔の長さに応じて適宜の長さ
に切断して用いるため、螺子部が切断の邪魔となったり
切断時に螺子部の変形を生じて押えナツトの螺挿が困難
となり勝ちであり、又圧着片としては座金を用いるを一
般とするため、スリーブ本体を配管孔に傾斜させて支承
すべくフランジと座金とをテーパの付いたものに槽底す
るときは、フランジと座金のテーパ角の誤差或いは押え
ナツトの締付回転に伴う座金の回転ずれ等によりフラン
ジと座金のテーパ面が所定の平行姿勢で内外面壁面に密
着せず、座金の浮上りや更に座金を締付けるときはスリ
ーブ本体の曲げを生じ勝ちである等の不都合を伴う。
するスリーブ本体の一端部に、室壁の内壁面に結着され
る一体のフランジと、他端部に外側の押えナツトとこれ
に押圧されて室壁の外壁面に圧着される内側の圧着片と
を設け、フランジと圧着片とにより室壁を内外両夕Ｈ則
面から挾みつけてスリーブ本体を配管孔内に支承せしめ
る式のものは知られ、この場合押えナツトはスリーブ本
体の外周に形成した螺子部において螺挿するを一般とす
るが、スリーブ本体は配管孔の長さに応じて適宜の長さ
に切断して用いるため、螺子部が切断の邪魔となったり
切断時に螺子部の変形を生じて押えナツトの螺挿が困難
となり勝ちであり、又圧着片としては座金を用いるを一
般とするため、スリーブ本体を配管孔に傾斜させて支承
すべくフランジと座金とをテーパの付いたものに槽底す
るときは、フランジと座金のテーパ角の誤差或いは押え
ナツトの締付回転に伴う座金の回転ずれ等によりフラン
ジと座金のテーパ面が所定の平行姿勢で内外面壁面に密
着せず、座金の浮上りや更に座金を締付けるときはスリ
ーブ本体の曲げを生じ勝ちである等の不都合を伴う。
本考案はかかる不都合を無くした装置を提供することを
目的とするもので、室壁１の配管孔２に挿通するスリー
ブ本体３の一端部に、室壁１の内壁面１ａに結着される
一体のフランジ４と、他端部に２９則の押えナツト５と
これに押圧されて室壁１の外壁面１ｂに圧着される内側
の圧着片６とを設ける式のものにお・いて、前記押えナ
ツト５を、前記スリーブ本体３の他端に着脱可能に設け
た固定リング７の外周の螺子部７ａにおいて螺挿すると
共に、前記圧着片６を、該押えナツト５に当接する夕８
−（Ｊｑｌの押え板８を備えたバッキング体９により槽
底して収る。
目的とするもので、室壁１の配管孔２に挿通するスリー
ブ本体３の一端部に、室壁１の内壁面１ａに結着される
一体のフランジ４と、他端部に２９則の押えナツト５と
これに押圧されて室壁１の外壁面１ｂに圧着される内側
の圧着片６とを設ける式のものにお・いて、前記押えナ
ツト５を、前記スリーブ本体３の他端に着脱可能に設け
た固定リング７の外周の螺子部７ａにおいて螺挿すると
共に、前記圧着片６を、該押えナツト５に当接する夕８
−（Ｊｑｌの押え板８を備えたバッキング体９により槽
底して収る。
第１図示のものでフランジ４はスリーブ本体３の一端部
外周にかしめ付は等により一体に結着される筒部４ａと
、該スリーブ本体３の軸線方向に直角の夕１−（Ｊｌ板
部４ｂと、該夕Ｈ則板部４ｂに対して傾斜するテーパ付
きの内側板部４ｃとから戊る鍔板片により槽底して成り
、その外周縁部において螺子１０により室壁１の内壁面
１ａに結着し、スリーブ本体３が該内側板部４ｃのテー
パ角に応じた傾斜角度で配管孔２内に挿入されるように
した。
外周にかしめ付は等により一体に結着される筒部４ａと
、該スリーブ本体３の軸線方向に直角の夕１−（Ｊｌ板
部４ｂと、該夕Ｈ則板部４ｂに対して傾斜するテーパ付
きの内側板部４ｃとから戊る鍔板片により槽底して成り
、その外周縁部において螺子１０により室壁１の内壁面
１ａに結着し、スリーブ本体３が該内側板部４ｃのテー
パ角に応じた傾斜角度で配管孔２内に挿入されるように
した。
前記バッキング体９は、その内周面に挿入される前記押
え板８の筒部８ａにおいてスリーブ本体３の他端部に摺
動自在に挿通するもので、その外側面をスリーブ本体３
の軸線方向に直角にその内側面を前記内側板部４ｃに平
行のテーパ面９ａに形成した。
え板８の筒部８ａにおいてスリーブ本体３の他端部に摺
動自在に挿通するもので、その外側面をスリーブ本体３
の軸線方向に直角にその内側面を前記内側板部４ｃに平
行のテーパ面９ａに形成した。
前記固定リング７は、内端部外周に前記押えナツト５を
螺挿する螺子部７ａを備えて、外端部の固定螺子１１に
よりスリーブ本体３の他端部に固定せしめるようにした
。
螺挿する螺子部７ａを備えて、外端部の固定螺子１１に
よりスリーブ本体３の他端部に固定せしめるようにした
。
次いでスリーブ本体３の取付操作を説明するに先ず配管
孔２の長さに合わせてスリーブ本体３を所定長さに切断
し、これを配管孔２に挿入して上記の如くフランジ４を
室壁１の内壁面に結着する。
孔２の長さに合わせてスリーブ本体３を所定長さに切断
し、これを配管孔２に挿入して上記の如くフランジ４を
室壁１の内壁面に結着する。
次いで該スリーブ本体３の他端部にバッキング体９と押
え板８とを組付けて挿通し、押えナツト５を螺挿せしめ
た固定リング７を該他端部に固定して押えナツト５の締
付は操作を行う。
え板８とを組付けて挿通し、押えナツト５を螺挿せしめ
た固定リング７を該他端部に固定して押えナツト５の締
付は操作を行う。
かくするときは、バンキング体９が押え板８を介してそ
の側面全体に亘る均等の押圧力を受け、内側のテーパ面
９ａにおいて室壁１の外壁面１ｂに圧着されてスリーブ
本体３は配管孔２内に該テーパ面９ａとフランジ４の内
側板部４ｃとのテーパ角に応じた所定の傾斜姿勢で支承
される。
の側面全体に亘る均等の押圧力を受け、内側のテーパ面
９ａにおいて室壁１の外壁面１ｂに圧着されてスリーブ
本体３は配管孔２内に該テーパ面９ａとフランジ４の内
側板部４ｃとのテーパ角に応じた所定の傾斜姿勢で支承
される。
この場合、前記テーパ面９ａと内側板部４ｃとのテーパ
角の誤差或いは押えナツト５の締付操作に伴うバッキン
グ体９の回転ずれ等により、該バッキング体９のテーパ
面９ａとフランジ４の内側板部４ｃとが平行姿勢に保持
されなくなっても、該バッキング体９は押えナツト５の
押圧力による圧縮変形で確実に外壁面１ｂに密着し、浮
上りやスリーブ本体３の曲げを生ずることがない。
角の誤差或いは押えナツト５の締付操作に伴うバッキン
グ体９の回転ずれ等により、該バッキング体９のテーパ
面９ａとフランジ４の内側板部４ｃとが平行姿勢に保持
されなくなっても、該バッキング体９は押えナツト５の
押圧力による圧縮変形で確実に外壁面１ｂに密着し、浮
上りやスリーブ本体３の曲げを生ずることがない。
以上の如くスリーブ本体３の取付けた後は、給排気管そ
の他の管体１２を該スリーブ本体３内に挿通し、一端の
取付板１２ａにおいてフランジ４の外側板部４ｂに螺子
部めする。
の他の管体１２を該スリーブ本体３内に挿通し、一端の
取付板１２ａにおいてフランジ４の外側板部４ｂに螺子
部めする。
尚、上記実施例にお・いては鍔板片により構成したフラ
ンジ４をスリーブ本体３に一体に結着せしめるようにし
たが、第２図に示すように合成樹脂等でスリーブ本体３
とフランジ４とを一体成形せしめるようにしても良い。
ンジ４をスリーブ本体３に一体に結着せしめるようにし
たが、第２図に示すように合成樹脂等でスリーブ本体３
とフランジ４とを一体成形せしめるようにしても良い。
この様に本考案によるときは、押えナツト５をスリーブ
本体３に係止する固定リング７の螺子部７ａにおいて螺
挿するもので、該スリーブ本体３には螺子部を形成する
必要がなく、切断が容易であると共に螺子部の切断変形
によって押えナツト５の螺挿に支障を来たすといったこ
とがなく、又圧着片６を９棚１１の押え板８を備えたバ
ッキング体９により構成したので、フランジ４とバッキ
ング体９とにテーパを付けてスリーブ本体３を配管孔２
内に傾斜姿勢で支承する場合にも、該バッキング体６の
浮上りやスリーブ本体３の曲げを生ずることがなく、更
に該バッキング体６は押えナツト５による押圧力を押え
板８を介して全面に均等に受けて外壁面１ｂに全周に亘
って均等に圧着されるため、スリーブ本体３内への雨水
等の侵入を確実に防止出来、上記従来式の不都合を確実
に解消し得る効果を有する。
本体３に係止する固定リング７の螺子部７ａにおいて螺
挿するもので、該スリーブ本体３には螺子部を形成する
必要がなく、切断が容易であると共に螺子部の切断変形
によって押えナツト５の螺挿に支障を来たすといったこ
とがなく、又圧着片６を９棚１１の押え板８を備えたバ
ッキング体９により構成したので、フランジ４とバッキ
ング体９とにテーパを付けてスリーブ本体３を配管孔２
内に傾斜姿勢で支承する場合にも、該バッキング体６の
浮上りやスリーブ本体３の曲げを生ずることがなく、更
に該バッキング体６は押えナツト５による押圧力を押え
板８を介して全面に均等に受けて外壁面１ｂに全周に亘
って均等に圧着されるため、スリーブ本体３内への雨水
等の侵入を確実に防止出来、上記従来式の不都合を確実
に解消し得る効果を有する。
第１図は本考案スリーブ装置の１例の截断側面図、第２
図は他の実施例の截断側面図である。 １・・・・・・室壁、１ａ・・・・・・内壁面、１ｂ・
・・・・・外壁面２・・・・・・配管孔、３・・・・・
・スリーブ本体、４・・・・・・フランジ、５・・・・
・・押えナツト、６・・・・・・圧着片、７・・・・・
・固定リング、７ａ・・・・・・螺子部、８・・・・・
・押え板、９・・・・・・バッキング体。
図は他の実施例の截断側面図である。 １・・・・・・室壁、１ａ・・・・・・内壁面、１ｂ・
・・・・・外壁面２・・・・・・配管孔、３・・・・・
・スリーブ本体、４・・・・・・フランジ、５・・・・
・・押えナツト、６・・・・・・圧着片、７・・・・・
・固定リング、７ａ・・・・・・螺子部、８・・・・・
・押え板、９・・・・・・バッキング体。
Claims (1)
- 室壁１の配管孔２に挿通するスリーブ本体３の一端部に
、室壁１の内壁面１ａに結着される一体のフランジ４と
、他端部に２９則の押えナツト５とこれに押圧されて室
壁１の外壁面１ｂに圧着される内側の圧着片６とを設け
る式のものにおいて、前記押えナツト５を、前記スリー
ブ本体３の他端に着脱可能に設けた固定リング７の外周
の螺子部７ａにおいて螺挿すると共に、前記圧着片６を
、該押えナツト５に当接する２９則の押え板８を備えた
バッキング体９により槽底して戊る配管用スリーブ装置
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977097788U JPS5934776Y2 (ja) | 1977-07-23 | 1977-07-23 | 配管用スリ−ブ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977097788U JPS5934776Y2 (ja) | 1977-07-23 | 1977-07-23 | 配管用スリ−ブ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5425523U JPS5425523U (ja) | 1979-02-20 |
| JPS5934776Y2 true JPS5934776Y2 (ja) | 1984-09-26 |
Family
ID=29032947
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1977097788U Expired JPS5934776Y2 (ja) | 1977-07-23 | 1977-07-23 | 配管用スリ−ブ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5934776Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014141996A (ja) * | 2013-01-22 | 2014-08-07 | Sekisui Chem Co Ltd | 配管・配線用スリーブとそれを用いた壁の貫通部構造 |
| JP6209048B2 (ja) * | 2013-10-17 | 2017-10-04 | 未来工業株式会社 | 壁貫通スリーブ装置、スペーサ、壁貫通スリーブの設置方法及び壁貫通スリーブ設置構造 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS506645A (ja) * | 1973-05-22 | 1975-01-23 |
-
1977
- 1977-07-23 JP JP1977097788U patent/JPS5934776Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS506645A (ja) * | 1973-05-22 | 1975-01-23 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5425523U (ja) | 1979-02-20 |
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